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発明の名称 浴室用乾燥機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−116451(P2001−116451A)
公開日 平成13年4月27日(2001.4.27)
出願番号 特願平11−289588
出願日 平成11年10月12日(1999.10.12)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【テーマコード(参考)】
3L050
3L071
3L072
3L113
【Fターム(参考)】
3L050 BC03 
3L071 AA02 AB02 AC02 AD01 AE03
3L072 AA05 AB06 AC02 AD07 AE03 AG05
3L113 AA01 AB02 AC07 AC52 BA12 BA14 DA01
発明者 村松 篤 / 渡辺 一弘 / 前田 晃男 / 若松 朋宜 / 橘 哲生
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 上方から吸い込み下方に吹き出すように設けられる送風機と、この送風機から吹き出される空気を加熱する熱源とを設けた本体と、この本体の前方を覆う形状で上面には吸込口を設け、下方の斜め前方には吹出口を設けた本体カバーとを備え、前記送風機により浴室内の空気を上方から下方に向かい加熱循環せしめる構成とした浴室用乾燥機。
【請求項2】 本体に設けられる送風機を複数の軸流ファンモーターにより形成した請求項1記載の浴室用乾燥機。
【請求項3】 複数設けられる軸流ファンモーターの回転数を異なるように構成した請求項2記載の浴室用乾燥機。
【請求項4】 熱源をハロゲンヒーターと、ハロゲンヒーターの輻射熱を浴室の洗い場に向かい反射する反射板により形成した請求項1、2または3記載の浴室用乾燥機。
【請求項5】 複数の軸流ファンモーターを、送風される風が拡がるように傾けて設けた請求項2または3記載の浴室用乾燥機。
【請求項6】 複数の軸流ファンモーターを吹出口側に向かい傾けて設けた請求項2または3記載の浴室用乾燥機。
【請求項7】 軸流ファンモーターのモーターの外周を前後から包持する湾曲凹部を有する水平状のモーター取付部と、このモーター取付部に取り付けられたモーターの下方に対向し設けられる遮熱板とを垂直板を介して形成した一対の軸流ファンモーター取付具により前記軸流ファンモーターを本体に取り付ける構成とした請求項1〜6のいずれかに記載の浴室用乾燥機。
【請求項8】 モーター取付部の内側端部を下方に曲折し、保持部を形成した請求項7記載の浴室用乾燥機。
【請求項9】 軸流ファンモーターのファン外周を覆うオリフィスに支持脚を設け、軸流ファンモーター取付具のモーター取付部に取り付けられる軸流ファンモーターのモーターと前記オリフィスの支持脚を共締めにより前記モーター取付部に取り付ける構成とした請求項7または8記載の浴室用乾燥機。
【請求項10】 吸込グリルを、本体に設けた支持側板と本体カバーにより挟持して取り付ける構成とした請求項1〜9のいずれかに記載の浴室用乾燥機。
【請求項11】 吸込グリルを金属製のパンチングメタルで形成した請求項10記載の浴室用乾燥機。
【請求項12】 吸込グリルおよび吹出グリルを開閉自在に構成した請求項1記載の浴室用乾燥機。
【請求項13】 吸込グリルまたは吹出グリルの開放時に電気回路を開路するリミットスイッチを設けた請求項12記載の浴室用乾燥機。
【請求項14】 吹出グリルを線材で形成した横線と縦線を接合して形成し、一方の横線の両端部に水平取付部を設け、他方の横線の両端部に曲げ角度の異なる垂直取付部を設け、本体に設けた支持側板に前記吹出グリルの水平取付部が係合する丸孔と、垂直取付部が係合する長孔を設けた請求項1記載の浴室用乾燥機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室内に吊り下げられた洗濯物等の被乾燥物の乾燥を行うとともに、入浴者にドラフト感を与えないように暖房ができる浴室用乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭における浴室の設置が多くなるにともない、浴室を利用して洗濯物を乾燥させる乾燥機が普及されてきており、さらに、洗濯物の乾燥効率の向上および冬季などの低温時に入浴者にドラフト感を与えないように暖房ができる浴室用乾燥機の要求が高まってきている。
