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発明の名称 燃焼温風暖房器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−289509(P2001−289509A)
公開日 平成13年10月19日(2001.10.19)
出願番号 特願2000−110538(P2000−110538)
出願日 平成12年4月6日(2000.4.6)
代理人
発明者 高橋 睦彦 / 斎藤 肇 / 渡辺 勲 / 荒井 達志
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 バーナー(11)が取り付けられたバーナーベース(1)の上面にそのバーナーを覆うように燃焼筒(2)が設置されるとともにその燃焼筒の背面に送風機(3)が設置されたものにおいて、前記送風機に対面する前記燃焼筒の背面壁の比較的下方位置であってしかも前記送風機からの送風に直接さらされる位置に前記送風機からの空気の一部が前記燃焼筒内に流入して前記燃焼筒内の底部の前記バーナーが設けられた領域の内圧が高まるようにするための空気導入口(15)が開設されるとともに前記燃焼筒内にその空気導入口から流入する空気が前記バーナーの火炎形成部(12)に直接向かわないようにするための偏向板(16)が設けられて構成されていることを特徴とする燃焼温風暖房器。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料を燃焼させて得られる高温の燃焼ガスを室内に放散して暖房を行なう燃焼温風暖房器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3および図4は従来のこの種の燃焼温風暖房器を説明するための斜視図と断面図であり、まず図3中の1はバーナーベース、2はこのバーナーベース1に取り付けられた燃焼筒、3はこの燃焼筒2の背面に設けられた送風機である。4、4は燃焼筒2の側面に開設された二次空気取入口で、5、5はこの二次空気取入口を通じた二次空気の取り入れが能率良く行なわれるようにするための呼込フラップである。
【0003】6、6、・・・は燃焼筒2をバーナーベース1上に取り付けるために裾部の4辺に折曲形成されたベースフランジで、7、7はそのベースフランジ6、6をバーナーベース1に重ねて固定するための取付ねじ、8、8はバーナーベース1とこのベースフランジ6との接合部に生じる隙間である。なお、この隙間8、8というのは、組立完了時の未だ燃焼運転を経験していない場合のみならず暖房運転に供されている高温の環境下のいずれの場合においても、その発生を低コストの下で効果的に抑制することが極めて困難な種類のものである。ちなみにその発生状況はというと、その大きさが機体ごとにまちまちである。その一方で、隙間8がほとんど発生していないといってもよいほどの機体も存在する場合がある。
【0004】図4は図3のB−B’線矢視断面図で、ベースフランジ6とバーナーベース1の間に隙間8が発生している状況を示したものである。この図4中、9は液体燃料を気化させるための気化器であり、10はその気化器9で気化した燃料が噴出するノズル、11はそのノズル10から噴出する燃料ガスを受け入れて燃焼させるバーナー、12はそのバーナー11の火炎形成部、13はその火炎形成部12に形成される火炎にさらされて燃焼熱の一部を取り出し、それを気化器9に供給するための受熱棒である。前述した燃焼筒2は、バーナーベース1上において、バーナー11を覆うように設置されているということになる。
【0005】そして14は、送風器3からの送風の一部を一次空気としてバーナーベース1の下面のノズル10側に導き入れるための一次空気導入口である。
【0006】このような従来例において、燃焼筒2のベースフランジ6とバーナーベース1との間に隙間8が生じていると、暖房運転中の、送風器3が作動している間中、送風空気の一部がその隙間8から流入する。
