米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 機械工学 -> 松下精工株式会社

発明の名称 換気装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−141292(P2001−141292A)
公開日 平成13年5月25日(2001.5.25)
出願番号 特願平11−326349
出願日 平成11年11月17日(1999.11.17)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【テーマコード(参考)】
3L080
【Fターム(参考)】
3L080 AA01 AB02 AB05 AC01 
発明者 阪井 宏次
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 送風経路を形成する剛性材により形成した複数の換気部材と、この換気部材を送風経路を形成するように連接する接合部分に設けられる弾性材からなる接合部材とを備え、前記換気部材に前記接合部材を一体的に形成した換気装置。
【請求項2】 室内と連通する室内連通換気部材と、室外と連通する室外連通換気部材と、室外連通換気部材を室内連通換気部材に接続する接続用換気部材とを備え、前記接続用換気部材の室内連通換気部材に対向する対向面に設けた通気口の周辺部の少なくとも上部側、または下部側に弾性材よりなる接合部材を一体的に設けた請求項1記載の換気装置。
【請求項3】 接続用換気部材の対向面に設けられる接合部材の接合面を平面形状とした請求項1または2記載の換気装置。
【請求項4】 接続用換気部材の対向面に設けられる接合部材の接合面を山形形状とした請求項1または2記載の換気装置。
【請求項5】 接続用換気部材の対向面に設けられる接合部材の接合面を円弧面形状とした請求項1または2記載の換気装置。
【請求項6】 室外連通換気部材が外周に嵌挿されるように設けた接続用換気部材の筒部の外周部分に弾性材よりなる接合部材を一体的に設けた請求項1または2記載の換気装置。
【請求項7】 室外連通換気部材が外周に嵌挿されるように設けた接続用換気部材の筒部の外周部分に接続用換気部材側に向かい順次径大となる弾性材よりなる接合部材を一体的に設けた請求項6記載の換気装置。
【請求項8】 室内連通換気部材に設けられたフランジ部の造営材に対向する接合面に弾性材よりなる接合部材を一体的に設けた請求項2記載の換気装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の換気部材を接続して送風経路を形成する換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、室内の環境の良化を図るために、天井等に設置する換気装置が普及されてきており、送風経路を形成するために設けられる複数の換気部材の接続を容易にすることや、気密性、水密性を更に高めることが要求されている。
【0003】従来、この種の換気装置の一例として図10に示すものが知られている。以下、その構成について図10を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、内部にファンモーター101を設けた本体102を室内103と吸込グリル104を介して連通するように設け、室外105と連通するダクト106を、本体102にパッキン107を介して接続されるダクト接続部108に接続して送風経路109を形成していた。
【0005】そして、ダクト106とダクト接続部材108の接合部外周にはテープ110を巻装して気密性を保つようにしていた。
【0006】また、本体102は、造営材111に本体102に設けたフランジ部112を直接当接させて取り付けていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気装置では、ダクト接続部材108と本体102間に設けられるパッキン107はいちいち作業者がダクト接続部108または本体102に貼り付けていたので作業工数が多くかかるとともに、パッキン107という別部材が必要となりコスト高になるという課題があった。
【0008】また、ダクト106をダクト接続部材108に接合したときにはテープ110を用いて気密性を保たなければならないので、施工業者におけるテープ110を巻装するために大きな作業工数がかかるとともに、テープ110等の部材が必要となりコスト高となるという課題があった。