【0003】従来、この種の浴室用乾燥機の一例として図16および図17に示されるものが知られていた。以下、その構成について図16および図17を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、浴室(図示せず)等の壁部101に設けられる換気口102に設置される換気装置103と、この換気装置103の前方に、側面に吸込口104を有し、前方の斜め下方に吹出口105を設け、吸込口104に対向しオリフィス106を介してシロツコファン107を有した送風機108を設け、吹出口105にはセラミックヒーター109を設けた温風装置110により構成していた。
【0005】そして、温風装置110により浴室内の空気を、温風装置110の側部に設けた吸込口104より吸い込み、セラミックヒーター109により加熱した温風を浴室内に送風し、浴室内に吊り下げた洗濯物等を乾燥させ、換気装置103により浴室内の空気を温風発生装置110内を通じて吸気し、浴室外に排出していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の乾燥機によれば、浴室内の空気を温風発生装置110の両側面に設けた吸込口104より吸い込み、セラミックヒーター109を介して加熱し吹き出すため、吹き出し風がショートサーキットをして吸込口104より吸い込まれ浴室全体に循環流が形成されないことにより乾燥効率が悪いという課題があった。
【0007】また、大形の送風機108を用いるため、温風装置110の厚みが厚くなり、インテリア性が悪いという課題があった。
【0008】また、シロツコファン107を用いているため、吹き出し幅が小さく、浴室内に広く吹き出すことができなくなり、乾燥および暖房効率が悪いという課題があった。
【0009】また、熱源としてセラミックヒーター109を使用しているので、輻射効率がまだ満足できるものではないという課題があった。
【0010】本発明は、上記課題を解決するもので、ショートサーキットを生じることがなく、浴室全体に循環流を送風して乾燥および暖房の効率を高めることのできる浴室用乾燥機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の浴室用乾燥機においては、上方から吸い込み下方に吹き出すように設けられる送風機と、この送風機から吹き出される空気を加熱する熱源とを設けた本体と、この本体の前方を覆う形状で上面には吸込口を設け、下方の斜め前方には吹出口を設けた本体カバーとを備え、前記送風機により浴室内の空気を上方から下方に向かい加熱循環せしめる構成としたものである。
【0012】この本発明によれば、ショートサーキットを生じることがなく、浴室全体に循環流を送風して乾燥および暖房の効率を高めることのできる浴室用乾燥機を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、上方から吸い込み下方に吹き出すように設けられる送風機と、この送風機から吹き出される空気を加熱する熱源とを設けた本体と、この本体の前方を覆う形状で上面には吸込口を設け、下方の斜め前方には吹出口を設けた本体カバーとを備え、前記送風機により浴室内の空気を上方から下方に向かい加熱循環せしめる構成としたことにより、浴室の天井近くから吸込口に吸い込まれた空気が加熱され、浴室の洗い場等に向け吹出口より送風されることとなり、吸込口と吹出口との間でショートサーキットを起こすことが防止され、浴室全体に循環流を送風して乾燥および暖房の効率を高めることができるという作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態について図1〜図15を参照しながら説明する。
