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発明の名称 床置型ファンコイルユニット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−99438(P2001−99438A)
公開日 平成13年4月13日(2001.4.13)
出願番号 特願平11−275655
出願日 平成11年9月29日(1999.9.29)
代理人
発明者 浦野 勝博
要約 目的
機体が薄く狭小な設置スペースでも容易に設置することができる床置形ファンコイルユニットを得る。

構成
機体1内部を左右に分割して、上吹出口15と連通連結する第1空室部17と、下吹出口16と連通連結する第2空室部18と、を形成する。上吹出口15と下吹出口16の吹出風量を調節する風量調節機構Bを、内設する。第1空室部17に熱交換コイル2とファン3を上下に距離を隔てて設ける。ファン3に連通連結する吸込口5を機体1正面に設ける。機体1を正面・背面方向に偏平状に形成する。
特許請求の範囲
【請求項1】 機体1内部を左右に分割して、上吹出口15と連通連結する第1空室部17と、下吹出口16と連通連結する第2空室部18と、を形成し、この上吹出口15とこの下吹出口16の吹出風量を調節する風量調節機構Bを、内設し、上記第1空室部17に熱交換コイル2とファン3を上下に距離を隔てて設け、このファン3に連通連結する吸込口5を上記機体1正面に設け、上記機体1を正面・背面方向に偏平状に形成したことを特徴とする床置形ファンコイルユニット。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床置形ファンコイルユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の廊下の壁内などに埋込状に設置される従来の床置形ファンコイルユニットは、図3のようにコイルの背面側にファンを設けていたため、矢印Aで示す正面・背面方向に厚みがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、このようなファンコイルユニットでは、設置スペースの奥行き(矢印A方向)が狭いと、収まりきらず美観が損なわれ、邪魔になる問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するために、機体内部を左右に分割して、上吹出口と連通連結する第1空室部と、下吹出口と連通連結する第2空室部と、を形成し、この上吹出口とこの下吹出口の吹出風量を調節する風量調節機構を、内設し、上記第1空室部に熱交換コイルとファンを上下に距離を隔てて設け、このファンに連通連結する吸込口を上記機体正面に設け、上記機体を正面・背面方向に偏平状に形成したものである。
【0005】
【実施例】図1と図2は、本発明の床置形ファンコイルユニットの一例を示し、このファンコイルユニットは、機体1内部を左右に分割して、上吹出口15と連通連結する第1空室部17と、下吹出口16と連通連結する第2空室部18と、を形成し、上吹出口15と下吹出口16の吹出風量を調節する風量調節機構Bを、内設し、第1空室部17には熱交換コイル2とファン3を上下に距離を隔てて設け、このファン3に連通連結する吸込口5を機体1正面に設け、機体1を正面・背面方向に偏平状に形成する。上吹出口15と下吹出口16は機体1正面の上下端部に設ける。熱交換コイル2とファン3は、上下方向に略一直線状に配置する。
【0006】各図中において白抜き実線矢印および白抜き点線矢印は気流方向を示しており、吸込口5から吸込まれた空気は、ファン3を経て熱交換コイル2を通って熱交換され、温風又は冷風となって上吹出口15と下吹出口16のいずれか一方又は両方から室内へ送られる。22はフィルタである。
【0007】風量調節機構Bは、手動又はモータなどの機械駆動にて揺動するダンパ19を備え、第1空室部17と第2空室部18の上部連通口20と、第1空室部17と上吹出口15の連通口21と、をダンパ19にて開閉するように構成し、上吹出口15又は下吹出口16から択一的に吹出すようにしたり、上吹出口15と下吹出口16から所定の風量割合で同時に吹出すようにする。なお、図示省略するが、風量調節機構Bをスライド式やシャッタ式などに構造変更するも自由である。
【0008】ファン3は、送風距離を長くして騒音エネルギーを十分に減衰させ騒音流出を抑えるために第1空室部17の下端部に配置する。さらに、ファン3を押込み式として、熱交換コイル2全域にむらなく均等に空気を接触させ、熱交換効率を良くする。吸込口5と下吹出口16は上下に距離を隔てて配置し、気流のショートカットを防止する。吸込口5と下吹出口16の間にはファン3を配置する。
【0009】
【発明の効果】本発明では、機体1を正面・背面方向に薄くできるので、廊下などの壁面内の設置スペースの奥行きが狭くても、容易かつ確実にスペース内に設置でき、美観が損なわれず、邪魔にならない。機体1の背面側に壁などの障害物があっても、機体1を移動させることなく、機体1内部の各種部品をすべて機体正面側からメンテナンスできる。




 

 


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