【0009】また、本体102を造営材111に取り付けるときは、特に気密性および水密性を必要とする場合には、本体102のフランジ部112または造営材111の接合面にパッキンを貼り付ける必要があり、施工業者における作業工数が大きくかかるとともにパッキンを別部材として用意しておく必要があるという課題があった。
【0010】本発明は、上記課題を解決するもので、気密性および水密性を低コストにて実現することができるとともに、施工作業性の良い換気装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の換気装置においては、送風経路を形成する剛性材により形成した複数の換気部材と、この換気部材を送風経路を形成するように連接する接合部分に設けられる弾性材からなる接合部材とを備え、前記換気部材に前記接合部材を一体的に形成したものである。
【0012】この本発明によれば、気密性および水密性を低コストにて実現することができるとともに、施工作業性の良い換気装置を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、送風経路を形成する剛性材により形成した複数の換気部材と、この換気部材を送風経路を形成するように連接する接合部分に設けられる弾性材からなる接合部材とを備え、前記換気部材に前記接合部材を一体的に形成したものであり、接合部材を金形内で換気部材と一体的に成形が可能となり、パッキンを貼る手間がはぶけ作業工数の削減を図ることができるとともにパッキン等の副資材にコストをかける必要もなくなり低コストが図られ接合部材による気密性および水密性が確認できるという作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態について図1〜図9を参照しながら説明する。
【0015】(実施の形態1)図1〜図4に示すように、内部にファンモーター1を有し、室内2と吸込グリル3を介して連通する吸込口4と吐出口5およびフランジ部6を設け、剛性材により箱状に形成した室内連通換気部材7と、室外8と連通するパイプ状で剛性材により形成した室外連通換気部材9と、室外連通換気部材9が嵌挿する筒部10と室内連通換気部材7の吐出口5側の側面に対向する対向面11に、吐出口5に連通する通気口12および取付片13を設け、剛性材により形成される接続用換気部材14を設け、室内連通換気部材7との間に、隙間が生じ易い位置となる接続用換気部材14の通気口12の周辺部の上部側に設けられる上部側接合材15aと、結露水が漏れる恐れのある通気口12の下部側に、通気口12の下方部を覆うようにU字状に形成した下部側接合材15bとを弾性材により接合面が平面形状とした接合部材15として一体的に形成し、送風経路16を形成する換気部材を構成する。
【0016】上記構成において、換気装置を設置するときには天井面に開口を形成する造営材17に取付片13を介して接続用換気部材14を取り付けるとともに、室外連通換気部材9を接続用換気部材14に接続し、室内連通換気部材7を天井面の開口に挿入し、接合部材15を介して接続用換気部材14と接続し、フランジ部6を造営材17に取り付け、送風経路16を室内連通換気部材7と接続用換気部材14および室外連通換気部材9による複数の換気部材により形成するように換気装置を設置する。
【0017】そして、室内連通換気部材7を浴室等の多湿環境部分に設置して換気した場合には、室内2の空気がファンモーター1により吸込口4より吸い込まれ、吐出口5より接続用換気部材14に設けた通気口12に向かい送られる。このとき、湿気を含む空気により発生する結露水が通気口12の下方部側に流れても、通気口12の下方部を覆うように設けた接合部材15の下部側接合部材15bにより室内連通換気部材7と接続用換気部材14は水密状態に接合されているため結露水の漏れることがない。
【0018】また、室内連通換気部材7と接続用換気部材14との間に隙間の生じやすい通気口12の上方部は、接合部材15の上部側接合材15aにより室内連通換気部材7と接続用換気部材14は気密状態に接合されることとなる。
【0019】また、接合部材15は室内連通換気部材7と接続用換気部材14との間に介在されるものであるため、図3に示すように、内部にファンモーターを設けない換気チャンバー用ボックスを有した室内連通換気部材7Aを用いることもできる。
【0020】また、接合部材15は図4に示すように、通気口12の周辺部全周にわたり接合部材15Aとして設けることもできるもので、少なくとも通気口12の上部側と下部側に設けられていれば良いものである。