【0015】(実施の形態1)図1〜図3に示すように、端部に制御回路部1が取り付けられる空間を残して左右に支持側板2を設けた本体3の上方から吸い込み下方に吹き出すように横断流形ファン4を有した送風機5および、送風機5の吸込側に設けられる吸込グリル6を支持側板2間に設け、送風機5から吹き出される空気を加熱するヒーター7と反射板8からなる熱源9および熱源9の前方に設けられる吹出グリル10を支持側板2間に設け、本体3の裏板11には浴室12の壁面13に取り付けられた取付具14に設けた係止部15の係合する係合孔16と取付具14にねじ17で係止する係止片18を設ける。
【0016】そして、本体3の前方を覆う形状で上面には本体3に設けた吸込グリル6に対応して吸込口19を設け、下方の斜め前方には本体3に設けた吹出グリル10に対応して吹出口20を設けた本体カバー21を着脱自在に設けた構成とする。
【0017】上記構成において、浴室12の壁面13に取付具14を介して取り付けた浴室用乾燥機を運転すると、送風機5により本体カバー21の上面に設けた吸込口19より浴室12の天井付近の空気が吸い込まれ、送風機5により下方に送られ熱源9により加熱され、吹出口20より浴室12内に温風が送風され、浴室12内に吊り下げられた洗濯物等の被乾燥物22に温風が接触して被乾燥物22が乾燥され、浴室12内の空気は上方から下方に向かい加熱循環されて乾燥が行われる。
【0018】また、冬季の低温時に、浴室12内を暖房するために浴室用乾燥機を運転すると、乾燥時と同様に浴室12内の空気は上方から下方に向かい加熱循環され、吹出口20より送風される温風により浴室12の床面付近が暖められることとなる。
【0019】このように本発明の実施の形態1の浴室用乾燥機によれば、上方から吸い込み下方に吹き出すように設けられる送風機5と、この送風機5から吹き出される空気を加熱する熱源9とを設けた本体3と、この本体3の前方を覆う形状で上面には吸込口19を設け、下方の斜め前方には吹出口20を設けた本体カバー21を設け、送風機5により浴室12内の空気を上方から下方に向かい加熱循環せしめる構成としたので、吸込口19と吹出口20は遠ざかり、吸込口19と吹出口20との間におけるショートサーキットが発生するのを防止することができ、浴室12内全体の空気の温度上昇が効率よく行われるとともに、被乾燥物22に対する温風の接触度が高まり乾燥効率を向上することができ、また、冬季の低温時には浴室12の床面付近を暖めることができ暖房効率を向上することができる。
【0020】(実施の形態2)図4および図5に示すように、本体3Aに設けられる送風機5Aを複数の小形の軸流ファンモーター23を並設して形成し、複数設けられる軸流ファンモーター23の回転数を個々に異なるように形成し、熱源9Aにハロゲンヒーター24と、ハロゲンヒーター24の輻射熱を浴室の洗い場等の床面(図示せず)に向かい反射する反射板8Aを設けた構成とする。
【0021】上記構成において、浴室用乾燥機を浴室(図示せず)に設け運転すると、送風機5Aを形成する複数の軸流ファンモーター23が駆動し、上方の吸込口19より吸い込み、下方に送風され、ハロゲンヒーター24により形成した熱源9Aにより加熱されて吹出口20より送風されて被乾燥物の乾燥が行われる。
【0022】また、複数設けられる軸流ファンモーター23の回転数が異なるように形成されていることにより、各々の軸流ファンモーター23から発生する騒音が相互に緩衝されることとなる。
【0023】また、熱源9Aに設けたハロゲンヒーター24は、熱容量の小さいフィラメントを用いることにより石英管ヒーターおよびセラミックヒーターに比較して立上り性能がよくなり、ハロゲンヒーター24の放熱温度を高めることができ、ハロゲンヒーター24の輻射熱を反射板8Aにより浴室の洗い場等の床面に向かい反射し、被乾燥物の乾燥または入浴者に対する暖房を行うことができる。
【0024】このように本発明の実施の形態2の浴室用乾燥機によれば、本体3Aに設けられる送風機5Aを、複数の軸流ファンモーター23により形成したので、送風機にシロツコファンを用いた場合に比較して、横長に送風範囲を拡げることができるとともに、小形の軸流ファンモーター23を設けることにより、浴室用乾燥機の厚みを薄くすることができ、壁面からの突出量が少なくなってインテリア性の向上を図ることができる。
【0025】また、複数設けられる軸流ファンモーター23の回転数を異なるように構成したので、各軸流ファンモーター23が発生する騒音レベルが異なることにより、互いに緩衝されて騒音が低減され、低騒音化を図ることができるとともに、共振による異音の発生を防止できる。
