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温風暖房装置 - 大阪瓦斯株式会社
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発明の名称 温風暖房装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−235233(P2001−235233A)
公開日 平成13年8月31日(2001.8.31)
出願番号 特願2000−43691(P2000−43691)
出願日 平成12年2月21日(2000.2.21)
代理人 【識別番号】100092727
【弁理士】
【氏名又は名称】岸本 忠昭
【テーマコード(参考)】
3L028
【Fターム(参考)】
3L028 EA01 EB04 EC04 
発明者 萩原 伸一 / 真野 寛 / 安井 繁明
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 装置本体と、温風暖房するための温風暖房手段と、空気を清浄化するための空気清浄化手段とを備えた温風暖房装置であって、前記装置本体は、空気を吸引する第1及び第2吸引口と、吸引した空気を吹き出す第1及び第2吹出し口とを有しており、前記温風暖房手段は、前記第1吸引口を通して空気を吸引し、吸引した空気を第1吹出し口を通して吹き出すための暖房用送風手段と、前記第1吸引口を通して吸引された空気を加熱するための加熱手段とを備えており、前記空気清浄化手段は、前記第2吸引口を通して空気を吸引し、吸引した空気を前記第2吹出し口を通して吹き出すための清浄用送風手段と、前記第2吸引口を通して吸引された空気を清浄化するための清浄手段とを備えており、前記装置本体には、更に、前記空気清浄化手段の運転モードを選択する清浄運転モード選択手段と、前記温風暖房手段及び前記空気清浄化手段を制御するための制御手段と、空気の汚染を検知するための汚染検知センサが設けられており、前記清浄運転モード選択手段によって自動運転モードが選択された状態において、前記汚染検知センサが汚れを実質上検知せず、且つ前記温風暖房手段が温風暖房状態になると、前記制御手段は前記空気清浄化手段の前記清浄用送風手段の作動を停止することを特徴とする温風暖房装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温風暖房するための温風暖房手段と、空気を清浄化するための空気清浄化手段とを備えた温風暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】都市ガス、LPガス、灯油等の燃料を燃焼させて居室暖房を行う温風暖房装置では、燃焼によって居室内の空気が汚れるため、温風暖房するための温風暖房手段に加えて、空気を清浄化するための空気清浄化手段を備えたものが実用に供されてきている。この種の温風暖房装置の温風暖房手段は、暖房用吸引口を通して空気を吸引し、吸引した空気を暖房用吹出し口から吹き出すための暖房用送風手段と、暖房用吸引口を通して吸引された空気を加熱するための加熱手段(例えば、燃焼バーナ)とを備え、加熱手段によって加熱された温風が暖房用吹出し口から吹き出す。また、空気清浄化手段は、清浄用吸引口を通して空気を吸引し、吸引した空気を清浄用吹出し口から吹き出すための清浄用送風手段と、清浄用吸引口を通して吸引した空気を清浄化するための清浄手段(例えば空気清浄フィルタ)とを備え、清浄手段によって清浄化された空気が清浄用吹出し口から吹き出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の温風暖房装置では、温風暖房手段と空気清浄化手段が装置本体に装備されているが、それらの制御系は独立しており、温風暖房手段は専用の温風制御手段によって作動制御され、空気清浄化手段は専用の清浄制御手段によって作動制御されている。空気清浄化手段に関連して清浄運転モード設定手段が設けられ、空気清浄化手段は清浄運転モード設定手段によって設定された運転モードによって作動制御される。運転モードとして、例えば、汚染検知センサの検知状態に基づいて自動的に空気を清浄する自動運転モードと、汚染検知センサの検知状態を利用せずに手動設定によって空気を清浄する手動運転モードとがあり、この手動運転モードには、例えば、清浄用送風手段を低速回転させる弱運転モード、清浄送風用手段を中速回転させる中運転モード、清浄用送風手段を高速回転させる強運転モード、及び清浄用送風手段を急速回転させる急速運転モードとがあり、これらの運転モードが清浄運転モード設定手段によって設定される。