【0021】このように本発明の実施の形態1の換気装置は、送風経路16を形成した剛性材により形成した複数の換気部材となる室内連通換気部材7と室外連通換気部材9および接続用換気部材14等と、換気部材を接合する弾性材よりなる接合部材15とを備え、換気部材と接合部材15を一体的に形成したので、換気部材と接合部材15を金形内で一体的に形成することが可能となり、従来のようにパッキンを貼り付ける手間が省け、加工工数が削減されるとともに、パッキン等の別部材を用いる必要もなくすることができ、気密性および水密性を保持できる。
【0022】また、室内連通換気部材7と室外連通換気部材9の間に室内連通換気部材7に接続する接続用換気部材14を設け、室内連通換気部材7に連通するように接続用換気部材14に設けた通気口12の周辺部の少なくとも上部側、または下部側に接合部材15を一体的に設けたので、浴室等の多湿環境の室に連通して室内連通換気部材7を設けたときには、水蒸気や結露水が送風経路16外に漏れることが防止される。
【0023】また、接合部材15の接合面を平面形状としたので、接合面の接触面積が大きくなり、気密性および水密性の確保が高まる。
【0024】なお、実施の形態1においては、接合部材15を接続用換気部材14側に設けたものを用いたが、接合部材15を室内連通換気部材7側に設けても同様の作用効果をもたらすものである。
【0025】(実施の形態2)図5に示すように、接続用換気部材14Aの対向面11に設けられる接合部材15Bの接合面を山形状に形成した構成とする。
【0026】上記構成において、接合部材15Bが室内連通換気部材(図示せず)に接合するときは、接合部材15Bの先端部が先細となっていることにより容易に変形し密着されることとなる。
【0027】このように本発明の実施の形態2の換気装置によれば、接合部材15Bの接合面を山形形状に形成したので、接合部材15B自体が室内連通換気部材に接合時に容易に変形し密着させることができ、水密性が高められるとともに、接続用換気部材15Bに室内連通換気部材の取り付け、または取り外し作業をスムーズに行うことができる。
【0028】(実施の形態3)図6に示すように、接続用換気部材14Bの対向面11に設けられる接合部材15Cの接合面を円弧面形状に形成した構成とする。
【0029】上記構成において、接続用換気部材14Bに室内連通換気部材(図示せず)を接合するときに、接合部材15Cの接合面の円弧面形状によりスムーズに摺動し、所定の位置で接合部材15Cが室内連通換気部材に密接に接合されることとなる。
【0030】このように本発明の実施の形態3の換気装置によれば、接合部材15Cの接合面を円弧面形状としたので、接合部材15Cに接合する室内連通換気部材の取り付け、または取り外し時の摺動が滑らかとなるとともに、接合時には、室内連通換気部材の接合面が平坦状でない場合においても、接合面に沿い容易に変形し接合され、気密性および水密性が高められる。
【0031】(実施の形態4)図7に示すように、室外連通換気部材9が嵌挿する接続用換気部材14Cの筒部10Aの外周部分に弾性材よりなる断面が円弧状の接合部材15Dを一体的に設けた構成とする。
【0032】上記構成において、接続用換気部材14Cの筒部10Aにパイプ状の室外連通換気部材9を嵌挿するとき、室外連通換気部材9の内周面に接続用換気部材14Cの筒部10Aに設けた接合部材15Dが密着して接続用換気部材14Cに室外連通換気部材9が接続されることとなる。
【0033】このように本発明の実施の形態4の換気装置によれば、室外連通換気部材9が嵌挿する接続用換気部材14Cの筒部10Aの外周部分に接合部材15Dを一体的に設けたので、接続用換気部材14Cの筒部10Aに接合部材15Dを介して室外連通換気部材9が密着して接続されることとなり、接続用換気部材14Cと室外連通換気部材9の接合部分の外周に、従来のようにテープを巻装する必要がなくなり、施工業者における施工作業が容易となるとともに、テープ等の別部材の必要がなくなりコストを削減することができる。
【0034】(実施の形態5)図8に示すように、室外連通換気部材9が嵌挿する接続用換気部材14Dの筒部10Bの外周部分に接続用換気部材14D側に向かい当接面が順次径大となる変形可能な内部を有し、弾性材により形成される接合部材15Eを一体的に設けた構成とする。
【0035】上記構成において、接続用換気部材14Dの筒部10Bにパイプ状の室外連通換気部材9を嵌挿するとき、室外連通換気部材9が接合部材15Eの順次径大となる傾斜面に案内されて接続用換気部材14Dに嵌挿され、室外連通換気部材9の内周面に接合部材15Eが自身が有する弾性力により密着して接続されることとなる。
