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発明の名称 加熱調理器
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−324151(P2001−324151A)
公開日 平成13年11月22日(2001.11.22)
出願番号 特願2000−141362(P2000−141362)
出願日 平成12年5月15日(2000.5.15)
代理人 【識別番号】100091742
【弁理士】
【氏名又は名称】小玉 秀男 (外1名)
【テーマコード(参考)】
3K051
【Fターム(参考)】
3K051 AB02 AB10 AB12 AD10 AD27 AD32 CD42 CD43 
発明者 森島 眞
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 トッププレートが載置されたケーシングと、このケーシングの内部に設けられた冷却ファンと、前記トッププレート周辺に設けられた吸気口と、この吸気口と前記冷却ファンとを連通する吸気経路とを備え、この吸気経路の外縁部であって前記吸気口の下方周辺に開口部を設けたことを特徴とする加熱調理器。
【請求項2】 トッププレートが載置されたケーシングと、このケーシングの内部に設けられた冷却ファンと、前記トッププレート周辺に設けられた吸気口と、この吸気口と前記冷却ファンとを連通する吸気経路とを備え、この吸気経路の内部であって前記冷却ファンの上流側に防水部材を設けたことを特徴とする加熱調理器。
【請求項3】 トッププレートが載置されたケーシングと、このケーシングの底面に略平行な回転軸を有する冷却ファンと、前記トッププレート周辺に設けられた吸気口と、この吸気口と前記冷却ファンとを連通する吸気経路とを備え、この吸気経路の底面部を前記冷却ファンの底面部より低くしたことを特徴とする加熱調理器。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理器に関する。特に、加熱調理器のトッププレート周辺に設けられた吸気口から煮こぼれ等に起因する液体がケーシングの内部に流入した場合に好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱調理器の一例が特開平10−302950号公報に記載されている。この公報に記載の加熱調理器を図3を用いて説明する。図3は、従来の加熱調理器の概略縦断面図である。図3に示す加熱調理器120は、トッププレート130が載置されたケーシング166と、このケーシング166の底面に対し垂直な回転軸134cを有する冷却ファン134と、前記トッププレート130の後方に設けられた吸気口142と、この吸気口142と前記冷却ファン134とを連通する吸気経路138とを備えている。吸気口142はトッププレート130の後方に設けられているため、この吸気口142から、吸気する外気のほかに、トッププレート130の上に載置された鍋等からの煮こぼれ等による液体が流入してしまう場合がある。この煮こぼれ等による液体が冷却ファン134にかかると、ファンモータ134a等に付着して安全性の低下等を招く。また、この冷却ファン134の回転力によって、この液体が制御基板174等に吹き付けられてしまい、これらの制御基板174等の性能の劣化を招く。
【0003】このため、図3に示す加熱調理器120では、吸気経路138を矢印Aで示すように略Uの字状に形成することによって、煮こぼれ等に起因する液体が冷却ファン134に到達することを防止している。吸気経路138を矢印Aで示すように略Uの字状に形成すれば、煮こぼれ等による液体は吸気経路138の底面138aに落ちるため、この吸気経路138の底面138aより上方にある冷却ファン134(ファンモータ134a等)に到達することを防止できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸気経路138を略Uの字状に形成すると、この吸気経路138のスペースが大きくなり、この結果、ケーシング166の設置スペースが大きくなってしまう。ケーシング166の設置スペースが大きくなると、キッチンカウンタ122aおよび122bの間に設けられた開口123の大小にかかわらず同一の加熱調理器120をできるようにするセットフリーのためのスペースL2を確保しにくくなる。また、電源146を接続するためのスペースM2を確保しにくくなる。
