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発明の名称 換気装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−133008(P2001−133008A)
公開日 平成13年5月18日(2001.5.18)
出願番号 特願平11−313418
出願日 平成11年11月4日(1999.11.4)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
発明者 渡辺 一弘 / 橘 哲生
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 壁部に設けた換気口内に挿入される筒部および、前記換気口の周辺に取り付けられるフランジ部を有した本体と、この本体の側面に取り付けられる取付片を左右に有し、前記本体から滴下するドレン水を受けて屋外に排出する形状のドレン受皿とを備え、前記ドレン受皿の取付片を前記本体に、前後方向および上下方向に調節自在に設けた換気装置。
【請求項2】 フランジ部を介し本体を取り付けたときに、ドレン受皿の底面が屋外側に向け下り勾配となるように形成した請求項1記載の換気装置。
【請求項3】 取付片に複数の長孔を形成し、前記長孔を介し前記取付片を取付けねじで本体に取り付ける構成とした請求項1または2記載の換気装置。
【請求項4】 取付片を本体に取り付ける取付けねじの取付位置を左右非対称位置に設けた請求項1、2または3記載の換気装置。
【請求項5】 取付片から屋外側のドレン受皿の左右に設けられるドレン水を屋外に案内するガイド部と、前記ドレン受皿の屋外側端部に設けられる屋外側に向かい下降する舌部とを備えた請求項1、2、3または4記載の換気装置。
【請求項6】 舌部の幅をガイド部の幅より左右に広く突出させ形成した請求項5記載の換気装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室等の多湿環境にある室の換気に際し発生するドレン水を屋外に排出できるように形成した換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭における浴室の普及にともない浴室内の湿気を排出して浴室の壁部等に発生するかびの発生を防止するため、浴室の壁部に換気装置を設けることが行われている。
【0003】従来、この種の換気装置の一例として図5に示すものが知られている。以下、その構成について図5を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、浴室の壁部101に木枠102を設け形成した換気口103内の下面側となる木枠102の屋外側寄りに、ドレン水を屋外側に排出するドレンパン104を接着部材105で貼り付け、換気口103内に挿入される形状で内部にファンモーター106を有した筒部107の前端部に木枠102に取付けねじ108で取り付けるフランジ部109を設けて本体110を形成し、換気口103を形成する木枠102に取り付けられた本体110から滴下するドレン水をドレンパン104で受け、屋外に排出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気装置では、換気口103を形成する木枠102の下面側にドレンパン104を接着部材105で貼り付けているため、木枠102の下面側が屋外に向かい下降するように傾斜していなければドレンパン104で受けられたドレン水が屋外に排出できないという課題があった。
【0006】また、ドレンパン104を設置後、本体110を取り付けるので、換気口103内の高さが高いときや、壁部101の厚みが大きいときには本体110の下方を覆うようにドレンパン104が配設されていることが確認できないという課題があった。
【0007】また、本体110の取り付けとドレンパン104の取り付けを別個に行なわなければならないという課題があった。
【0008】本発明は、上記課題を解決するもので、換気口の大きさおよび壁部の厚みに対応して、本体に発生したドレン水を確実に屋外に排出することができるとともに、取り付けの容易な換気装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の換気装置においては、壁部に設けた換気口内に挿入される筒部および前記換気口周辺に取り付けられるフランジ部を有した本体と、この本体の側面に取り付けられる取付片を左右に有し、前記本体から滴下するドレン水を受けて屋外に排出する形状のドレン受皿とを備え、前記ドレン受皿の取付片を前記本体に前後方向および上下方向に調節自在に設けたものである。
