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発明の名称 換気装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−133009(P2001−133009A)
公開日 平成13年5月18日(2001.5.18)
出願番号 特願平11−311999
出願日 平成11年11月2日(1999.11.2)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
発明者 荒井 洋志
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 吸込口または吐出口を設けた本体の内部に羽根を設け、前記吸込口または吐出口を有しない前記本体の一端面に、先端に前記羽根を設け、その端面から突出した回転軸を駆動させるモーターが取り付けられるモーター固定板を設けた換気装置において、前記回転軸が、前記モーター固定板のいずれかの辺側に偏った位置になるように前記モーターを配置するとともに、前記モーター固定板に、前記モーターを囲むように凹部または凸部を形成した換気装置。
【請求項2】 モーター固定板の中線に対し、反回転軸位置側の凹部または凸部の面積を前記回転軸位置側よりも大きく形成した請求項1記載の換気装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井裏または天井面に設置され、本体を形成する一端面にモーターが取り付けられた換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、天井内や天井面に設置され、ダクトが接続される本体の一端面にモーターを設けた換気装置において、外風の影響や換気口の開閉による通風路の圧力変化、ACモーターのインバーター制御、またはDCモーターの無段階制御により、ファンの回転数が変化して本体とモーターが共振し、騒音が発生することがあった。
【0003】このような従来の換気装置の一例として図4および図5に示されるものが知られていた。以下、その構成について図4および図5を参照しながら説明する。
【0004】図4に示すように、箱体状の本体101の内部に羽根(図示せず)を設け、箱体状の本体101の下面に吸込口102と、側面に吐出口103と、天面にはモーター固定板104とを設け、このモーター固定板104に羽根を駆動するためのモーター105を取り付け、換気装置を構成していた。
【0005】また、図5に示すように、モーター105のフランジ部105aとモーター105が取り付けられる開口部を有するモーター固定板104との間にゴムまたはウレタンの防振材106を介在させて、モーター105をモーター固定板104に固定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気装置では、モーター105のフランジ部105aとモーター固定板104との間にゴムまたはウレタンといった防振材106を介在させてモーター105からの振動の伝播を抑えているので、防振材106の経年変化により製造当初の防振性能を維持できないという課題があった。
【0007】また、モーター105をモーター固定板104に固定する際に防振材106を挟み込むため、取り付け作業により防振性のバラツキが生じる、または、防振材106自体には剛性がないため安定性に欠けるという課題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するためのもので、防振材を使用せずにモーターから発生する振動の伝播を低減できる換気装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の換気装置においては、吸込口または吐出口を設けた本体の内部に羽根を設け、前記吸込口または吐出口を有しない前記本体の一端面に、先端に前記羽根を設け、その端面から突出した回転軸を駆動させるモーターが取り付けられるモーター固定板を設けた換気装置において、前記回転軸が、前記モーター固定板のいずれかの辺側に偏った位置になるように前記モーターを配置するとともに、前記モーター固定板に、前記モーターを囲むように凹部または凸部を形成したものである。
【0010】この本発明によれば、防振材の経年変化や取り付け作業のバラツキによる防振性能の低下がなく、モーターの振動の伝播をおさえ、本体との共振による騒音を低減する換気装置を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、吸込口または吐出口を設けた本体の内部に羽根を設け、前記吸込口または吐出口を有しない前記本体の一端面に、先端に前記羽根を設け、その端面から突出した回転軸を駆動させるモーターが取り付けられるモーター固定板を設けた換気装置において、前記回転軸が、前記モーター固定板のいずれかの辺側に偏った位置になるように前記モーターを配置するとともに、前記モーター固定板に、前記モーターを囲むように凹部または凸部を形成したことにより、モーター固定板の剛性を高め、モーターから発生する振動の伝播を低減できるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を参照しながら説明する。