【0026】また、熱源9Aをハロゲンヒーター24と、ハロゲンヒーター24の輻射熱を浴室の洗い場に向かい反射する反射板8Aにより形成したので、輻射暖房により入浴者は体の表面に暖かさを感じドラフト感を防止することができる。
【0027】(実施の形態3)図6に示すように、複数の軸流ファンモーター23Aを吹出口20に向かい送風される風が拡がるように、左右の軸流ファンモーター23Aを傾けた構成とする。
【0028】上記構成において、浴室用乾燥機を浴室に設けて運転すると、複数の軸流ファンモーター23Aが駆動し、上方の吸込口19より空気が軸流ファンモーター23Aにより下方に送風され、ハロゲンヒーター24で加熱されて吹出口20より温風が送風される。このとき、複数設けられる軸流ファンモーター23Aのうち左右の軸流ファンモーター23Aにより送風される風が左右に拡がるようになる。
【0029】このように本発明の実施の形態3の浴室用乾燥機によれば、複数の軸流ファンモーター23Aを、送風される風が拡がるように傾けて設けたので、吹出口20から温風を左右にワイドに吹き出すことができ、広い浴室に対応した効率のよい乾燥および暖房を行うことができる。
【0030】(実施の形態4)図7に示すように、複数の軸流ファンモーター23Bを吹出口20側に向かい傾けて設けた構成とする。
【0031】上記構成において、軸流ファンモーター23Bが駆動されると、上方の吸込口19より吸い込んだ空気は、軸流ファンモーター23Bにより吹出口20側に向かい送風され、ハロゲンヒーター24により加熱された温風が吹出口20より斜め下方に向かい送風される。
【0032】このように本発明の実施の形態4の浴室用乾燥機によれば、複数の軸流ファンモーター23Bを吹出口20側に傾けて設けているので、軸流ファンモータ23Bより送風される風は吹出口20に向かい送風され、ハロゲンヒーター24で加熱された温風は、下方の斜め前方に設けた吹出口20より浴室内に送風されることとなり、浴室用乾燥機の取付位置が低くても浴室の広さおよびバスタブの大きさに左右されることなく浴室全体を効率良く乾燥および暖房ができる。
【0033】(実施の形態5)図8および図9に示すように、軸流ファンモーター23Cのモーター23aの外周を前後から包持する湾曲凹部25を複数設けた水平状のモーター取付部26と、このモーター取付部26に取り付けられたモーター23aの下方に対向するように突出し設けられる遮熱板27とを垂直板28を介して断面をほぼコの字状に形成し、端部には本体に設けた支持側板(図示せず)に取り付けられ、取付片29と設けた一対の軸流ファンモーター取付具30を形成する。
【0034】そして、モーター取付部26の湾曲凹部25を下方に曲折してモーター23aの外周を保持する保持部31を形成し、モーター23aの外周にはモーター23aを取り付けるモーター取付孔32を有した取付用フランジ33を設け、モーター取付部26の湾曲凹部25の外方に、モーター23aを取付用フランジ33を介してモーター取付部26にねじ34により取り付けるねじ孔35を設ける。
【0035】また、軸流ファンモーター23Cのファン外周を覆うオリフィス36の端部にねじ34の貫通孔37を有した複数の支持脚38を設け、軸流ファンモーター取付具30のモーター取付部26に取り付けられる軸流ファンモーター23Cのモーター23aとオリフィス36の支持脚38をねじ34で共締めするように構成する。
【0036】上記構成において、軸流ファンモーター23Cおよび、オリフィス36を軸流ファンモーター取付具30に組み付けるときには、軸流ファンモーター取付具30のモーター取付部26の湾曲凹部25にモーター23aの外周を合わせるようにしてモーター取付部26上に取付用フランジ33を介してモーター23aを載置し、オリフィス36の支持脚38をモーター23aの取付用フランジ33上に載置し、ねじ34を支持脚38の端部に設けた貫通孔37と、取付用フランジ33のモーター取付孔32を貫通し、ねじ34をモーター取付部26のねじ孔35に螺合し、軸流ファンモーター23Cとオリフィス36をねじ34による共締めにより軸流ファンモーター取付具30に取り付ける。
