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発明の名称 加熱調理器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−4145(P2001−4145A)
公開日 平成13年1月12日(2001.1.12)
出願番号 特願平11−172395
出願日 平成11年6月18日(1999.6.18)
代理人
発明者 野口 敏夫 / 菅谷 幸年 / 安部 貴紀
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 加熱室(1)と、この加熱室内に収納される被加熱食品を加熱するための発熱源(2、3)と、前記加熱室内の温度を検知するための温度検知素子(9)と、被加熱食品を前記加熱室内の所定位置に設置するためのオーブン皿(4)と、鳴動音を発する発音器(11)と、加熱時間が異なるだけで加熱温度の等しい複数の被加熱食品の加熱を設定するための多品種加熱設定キーを備えた加熱形態選択装置(13)と、複数用意されているところの、加熱温度が等しく加熱時間の異なる複数の食品の組み合わせの多品種メニューの中から、所望の多品種メニューを選び出すための多品種メニュー選択装置(16)と、前記加熱形態選択装置の設定とこの多品種メニュー選択装置によって選択された多品種メニューを表示する表示部(17)と、そして前記多品種加熱設定キーと前記多品種メニュー選択装置が操作されたときに、前記表示部に前記多品種加熱設定キーが操作された旨と前記多品種メニュー選択装置によって選択された多品種メニューを表示するとともに、単一の加熱温度情報と複数の加熱時間情報を取り込んで、それら情報と前記温度検知素子を通じて取り込まれる温度情報に基づいて前記発熱源への電力供給を制御する中で、加熱終了までの残り時間が個々の食品の加熱所要時間と一致した時点毎に、前記表示部にてその旨を表示しかつ前記発音器をそれぞれ異なる鳴動音で作動させる制御回路(12)とで構成されていることを特徴とする加熱調理器。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱の所要時間が異なるだけで加熱温度に関しては同一の複数の被加熱食品を、加熱に要する時間が長い順に加熱室内に設置し、最終的に全食品が同時に仕上がって、加熱室から一括して取り出せるようにした、オーブン等の加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オーブン等の加熱調理器においては、加熱温度が同一であっても、加熱に要する時間が異なる場合には、それぞれを分けて単独に調理していた。
【0003】例えば、チキンのハーブ焼きと春巻きを調理する場合であれば、温度は同じであるものの加熱を続ける時間がそれぞれ異なるため、一品ずつ順次所定の時間をかけて調理していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述従来例にあっては、加熱温度が同じであるにもかかわらず、それぞれの加熱に要する時間が異なるというだけで、食品の数だけ何度にも分けて加熱調理を行なわなければならず、すべての調理が終了するまでに多大の時間を費やさざるを得なかった。またそれにより、多大なエネルギーを浪費せざるを得なかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解決するためになされたものであり、加熱室と、この加熱室内に収納される被加熱食品を加熱するための発熱源と、加熱室内の温度を検知するための温度検知素子と、被加熱食品を加熱室内の所定位置に設置するためのオーブン皿と、鳴動音を発する発音器と、加熱時間が異なるだけで加熱温度の等しい複数の被加熱食品の加熱を設定するための多品種加熱設定キーを備えた加熱形態選択装置と、複数用意されているところの、加熱温度が等しく加熱時間の異なる複数の食品の組み合わせの多品種メニューの中から、所望の多品種メニューを選び出すための多品種メニュー選択装置と、加熱形態選択装置の設定とこの多品種メニュー選択装置によって選択された多品種メニューを表示する表示部と、そして多品種加熱設定キーと多品種メニュー選択装置が操作されたときに、表示部に多品種加熱設定キーが操作された旨と多品種メニュー選択装置によって選択された多品種メニューを表示するとともに、単一の加熱温度情報と複数の加熱時間情報を取り込んで、それら情報と温度検知素子を通じて取り込まれる温度情