【0036】このように本発明の実施の形態5の換気装置によれば、室外連通換気部材9が嵌挿する接続用換気部材14Dの筒部10Bの外周部分に接続用換気部材14D側に向かい順次径大となる接合部材15Eを一体的に設けたので、室外連通換気部材9が接合部材15Eの順次径大となる傾斜面に案内されて接続用換気部材14Dの筒部10Bに嵌挿され、接合部材15Eが室外連通換気部材9の内径寸法に不揃いがあった場合においても確実に気密状態で接続が可能となるとともに、施工業者における室外連通換気部材9の接続作業が容易となる。
【0037】(実施の形態6)図9に示すように、室内連通換気部材7Aに設けられるフランジ部6Aの造営材17に対向する接合面に弾性材よりなる接合部材15Fを一体的に設け、室内連通換気部材7A内に収納されるファンモーター1のファンケーシング18が取り付けられる室内連通換気部材7Aの内面に弾性材よりなる接合部材15Gを一体的に設け構成する。
【0038】上記構成において、天井面に開口を形成する造営材17に室内連通換気部材7Aを取り付けるときには、室内連通換気部材7Aのフランジ部6Aに設けた接合部材15Fが接合するように取り付けられる。
【0039】また、ファンモーター1のファンケーシング18は室内連通換気部材7Aに設けた接合部材15Gを介して室内連通換気部材7Aに取り付けられる。
【0040】このように本発明の実施の形態6の換気装置によれば、室内連通換気部材7Aに設けられたフランジ部6Aの造営材17に対向する接合面に弾性材よりなる接合部材15Fを一体的に設けたので、浴室等の多湿環境の室に室内連通換気部材7Aを設けた場合においても、室内連通換気部材7Aのフランジ部6Aと造営材17間の隙間を通り天井裏等に湿気が流入するのが防止でき、湿気等により建築材の腐食するのを緩和することができる。
【0041】また、室内連通換気部材7Aに接合部材15Gを設け、接合部材15Gを介してファンモーター1のファンケーシング18を接合することにより、ファンモーター1の振動が天井面等に伝わり不快感を与えることも防止することができるものである。
【0042】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、本発明によれば、送風経路を形成する剛性材により形成した複数の換気部材と、この換気部材を送風経路を形成するように連接する接合部分に設けられる弾性材からなる接合部材とを備え、前記換気部材に前記接合部材を一体的に形成したので、金型内で成形が可能となり組立加工工数が削減できるとともにコスト低減が図られ、気密性および水密性も確保できる換気装置を提供できる。
【0043】また、室内と連通する室内連通換気部材と、室外と連通する室外連通換気部材と、室外連通換気部材を室内連通換気部材に接続する接続用換気部材とを備え、前記接続用換気部材の室内連通換気部材に対向する対向面に設けた通気口の周辺部の少なくとも上部側、または下部側に弾性材よりなる接合部材を一体的に設けたので、浴室等に連通して室内連通換気部材を設けたときには、水蒸気や結露水が送風経路外に漏れることが防止できる。
【0044】また、接続用換気部材の対向面に設けられる接合部材の接合面を平面形状としたので、接合面積が大きくなり気密性および水密性を高めることができる。
【0045】また、接続用換気部材の対向面に設けられる接合部材の接合面を山形形状としたので、接合部材に形状変形性を持たせることができ、接合部の密着性を高めることができる。
【0046】また、接続用換気部材の対向面に設けられる接合部材の接合面を円弧面形状としたので、接続用換気部材に接合される室内連通換気部材の取り付け、または取り外しをスムーズに行うことができる。
【0047】また、室外連通換気部材が外周に嵌挿されるように設けた接続用換気部材の筒部の外周部分に弾性材よりなる接合部材を一体的に設けたので、施工業者の作業工数の削減およびコスト低減を図ることができる。
【0048】また、室外連通換気部材が外周に嵌挿されるように設けた接続用換気部材の筒部の外周部分に、接続用換気部材側に向かい順次径大となる弾性材よりなる接合部材を一体的に設けたので、室外連通換気部材の接続が容易となる。
【0049】また、室内連通換気部材に設けられたフランジ部の造営材に対向する接合面に弾性材よりなる接合部材を一体的に設けたので、浴室等に設置した場合に、天井裏等に湿気が流入するのが防止でき、湿気による建築材の腐食を緩和することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013