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送風機器用アクティブサイレンサ - 松下精工株式会社
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発明の名称 送風機器用アクティブサイレンサ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−20899(P2001−20899A)
公開日 平成13年1月23日(2001.1.23)
出願番号 特願平11−195637
出願日 平成11年7月9日(1999.7.9)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【テーマコード(参考)】
2G064
3H025
3H034
5D061
【Fターム(参考)】
2G064 AA12 AB01 AB02 AB15 BA02 BD02 CC30 DD15 
3H025 CA01 CB01
3H034 AA02 AA18 BB02 BB08 BB20 CC03 DD04 EE06 EE15 EE17
5D061 EE12 EE40 FF02
発明者 小方 弘成
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 送風機器にダクト状に接続するサイレンサ本体ケースに、ダクト内の騒音信号から逆相の信号を演算してダクト内に放射する能動消音装置および、前記能動消音装置では適応できない高周波帯域の騒音を低減する吸音材をダクト内面に備える構成において、吸音材が劣化していない初期状態で送風機器を運転したときに、騒音検出器で検出した信号が記憶されている記憶回路を有し、騒音検出器によって検出された信号と、前記記憶されている初期状態の信号を、演算回路で比較演算し、その結果得られた差異を表示する表示器を備えたことを特徴とする送風機器用アクティブサイレンサ。
【請求項2】 吸音材が劣化していない初期状態で疑似信号を能動消音装置の音波発生器から発生させたときに、騒音検出器で検出した信号が記憶されている記憶回路を有し、前記疑似信号を発生させたとき騒音検出器によって検出された信号と、前記記憶されている初期状態の信号を、演算回路で比較演算することを特徴とした、請求項1記載の送風機器用アクティブサイレンサ。
【請求項3】 音波発生器の近傍に騒音検出器とは異なる音波検出器を有し、吸音材が劣化していない初期状態で疑似信号を能動消音装置の音波発生器から発生させたときに、騒音検出器で検出された信号および、前記音波検出器で検出された信号を記憶した記憶回路を有し、前記疑似信号を発生させたとき騒音検出器によって検出された信号および、前記音波検出器で検出された信号と、それぞれ前記初期状態の記憶されている信号を、演算回路で比較演算し、その結果得られた差異を表示する表示器を備えたことを特徴とした、請求項1記載の送風機器用アクティブサイレンサ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場や自動車トンネルの換気、集塵および空調設備などに利用される送風機器に接続して使用される送風機器用サイレンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の送風機器用サイレンサについて図4を参照しながら説明する。図に示すように、送風機器101にダクト状に接続するサイレンサ本体ケース102に、主に高周波帯域の騒音を低減するための吸音材103が充填されており、吸音材103が送風によって飛散しないように、ダクト内面に沿って、有孔の薄膜104で包まれている。さらに、騒音検出器105と、検出した騒音信号から逆相の信号を演算する制御回路106と、逆相の信号をダクト内に放射する音波発生器107で構成される能動消音装置が、低周波帯域の騒音または、送風機器の回転に起因する干渉音を低減するために取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような送風機器用アクティブサイレンサでは、使用期間が長くなるに従い、充填されている吸音材が、徐々に飛散したり、吸音材を保護している有孔の薄膜がダクト内を通過する粉塵やチリなどで、目詰まりを発生することで、高周波帯域の低減効果が低下する。また、音波発生器も経年変化によって再生可能な帯域や周波数特性が変化し、逆相の騒音信号の再現能力が劣化することで、騒音低減効果が低下する。このため、騒音低減効果を維持するために、吸音材や吸音材を保護している有孔の薄膜および、音波発生器の定期的な交換を実施するものである。どの程度の期間で交換するかは、使用環境や送風機器の運転状況によって様々であり、交換時期を判断するためには、定期的な保守員の手による騒音測定や、送風機器を長期間停止したうえでの、ダクト内部の目視点検などが必要であり、設置の状況によっては多くの費用と時間を要するという課題があった。