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発明の名称 自動変速機におけるドラムサポートの取付構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−32912(P2001−32912A)
公開日 平成13年2月6日(2001.2.6)
出願番号 特願平11−205988
出願日 平成11年7月21日(1999.7.21)
代理人 【識別番号】100086520
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 義久
【テーマコード(参考)】
3J063
【Fターム(参考)】
3J063 AB02 AC04 BA03 BB12 BB41 CB14 CD25 CD41 CD53 XA03 
発明者 梶谷 達哉 / 望月 真一
要約 目的
変速機の軸方向寸法を短縮するとともにアウトプットギヤの強度を確保することができるドラムサポートの取付構造の提供を目的とする。

構成
アウトプットギヤ8を支持する軸受部材9と、軸受部材9が内周側に配置されたドラムサポート10とからなる自動変速機で、ドラムサポート10をアウトプットギヤ8に隣接するケース7にボルト11を介して取り付けるドラムサポートの取付構造において、ドラムサポート10のフランジ部10aをアウトプットギヤ8とケース7との間に配置し、フランジ部10aとケース7とを固定するよう、ケース7の、アウトプットギヤ8の反対側からボルト11を締め付け、ボルト11の少なくとも一部をケース7内に埋没させる。
特許請求の範囲
【請求項1】 アウトプットギヤを支持する軸受部材と、前記軸受部材が内周側に配置されたドラムサポートとからなる自動変速機であって、前記ドラムサポートを前記アウトプットギヤに隣接するケースにボルトを介して取り付けるドラムサポートの取付構造において、前記ドラムサポートのフランジ部を前記アウトプットギヤとケースとの間に配置し、前記フランジ部と前記ケースとを固定するよう、前記ケースの、前記アウトプットギヤの反対側から前記ボルトを締め付け、前記ボルトの少なくとも一部が前記ケース内に埋没していることを特徴とする自動変速機におけるドラムサポートの取付構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動変速機におけるドラムサポートの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来の自動変速機におけるドラムサポートの取付構造に関連する技術としては、特開平7−229553号公報に開示されたような技術がある。この構造は、図3として示すように、インプットシャフト2の外周にアウトプットギヤ8が設けられており、このアウトプットギヤ8に隣接してその図示左側には、このアウトプットギヤ8を支持するベアリング9のアウタレース9aがボルト11を介し自動変速機のケース7に固定されて取り付けられている。そして、このボルト11を通すためのボルト通し孔8bがアウトプットギヤ8の外周に例えば8個貫通形成されており、このアウトプットギヤ8の各ボルト通し孔8b側からボルト11をアウタレース9aのフランジ部9dの通し孔9cに通して、ボルト11をケース7に差込み、ボルト11を締め付けてアウタレース9aをケース7に取り付けている。しかしながら、従来においては、アウタレース9aを取り付けるためにアウトプットギヤ8側からボルト11を締め付ける構造であるため、アウトプットギヤ8にはボルトを通すためのボルト通し孔8bを複数形成させる必要があり、そのためアウトプットギヤ8の機械的強度が弱くなってしまうという問題点があった。
【0003】さらに、図4のようにベアリング9のアウタレース9aをケース7に直接固定するような場合、締め付けるボルト11の取付位置はそれほどインプットシャフト2に対して大径とはならないが、アウタレース9aをスナップリングなどで固定したドラムサポートを介してケース7に組み付けるような場合には、入力軸,出力軸及びベアリングの外周にドラムサポートが位置するためボルト11の取付位置が入力軸に対して大径となり、隣接するアウトプットギヤ8の径方向の寸法が制約され、変速機のギヤ比の自由度が低くなるという問題があった。
【0004】また、ケースの、アウトプットギヤとは反対側位置にドラムサポートのフランジ部をボルトで固定するような場合には、少なくともボルトの頭部分だけ軸方向寸法が大きくなってしまう。しかも、軽量化のためにアウトプットギヤには薄肉部がボス部とギヤ部との間に形成されており、一見するとケースをアウトプットギヤと近接して配置することが可能に見えるが、構造上、十分接近して配置することができない構造となっており、ケースとアウトプットギヤとの間に無駄なスペースができてしまい、これによっても軸方向寸法が大きくなってしまうという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、変速機の軸方向寸法を短縮するとともにアウトプットギヤの強度を確保することができるドラムサポートの取付構造を提供せんことを目的とし、その要旨は、アウトプットギヤを支持する軸受部材と、前記軸受部材が内周側に配置されたドラムサポートとからなる自動変速機であって、前記ドラムサポートを前記アウトプットギヤに隣接するケースにボルトを介して取り付けるドラムサポートの取付構造において、前記ドラムサポートのフランジ部を前記アウトプットギヤとケースとの間に配置し、前記フランジ部と前記ケースとを固定するよう、前記ケースの、前記アウトプットギヤの反対側から前記ボルトを締め付け、前記ボルトの少なくとも一部が前記ケース内に埋没していることである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、自動変速機における要部の断面構成図を示すものであり、自動変速機1のインプットシャフト2の外周側にはトルクコンバータ3が設けられ、このトルクコンバータ3の図示左側にはオイルポンプ4が配設されて、その図示左側にはオイルポンプカバー5がケース7にボルトを介し固定された状態で配設されており、このオイルポンプカバー5の内周にはステータシャフト6が嵌合されて、このステータシャフト6はインプットシャフト2の外周に配設されたものとなっている。
