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発明の名称 換気扇
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−165486(P2001−165486A)
公開日 平成13年6月22日(2001.6.22)
出願番号 特願平11−345804
出願日 平成11年12月6日(1999.12.6)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【テーマコード(参考)】
3L060
【Fターム(参考)】
3L060 CC10 CC19 DD01 DD06 EE45 
発明者 河崎 昌彦
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 換気扇本体の運転を制御する制御部と、電源の異極間に接続されるコンデンサー入力部と、このコンデンサー入力部に直列に接続され流入電流を制限する電流制限回路と、この電流制限回路を前記制御部からの信号の入力によりバイパスするバイパス回路と、このバイパス回路が正しい動作をしたか否かを検知する動作検知回路とを設けた電源回路とを備え、前記換気扇本体への供給電圧が低下した状態では運転できない構成とした換気扇。
【請求項2】 動作検知回路で検知した結果を使用者に表示して知らしめる構成とした請求項1記載の換気扇。
【請求項3】 動作検知回路を、コンデンサー入力部の端子間電圧を検知して電圧値の変化からバイパス回路の動作を検知する構成とした請求項1または2記載の換気扇。
【請求項4】 動作検知回路を、コンデンサー入力部に流入する電流を検知して電流値の変化からバイパス回路の動作を検知する構成とした請求項1または2記載の換気扇。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事務所、居間等に配設される換気扇本体が正しくない状態で使用されないようにした換気扇に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅の気密化が進み、天井裏に取り付けて住宅の各部屋を集中的に換気する換気扇が普及されるにともない、必要換気風量の確保が重要となり、換気風量が不足した状態では使用できないようにする要求が高まってきている。
【0003】従来、この種の換気扇の一例として図6〜図8に示されるものが知られていた。以下、その構成について図6〜図8を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、住宅の天井裏101に換気扇本体102を配設し、複数設けられた各室内の天井面103に設けた排気口104とをダクト105を介して換気扇本体102に接続し、室内の壁面106にスイッチ107を設け、スイッチ107を操作し、換気扇本体102を運転し室内の汚染空気を室外へ排出していた。
【0005】また、各室内の換気を集中的、効果的に行うために、換気扇本体102にはDCモーターからなる換気扇モーター108を搭載し、換気風量をきめ細かく調節できるようにしていた。
【0006】そして、換気扇モーター108を駆動するための電源回路109は、交流電源110の整流平滑後の直流電圧を検出し検出値を出力する検出手段111と、この検出手段111が検出した検出値がしきい値より上か下かの判断結果を出力する判断手段112と、判断手段112の判断結果により突入電流防止用の抵抗113をショートさせる短絡手段114とを設け構成していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気扇では、交流電源110の整流平滑後の直流電圧を検出して、検出値のしきい値により、突入電流防止用の抵抗113をショートさせるもので、短絡手段114が正しく動作しなかった場合には、突入電流防止用の抵抗113が換気扇モーター108に直列に接続された状態となり、換気扇モーター108には低い電圧が印加され、換気風量が不足した状態になるという課題があった。
【0008】また、換気扇モーター108の場合には、印加電圧とともに動作点が図8に示すように変化するため、突入電流防止用の抵抗113が接続された状態でも、換気扇モーター108への印加電圧が低下して、換気風量が低下するが、換気扇モーター108は運転を続行するため、使用者には正常な状態で運転されているのかどうかが解りにくいという課題があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するもので、換気扇モーターへの供給電圧が低下した状態では換気扇モーターが運転することがない換気扇を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の換気扇においては、換気扇本体の運転を制御する制御部と、電源の異極間に接続されるコンデンサー入力部と、このコンデンサー入力部に直列に接続され流入電流を制限する電流制限回路と、この電流制限回路を前記制御部からの信号の入力によりバイパスするバイパス回路と、このバイパス回路が正しい動作をしたか否かを検知する動作検知回路とを設けた電源回路とを備え、前記換気扇本体への供給電圧が低下した状態では運転できない構成としたものである。
