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発明の名称 空調用床吹出口における可変風量装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−50578(P2001−50578A)
公開日 平成13年2月23日(2001.2.23)
出願番号 特願平11−222418
出願日 平成11年8月5日(1999.8.5)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【テーマコード(参考)】
3L061
3L080
3L081
【Fターム(参考)】
3L061 BE01 BF08 
3L080 BA05 BA11 BB04
3L081 DA01 HA01 HB01
発明者 東城 正佳 / 芝本 秀樹 / 森林 章広
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 円筒の壁面の側面に設けた空気取入口の開口面積を減速機構付可逆回転モータの駆動による回転式ダンパの作動により変更することで、調和空気の吹出し風量を可変するようにした空調用床吹出口であって、前記減速機構付可逆回転モータへの通電により正転・逆転する前記回転式ダンパの全開・全閉状態を検出する位置検出装置と、前記位置検出装置の出力を検出する位置検出手段と、前記減速機構付可逆回転モータを駆動する可逆回転モータ駆動手段と、前記回転式ダンパが通電により正転逆転運転時に全開・全閉状態になると前記位置検出手段により全開・全閉状態を検出しモータへの通電を停止する駆動判断手段とを備えたことを特徴とする空調用床吹出口における可変風量装置。
【請求項2】 全開・全閉状態を一定時間以上検出しない場合、あるいは一定時間以上検出し続ける場合に減速機構付可逆回転モータの駆動を停止する異常検出手段を設けたことを特徴とする前記請求項1記載の空調用床吹出口における可変風量装置。
【請求項3】 全開・全閉状態の検出を起点とし開度判断を行う開度判断手段を設けたことを特徴とする前記請求項1記載の空調用床吹出口における可変風量装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可逆回転モータの駆動により、円筒壁面開口部の開閉を、回転式ダンパの作動により調和空気の吹き出し風量を可変するようにした空調用床吹出口の可変風量装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空調用床吹出口では、可逆回転モータの駆動により回転式ダンパが作動して床吹出し口の開口面積を調整することにより調和空気の吹出し風量を可変するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空調用床吹出口の可変風量装置では、全開・全閉動作時はストッパに回転式ダンパが衝突し可逆回転モータのロックが発生するため、可逆回転モータに衝撃が加わり、寿命が劣化する問題があった。
【0004】また、ごみやその他の原因により回転式ダンパが回転しなくなった場合、全開・全閉状態が検出されないため、可逆回転モータを固定状態で駆動し続けることになり、可逆回転モータが発熱し寿命劣化する問題があった。
【0005】また、回転式ダンパによる風量調整において、正確に開口面積を調整するためには運転時の開口位置を計測する手段が必要であったが、高価でかつ機構的に複雑になり信頼性に欠ける可能性があった。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、ダンパの位置を検出する位置検出装置が全開・全閉を検出したときに可逆回転モータの駆動を停止することにより可逆回転モータに加わる衝撃をなくすことができ、また、一定時間以上位置検出装置が全開・全閉を検出しない場合あるいは検出し続ける場合に可逆回転モータの駆動を停止することにより可逆回転モータの発熱による寿命劣化を抑えることができ、また、位置検出装置の全開・全閉検出が解除された時点から開度判断を行うことにより、高価なフィードバック手段なしで正確な開度設定を高信頼かつ安価で実現することができる空調用床吹出口の可変風量装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の空調用床吹出口における可変風量装置は、上記の目的を達成するために、回転式ダンパの全開・全閉の位置もしくはその近傍に回転式ダンパの位置を検出する位置検出装置を設け、位置検出装置により回転式ダンパが全開・全閉に到達した状態を検出したときに減速機構付可逆回転モータの駆動を停止するようにしたものである。ここでいう減速機構付とは、モータへの通電停止時、慣性で回転することなく回転が停止し、通電停止時はモータはギアーでロックされて動かない機構を有するものをいう。以下減速機構付き可逆回転モータのことを、可逆回転モータと呼ぶ。