【0037】このとき、モーター取付部26に形成した湾曲凹部25に設けた保持部31がモーター23aの外周に当接してモーター23aが保持される。
【0038】また、軸流ファンモーター取付具30に形成した遮熱板27がモーター23aの下方に対向することにより、熱源(図示せず)からの熱が直接モーター23aに加わるのが遮断されることとなる。
【0039】このように本発明の実施の形態5の浴室用乾燥機によれば、軸流ファンモーター23Cのモーター23aの外周を前後から包持する湾曲凹部25を有する水平状のモーター取付部26と、このモーター取付部26に取り付けられたモーター23aの下方に対向し設けられる遮熱板27とを垂直板28を介して形成した一対の軸流ファンモーター取付具30により軸流ファンモーター23Cを本体に取り付けるように構成したので、軸流ファンモーター23Cの下方部に設けられた熱源からの熱がモーター23aに伝熱されることが抑制され、熱によるモーター23aの寿命が短かくなるのが緩和され、品質向上を図ることができる。
【0040】また、モーター取付部26の湾曲凹部25に下方に曲折した保持部31を設けたので、モーター23aの保持が正確に行われるとともに、モーター取付部26の剛性が増大し、別パーツを設けることなく、強固で安価な構造の軸流ファンモーター取付具30が得られる。
【0041】また、オリフィス36に支持脚38を設け、軸流ファンモーター取付具30のモーター取付部26に取り付けられる軸流ファンモーター23Cのモーター23aとオリフィス36の支持脚38を共締めによりモーター取付部26に取り付けるように構成したので、部品点数が少なく、モーター23aとオリフィス36の取り付けが容易で、モーター23aとオリフィス36との寸法関係の誤差を少なくすることができ同心上に取り付けることができ品質の向上およびファンの性能確保を図ることができる。
【0042】なお、実施の形態5ではモーター取付部26に設けられる湾曲凹部25のみを下方に曲げて保持部31を形成したが、モーター取付部26の湾曲凹部25を含む内側端部全体を下方に曲げるようにしても、モーター取付部26の強度を高めることができることはいうまでもない。
【0043】(実施の形態6)図10および図11に示すように、本体カバー21Aに設けた吸込口19に対向して本体3Bに設けられる吸込グリル6Aを金属製のパンチングメタル6aで形成し、本体3Bに設けた支持側板2Aの上端部と本体カバー21Aの吸込口19の近傍内面との間で挟持して取り付ける構成とする。また、オリフィス36、軸流ファンモーター取付具30、ハロゲンヒーター24も吸込グリル6Aと同様に支持側板2Aにより挟持固定され、支持側板2Aとともに本体3Bに着脱される構成とする。
【0044】上記構成において、吸込グリル6Aを、本体3Bに設けた支持側板2Aの上端部上に載置した状態で、本体カバー21Aを本体3Bに装着すると、本体カバー21Aの吸込口19の近傍内面が吸込グリル6Aに当接し、吸込グリル6Aが本体3Bに設けた支持側板2Aと本体カバー21Aの内面とで挟持されて取り付けられる。
【0045】このように本発明の実施の形態6の浴室用乾燥機によれば、本体3Bに設けられる吸込グリル6Aを、本体3Bに設けた支持側板2Aと本体カバー21Aに設けた吸込口19近傍内面との間で挟持して取り付ける構成としたので、吸込グリル6Aを他の別部材を用いることなく取り付けることができ、部品点数が少なく安価な低コストで吸込グリル6Aを取り付けることができる。
【0046】また、吸込グリル6Aを金属製パンチングメタル6aにより形成したので、フィルターの役目を果たし吸い込み空気中に含まれるほこり等を除去することができる。
【0047】また、支持側板2Aを本体3Bから着脱することで、各部品を本体3Bから着脱できるので、保守点検時の作業性が向上する。
【0048】(実施の形態7)図12に示すように、本体3Cに設けられる吸込グリル6Bを後方側を支点に開閉自在に設け、開放時には本体カバー21に設けた吸込口19より突出するように形成し、吸込グリル6Bを閉鎖し使用状態にセットしたときにスイッチがオンとなり電気回路が閉路し、吸込グリル6Bを開放したときにスイッチがオフとなり、電気回路が開路するリミットスイッチ39Aを設け、本体3Cに設けられる吹出グリル10Aを上方側を支点に開閉自在に設け、開放時には本体カバー21に設けた吹出口20より突出するように形成し、吹出グリル10Aを閉鎖し使用状態にセットしたときにはスイッチがオンとなり電気回路が閉路し、吹出グリル10Aを開放したときは、スイッチがオフとなり電気回路が開路するリミットスイッチ39Bを設けた構成とする。