【0004】このような温風暖房装置においては、自動運転モードによる運転時、汚染検知センサの検出レベルに対応して清浄用送風手段の作動状態が自動的に切り換えられ、汚染検知センサの検知レベルが「弱」(又は「中」、「強」)のとき、この汚染検知センサの検知レベルに基づいて、検知レベル「弱」(又は「中」、「強」)に対応した低速回転(又は中速回転、高速回転)で清浄用送風手段が回転され、このようにして居室内の空気が汚染程度に応じて自動的に清浄化される。また、汚染検知センサの検知レベルが実質上零(ゼロ)のときにも清浄用送風手段が低速で回転され、このように回転させることによって居室内における空気の流れが生成され、居室内の汚染状況を汚染検知センサでもって迅速に検知することが可能となる。
【0005】しかし、空気清浄化手段を自動運転モードに設定した場合、清浄用送風手段が常に回転され、温風暖房手段の暖房状態においては温風用送風手段によって空気の流れが生成されているにもかかわらず清浄用送風手段が回転される。それ故に、清浄用送風手段が無駄に作動し、このことに起因して、温風暖房装置の消費電力が大きくなるとともに、温風暖房装置の運転音が大きくなるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、空気清浄化手段の清浄用送風手段の無駄な運転をなくし、これによって消費電力及び運転音の低減を図ることができる温風暖房装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置本体と、温風暖房するための温風暖房手段と、空気を清浄化するための空気清浄化手段とを備えた温風暖房装置であって、前記装置本体は、空気を吸引する第1及び第2吸引口と、吸引した空気を吹き出す第1及び第2吹出し口とを有しており、前記温風暖房手段は、前記第1吸引口を通して空気を吸引し、吸引した空気を第1吹出し口を通して吹き出すための暖房用送風手段と、前記第1吸引口を通して吸引された空気を加熱するための加熱手段とを備えており、前記空気清浄化手段は、前記第2吸引口を通して空気を吸引し、吸引した空気を前記第2吹出し口を通して吹き出すための清浄用送風手段と、前記第2吸引口を通して吸引された空気を清浄化するための清浄手段とを備えており、前記装置本体には、更に、前記空気清浄化手段の運転モードを選択する清浄運転モード選択手段と、前記温風暖房手段及び前記空気清浄化手段を制御するための制御手段と、空気の汚染を検知するための汚染検知センサが設けられており、前記清浄運転モード選択手段によって自動運転モードが選択された状態において、前記汚染検知センサが汚れを実質上検知せず、且つ前記温風暖房手段が温風暖房状態になると、前記制御手段は前記空気清浄化手段の前記清浄用送風手段の作動を停止することを特徴とする。
【0008】本発明に従えば、制御手段は温風暖房手段及び空気清浄化手段を制御し、清浄運転モード設定手段によって自動運転モードを設定した場合、空気清浄化手段の清浄用送風手段を汚染検知センサの検知レベルに基づいて回転する。例えば、汚染検知センサの検知レベルが「弱」(又は「中」、「強」)のとき、清浄用送風手段は汚染検知センサの検知レベル「弱」(又は「中」、「強」)に対応した低速回転(又は中速回転、高速回転)で回転され、清浄用送風手段による空気循環によって、居室内の空気が汚染程度に応じて自動的に清浄化される。