【0005】本発明は、ケーシングの設置スペースを小さくしながら、トッププレートの吸気口から流入した煮こぼれ等による液体が冷却ファンに到達しないようにする加熱調理器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用と効果】本発明に係る加熱調理器は、トッププレートが載置されたケーシングと、このケーシングの内部に設けられた冷却ファンと、前記トッププレート周辺に設けられた吸気口と、この吸気口と前記冷却ファンとを連通する吸気経路とを備え、この吸気経路の外縁部であって前記吸気口の下方周辺に開口部を設けたことを特徴とする。ここで、前記吸気経路の「外縁部」には、吸気経路の側面部のみならず、底面部をも含む。本発明の構成では、吸気経路の外縁部であって吸気口の下方周辺に開口部を設けている。よって、吸気口からケーシングの内部の冷却ファンの上流側に煮こぼれ等による液体が入っても、この液体は、吸気口の下方周辺に設けられた開口部からケーシングの外部に流出する。このため、冷却ファンに煮こぼれ等による液体が到達することを防止できる。従って、本発明の構成によれば、従来のように吸気経路を広く形成しなくても冷却ファンに煮こぼれ等による液体が到達することを防止できるため、従来に比較してケーシングの設置スペースを小さくすることができる。
【0007】また、本発明に係る加熱調理器は、トッププレートが載置されたケーシングと、このケーシングの内部に設けられた冷却ファンと、前記トッププレート周辺に設けられた吸気口と、この吸気口と前記冷却ファンとを連通する吸気経路とを備え、この吸気経路の内部であって前記冷却ファンの上流側に防水部材を設けたことを特徴とする。本発明の構成では、吸気経路の内部であって前記冷却ファンの上流側に防水部材を設けている。よって、吸気口からケーシングの内部に煮こぼれ等による液体が冷却ファンの上流側に飛散してきても、この液体を防水部材によって遮断できる。このため、冷却ファンに煮こぼれ等による液体が到達することを防止できる。従って、本発明の構成によれば、従来のように吸気経路を広く形成しなくても冷却ファンに煮こぼれ等による液体が到達することを防止できるため、従来に比較してケーシングの設置スペースを小さくすることができる。
【0008】さらに、本発明に係る加熱調理器は、トッププレートが載置されたケーシングと、このケーシングの底面に略平行な回転軸を有する冷却ファンと、前記トッププレート周辺に設けられた吸気口と、この吸気口と前記冷却ファンとを連通する吸気経路とを備え、この吸気経路の底面部を前記冷却ファンの底面部より低くしたことを特徴とする。本発明の構成では、吸気経路の底面部をケーシングの底面に略平行な回転軸を有する冷却ファンの底面部より低くしている。よって、吸気口からケーシングの内部に煮こぼれ等による液体が入っても、この液体は冷却ファンの底面部の方には流れ込まず、吸気経路の底面部の方に流れ込む。このため、冷却ファンに煮こぼれ等による液体が付着することを防止できる。従って、本発明の構成によれば、従来のように吸気経路を広く形成しなくても冷却ファンに煮こぼれ等による液体が到達することを防止できるため、従来に比較してケーシングの設置スペースを小さくすることができる。
【0009】
【発明の効果】本発明の構成によれば、従来に比較してケーシングの設置スペースを小さくすることができる。従って、セットフリーのためのスペースを広く確保でき、また、電源を接続するためのスペースを広く確保することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の主要な特徴を記載する。
(形態1) 本発明の実施の形態に係る加熱調理器は、トッププレートが載置されたケーシングと、このケーシングの底面に略平行な回転軸を有する冷却ファンと、前記トッププレート周辺に設けられた吸気口と、この吸気口と前記冷却ファンとを連通する吸気経路とを備え、この吸気経路の側面部の一部を傾斜状に形成したことを特徴とする。この構成によれば、従来に比較してケーシングの設置スペースをより小さくすることができる。
(形態2) 形態1に記載の加熱調理器において、前記傾斜状に形成された側面部に開口部を設けたことを特徴とする。この構成によれば、前記開口部から煮こぼれ等による液体がケーシングの外部により流出しやすくなる。