【0007】また、前記オイルポンプカバー5の図示左側にはインプットシャフト2の外周にアウトプットギヤ8が組付けられており、このアウトプットギヤ8のボス部8aの外周側にはテーパーベアリング9が配設され、さらにそのテーパーベアリング9の外周側にはドラムサポート10が配設されており、このドラムサポート10はボルト11により自動変速機1のケース7に固定状に取り付けられたものとなっている。このドラムサポート10の図示左側にはドラム13が配設され、このドラム13の外周側にはワンウェイクラッチ12が配設されるものである。
【0008】本例では、前記ドラムサポート10をケース7に固定するボルト11は、前記アウトプットギヤ8に対し反対側の図示左側からケース7に挿入されて先端がドラムサポート10のフランジ部10aに螺合されたものとなっており、ボルト11をアウトプットギヤ8の反対側から締め付け、ボルト11の頭部11aをケース7内に埋没させている。このため、アウトプットギヤ8に従来のようにボルト11を通すための孔を形成させる必要がなくなり、そのためアウトプットギヤ8の強度を確保することができるものとなるとともに、アウトプットギヤ8の径方向の寸法の自由度が広がり、変速機のギヤ比の自由度が広がる。
【0009】また、アウトプットギヤ8とケース7との間にドラムサポート10のフランジ部10aを配置し、図示左側からボルト11を螺合させて組付ける構造となっているため、ケース7内にボルト11の頭部11aを埋没させることが可能となり、軸方向寸法を短縮でき、しかもドラムサポート10のフランジ部10aとアウトプットギヤ8の、特に薄肉部8cとの間に無駄なスペースもなくなるため、軸方向寸法をより短縮することができる。
【0010】また、ケース7の、アウトプットギヤ8の反対側でかつボルト11に対応する位置には、スラストベアリング31が配置されており、このスラストベアリング31の外周にはワンウェイクラッチ12が設けられている。また、前記アウトプットギヤ8のボス部8aの外周に配設されるテーパーベアリング9のインナレース9bを固定するために、本例ではアウトプットギヤのボス部8aの外周に雄ネジが形成されており、この雄ネジに対しワッシャ14を介しナット15を締め付けて前記テーパーベアリング9を固定した構成となっており、ワッシャ14は図2に示すように、その外周側に所定間隔で複数個の外爪14a,14a,14aを有し、また、内周側には例えば4枚の内爪14b,14bを一体形成した構造となっており、外爪14aの一部を前記ナット15の外周側に折り曲げて係合させ、また、内爪14bをボス部8aの外周側に配設された溝に係合させて、このワッシャ14によりナット15を確実に回り止めできるように構成されている。
【0011】なお、従来では、アウトプットギヤのボス部8aの外周にネジを切り、このアウトプットギヤのボス部8aの外周にナットを締め付けてテーパーベアリング9を固定しており、アウトプットギヤのボス部8aの内周に設けられたキャリア16の外周にスプラインを形成させ、アウトプットギヤのボス部8aの内周に形成されたスプラインと嵌合させることにより、トルクの伝達経路の外側にネジを配置させてアウトプットギヤのボス部8aの強度を確保していたのであるが、本例では、直接アウトプットギヤのボス部8aの外周にネジを形成させて、このネジにナット15を螺合させて締め付けるものであり、キャリア16側からトルクがボス部8aに伝わり、さらにアイドラーギヤ26にトルクが伝わるトルクの伝達経路内にネジを形成させてナット15を螺合させたものとなっており、このようにトルクの伝達経路内のアウトプットギヤのボス部8aの外周にネジを形成させてナット15を締め付ける構造とし、アウトプットギヤのボス部8aの外周にキャリア16を配置することにより、ナット15の配置位置がインプットシャフト2に近くなり、その分、インプットシャフト2の径を大きくすることができるものとなり、インプットシャフト2の強度を大なものとでき、しかもレイアウト上、良好にナット15を配設させてテーパーベアリング9を固定できるものとなる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、アウトプットギヤを支持する軸受部材と、前記軸受部材が内周側に配置されたドラムサポートとからなる自動変速機であって、前記ドラムサポートを前記アウトプットギヤに隣接するケースにボルトを介して取り付けるドラムサポートの取付構造において、前記ドラムサポートのフランジ部を前記アウトプットギヤとケースとの間に配置し、前記フランジ部と前記ケースとを固定するよう、前記ケースの、前記アウトプットギヤの反対側から前記ボルトを締め付け、前記ボルトの少なくとも一部が前記ケース内に埋没していることにより、ボルトはアウトプットギヤの反対側から締め付けられるものであるため、アウトプットギヤにはボルトを通すための従来のようなボルト通し孔を形成させておく必要がなく、そのためアウトプットギヤの機械的強度を十分に確保することができるものとなる。また、アウトプットギヤの径方向寸法の自由度が広がり、変速機のギヤ比の自由度が広がる。また、ケース内にボルトの頭部を埋没させることが可能となり、軸方向寸法を短縮でき、しかもドラムサポートのフランジ部とアウトプットギヤとの間に無駄なスペースもなくなるため、より軸方向寸法を短縮することができる。




 

 


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