【0009】また、この自動運転モードを設定した場合、汚染検知センサが汚れを実質上検知しない、即ちその検知レベルが実質上零(ゼロ)である状態において、温風暖房手段が作動すると、制御手段は清浄用送風手段の作動を停止する。温風暖房手段が作動すると、空気を吸入して温風を吹き出すための暖房用送風手段が回転され、この暖房用送風手段によって居室内の空気が循環される。汚染検知センサが汚れを実質上検知しないとき、空気を清浄化する必要はなく、汚染検知センサによる汚染の検知が迅速に行われるように空気を単に循環すればよく、上述したように暖房用送風手段による空気循環を利用することによって、清浄用送風手段を無駄に回転させることなく汚染検知センサによる迅速な検知が可能となり、これによって消費電力、運転音の低減を図ることができる。尚、汚染検知センサとして例えば臭い検知センサ及び/又は埃検知センサを用いることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発明に従う温風暖房装置の一実施形態について説明する。図1は、本発明に従う温風暖房装置の一実施形態を簡略的に示す断面図であり、図2は、図1の温風暖房装置の制御系を示す簡略図であり、図3は、図1の温風暖房装置の操作パネルを示す正面図であり、図4は、図2の制御系による制御の一部を示すフローチャートである。図1及び図2を参照して、図示の温風暖房装置は居室の床面等に設置される直方体状の装置本体2を備え、この装置本体2に温風暖房するための温風暖房手段4及び空気を清浄化するための空気清浄化手段6が装備され、この形態では、装置本体2の下部に温風暖房手段4が配設され、その上部に空気清浄化手段6が配設されている。
【0011】装置本体2には、温風暖房手段4に関連して第1吸引口8及び第1吹出し口10が設けられ、また空気清浄化手段6に関連して第2吸引口12及び第2吹出し口14が設けられている。第1吸引口8は装置本体2の下部背面に設けられ、安全用金網16によって覆われている。また、第1吹出し口10は装置本体2の底部前面に設けられ、この第1吹出し口10には複数個のガード部材18が上下方向に間隔をおいて設けられている。更に、第2吸引口12は装置本体2の上部前面に設けられ、第2吹出し口14は装置本体2の上面に設けられている。
【0012】温風暖房手段4は、空気を加熱するための加熱手段20及び空気を送風するための暖房用送風手段22を備えている。この形態では、加熱手段20は燃料としての燃料用ガス(例えば都市ガス、LPガス)を燃焼させる燃焼バーナ24から構成され、燃料用ガスが後述する燃料供給系26を通して燃焼バーナ24に供給される。この燃焼バーナ24を覆うようにプレート28,29,30が設けられ、これらプレート28,29,30が燃焼室32を形成し、燃焼バーナ24からの燃料用ガスが燃焼室32内で燃焼される。
【0013】暖房用送風手段22は送風ファン34及び電動モータ36から構成され、電動モータ36によって送風ファン34が所定方向に回転駆動される。装置本体2内には、更に、プレート38,40が設けられ、プレート38及びプレート28,40は第1吸引口8から第1吹出し口10に至る第1空気流路42を規定し、この第1空気流路42に送風ファン34が配設されている。第1吸引口8を通して吸引された空気の一部は、プレート29,30の間を通り燃焼室32内に送給されて燃焼用空気として利用される。また、この吸引口8を通して吸引された空気の他の一部は、プレート30,40の間を通して、またプレート38,40の間を通して流れ、燃焼室32からの燃焼排ガスとともに第1空気流路42を通して送風ファン34に流れる。更に、第1吸引口8を通して吸引された空気の残部は、プレート29の下側を通して送風ファン34に流れる。第1吸引口8を通して吸引された空気は、燃焼室32からの燃焼排ガスによって加熱されて温風となり、送風ファン34によって第1吹出し口10から吹き出す。空気清浄化手段6は、空気を清浄化するための清浄手段44及び空気を送風するための清浄用送風手段46を備えている。この形態では、清浄手段44は、空気中に含まれた塵を除去する防塵フィルタ48と、空気中の臭気を除去する脱臭フィルタ50とから構成され、防塵フィルタ48が脱臭フィルタ50の前面側に配設されている。防塵フィルタ48及び脱臭フィルタ50は第2吸引口12の内側に設けられ、第2吸引口12を通して吸引された空気中の塵及び臭気を除去する。
【0014】清浄用送風手段46は送風ファン52及び電動モータ54から構成され、電動モータ54によって送風ファン52が所定方向に回転駆動される。装置本体2の上部内には第2吸引口12から第2吹出し口14に至る第2空気流路56が設けられ、かかる第2空気流路56に送風ファン52が配設されている。送風ファン52が回転することによって、第2吸引口12を通して空気が吸引され、かく吸引された空気が清浄手段44(防塵フィルタ48及び脱臭フィルタ50)によって清浄化された後第2吹出し口14から上方に吹き出す。