【0010】この本発明によれば、換気口の大きさおよび壁部の厚みに対応して本体に発生したドレン水を確実に屋外に排出することができるとともに、取り付けの容易な換気装置を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、壁部に設けた換気口内に挿入される筒部および前記換気口の周辺に取り付けられるフランジ部を有した本体と、この本体の側面に取り付けられる取付片を左右に有し、前記本体から滴下するドレン水を受けて屋外に排出する形状のドレン受皿とを備え、前記ドレン受皿の取付片を前記本体に前後方向および上下方向に調節自在に設けたものであり、壁部の厚みが厚いときには、本体に対し取付片を屋外側寄りに移動させた状態で取り付けることにより、ドレン受皿の屋外側端部が壁部より屋外側に突出して本体に発生したドレン水を確実に屋外に排出することができ、ドレン水が壁部に伝わるのが防止できるとともに、ドレン受皿を本体に取り付けているので、本体を換気口に取り付けるときに、換気口内でドレン受皿により本体が支えられ、ドレン受皿が仮り置台の役目を果たし、取り付けが容易になるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について図1〜図4を参照しながら説明する。
【0013】(実施の形態1)図1および図2に示すように、浴室の壁部1に木枠2を設け形成した換気口3内に挿入される形状で内部にファンモーター(図示せず)を有した筒部4および換気口3の周辺の木枠2にねじ5aにより取り付けられるフランジ部5を有した本体6を形成し、本体6の両側面に取り付けられる取付片7を左右に有し、取付片7には縦、横複数列に取付孔8を多数設け、本体6から滴下するドレン水を受け屋外に排出する形状のドレン受皿9と一体的に形成し、ドレン受皿9に一体的に形成した取付片7に設けた取付孔8に嵌挿された取付けねじ10が本体6に設けたねじ孔(図示せず)に螺合して取付片7を介してドレン受皿9を本体6に取り付け、フランジ部5を介し本体6を換気口3に取り付けたときにドレン受皿9の底面が屋外側に向け下り勾配となるように形成した構成とする。
【0014】上記構成において、ドレン受皿9を設けた本体6を換気口3に取り付けるときには、換気口3内に本体6を挿入し、ドレン受皿9を置台として本体6を換気口3の底面上に載置させて仮置き状態にしたのち、フランジ部5を換気口3周辺の木枠2に取り付け、本体6とともに、ドレン受皿9を取り付ける。
【0015】このとき、ドレン受皿9の底面が屋外側に向け、下り勾配となるので、本体6からドレン受皿9に滴下したドレン水は確実に屋外に排出される。
【0016】そして、換気口3が形成される壁部1の厚みが厚くドレン受皿9の屋外側端部9aが壁部1の屋外面1aより突出しないようなときには、取付けねじ10を取り外し、取付片7を屋外側に移動した位置で対応する取付孔8を介し取付片7を取付けねじ10を用いて本体6に取り付けることにより、本体6より屋外側に突出するドレン受皿9の長さが長くなり、ドレン受皿9の屋外側端部9aが壁部1の屋外面1aより屋外に突出し、本体6に発生したドレン水をドレン受皿9を介して屋外に排出することができる。
【0017】また、換気口3の高さ寸法が大きく、本体6をフランジ部5を介して取り付けたときに、ドレン受皿9の底部と換気口3の底面部3aとの間隔が広くなって、ドレン受皿9の屋外側端部9aと換気口3の底面部3a間に大きな隙間が生じ、ドレン受皿9の屋外側端部9aから滴下するドレン水が外気風等により換気口3内に入るような恐れのあるときには、取付けねじ10を取り外し、取付片7を本体6に対し下げた位置で対応する取付孔8を介し取付片7を取付けねじ10を用いて本体6に取り付けることにより、本体6より下方側に離れた位置にドレン受皿9が取り付けられ、ドレン受皿9の屋外側端部9aの高さ位置が換気口3の底面部3aに近くなり、本体6に発生したドレン水はドレン受皿9の屋外側端部9aから壁部1の屋外面1aより屋外側に滴下され排出されることになる。
【0018】このように本発明の実施の形態1の換気装置によれば、浴室等の壁部1に設けた換気口3に設置される本体6と、この本体6の両側面に取付けねじ10により取り付けられる取付片7を設けたドレン受皿9とを備え、取付片7には、縦、横複数列に取付孔8を多数設け、本体6に対するドレン受皿9の位置を取付孔8を介して前後方向および上下方向に調節できる構成としたので、本体6の設置される換気口3の大きさおよび壁部1の厚みに応じてドレン受皿9の位置が調節され、ドレン受皿9の屋外側端部9aを常に壁部1の屋外面1aより屋外側に突出できることとなり、ドレン受皿9に受けられたドレン水を確実に屋外に排出することができるとともに、本体6を換気口3に設置するときに、ドレン受皿9を仮置き台に利用することができ、取付位置決め、取付作業を容易にすることができる。
【0019】(実施の形態2)図3に示すように、ドレン受皿9Aに設けた取付片7Aに取付孔となる長孔11を複数形成し、長孔11を介し取付片7Aを取付けねじ10で本体6に取り付ける構成とする。
【0020】上記構成において、ドレン受皿9Aを本体6に対し前後方向に移動するときには、取付けねじ10を取り外して取付片7Aを前後方向に移動し、移動した位置で長孔11を介し取付片7Aを取付けねじ10で取り付けて前後方向の調整を行い、上下方向の調整を行うときには、取付けねじ10を緩め長孔11を利用して取付片7Aを上下方向に移動し、移動した位置で取付けねじ10でもって取付片7Aを固定して上下方向に対し微調整を行うことができることとなる。
【0021】また、長孔11を前後方向に長く形成した場合にはドレン受皿9Aを前後方向に微調整することができる。