【0013】(実施の形態1)図1〜図2に示すように、箱体状の本体1の内部に羽根(図示せず)を設け、本体1の下面に吸込口2と、吸込口2と連通するグリル3と、本体1の側面にアダプター10を介してダクト(図示せず)と連通される吐出口4と、本体1の天面にモーター固定板5とを設け、このモーター固定板5には、先端に羽根を設け、その端面から突出した回転軸6aを駆動させるモーター6を取り付ける。モーター固定板5におけるモーター6の回転軸の位置は、換気性能を確保するために、ケーシング形状や羽根の位置などの内部構造の関係により、モーター固定板5の中心位置ではなく、モーター固定板のいずれかの辺に偏った位置に設けられ、モーター固定板5にはモーター6を囲むようにモーター固定板5全体へ広がる環状の凸部7を設ける。さらに、モーター固定板5は四隅に設けられるモーター固定板取付部8a、8b、8c、8dに挿入される取付ねじ8により本体1に取り付けられる。
【0014】上記構成において、一般に、モーター6に遠い側にあるモーター固定板取付部8cおよび8dからモーター6にかけてのモーター固定板5の領域は、モーター6を駆動させると、モーター6の振動が伝播してモーター固定板5の振動の振幅が大きくなり、騒音の発生に大きな影響を及ぼすことになるが、モーター6とモーター固定板取付部8cおよび8dにかけての領域に環状の凸部7が設けられていることにより、モーター固定板5全体の剛性が高められて振動をおさえるとともに、振動の本体1全体への伝播を低減させることになる。
【0015】なお、環状の凸部7は、モーター6を取り囲むように設けられていれば環状のどこか一部分で凸部が形成されていない部分があってもよく、その作用効果に差異はない。
【0016】また、環状の凸部7の代わりに凹部を形成してもその作用効果に差異はない。
【0017】このように本発明の実施の形態1の換気装置によれば、モーター6から発生する振動の伝播をおさえて、本体1との共振による騒音を低減できる換気装置を提供することができる。
【0018】(実施の形態2)図3に示すように、モーター固定板5Aの凸部9は、モーター固定板5Aの中線11に対して、反回転軸6aの位置側にあるモーター固定板取付部8cおよび8dとモーター6とで囲まれる領域において幅広に形成されて、モーター6とモーター固定板取付部8cおよび8dで囲まれる領域を広く占めるように設けられる。
【0019】上記構成において、モーター6を駆動時に発生する、モーター6とモーター固定板取付部8cおよび8dで囲まれるモーター固定板5Aの部分の振幅の大きい振動をより低減できることになる。インバータ制御、DCモーターの無段階制御、または換気口の開口調節等による通気抵抗の変化により、モーター6を広範囲の回転数領域で使用するときには、モーター固定板5Aに及ぼされる振動には、振幅の大きさ、または振動箇所に様々な状態が起こるが、凸部9を形成することにより、これらをすべて解消して振動を低減できることとなる。
【0020】このように本発明の実施の形態2の換気装置によれば、モーター6とモーター固定板取付部8cおよび8dで囲まれる部分を広く占めるように凸部9を設けることにより、広範囲の回転数領域においてモーター6から発生する様々な状態の振動のモーター固定板5Aへの伝播をおさえて、本体1との共振による騒音を低減できる換気装置を提供することができる。
【0021】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、本発明の換気装置によれば、吸込口または吐出口を設けた本体の内部に羽根を設け、前記吸込口または吐出口を有しない前記本体の一端面に、先端に前記羽根を設け、その端面から突出した回転軸を駆動させるモーターが取り付けられるモーター固定板を設けた換気装置において、前記回転軸が、前記モーター固定板のいずれかの辺側に偏った位置になるように前記モーターを配置するとともに、前記モーター固定板に、前記モーターを囲むように凹部または凸部を形成したので、モーターから発生する振動の伝播をおさえて、本体との共振による騒音を低減できる。
【0022】また、モーター固定板の中線に対し、反回転軸位置側の凹部または凸部の面積を前記回転軸位置側よりも大きく形成したので、広範囲の回転数領域においてモーターから発生する様々な状態の振動が本体への伝播するのを防止することができる。




 

 


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