【0011】この本発明によれば、換気扇モーターへの供給電圧が低下した状態では換気扇モーターが運転することがない換気扇を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、換気扇本体の運転を制御する制御部と、電源の異極間に接続されるコンデンサー入力部と、このコンデンサー入力部に直列に接続され流入電流を制限する電流制限回路と、この電流制限回路を前記制御部からの信号の入力によりバイパスするバイパス回路と、このバイパス回路が正しい動作をしたか否かを検知する動作検知回路とを設けた電源回路とを備え、前記換気扇本体への供給電圧が低下した状態では運転できない構成としたものであり、電源を投入して所定時間経過後にバイパス回路が電流制限回路をバイパスすることができなかった場合には、コンデンサー入力部の端子間電圧は急激な変化をしないため、動作検知回路は、バイパス回路が動作しなかったことを検知して制御部により換気扇本体の運転を停止して、換気風量が少ない状態で運転されることを防止し、使用者に換気扇本体に異常があることを知らしめることができるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について図1〜図5を参照しながら説明する。
【0014】(実施の形態1)図1〜図3に示すように、住宅の天井裏1に換気扇本体2を配設し、複数の室内の天井面3に設けた排気口4をダクト5を介して換気扇本体2に接続するとともに、室外と換気扇本体2をダクト5Aを介して接続し、換気扇本体2の運転を操作する操作スイッチ部6を壁面7に設け、操作スイッチ部6からの信号を受けて換気扇本体2の運転を制御する制御部8と換気扇本体2に設けたDCモーターからなる換気扇モーター9への電圧を供給する電源回路10を設ける。
【0015】そして、電源回路10は、整流後の電源の異極間に接続されるコンデンサー入力部11と、コンデンサー入力部11に直列に接続され流入電流を制限する電流制限回路12と、電流制限回路12を制御部8からの信号の入力によりバイパスするバイパス回路13と、バイパス回路13の動作を検知する動作検知回路14とを設け構成され、動作検知回路14はコンデンサー入力部11の端子間電圧を検知して、電圧値の変化からバイパス回路13の動作を検知するように設ける。
【0016】また、操作スイッチ6には、バイパス回路13が正しく動作したか否かの信号を制御部8から受けて表示する表示部15を設け構成する。
【0017】上記構成において、操作スイッチ部6の操作により操作スイッチ部6からの信号を受けた換気扇本体2の運転を制御する制御部8は、電源の投入から所定時間経過後にバイパス回路13に信号を送り、電流制限回路12がバイパスされると、コンデンサー入力部11の端子間電圧は図3に示すように急激に上昇することとなり、動作検知回路14は、コンデンサー入力部11の端子間電圧の急激な変化を検知してバイパス回路13が正しく動作したことの信号が制御部8に送られ、制御部8は操作スイッチ部6へ信号を送り、操作スイッチ部6の表示部15で表示して、使用者は、操作スイッチ部6の表示を確認して換気扇が正常に運転されていることを知り使用することになる。
【0018】また、電源を投入して所定時間経過後にバイパス回路13が電流制限回路12をバイパスすることができなかった場合には、コンデンサー入力部11の端子間電圧は急激な変化をしないため、動作検知回路14はバイパス検知回路13が動作しなかったことを検知して制御部8に信号が送られ、換気扇モーター9の運転が停止されるとともに、制御部8は操作スイッチ部6へ信号を送り操作スイッチ部6の表示部15で表示され、使用者は操作スイッチ部6の表示を見て換気扇本体2が正しく動作していないことを認識することとなる。
【0019】すなわち、バイパス回路13が正しく動作しなかった場合には、電流制限回路12が換気扇モーター9に接続された状態を動作検知回路14が検知することとなるので、このような状態は回路上の部品の何れかが破損している状態と考えられ、換気扇モーター9は停止されることとなり、換気扇モーター9への供給電圧が低下した状態では使用されることがなくなる。