【0015】次に、主として図2を参照して燃料供給系26について説明すると、図示の燃料供給系26はガス供給流路62を備え、このガス供給流路62に電磁開閉弁64,ガバナ66及び電磁比例弁68が設けられている。ガス供給流路62の一端側は噴射ノズル70に接続され、その他端側はガス供給源としての例えば埋設管又はガスボンベ(図示せず)に接続され、ガス供給源からの燃料用ガスがガス供給流路62を通して送給され、噴射ノズル70から燃焼バーナ24内に噴射される。電磁開閉弁64はガス供給流路62を開閉し、ガバナ46はガス供給流路62を流れる燃料用ガスを所定圧に維持し、電磁比例弁68はガス供給流路62を通して燃焼バーナ24に送給される燃料用ガスの流量を制御する。尚、燃焼バーナ24に近接して、燃焼バーナ24から噴出する燃料用ガスを点火するための点火装置72が設けられている。
【0016】装置本体2の上面には操作パネル74が設けられている。図3を参照して、この形態では、操作パネル74の図3において右部側に温風暖房手段4を作動するためのスイッチ類が設けられ、その図3において左部側に空気清浄化手段6を作動するためのスイッチ類が設けられている。更に説明すると、操作パネル74の図3において右から左に向けて、暖房電源スイッチ76、能力切換スイッチ78、温度設定手段80、おはようスイッチ82、おやすみスイッチ84及びタイマ切断スイッチ86が設けられている。暖房電源スイッチ76は温風暖房手段4を作動、作動停止するためのスイッチであり、一度押圧すると温風暖房手段4が作動し、再度押圧すると作動停止する。能力切換スイッチ78は温風暖房手段4の暖房能力を設定するためのスイッチである。また、温度設定手段80は設定アップスイッチ88及び設定ダウンスイッチ90から構成され、設定アップスイッチ88を押圧する毎に設定温度が1℃ずつ上昇し、設定ダウンスイッチ90を押圧する毎に設定温度が1℃ずつ下降する。設定アップスイッチ88と設定ダウンスイッチ90との間には液晶表示装置92が設けられ、温度設定手段80によって設定された温度が表示される。おはようスイッチ82は、タイマ(図示せず)によって温風暖房手段4を作動させるためのスイッチであり、このスイッチを押圧することによって温風暖房手段4の作動開始時間を設定することができる。また、おやすみスイッチ84は、タイマによって温風暖房手段4の作動を停止させるためのスイッチであり、このスイッチを押圧することによって温風暖房手段4の作動終了時間を設定することができる。尚、このおはようスイッチ82又はおやすみスイッチ84によって設定された時間は、上記液晶表示装置92に表示される。更に、タイマ切断スイッチ86は、おはようスイッチ82によって設定されたタイマ作動、おやすみスイッチ84によって設定されたタイマ停止を解除するためのスイッチである。
【0017】また、操作パネル74の図3において左から右に向けて、空調電源スイッチ94及び風量切換スイッチ96が設けられている。空調電源スイッチ94は空気清浄化手段6を作動、作動停止するためのスイッチであり、一度押圧すると空気清浄化手段6が作動し、再度押圧すると作動停止する。また、風量切換スイッチ96は空気清浄化手段6の運転モードを設定するためのスイッチであり、この形態では風量を自動的に設定する自動運転モード、風量が最も多い急速運転モード、風量が多い強運転モード、風量が中程度である中運転モード及び風量が少ない低運転モードのいずれかに設定され、風量切換スイッチ96を押圧する毎に上述した順序で設定される。急速運転モード、強運転モード、中運転モード、低運転モードは手動設定による手動運転モードである。風量切換スイッチ96の上側には5個のランプ98が設けられ、風量切換スイッチ96により設定された空気清浄化手段6の運転モードに対応したランプ96、即ち「自動」、「急速」、「強」、「中」、「弱」のいずれかの運転状態を示すランプ96が点灯してその運転状態を表示する。