(形態3) 形態1または2に記載の加熱調理器において、前記傾斜状に形成された側面部の少なくとも一部を前記冷却ファンの底面部よりも上方に設けたことを特徴とする。この構成によれば、従来に比較してケーシングの設置スペースをより一層小さくすることができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例に係る加熱調理器の構成を図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施例に係る加熱調理器の概略縦断面図である。図1に示す加熱調理器20は、キッチンカウンタ22aおよび22bに設けられた開口23に落とし込まれて設置されるケーシング66を備えている。ケーシング66の前方(図1においては左側)には、熱量の設定操作等を行う操作部81が設けられている。ケーシング66の上方には、耐熱性セラミックを含むトッププレート30が載置されている。このトッププレート30の後方(図1においては右側)には、吸気口42が設けられている。ケーシング66の中間部には、誘導加熱コイル26、この誘導加熱コイル26等を制御する多くの電子部品(例えば、温度検知用センサ等)を備えた制御基板74、この制御基板74に発生した熱を放熱させる放熱フィン32、前記誘導加熱コイル26および前記制御基板74等に冷却風を送る冷却ファン34、この冷却ファン34を駆動するファンモータ34a等が備えられている。ケーシング66の下方には、ロースタ70が備えられている。このロースタ70の内部には、加熱ヒータ78が備えられている。
【0012】次に、本実施例に係る加熱調理器20の動作を図1を用いて説明する。図1に示す操作部81を操作すると、誘導加熱コイル26が作動する。この誘導加熱コイル26が作動すると、ファンモータ34aが通電する。このファンモータ34aが通電すると、冷却ファン34が回転する。この冷却ファン34が回転すると、外部の空気が吸気口42から吸入される。この吸入された空気は、吸気経路38を通じて冷却ファン34の上流側から吸気される。この冷却ファン34の上流側から吸気された空気は、冷却ファン34の下流側へ吹き出される。この冷却ファン34の下流側へ吹き出された空気によって、制御基板74、誘導加熱コイル26およびロースタ70からの輻射熱等が冷却される。
【0013】次に、図1に示す加熱調理器20の吸気経路38付近の構成を図1および図2を用いて説明する。図2は、図1に示す加熱調理器の吸気経路付近の概略斜視図である。図2に示す加熱調理器20には、トッププレート30が載置されたケーシング66と、このケーシング66の底面に平行な回転軸34cを有する冷却ファン34と、前記トッププレート30の周辺に設けられた吸気口42と、この吸気口42と前記冷却ファン34とを連通する吸気経路38等が示されている。図1および図2に示すように、この吸気経路38の側面部38bの一部が傾斜状に形成され、この傾斜状に形成された側面部38bに開口部50が設けられている。また、この傾斜状に形成された側面部38bの一部は冷却ファン34の底面部34bよりも上方に設けられている。また、この吸気経路38には、この吸気経路38の内部であって前記冷却ファン34の上流側に防水部材62が設けられている。さらに、前記吸気経路38の底面部38aを前記冷却ファン34の底面部34bより低くしている。なお、吸気口42および開口部50は、図2においては、それぞれ4つずつしか示していないが、実際には、それぞれ4つの延長線上に、さらに複数の吸気口42および開口部50が設けられている。
【0014】上記した本実施例に係る加熱調理器20の構成では、傾斜状に形成された側面部38bに開口部50が設けられている。よって、吸気口42からケーシング66の内部の冷却ファン34の上流側に煮こぼれ等による液体が入っても、この液体は、傾斜状に形成された側面部38bに設けられた開口部50からケーシング66の外部に流出する。このため、冷却ファン34に煮こぼれ等による液体が到達することを防止できる。
【0015】また、本実施例の構成では、吸気経路38の内部であって前記冷却ファン34の上流側に防水部材62を設けている。よって、吸気口42からケーシング66の内部に煮こぼれ等による液体が冷却ファン34の上流側に飛散してきても、この液体を防水部材62によって遮断できる。このため、冷却ファン34に煮こぼれ等による液体が到達することを防止できる。