【0022】このように本発明の実施の形態2の換気装置によれば、取付片7Aに複数の長孔11を形成し、長孔11を介し取付片7Aを取付けねじ10で本体6に取り付ける構成としたので、取付片7Aに設けられる長孔11の長手方向に対するドレン受皿9Aの位置調整は無段階にできることとなり、微調整ができ、ドレン受皿9Aをドレン水が屋外に排出できるにふさわしい位置に簡単に調整することができる。
【0023】(実施の形態3)図4に示すように、取付片7Bを長孔11Aを介して本体6Aに取り付ける取付けねじ10Aが螺合するように本体6Aに設けたねじ孔12の位置を左右非対称位置に設けるとともに、取付片7Bに設けられる長孔11Aも長孔11Aの長手方向に位置をずらして設け、取付片7Bから屋外側のドレン受皿9Bの左右にドレン水を屋外に案内するように立ち上げたガイド部13を取付片7Bと連結して設け、ドレン受皿9Bの屋外側端部9aに屋外側に向かい下降するように傾斜した舌部14を設け、舌部14の幅W2をガイド部13の幅W1より左右に広くなるように突出させた構成とする。
【0024】上記構成において、本体6Aに取付片7Bを介して取り付けられるドレン受皿9Bは、本体6Aの両側面の非対称位置に設けたねじ孔12に螺合する取付けねじ10Aにより取り付けられることとなり、取り付けられたドレン受皿9Bに外力が加わっても、取付けねじ10Aの取り付け位置が左右非対称となることにより、取付けねじ10Aの回動支点位置が異なり、同一軸上にないため、ドレン受皿9Bが可動することがなく、正確な位置で保持される。
【0025】また、ドレン受皿9Bに本体6Aから滴下したドレン水は、取付片7Bの屋外側に設けたガイド部13により屋外側に向け案内され、屋外側端部9aに設けた舌部14により更に屋外側に向かい下降するように流れ排出される。
【0026】また、ガイド部13に案内されて舌部14上に流れるドレン水は、ほぼガイド部13の幅W1でもって流れることとなり、ガイド部13の幅W1より広く形成された舌部14の左右端部14a側に流れず、左右端部14aから落下することがなくなる。
【0027】このように本発明の実施の形態3の換気装置によれば、取付片7Bを本体6Aに取り付ける取付けねじ10Aの螺合するねじ孔12を左右非対称位置に設けたので、ねじ孔12に螺合した取付けねじ10Aで取付片7Bを介して取り付けられるドレン受皿9Bは、左右の取付けねじ10Aの取り付け位置が異なることにより、本体6Aに取り付けられたドレン受皿9Bに外力が加わっても、ドレン受皿9Bは可動することが防止される。
【0028】また、取付片7Bから屋外側のドレン受皿9Bの左右にドレン水を屋外に案内するガイド部13を設け、ドレン受皿9Bの屋外側端部9aに屋外側に向かい下降する舌部14を設けたので、本体6Aから滴下したドレン水をドレン受皿9Bの屋外側端部9aにガイド部13により案内され、舌部14により屋外に速やかに排出するようにドレン水を案内することができる。
【0029】また、舌部14の幅W2をガイド部13の幅W1より左右に広く突出させたので、ガイド部13により案内されてきたドレン水が舌部14の左右端部14aから流出することが防止され、換気口近傍にドレン水が落下して壁部の屋外面を汚すことが防止できる。
【0030】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、本発明によれば、壁部に設けた換気口内に挿入される筒部および前記換気口の周辺に取り付けられるフランジ部を有した本体と、この本体の側面に取り付けられる取付片を左右に有し、前記本体から滴下するドレン水を受けて屋外に排出する形状のドレン受皿とを備え、前記ドレン受皿の取付片を前記本体に前後方向および上下方向に調節自在に設けたので、換気口の傾きにかかわらず、ドレン受皿を勾配をもって設定でき、また、換気口の大きさに対応してドレン受皿の位置を設定することができ、また、ドレン受皿を本体設置時の仮置台に利用することにより、取付位置決め、取付作業が容易となる換気装置を提供できる。
【0031】また、フランジ部を介し本体を取り付けたときに、ドレン受皿の底面が屋外側に向け下り勾配となるように形成したので、ドレン水を確実に屋外に排出することができる。
【0032】また、取付片に複数の長孔を形成し、前記長孔を介し前記取付片を取付けねじで本体に取り付けるので、ドレン受皿の位置調節を無段階として微調節が可能となる。
【0033】また、取付片を本体に取り付ける取付けねじの取付位置を左右非対称位置に設けたので、取付けねじによる回動支点が同一軸線上に存在しないため、ドレン受皿の可動が規制され、回動ロック機構の作用を有することとなり、一旦本体に設定されたドレン受皿の取付位置は、本体を換気口に取り付ける際に乱暴な扱いをされても容易に変動することがなくなる。
【0034】また、取付片から屋外側のドレン受皿の左右に設けられるドレン水を屋外に案内するガイド部と、前記ドレン受皿の屋外側端部に設けられる屋外側に向かい下降する舌部を備えたので、ドレン受皿に補集されたドレン水を換気口内に流出させることなく、ドレン水を屋外に案内し流出することができる。
【0035】また、舌部の幅をガイド部の幅より左右に広く突出させ形成したので、ドレン受皿の底面を流れるほこり等を含んだドレン水は、舌部に案内され、舌部の後方端部から流下されることとなり、ドレン水が外壁等に付着せず汚すことがなくなる。




 

 


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