報に基づいて発熱源への電力供給を制御する中で、加熱終了までの残り時間が個々の食品の加熱所要時間と一致した時点毎に、表示部にてその旨を表示しかつ発音器をそれぞれ異なる鳴動音で作動させる制御回路とで加熱調理器を構成した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は上述のように構成されたものであり、多品種加熱設定キーと多品種メニュー選択装置が操作されたときに、表示部に多品種加熱設定キーが操作された旨と多品種メニュー選択装置によって選択された多品種メニューを表示するとともに、単一の加熱温度情報と複数の加熱時間情報を取り込んで、それら情報と温度検知素子を通じて取り込まれる温度情報に基づいて発熱源への電力供給を制御する中で、加熱終了までの残り時間が個々の食品の加熱所要時間と一致した時点毎に、表示部にてその旨を表示しかつ発音器をそれぞれ異なる鳴動音で作動させ、これから加熱を行なう食品の加熱室内への収納設置が確実に行なわれるようにした。そしてそれにより、同時に仕上がった温かい多品種の料理をおいしいうちに食べることができるようにした。そしてなによりも、各食品を一種類ずつ単独に加熱する場合に比べて、費やされる時間が大幅に短縮されるようにしたとともに、消費されるエネルギーに関しても大幅に節約されるようにした。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図を用いて説明する。
【0008】図1はオーブン皿を用いて食品を加熱調理するオーブンレンジの要部概略図であり、この図1において、1はその加熱室、2はその加熱室1の天井部に設けられた天井ヒータ、3は同底部に設けられた底ヒータである。4はオーブン皿であり、5はこのオーブン皿4を受け止める皿受棚である。6はオーブン皿4上に載せられた食品のうちの比較的長時間の加熱を必要とするグラタン素材で、7はそれとは逆に比較的短時間の加熱で済む焼き野菜の素材、8はそれらの中間の時間を掛けて加熱するフライないし揚げ物の素材である。
【0009】9は加熱室の温度を検出するためのサーミスタ、10は操作パネルで、11はメロディー音を発する発音器、そして12は操作パネル10とサーミスタ9からの出力を取り込んで天井部および底部の各ヒータ2、3への電力供給を制御するとともに発音器11を駆動制御する制御回路である。
【0010】図2は、操作パネル10の様子を示したもので、13は加熱形態選択キーであり、制御回路12に対してレンジ、オーブン、グリルおよびオートの中の一つの選択を設定するものである。
【0011】本発明は、加熱温度が同じで加熱時間の異なる複数種類の食品の調理を行なう場合の工夫に関するものであり、しかも、料理ブックに収録された料理と全く同じ調理を行なうことができるようにした装置に関するものなので、以下においてはオート(自動)加熱の形態が選択された例を説明する。
【0012】14は、加熱形態選択キー13のうちのオートのキーが操作されたときに、照明により浮き出るように表示されるオートメニューの記載群で、15はそのうちのオーブン多品種メニューについての記載群である。
【0013】16はオートメニュー記載群14の中から所望のメニューを選び出すために操作するダイヤル摘みである。このダイヤル摘み16は、加熱形態選択キー13中のオートキー以外のものが操作されたときには、加熱時間設定用の装置に機能切り替えされるようになっているものである。
【0014】17は、前述加熱形態選択キー13中のオートキーが操作されたのに応じてその旨を「オート」の文字をもって表示し、またダイヤル摘み16の回転操作に応じてメニュー番号を表示し、そのほかにも、加熱室1への食材の投入順を適宜表示する表示部である。図2の表示例は、ダイヤル摘み16によってオーブン多品種メニューのうちのメニュー番号12が選択された状態をあらわしている。ちなみに、オーブン多品種メニューとは、例えば図3のようなものであり、料理ブックに収録されているものである。このうちの、ダイヤル摘み16の操作によって選ばれた番号12のメニューというのは、加熱時間が互いに異なる、1.グラタン類、2.フライ、揚げ物類、3.焼き野菜類の3種類の所定量の素材を、250℃という共通の加熱温度で調理する加熱メニューである。
【0015】そして18は直前までになされた操作・設定を取り消す消取キーであり、19は設定された内容で加熱調理を開始させる加熱開始キーである。
