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発明の名称 電動コントロールバルブ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−32954(P2001−32954A)
公開日 平成13年2月6日(2001.2.6)
出願番号 特願平11−208759
出願日 平成11年7月23日(1999.7.23)
代理人 【識別番号】100060690
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧野 秀雄 (外1名)
【テーマコード(参考)】
3H051
3H062
【Fターム(参考)】
3H051 AA03 BB02 BB03 CC17 FF08 
3H062 AA07 AA15 BB33 CC02 FF41 HH08 HH09
発明者 小宮 靖雄 / 木下 峰夫 / 谷井 吐句児
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 弁ハウジングにモータの円筒状のステータユニットが周方向に位置決め固定され、前記モータのロータの回転によって弁体が駆動されて弁開度を変化する電動コントロールバルブにおいて、前記弁ハウジングと位置決め係合する位置決め係合部を有する位置決め固定金具が、前記ステータユニットの端面に、当該ステータユニットの周方向に分割位置決め変更可能に取り付けられていることを特徴とする電動コントロールバルブ。
【請求項2】 位置決め固定金具は前記ステータユニットの端面に整合する円環板状部を有し、前記円環板状部より前記位置決め係合部が折曲形成され、前記円環板状部の外周部には周方向に所定間隔をおいて複数個の凹凸部が形成され、前記ステータユニットの端面には前記凹凸部と係合する位置決め用凹凸部が形成され、前記円環板状部が前記ステータユニットの端面に形成された係合部に抜き差し可能に係合し、前記円環板状部の前記凹凸部が前記ステータユニットの位置決め用凹凸部に係合することにより、前記位置決め固定金具が、前記ステータユニットの端面に、当該ステータユニットの周方向に分割位置決め変更可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の電動コントロールバルブ。
【請求項3】 前記円環板状部の各凹凸部毎に固有の番号、記号が付記されていることを特徴とする請求項2に記載の電動コントロールバルブ。
【請求項4】 前記ステータユニットは外周部の一カ所に内蔵コイルのリード線接続用のコネクタを有していることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電動コントロールバルブ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動コントロールバルブに関し、特に、冷凍サイクル装置の回転式電動膨張弁等として使用されるように電動コントロールバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍サイクル装置の回転式電動膨張弁等として使用される電動コントロールバルブとして、特開平8−312823号公報に示されているように、弁ハウジングにモータ(ステッピングモータ)の円筒状のステータユニットが周方向に位置決め固定され、前記モータのロータの回転によって弁体が駆動されて弁開度を変化するものが知られている。
【0003】従来の電動コントロールバルブでは、ステータユニットに位置決め片がステータユニットの磁極歯の周方向位置に合わせて一体に設けられ、位置決め片が弁ハウジングに固定された位置決めピン等と係合することにより、ステータユニットが弁ハウジングに対して周方向に画一的に位置決め固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ステータユニットには内蔵しているコイルのリード線の引き出しが一カ所にあり、上述のように、ステータユニットが弁ハウジングに対して周方向に画一的に位置決め固定されると、それに伴いステータユニットよりのコイルのリード線の引き出し位置(ステータユニットの周方向位置)が弁ハウジングに対して自ずと一つの位置に決まることになる。このため、電動コントロールバルブの接続配管の取り廻しに対してのリード線の引き出し位置の自由度がなく、また、電気配線に対してもリード線の引き出し位置の自由度がなく、電動コントロールバルブの配置位置、接続配管の取り廻しに制約を与え、電気配線の取り廻しを複雑なものにすることがある。
【0005】特に、ステータユニットにコイル通電用のリード線接続用のコネクタが設けられる場合には、接続配管の取り廻し上、コネクタの抜き差しが、他のものと干渉せず、作業性よく行える周方向位置に、コネクタを配置できないことがある。
【0006】この発明は、上述の如き問題点を解消するためになされたもので、ステータユニットよりのコイルのリード線の弁ハウジングに対する引き出し位置を変更でき、電動コントロールバルブの接続配管の取り廻しや電気配線に対してのリード線の引き出し位置の自由度が高く、リード線接続用のコネクタの抜き差しが他のものと干渉せずに作業性よく行える周方向位置にコネクタを配置できる電動コントロールバルブを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するために、請求項1記載の発明による電動コントロールバルブは、弁ハウジングにモータの円筒状のステータユニットが周方向に位置決め固定され、前記モータのロータの回転によって弁体が駆動されて弁開度を変化する電動コントロールバルブにおいて、前記弁ハウジングと位置決め係合する位置決め係合部を有する位置決め固定金具が、前記ステータユニットの端面に、当該ステータユニットの周方向に分割位置決め変更可能に取り付けられているものである。