【0016】さらに、本実施例の構成では、吸気経路38の底面部38aをケーシング66の底面に平行な回転軸34cを有する冷却ファン34の底面部34bより低くしている。よって、吸気口42からケーシング66の内部に煮こぼれ等による液体が入っても、この液体は冷却ファン34の底面部34bの方には流れ込まず、吸気経路38の底面部38aの方に流れ込む。このため、冷却ファン34に煮こぼれ等による液体が付着することを防止できる。
【0017】従って、本実施例の構成によれば、従来のように吸気経路38を略Uの字状に形成しなくても冷却ファン34に煮こぼれ等による液体が到達することを防止できるため、従来に比較してケーシング66の設置スペースを小さくすることができる。このように、本実施例の構成によれば、従来に比較してケーシング66の設置スペースを小さくすることができる。従って、図1に示すように、セットフリーのためのスペースL1を広く確保でき、また、電源46を接続するためのスペースM1を広く確保することができる。
【0018】また、本実施例の構成によれば、煮こぼれ等による液体の量が少量の場合のみならず、多量の場合でも、冷却ファン34に液体が付着することを防止できる。即ち、液体の量が多量の場合は、吸気経路38の底面部38aに蓄積されることになるが、開口部50から液体が流出するため、吸気経路38の底面部38aに対し上方に段差が設けられた冷却ファン34の設置面36より高く蓄積されることは考えにくい。仮に、液体の量が非常に多量で、開口部50から流出する量より吸気経路38の底面部38aに蓄積する量が多くなって、冷却ファン34の設置面36まで液体が流入することになった場合でも、防水部材62が設けられているため、冷却ファン34まで液体が到達することを防止できる。
【0019】即ち、本実施例の構成のように、傾斜状に形成された側面部38bに設けられた開口部50は、液体の量が多量で液体が吸気経路38の底面部38aに蓄積しそうになった場合に、この液体を排出させる効果も奏する。また、この開口部50は、吸気口42と同様に、冷却ファン34で冷却するための外気を吸気するという役割も有している。また、吸気経路38の内部であって冷却ファン34の上流側に設けられた防水部材62は、煮こぼれ等による液体の量が多量で吸気経路38の底面部38aに蓄積した液体が冷却ファン34の設置面36にあふれ出て流入してきた場合に、この液体をせき止める効果も奏する。さらに、吸気経路38の底面部38aを冷却ファン34の底面部34bより低くして段差を付けたことは、煮こぼれ等による液体の量が多量の場合に、吸気経路38の底面部38aに蓄積させて開口部50から流出させることで、冷却ファン34にまで液体が流入することを防止する効果も奏する。
【0020】さらに、本実施例の構成によれば、冷却ファン34を縦向き(冷却ファン34の回転軸34cがケーシング66の底面に対し平行)に設置して、ケーシング66の奥行寸法を小さくしても、冷却ファン34(ファンモータ34a等も含む)に煮こぼれ等による液体が付着することを防止できる。即ち、図3に示す従来の加熱調理器120の構成のように、冷却ファン134に液体が到達することを防止するために、吸気経路138を矢印Aで示すように略Uの字状に形成して冷却ファン134を横向き(冷却ファン134の回転軸134cがケーシング166の底面に対し垂直)に設置する必要がなくなる。
【0021】以上、本発明の実施例に係る加熱調理器について説明したが、本発明は上記の実施例になんら限定されるものではなく、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。例えば、本実施例では、吸気口42の下方周辺に設けられた開口部50、冷却ファン34の上流側に設けられた防水部材62、吸気経路38の底面部38aを冷却ファン34の底面部34bより低くしたこと等をあわせた実施例として説明したが、これらが単独で加熱調理器に設けられている場合にも本発明の効果を奏することはもちろんである。また、本実施例では、開口部50を傾斜状の側面部38bに設けたが、吸気経路38の底面部38aに設けてもよい。この構成によれば、開口部50からの液体の流出をより効果的に行うことができる。また、本実施例では、冷却ファン34の設置面36は地面に対し平行となっているが、開口部50の側に向かって低くなるような傾斜状にしてもよい。この構成によれば、液体が冷却ファン34の方まで流入しにくくすることができる。




 

 


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