【0016】なお、操作パネル10には、加熱形態選択キー13のうちのレンジ加熱、オーブン加熱あるいはグリル加熱を選んで加熱温度や加熱時間をマニュアル設定する場合のために、温度設定キー20が設けられている。
【0017】実施例の構成は以上の通りであり、次にその作用を説明する。
【0018】まず、加熱形態選択キー13中のオートキーを操作する。すると、オートメニュー記載群14が照明によって明示されるとともに表示部17に「オート」の文字が表示される。引き続きダイヤル摘み16を操作してメニュー番号12を選び出す。するとそれに応じて表示部17には設定されたメニュー番号12が表示される。
【0019】そして加熱開始キー19を操作する。すると、制御回路12がサーミスタ9の信号を取り込みながら天井と底の各ヒータに通電を開始して、250℃の加熱室温度を目指すことになる。
【0020】加熱室温度が250℃に達すると、表示部17における食材投入順序を示す表示中の数字「1」が点滅を開始するとともに、発音器11が駆動されてメロディーが奏でられ、調理実行者に対してグラタン素材6の投入を促す。
【0021】調理実行者はそれに促されてドアを開けるとともにグラタン素材6をオーブン皿4上に設置し、速やかにドアを閉めて加熱開始キー19を操作して加熱調理動作を再開させる。この実施例においては、食材の投入のためにドアが開けられたときに表示部17の点滅表示と発音器11の奏音が停止するようにしてある。
【0022】ところで、三種類の食材のうち、加熱所要時間の一番長いのがこのグラタン素材6であり、制御回路12にが制御する加熱時間はこのグラタン素材6の仕上がり時間を基準にして設定されている。加熱室温度が所定の250℃に達して表示部17と発音器11が駆動され、加熱室内へのグラタン素材6の投入が促された時点というのは、加熱制御の終了までの残り時間がその食材の加熱所要時間と一致した時点ということになる。
【0023】加熱時間が経過して、残時間がフライないし揚げ物素材8の加熱に要する時間と一致すると、今度は食材投入順序の表示中の数字の「2」の点滅と発音器11の奏音が開始され、調理者に対してフライないし揚げ物素材8の投入を促す。この場合の発音器11のメロディーは、前回のものと異なっている。
【0024】そしてこの場合も同様に、ドアを開けて食材を投入し、ただちにドアを閉めて加熱開始キー19を操作して加熱動作を再開させる。
【0025】最後に残時間が焼き野菜素材の加熱に要する時間と一致すると、今度は食材投入順序の表示中の数字の「3」の点滅と発音器11の奏音が開始され、調理者に対して焼き野菜素材7の加熱室1内への投入を促す。この場合の発音器11の奏でるメロディーは前2回のときとは異ならせてあり、食材の投入がそれで最後になることを知らせるようにしてなっている。
【0026】そしてこの場合も同様に、調理実行者は、ドアを開けて所定の食材をオーブン皿4上に設置し、ただちにドアを閉めて加熱開始キー19を操作して加熱を再開させる。
【0027】こうして食材の投入のすべてが終わり、その後加熱制御の残時間がゼロになると、制御回路12はヒータへの通電を停止するとともに表示部17の表示のすべてを点滅表示し、また発音器11によって三種類のメロディーを循環指せて奏でさせ、調理者に加熱調理の終了したことを知らせる。
【0028】この表示部17と発音器11による報知は、ドアが開けられることにより終了する。
【0029】このようにして、同じ加熱温度で加熱時間の長短異なる三種類の食品の加熱調理を、加熱終了までの残り時間が個々の食品(食材)の加熱に要する時間と一致した時点で表示部17と発音器11により食材の投入の必要性を報知し、オーブン皿4上への食品の投入設置が必ず実行されるようにしたから、食品毎に単独に調理する場合に比べて調理に要する時間を大幅に短縮することができた上に、消費されるエネルギーに関しても大幅に節約することができた。
【0030】
【発明の効果】以上本発明によれば、加熱温度が同じで加熱の所要時間の異なる多品種の食品を、所要時間の長いものから順次加熱室内に設置するよう、表示部の表示とそれぞれ種類の異なる鳴動音で報知し、食品の投入設置が確実に実行されるようにしたので、各食品を一種類ずつ単独に加熱する場合に比べ、費やされる時間を大幅に短縮することができたとともに、消費されるエネルギーに関しても大幅に節約することができた。そしてなによりも、多品種の料理を同時に仕上げておいしく食べることができるようになった。




 

 


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