【0020】このように本発明の実施の形態1の換気扇によれば、換気扇本体2の運転を制御する制御部8と、電源に接続されるコンデンサー入力部11に直列に接続される電流制限回路12を制御部8からの信号によりバイパスするバイパス回路13が正しい動作をしたか否かを検知する動作検知回路14とを設けた電源回路とを備え、換気扇本体2への供給電圧が低下した状態では運転できない構成としたので、換気風量が不足した状態で運転されることがなくなり、換気時には正常な換気風量で運転することができる。
【0021】また、動作検知回路14で検知した結果を操作スイッチ部6に設けた表示部15等により表示して使用者に知らしめることができるので、使用者が換気扇の運転時には換気扇が正常に運転されていることを確認することができるとともに、換気扇が運転されないことにより、換気扇のメンテナンスをする必要があることを知ることができる。
【0022】また、動作検知回路14を、コンデンサー入力部11の端子間電圧を検知して電圧値の変化からバイパス回路13の動作を検知する構成としたので、動作検知回路14は、コンデンサー入力部11の端子間電圧の急激な変化を検知してバイパス回路13が正しく動作したか否かの確認を正確に行うことができる。
【0023】(実施の形態2)図4および図5に示すように、動作検知回路14Aを、コンデンサー入力部11へ流入する電流を検知して、電流値の変化からバイパス回路13の動作を検知する構成とする。
【0024】上記構成において、換気扇本体(図示せず)に電源が接続されるとコンデンサー入力部11には電流制限回路12を通じて電流が流れ、コンデンサー入力部11には図5に示すように電流が流れてピーク値が除々に減少することとなり、制御部8は電源の投入から所定時間経過後にバイパス回路13へ信号を送り、電流制限回路12をバイパスさせると、電流制限がなくなりコンデンサー入力部11への流入電流は急激に増加する。
【0025】そして、動作検知回路14Aは、交流電源の周波数に同期したコンデンサー入力部11への流入電流のピーク値の急激な変化を検知してバイパス回路13が正しく動作したことの信号を制御部8へ送り、制御部8は操作スイッチ部6へ信号を送り、操作スイッチ部6の表示部15で表示され、使用者は表示を確認して換気扇が正常に運転されていることを知り使用することとなる。
【0026】また、電源を投入して所定時間経過後にバイパス回路13が電流制限回路12をバイパスすることができなかった場合には、コンデンサー入力部11への流入電流は急激な変化をしないため、動作検知回路14Aは、バイパス回路13が動作しなかったことを検知した信号を制御部8へ送り、制御部8は操作スイッチ部6へ信号を送り、操作スイッチ部6の表示部15で表示され、使用者は、操作スイッチ部6の表示を見て換気扇本体が正しく動作していないことを認識するとともに、換気扇本体の運転は停止される。
【0027】このように本発明の実施の形態2の換気扇によれば、動作検知回路14Aを、コンデンサー入力部11に流入する電流を検知して電流値の変化からバイパス回路13の動作を検知して表示するので、使用者は換気扇本体が正しく動作していることを認識することができる。
【0028】また、コンデンサー入力部11への流入電流のピーク値を検知してその変化からバイパス回路13が動作したことを検知するため、入力される電源周波数に同期して電流の検知を行えば良く、制御部8からバイパス回路13への信号の送信に同期させバイパス回路13の動作時間差等を考慮しなくても容易に電流の変化を確認することができる。
【0029】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、本発明によれば、換気扇本体の運転を制御する制御部と、電源の異極間に接続されるコンデンサー入力部と、このコンデンサー入力部に直列に接続され流入電流を制限する電流制限回路と、この電流制限回路を前記制御部からの信号の入力によりバイパスするバイパス回路と、このバイパス回路が正しい動作をしたか否かを検知する動作検知回路とを設けた電源回路とを備え、前記換気扇本体への供給電圧が低下した状態では運転できない構成としたので、換気風量が不足した状態で運転されることがなくなり、換気時には正常な換気風量で換気することができる換気扇を提供することができる。
【0030】また、動作検知回路で検知した結果を使用者に表示して知らしめる構成としたので、使用者が換気扇が正常に運転されているか否かを容易に知ることができる。
【0031】また、動作検知回路を、コンデンサー入力部の端子間電圧を検知して電圧値の変化からバイパス回路の動作を検知する構成としたので、バイパス回路が正しく動作したか否かを正確に検知することができる。
【0032】また、動作検知回路を、コンデンサー入力部に流入する電流を検知して電流値の変化からバイパス回路の動作を検知する構成としたので、バイパス回路の動作時間差等を考慮しなくても容易に電流の変化を確認することができる。




 

 


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