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、定期的な保守員の手による騒音測定や、送風機器を長期間停止したうえでの、ダクト内部の目視点検などが必要なく、何時でも吸音材や音波発生器の劣化度合いを点検できることで、費用と時間を要すことなく適切な交換時期を判断することが可能な送風機器用アクティブサイレンサを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の送風機器用アクティブサイレンサは上記目的を達成するために、吸音材が劣化していない初期状態で送風機器を運転したときに、騒音検出器で検出した信号が記憶されている記憶回路を有し、通常の運転状態において騒音検出器によって検出された信号と、前記初期状態の記憶されている信号を、演算回路で比較演算し、その結果得られた差異を表示する表示器を備えたものである。
【0006】本発明によれば、通常の運転状態において、表示器に表示された結果から何時でも吸音材の劣化度合いを点検できる送風機器用アクティブサイレンサが得られる。
【0007】また、他の手段は、吸音材が劣化していない初期状態で疑似信号を能動消音装置の音波発生器から発生させたときに、騒音検出器で検出した信号が記憶されている記憶回路を有し、前記疑似信号を発生させたとき騒音検出器によって検出された信号と、前記初期状態の記憶されている信号を、演算回路で比較演算し、その結果得られた差異を表示する表示器を備えたものである。
【0008】本発明によれば、送風機器の運転状態が初期状態から変動し、その騒音特性が変化することがあっても、送風機の騒音を用いずに音波発生器から発生する疑似信号を用いて比較演算するため、何時でも吸音材の劣化度合いを点検できる送風機器用アクティブサイレンサが得られる。
【0009】また、他の手段は、音波発生器の近傍に騒音検出器とは異なる音波検出器を有し、吸音材が劣化していない初期状態で疑似信号を能動消音装置の音波発生器から発生させたときに、騒音検出器で検出された信号および、前記音波検出器で検出された信号が記憶されている記憶回路を有し、前記疑似信号を発生させたとき騒音検出器によって検出された信号および、前記音波検出器で検出された信号と、それぞれ前記初期状態の記憶されている信号を、演算回路で比較演算し、その結果得られた差異を表示する表示器を備えたものである。
【0010】本発明によれば、何時でも吸音材だけでなく、音波発生器の劣化度合いを点検できる送風機器用アクティブサイレンサが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、送風機器にダクト状に接続するサイレンサ本体ケースに、ダクト内の騒音信号から逆相の信号を演算してダクト内に放射する能動消音装置および、前記能動消音装置では適応できない高周波帯域の騒音を低減する吸音材をダクト内面に備える構成において、吸音材が劣化していない初期状態で送風機器を運転したときに、騒音検出器で検出した信号が記憶されている記憶回路を有し、通常の運転状態において騒音検出器によって検出された信号と、前記初期状態の記憶されている信号を、演算回路で比較演算し、その結果得られた差異を表示する表示器を備えたものであり、表示された結果から吸音材の劣化度合いを読み取ることができる。
【0012】また、吸音材が劣化していない初期状態で疑似信号を能動消音装置の音波発生器から発生させたときに、騒音検出器で検出した信号が記憶されている記憶回路を有し、前記疑似信号を発生させたとき騒音検出器によって検出された信号と、前記初期状態の記憶されている信号を、演算回路で比較演算するものであり、送風機器の運転状態が変化しても吸音材の劣化度合いを読み取ることができる。
【0013】また、音波発生器の近傍に騒音検出器とは異なる音波検出器を有し、吸音材が劣化していない初期状態で疑似信号を能動消音装置の音波発生器から発生させたときに、騒音検出器で検出した信号および、前記音波検出器で検出した信号が記憶されている記憶回路を有し、前記疑似信号を発生させたとき騒音検出器によって検出された信号および、前記音波検出器で検出された信号と、それぞれ前記初期状態の記憶されている信号を、演算回路で比較演算し、その結果得られた差異を表示する表示器を備えたことを特徴としたものであり、吸音材だけでなく、音波発生器の劣化度合いを読み取ることができる。
【0014】
【実施例】(実施例1)図1は本発明に係る送風機器用アクティブサイレンサの一実施例を示す。従来例と同一部分については同符号を付与し説明は省略する。
【0015】能動消音装置は、騒音検出器105で検出した信号を記憶できる記憶回路1と、信号を比較演算するための演算回路2および、得られた結果を表示する表示器3を備えている。