【0049】上記構成において、通常運転時には吸込グリル6Bが閉鎖しリミットスイッチ39Aにより電気回路が閉路し、吹出グリル10Aが閉鎖され、リミットスイッチ39Bにより電気回路が閉路して運転状態となる。
【0050】そして、メンテナンス時において、軸流ファンモーター23のメンテナンスを行うときには吸込グリル6Bを開放させることにより吸込グリル6Bは本体カバー21に設けた吸込口19より突出して開放されるとともに、リミットスイッチ39Aにより電気回路が開路され、吸込グリル6Bを開放することにより、軸流ファンモーター23が露出しメンテナンスを行うことができる。
【0051】また、熱源9側のメンテナンスを行うときには、吹出グリル10Aを開放することにより吹出グリル10Aは本体カバー21に設けた吹出口20より突出して開放されるとともに、リミットスイッチ39Bにより電気回路が開路され、吹出グリル10Aを開放することにより、熱源9が露出し、熱源9に設けたヒーターの交換等を行うことができる。
【0052】このように本発明の実施の形態7の浴室用乾燥機によれば、吸込グリル6Bおよび吹出グリル10Aを開閉自在に構成したので、本体カバー21を取り外すことなく、軸流ファンモーター23の点検および熱源9に設けられるヒーター等の交換を行うことができ便利となる。
【0053】また、吸込グリル6Bまたは吹出グリル10Aを開放したとき、電気回路を開路するリミットスイッチ39Aまたはリミットスイッチ39Bを設けたので、掃除や部品交換時における安全性の向上を図ることができる。
【0054】なお、実施の形態7では吸込グリル6Bおよび吹出グリル10Aを一端を支点にして開閉自在に設けるように説明したが吸込グリル6Bおよび吹出グリル10Aをスライドするように形成しても同様の作用効果をもたらすことはいうまでもない。
【0055】(実施の形態8)図13〜図15に示すように、吹出グリル10Bを、線材40で上下に設けられる横線40aと、この横線40aに格子状に組み合わされる複数の縦線40bにより形成し、下側の横線40aの両端部にL字状で水平に突出した水平取付部40cを設け、上側の横線40aの両端にはL字状部の端部に曲げ角度の異なる垂直に突出した垂直取付部40dと40eを設け、本体に設けた支持側板2Bには、斜め前方の下方側に吹出グリル10Bの水平取付部40cが係合する丸孔41を設け、上方側に垂直取付部40dまたは垂直取付部40eが係合する長孔42を設け構成する。
【0056】上記構成において、吹出グリル10Bを支持側板2Bに取り付けるときには、一方の垂直取付部40dと水平取付部40cを図14のように一方の支持側板2Bの長孔42と丸孔41に係合した後、他方の支持側板2Bに設けた丸孔41と長孔42に吹出グリル10Bの他方の水平取付部40cと垂直取付部40eを線材40の弾性を利用して挿入し、吹出グリル10Bを両方の支持側板2Bに取り付ける。
【0057】このとき、垂直取付部40dと40eは曲げ角度が異なることにより、互いに長孔42の周辺部に位置がずれて当接し取り付けられる。このことにより取り付けられた吹出グリル10Bに力が加わっても垂直取付部40dと40eの垂直状の曲げ角度が異なることにより、垂直取付部40dと40eの曲げ方向が2方向となり、吹出グリル10Bに加わる一方向の力では垂直取付部40dと40eが長孔42から抜けることがなくなる。
【0058】また、吹出グリル10Bを支持側板2Bに取り付けるとき、図15のように、支持側板2Bに設けた長孔42に吹出グリル10Bの垂直取付部40dと40eを係合した後、水平取付部40cを丸孔41に係合し取り付けることもできる。
【0059】このように、本発明の実施の形態8の浴室用乾燥機によれば、吹出グリル10Bを線材40で上下の横線40aと複数の縦線40bを格子状に接合して形成し、下側の横線40aの両端部に水平取付部40cを設け、上側の横線40aの両端には曲げ角度の異なる垂直取付部40dと40eを設け、本体に設けた支持側板2Bには、吹出グリル10Bの水平取付部40cが係合する丸孔41と垂直取付部40dと40eの係合する長孔42を設けたので、本体カバー(図示せず)を装着した後、吹出グリル10Bに強固な押し込みおよび引き出し方向への力が加わっても容易に外れることがなくなる。