【0008】本発明によれば、衝突、ロックによる可逆回転モータの寿命劣化を防ぐことができ、耐久性に優れた空調用床吹出口の可変風量装置が得られる。
【0009】また他の手段は、一定時間以上位置検出装置が回転式ダンパの全開・全閉到達を検出しない場合あるいは検出し続ける場合に空調用床吹出口の異常を異常検出手段により検知し、可逆回転モータの駆動を停止するようにしたものである。
【0010】そして本発明によれば、ゴミやその他の原因により回転式ダンパが回転しなくなった場合でも、可逆回転モータの発熱・寿命劣化を防ぐことができる。
【0011】また他の手段は、位置検出装置の全開・全閉検出が解除された時点から開度判断手段により開度の判断を開始するようにしたものである。
【0012】そして本発明によれば、運転時の開口位置を計測する手段が不要となり、高価なフィードバック手段なしで正確な開度設定を高信頼かつ安価に実現できるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、可逆回転モータの駆動により回転式ダンパが作動して調和空気の吹出し風量を可変するようにした空調用床吹出口において、ダンパの全開・全閉状態を検出する位置検出装置を設け、全開もしくは全閉位置に回転式ダンパが到達することを位置検出装置により検出し、可逆回転モータを停止させるようにしたものであり、衝突、ロックによる可逆回転モータの寿命劣化を防ぐことができるという作用を有する。
【0014】また、一定時間以上位置検出装置が回転式ダンパの全開・全閉到達を検出しない場合、あるいは検出し続ける場合に空調用床吹出口の異常を異常検出手段により検知し、可逆回転モータの駆動を停止するようにしたものであり、ゴミやその他の原因により回転式ダンパが回転しなくなった場合でも、可逆回転モータの発熱による寿命劣化を防ぐことができる。
【0015】また、位置検出装置の全開・全閉検出が解除された時点から開度判断手段により開度の判断を開始するようにしたものであり、現在の開口位置を計測する手段が不要となり、高価なフィードバック手段なしで高信頼かつ安価に実現できる。
【0016】
【実施例】(実施例1)本発明の第1実施例について、図1〜図2を参照しながら説明する。
【0017】図1に示すように、空調用床吹出口は位置検出装置1と、モータカバー部の底部に設け回転式ダンパーが全開・全閉時にリミットスイッチなどの位置検出装置1を作動させるカム2、回転式ダンパの回転範囲を制限するストッパ3、可逆回転モータにより回転することで調和空気の風量を調節する回転式ダンパ4、回転式ダンパを駆動する可逆回転モータ5、位置検出装置1からの信号により回転式ダンパ4の全開・全閉を検出する位置検出手段7、位置検出手段7からの信号により可逆回転モータの駆動/停止を判断する駆動判断手段8、駆動判断手段8からの指令に従い可逆回転モータを駆動する可逆回転モータ駆動手段6から構成されている。上記構成により、可逆回転モータ6が回転式ダンパ4を回転することにより風量を調節する。
【0018】図2の動作フロー図を用いて上記構成における動作を説明する。位置検出装置1は、回転式ダンパ4が全開もしくは全閉の位置にくるとカム2にあたり作動する。位置検出装置1をカム2が作動する時点では、回転式ダンパがストッパ3に衝突しない位置にカム2を設置している。位置検出装置1の動作により、位置検出手段7によって回転式ダンパ4が全開もしくは全閉の位置にきたことを検出して(ステップ101)、駆動判断手段8に検出信号を送出する。駆動判断手段8において、位置検出手段7からの検出信号がない場合は可逆回転モータ駆動手段6を通じて可逆回転モータの駆動を続けるが(ステップ103)、位置検出手段7からの検出信号がある場合は可逆回転モータ駆動手段6を通じて可逆回転モータの通電を停止して(ステップ102)、回転式ダンパ4がストッパ3に衝突する前に可逆回転モータを停止することとなる。