【0008】請求項2記載の発明による電動コントロールバルブは、位置決め固定金具が前記ステータユニットの端面に整合する円環板状部を有し、前記円環板状部より前記位置決め係合部が折曲形成され、前記円環板状部の外周部には周方向に所定間隔をおいて複数個の凹凸部が形成され、前記ステータユニットの端面には前記凹凸部と係合する位置決め用凹凸部が形成され、前記円環板状部が前記ステータユニットの端面に形成された係合部に抜き差し可能に係合し、前記円環板状部の前記凹凸部が前記ステータユニットの位置決め用凹凸部に係合することにより、前記位置決め固定金具が、前記ステータユニットの端面に、当該ステータユニットの周方向に分割位置決め変更可能に取り付けられるものである。
【0009】請求項3記載の発明による電動コントロールバルブは、さらに、前記円環板状部の各凹凸部毎に固有の番号、記号が付記されているものである。
【0010】請求項4記載の発明による電動コントロールバルブは、前記ステータユニットは外周部の一カ所に内蔵コイルのリード線接続用のコネクタを有しているものである。
【0011】請求項1記載の発明による電動コントロールバルブでは、ステータユニットを弁ハウジングに対して位置決めするための位置決め固定金具のステータユニットに対する取付位置を、ステータユニットの周方向に分割角度毎に変更でき、この取付位置の変更によってステータユニットの弁ハウジングに対する取付位置をステータユニットの周方向に分割角度毎に変更できる。なお、ステッピングモータでは、分割角度がステータユニットの磁極歯の間隔に応じて定められることにより、ステータユニットの弁ハウジングに対する取付位置がステータユニットの周方向に分割角度毎に変更されても、ステッピングモータの励磁特性が変動することはない。
【0012】請求項2記載の発明による電動コントロールバルブでは、位置決め固定金具の円環板状部がステータユニットの端面に形成された係合部に抜き差し可能に係合し、円環板状部の凹凸部がステータユニットの位置決め用凹凸部に係合することにより、位置決め固定金具がステータユニットの端面に、当該ステータユニットの周方向に分割位置決め変更可能に取り付けられる。
【0013】請求項3記載の発明による電動コントロールバルブでは、円環板状部の各凹凸部毎に固有の番号、記号が付記され、この番号、記号を参照しながら、位置決め固定金具のステータユニットに対する取付位置を決定できる。
【0014】請求項4記載の発明による電動コントロールバルブでは、ステータユニットの弁ハウジングに対する取付位置がステータユニットの周方向に分割角度毎に変更されることで、ステータユニットの外周部のリード線接続用のコネクタの周方向位置を変更できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図5はこの発明による電動コントロールバルブの一つの実施の形態を示している。電動コントロールバルブは金属製の弁ハウジング1を有し、弁ハウジング1には、有底孔状の弁室2と、入口ポート3と、出口ポート4とが形成されている。
【0016】弁ハウジング1の上部にはストッパ突起片5a付きの円環状の取付座金5がろう付け部6により気密にろう付け固定されている。取付座金5上には、キャップ状のロータケース7が、取付座金5とロータケース7の外鍔状のフランジ7aとによるフランジ結合部の溶接により、気密に固着している。
【0017】ロータケース7内にはステッピングモータ8のロータ9が回転可能に配置され、ロータケース7の外側に円筒状のステータユニット(コイル組立体)10が嵌合している。ステータユニット10は、内蔵コイル(巻線部)11と、コイルカバー12と、導通接続用のコネクタ13とにより構成されている。コイルカバー12は、円筒状の内蔵コイル11の外側を包んでおり、内周面に複数個の磁極歯12aを周方向に等間隔をおいて櫛歯状に有している。コネクタ13は、内蔵コイル11のリード線接続用のコネクタであり、コイルカバー12の外周部の一カ所より外方へ突出した形態で設けられている。
【0018】ステータユニット10の端面、すなわちコイルカバー12の下端面には、ステータユニット10の弁ハウジングに対する周方向の位置決めを行うための位置決め固定金具14がステータユニット10の周方向に分割位置決め変更可能に取り付けられている。
【0019】つぎに、位置決め固定金具14の取付構造を詳細に説明する。位置決め固定金具14は、プレス成形品であり、図3、図4によく示されているように、コイルカバー12の下端面に整合する円環板状部14aと、円環板状部より折曲形成された係止爪(位置決め係合部)14bと、係止爪14bとは反対の位置にて円環板状部14aより折曲形成された係合爪14cとを有し、円環板状部14aの外周部に、周方向に所定間隔をおいて分割位置決め用の複数個の凹部14dを形成されている。
【0020】凹部14dはステータユニット10の磁極歯12aの間隔に合わせて等間隔に設けられており、分割位置決めの分割角度がステータユニット10の磁極歯12aの間隔に合致したものになっている。また、円環板状部14aには各凹部14d毎に固有の番号1、2、3…が刻印されている。なお、これは、A、B、C…のような文字、その他の記号であってもよい。
【0021】コイルカバー12の下端面には、位置決め固定金具14の円環板状部14aをコイルカバー12の下端面に接合する形態で抜き差し可能に受け入れる鈎形断面形状の一対の係合片12bが切り起こし形成されていると共に、抜き差し方向奥側に、凹部14dの一つと係合する位置決め用凸片12cが切り起こし形成形成されている。また、コイルカバー12の下端面には、抜き差し方向手前側に抜け止め用小突起片12dが切り起こし形成されている。