【0007】その場合、隙間8の大きさは機体により一定していないから、流入量も一定せず、したがって燃焼状態も一定しないことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例においては、バーナー11の火炎形成部12に最小規模の燃焼炎を形成して暖房運転を行なわせる間に、機体ごとに定まらない位置から定まらない量の、しかも定まらない強さの空気が流入することによって、ときとして問題となるほどの不良燃焼を起こしてしまうことがあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するために本発明は、バーナーが取り付けられたバーナーベースの上面にそのバーナーを覆うように燃焼筒を設置するとともに、その燃焼筒の背面に送風機を設置したものにおいて、送風機に対面する燃焼筒の背面壁の比較的下方位置であって、しかも送風機からの送風に直接さらされる位置に、送風機からの空気の一部を燃焼筒内に流入させて燃焼筒内の底部のバーナーが設けられた領域の内圧を高めるための空気導入口を開設するとともに、その空気導入口から流入する空気がバーナーの火炎形成部に直接向かわないようにするための偏向板を燃焼筒内に設けて、燃焼温風暖房器を構成した。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、上述のように構成されたものであり、送風機に対面する燃焼筒の背面壁の比較的下方位置の、しかも送風機からの送風に直接さらされる位置に、送風機からの空気の一部を二次空気として燃焼筒内に流入させることにより燃焼筒内の底部のバーナーが設けられている領域の内圧が高まるようにするための空気導入口を開設し、さらにその空気導入口から流入する空気がバーナーの火炎形成部に直接向かわないようにするための偏向板を燃焼筒内に設け、それによってバーナーベースと燃焼筒の接続部の隙間から燃焼筒内に空気がみだりに流入しないようにし、特に最小火炎を形成して暖房運転が行なわれる場合に、隙間からの空気流によって燃焼炎が乱されて不良燃焼が行なわれるのを防止するようにした。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1と図2により説明する。
【0012】これらの図において、図3および図4の説明で既に用いた符号と同一の符号が附されたものは同一の部品である。
【0013】そのうちのまず図1において、15は、送風機3に対面する燃焼筒2の背面壁の比較的下方位置であって、しかも送風機3から送風される空気に直接さらされる位置にあって、その空気の一部を二次空気として燃焼筒2内の底部のバーナー11が設けられている領域に積極的に流入させるための二次空気導入口であり、この二次空気導入口15から空気の流入があることによって、バーナー設置領域の内圧が高まって、既に説明したところの、燃焼筒2とバーナーベース1の接続部の機体ごとに位置が定まらない隙間8から、定まらない量の、かつ定まらない強さの空気の流入が起きないようにするためのものである。
【0014】そして図1のA−A’線矢視断面図である図2において、16は、この二次空気導入口15から燃焼筒2内に流入する空気流がバーナー11の火炎形成部に形成される燃焼炎を直撃しないように設けられた、空気流偏向板である。
【0015】本発明の一実施例はこのように構成されたものであり、燃焼炎が形成されて暖房運転が行なわれている間中、燃焼筒2の背面下部の二次空気導入口15から一定量の空気が一定の向き、つまりバーナー11の火炎形成部12を直撃することなく下向き修正された向きで、しかも一定の強さで流入し、燃焼炎に乱れを発生させることなく燃焼筒2内底部バーナー11設置部の内圧を高めるから、燃焼筒2の裾部のベースフランジ6とバーナーベース1の接続部の定まらない位置に、定まらない大きさの隙間8が生じていても、そこから燃焼筒2内に空気がみだりに流入することはなく、どの機体においても安定してすぐれた燃焼が行なわれるようになった。特に、最小燃焼火炎が形成されて暖房運転が行なわれる場合に、燃焼炎がその隙間8から流入する空気流に乱されるようなことがなくなり、不良燃焼を起こすことなく安全な暖房運転を行なうことができるようになった。
【0016】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれば、送風機に対面する燃焼筒の背面壁の比較的下方位置の、しかも送風機からの送風に直接さらされる位置に、送風機からの空気の一部が燃焼筒内に流入して燃焼筒内の底部のバーナーが設けられている領域の内圧が高まるようにするための空気導入口を開設し、さらにその空気導入口から流入する空気がバーナーの火炎形成部に直接向かわないようにするための偏向板を燃焼筒内に設けたので、バーナーベースと燃焼筒の接続部の隙間から燃焼筒内に空気がみだりに流入しないようになり、特に最小火炎を形成して暖房運転が行なわれる場合に、隙間からの空気流によって燃焼炎が乱されて不良燃焼が行なわれるのを確実に防止することができるようになり、安全な暖房運転が行なえるようになった。




 

 


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