【0019】(実施例2)本発明の第2実施例について、図3〜図4を参照しながら説明する。
【0020】図3において、実施例1の構成に加えて、位置検出手段7からの信号を監視し、異常を検出したときに駆動判断手段8に信号を送出する異常検出手段9から構成されている。
【0021】図4の動作フロー図を用いて上記構成における動作を説明する。風量変更のために回転式ダンパ4を駆動する必要が発生したときに、駆動を開始する時点での位置検出手段7の出力を異常検出手段9により記憶し(ステップ201)、駆動判断手段8により可逆回転モータ駆動手段6を通じて可逆回転モータを駆動する(ステップ202)。次に位置検出手段7の出力がステップ201で記憶した出力状態と変わっていないかを異常検出手段9により判断し(ステップ203)、位置検出手段7の出力がステップ201で記憶した出力状態と変わっていない場合は一定時間が経過するまで判断を継続する(ステップ204)。ステップ203で一定時間が経過しても位置検出手段7の出力がステップ201で記憶した出力状態と変わらない場合は、異常検出手段9により異常を検知し、駆動判断手段8により可逆回転モータ駆動手段6を通じて可逆回転モータの通電を停止する(ステップ205)。ステップ203で一定時間以内に位置検出手段7の出力がステップ201で記憶した出力状態と変化した場合は、異常検出手段9により正常と判断し、実施例1で説明したとおりステップ101〜ステップ103の動作を行うこととなる。
【0022】(実施例3)本発明の第3実施例について、図5〜図6を参照しながら説明する。
【0023】図5において、実施例1の構成に加えて、位置検出手段7からの信号を監視し、全開・全閉状態が解除された時点から開度の計算を開始して駆動判断手段8に信号を送出する開度判断手段10から構成されている。
【0024】図6の動作フロー図を用いて上記構成における動作を説明する。風量変更のために回転式ダンパ4を駆動する必要が発生したときに、駆動を開始する時点での位置検出手段7の出力を開度判断手段10により記憶し(ステップ201)、駆動判断手段8により可逆回転モータ駆動手段6を通じて可逆回転モータを駆動する(ステップ202)。次に位置検出手段7の出力がステップ201で記憶した出力状態と変化するまで開度判断手段10により待機する(ステップ203)。位置検出手段7の出力がステップ201で記憶した出力状態と変化し、全開・全閉状態になった場合には(ステップ301)、駆動判断手段8により可逆回転モータ駆動手段6を通じて可逆回転モータの通電を停止する(ステップ304)。全開・全閉状態が解除された場合には、開度カウントアップを開始して(ステップ302)、開度カウント値と所定開度を比較して(ステップ303)所定開度が等しくなった場合にカウントアップを停止し、駆動判断手段8により可逆回転モータ駆動手段6を通じて可逆回転モータの通電を停止することとなる(ステップ304)。
【0025】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、可逆回転モータの駆動により回転式ダンパが作動して調和空気の吹出し風量を可変するようにした空調用床吹出口において、ダンパの全開・全閉時に、ダンパの位置を検出する位置検出装置を設け、全開もしくは全閉位置に回転式ダンパが到達することを位置検出装置により検出し、可逆回転モータを停止させるようにしたものであり、衝突、ロックによる可逆回転モータの寿命劣化を防ぎ、耐久性に優れた空調用床吹出口の可変風量装置を提供できる。
【0026】また、本発明によれば、一定時間以上位置検出装置が回転式ダンパの全開・全閉到達を検出しない場合、あるいは検出し続ける場合に空調用床吹出口の異常を異常検出手段により検知し、可逆回転モータの駆動を停止することにより、ゴミやその他の原因により回転式ダンパが回転しなくなった場合でも、可逆回転モータの発熱による寿命劣化を防ぐことができる空調用床吹出口の可変風量装置を提供できる。
【0027】また、本発明によれば、位置検出装置の全開・全閉検出が解除された時点から開度判断手段により開度の判断を開始するようにすることにより、現在の開口位置を計測する手段が不要となり、正確な開度設定を高信頼かつ安価で実現する空調用床吹出口の可変風量装置を提供できる。




 

 


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