【0022】位置決め固定金具14は、円環板状部14aを一対の係合片12b間に差し込まれ、この差し込みにより、任意の一つの凹部14dがステータユニット10の位置決め用凸片12cに係合し、円環板状部14aの外縁が抜け止め用小突起片12dを乗り越えることにより、ステータユニット10の端面に分割位置決め固定される。
【0023】位置決め固定金具14の係止爪14bが弁ハウジング1に固定されている位置決めピン15に係合し、位置決め固定金具14の係合爪14cが取付座金5の外周端面に押し付けられることにより、ステータユニット10は、がた付きを抑制された状態で、弁ハウジング1とロータケース7との結合体に位置決め固定される。
【0024】ロータ9は、中央孔9aを有する円筒状をなしており、磁性粉を混練されて着磁した樹脂成形品で構成されている。ロータ9の中央孔9aには、ロータ9とはとは別の単品として成形されたPPS樹脂等による樹脂成形品による弁体16の頭部16aが挿入されている。
【0025】ロータ9にはストッパ片9bが一体成形されており、ストッパ片9bが取付座金5に折曲形成されたストッパ突起片5aと当接することにより、ロータ9の回転範囲が定められている。
【0026】弁体15は、弁ハウジング1の弁室2に回転可能に嵌合しており、入口ポート3および出口ポート4に対向する外周面部に、図5に示されているように、偏心外周面による計量周面16cと、全開用溝16dとを形成され、回転することにより、入口ポート3と出口ポート4との連通・遮断および弁開度(連通度)を変化する。
【0027】弁体15には金属製の心軸17がインサート成形され、心軸17は弁室2に底部に配置された軸受ブッシュ18に係合している。
【0028】上述の構成による電動コントロールバルブによれば、位置決め固定金具14の円環板状部14aがコイルカバー12の下端面に形成された鈎形断面形状の一対の係合片12b間に抜き差し可能に係合し、円環板状部14aの任意の一つの凹部14dがステータユニット10の位置決め用凸片12cに係合することにより、位置決め固定金具14がステータユニット10の端面に、これの周方向に分割位置決め変更可能に取り付けられる。
【0029】これにより、ステータユニット10を弁ハウジング1に対して位置決めするための位置決め固定金具14のステータユニット10に対する取付位置を、ステータユニット10の周方向に分割角度毎に変更でき、この取付位置の変更によってステータユニット10の弁ハウジング1に対する取付位置をステータユニット10の周方向に分割角度毎に変更できる。
【0030】この変更により、ステータユニット10の外周部の接続コネクタ13の周方向位置を分割角度毎に変更でき、電動コントロールバルブの接続配管の取り廻しや電気配線に対してのリード線の引き出し位置(コネクタ13の位置)の自由度が高くなり、コネクタ13の抜き差しが他のものと干渉せずに作業性よく行える周方向位置にコネクタ13を配置できる。
【0031】また、円環板状部14aの各凹部14d毎に固有の番号1、2、3…が付記され、この番号を参照しながら、位置決め固定金具14のステータユニット10に対する取付位置を、間違いをおこすことなく、作業性よく決定できる。
【0032】なお、分割角度がステータユニット10の磁極歯12aの間隔に応じて定められているから、ステータユニット10の弁ハウジング1に対する取付位置がステータユニット10の周方向に分割角度毎に変更されても、ステッピングモータの励磁特性が変動することはない。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、請求項1記載の発明による電動コントロールバルブによれば、ステータユニットを弁ハウジングに対して位置決めするための位置決め固定金具のステータユニットに対する取付位置を、ステータユニットの周方向に分割角度毎に変更でき、この取付位置の変更によってステータユニットの弁ハウジングに対する取付位置をステータユニットの周方向に分割角度毎に変更でき、この変更によって電動コントロールバルブの接続配管の取り廻しや電気配線に対してのリード線の引き出し位置の自由度が高くなる。
【0034】請求項2記載の発明による電動コントロールバルブによれば、位置決め固定金具の円環板状部がステータユニットの端面に形成された係合部に抜き差し可能に係合し、円環板状部の凹凸部がステータユニットの位置決め用凹凸部に係合することにより、位置決め固定金具がステータユニットの端面に、当該ステータユニットの周方向に分割位置決め変更可能に取り付けられ、ステータユニットの弁ハウジングに対する取付位置をステータユニットの周方向に分割角度毎に変更でき、この変更によって電動コントロールバルブの接続配管の取り廻しや電気配線に対してのリード線の引き出し位置の自由度が高くなる。
【0035】請求項3記載の発明による電動コントロールバルブによれば、円環板状部の各凹凸部毎に固有の番号、記号が付記され、この番号、記号を参照しながら、位置決め固定金具のステータユニットに対する取付位置を、間違いをおこすことなく決定できる。
【0036】請求項4記載の発明による電動コントロールバルブによれば、ステータユニットの弁ハウジングに対する取付位置がステータユニットの周方向に分割角度毎に変更されることで、ステータユニットの外周部のリード線接続用のコネクタの周方向位置を変更でき、コネクタの抜き差しが他のものと干渉せずに作業性よく行える周方向位置にコネクタを配置できる。




 

 


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