【0016】上記構成において、送風機器101と本発明の送風機器用アクティブサイレンサを所定の場所に設置した後、最初に吸音材103が劣化していない状態で、送風機器101を運転し、能動消音処理を実行させない状態で、ダクト内の騒音信号を騒音検出器105で検出し、検出した信号を初期状態の参照信号として記憶回路1に記憶する。その後、通常動作として能動消音処理を実行する。通常動作では、送風機器101の運転時間は制御回路106によって積算されている。あらかじめ設定した運転時間が経過した後、または点検員の操作によって、点検動作の状態とすることができる。点検動作が起動すると、能動消音処理は停止し、騒音検出器105は、ダクト内の騒音信号を検出する。検出された信号は、演算回路2によって初期状態において記憶されている参照信号と比較演算され、得られた差異は表示器3に表示される。点検員は、この表示を読み取ることで、吸音材103の劣化度合いを点検することができる。
【0017】(実施例2)図1に示す構成において、送風機器101と本発明の送風機器用アクティブサイレンサを所定の場所に設置した後、最初に吸音材103が劣化していない状態で、送風機器101を停止したまま、音波発生器107から疑似信号を発生する。この疑似信号は、例えば図2に示すような周波数特性を有している。低周波帯域のレベルが高くなっているのは、音波発生器107が本来もつ音響伝達関数が低周波帯域で減衰していることを補正するためである。なお、この特性は各能動消音装置が狙う帯域にも大きく依存しており、その特性に応じて調整しているのが一般的である。また、この疑似信号は制御回路106によって演算作成している。このときのダクト内の騒音信号を騒音検出器105で検出し、検出した信号を初期状態の参照信号として記憶回路1に記憶させる。
【0018】その後、送風機器101を運転させ、通常動作として能動消音処理を実行する。ある一定の運転時間が経過した後、または点検員の操作によって、点検動作の状態とすることができる。点検動作が起動すると、能動消音処理は停止し、制御回路106で演算作成した前記疑似信号が音波発生器107から発生される。騒音検出器105は、このときのダクト内の騒音信号を検出する。検出された信号は、演算回路2によって初期状態において記憶されている参照信号と比較演算され、得られた差異は表示器3に表示される。点検員は、この表示を読み取ることで、吸音材103の劣化度合いを点検することができる。
【0019】(実施例3)図3に示すように、音波発生器107の近傍に騒音検出器105と異なる音波検出器4を備え、騒音検出器105で検出された信号および、音波検出器4で検出された信号を記憶できる記憶回路1と、信号を比較演算するための演算回路2および、得られた結果を表示する表示器3を備えている。
【0020】上記構成において、送風機器101と本発明の送風機器用アクティブサイレンサを所定の場所に設置した後、最初に吸音材103および音波発生器107が劣化していない状態で、送風機器101を停止したまま、音波発生器107から疑似信号を発生する。このときのダクト内の騒音信号を騒音検出器105および音波検出器4で検出し、検出した信号を初期状態の参照信号として記憶回路1に記憶させる。
【0021】その後、送風機器101を運転させ、通常動作として能動消音処理を実行する。ある一定の運転時間が経過した後、または点検員の操作によって、点検動作の状態とすることができる。点検動作が起動すると、能動消音処理は停止し、音波発生器107から疑似信号を発生する。このとき騒音検出器105および、音波検出器4によって検出された信号は、演算回路2によって初期状態において記憶されている参照信号と比較演算され、得られた差異は表示器3に表示される。点検員は、この表示を読み取ることで、吸音材103および、音波発生器107の劣化度合いを点検することができる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、定期的な保守員の手による騒音測定や、送風機器を長期間停止したうえでの、ダクト内部の目視点検などが必要なく、何時でも吸音材や音波発生器の劣化度合いを点検できることで、費用と時間を要すことなく吸音材および有孔の薄膜の適切な交換時期を判断することが可能な送風機器用アクティブサイレンサを提供できる。
【0023】また、送風機器の運転状態変化の影響を受けずに、吸音材および有孔の薄膜の適切な交換時期を判断することが可能な送風機器用アクティブサイレンサを提供できる。
【0024】また、吸音材および有孔の薄膜だけでなく、音波発生器の適切な交換時期を判断することが可能な送風機器用アクティブサイレンサを提供できる。




 

 


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