【0060】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、上方から吸い込み下方に吹き出すように設けられる送風機と、この送風機から吹き出される空気を加熱する熱源とを設けた本体と、この本体の前方を覆う形状で上面には吸込口を設け、下方の斜め前方に吹出口を設けた本体カバーとを備え、前記送風機により浴室内の空気を上方から下方に向かい加熱循環せしめる構成としたので、ショートサーキットの発生を防止することができ、また、乾燥効率および暖房効率を向上することができる浴室用乾燥機を提供できる。
【0061】また、本体に設けられる送風機を複数の軸流ファンモーターにより形成したので、横長に送風範囲を拡げることができるとともに、薄形に形成することができ、インテリア性の向上を図ることができる。
【0062】また、複数設けられる軸流ファンモーターの回転数を異なるように構成したので、騒音が低減され、低騒音化を図ることができる。
【0063】また、熱源をハロゲンヒーターと、ハロゲンヒーターの輻射熱を浴室の洗い場に向かい反射する反射板により形成したので、輻射暖房により入浴者のドラフト感を防止することができる。
【0064】また、複数の軸流ファンモーターを送風される風が拡がるように傾けて設けたので、温風をワイドに吹き出すことができ、浴室の大きさ等に対応した効率の良い乾燥および暖房を行うことができる。
【0065】また、複数の軸流ファンモーターを吹出口側に向かい傾けて設けたので、浴室用乾燥機の取付位置が低くても浴室の広さおよび、バスタブの大きさに左右されることなく浴室全体を効率良く乾燥および暖房を行うことができる。
【0066】また、軸流ファンモーターの外周を前後から包持する湾曲凹部を有する水平状のモーター取付部と、このモーター取付部に取り付けられたモーターの下方に対向し設けられる遮熱板とを垂直板を介して形成した一対の軸流ファンモーター取付具により前記軸流ファンモーターを本体に取り付ける構成としたので、熱源からの熱が遮熱板により遮断され、熱によるモーターの寿命が短くなるのが緩和され品質向上を図ることができる。
【0067】また、モーター取付部の内側端部を下方に曲折し、保持部を形成したので、モーターの保持が正確に行われるとともに、強固で安価な構造の軸流ファンモーター取付具が得られる。
【0068】また、軸流ファンモーターのファン外周を覆うオリフィスに支持脚を設け、軸流ファンモーター取付具のモーター取付部に取り付けられる軸流ファンモーターと前記オリフィスの支持脚を共締めにより前記モーター取付部に取り付ける構成としたので、部品点数が少なく取り付けが容易で、モーターとオリフィスを同心上に取り付けることができ品質の向上を図ることができる。
【0069】また、吸込グリルを本体に設けた支持側板と本体カバーにより挟持して取り付ける構成としたので、部品点数が少なく、安価な低コストで吸込グリルを取り付けることができる。
【0070】また、吸込グリルを金属製のパンチングメタルで形成したので、吸い込む空気中のほこり等を除去することができる。
【0071】また、吸込グリルおよび吹出グリルを開閉自在に設けたので、本体カバーを取り外すことなく、軸流ファンモーターの点検や熱源に設けられるヒーターを交換することができる。
【0072】また、吹出グリルまたは吹出グリルの開放時に電気回路を開路するリミットスイッチを設けたので、掃除や部品交換時の安全性が確保できる。
【0073】また、吸込グリルを線材で形成した横線と縦線を接合して形成し、一方の横線の両端部に水平取付部を設け、他方の横線の両端部に曲げ角度の異なる垂直取付部を設け、本体に設けた支持側板に前記吹出グリルの水平取付部が係合する丸孔と、垂直取付部が係合する長孔を設けたので、吹出グリル10Bに強固な押し込みおよび引き出し方向への力が加わっても容易に外れることがなくなる。




 

 


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