【0018】装置本体2には、更に、温風暖房手段4及び空気清浄化手段6を作動制御するための制御手段102が設けられているともに、装置本体2の上部に居室内の空気の汚染状態を検知するための汚染検知センサ104が設けられている。また、第1吸引口8には、吸入される空気の温度、換言すると居室の温度を検出するための温度センサ110が配設されている。制御手段102は例えばマイクロコンピュータから構成され、操作パネル74の各種スイッチからの操作信号及び汚染検知センサ104からの検知信号が送給され、これら操作信号及び検知信号に基づいて温風暖房手段4(電磁開閉弁64、電磁比例弁68、点火装置72及び暖房用送風手段22)及び空気清浄化手段6(清浄用送風手段46)を作動制御する。
【0019】この形態では、汚染検知センサ104は埃検知センサ106及び臭い検知センサ108から構成され、埃検知センサ106は空気中に含まれた埃を検知し、また臭い検知センサ108は空気中に含まれた臭気成分を検知する。尚、汚染検知センサ104として埃検知センサ106(又は臭い検知センサ108)を用いるとともに、清浄手段44として防塵フィルタ48(又は脱臭フィルタ50)を用いて空気中の塵(又は臭気成分)を除去するようにしてもよい。
【0020】次に、図2及び図4を参照して、上述した温風暖房装置による温風暖房及び空気清浄について説明する。まず、主として図2を参照して、温風暖房を行うときには、暖房電源スイッチ76(図3)を押圧して閉(ON)にする。かくすると、暖房用送風手段22が作動し、送風ファン34が回転して第1吸引口8を通して空気が吸引されるとともに、吸引した空気が第1吹出し口10から吹き出す。また、燃料供給系26の電磁比例弁68が開となり、点火装置72が作動し、このような状態にて電磁開閉弁64が開となる。このようにして電磁開閉弁64が開になると、燃料用ガスがガス供給流路62を通して燃焼バーナ24に供給され、点火装置72からの火花によって燃焼バーナ24から噴出する燃料用ガスが点火燃焼する。かくすると、燃焼バーナ24からの燃焼排ガスによって吸引された空気が加熱されて温風となり、かかる温風が第1吹出し口10から吹き出して温風暖房が行われる。
【0021】このようにして燃料用ガスが燃焼した後は、制御手段102による温風比例制御が行われる。更に説明すると、制御手段102は、居室の温度が温度設定手段80により設定した設定温度となるように温風暖房手段4を温風比例制御し、第1吸引口8を通して吸引される空気の温度、即ち温度センサ110の検出温度と設定温度との温度差が大きい(又は小さい)と、暖房送風手段22の電動モータ36の回転数が大きく(又は小さく)なって暖房送風手段22による空気の送風量が多く(又は少なく)なるとともに、電磁比例弁68の開度が大きく(又は小さく)なって燃焼バーナ24に供給される燃料用ガスの送給量が多く(又は少なく)なり、従って燃焼バーナ24における燃焼量が多く(又は少なく)なって第1吹出し口10から吹き出される温風の温度が上昇(又は低下)し、このようにして居室の温度が設定温度となるように温風暖房される。
【0022】次いで、主として図2及び図4を参照して空気清浄について説明すると、このときには、空調電源スイッチ94(図3)を押圧して閉(ON)にし(ステップS−1)、次に風量切換スイッチ96を操作して空気清浄化手段6の運転モードを設定する(ステップS−2)。この実施形態では、風量切換スイッチ96を操作することによって、自動運転モードと手動運転モードを切り換えることができるとともに、手動運転モードにおいては急速運転モード、強運転モード、中運転モード及び低運転モードのいずれかに設定することができる。
【0023】このように運転モードを設定すると、自動運転か手動運転かが判断され(ステップS−3)、手動運転の場合、ステップS−4に進み、空気清浄化手段6は設定された運転モードで運転される。即ち、風量切換スイッチ96によって急速運転モード(又は強運転モード、中運転モード、低運転モード)を設定すると、制御手段102は清浄用送風手段46の電動モータ54を急速回転(又は高速回転、中速回転、低速回転)、例えば1170rpm(又は900rpm、750rpm、540rpm)で回転し、第2吸引口12から吸引されて第2空気流路56を通して流れる空気量が非常に多く(又は多く、中程度、少なく)なる。第2吸引口12から吸引された空気は、第2の空気流路56を通して流れる際に清浄手段44(防塵フィルタ48及び脱臭フィルタ50)にて清浄化され、清浄手段44を流れる空気量が多くなるほどより速く居室内の空気が清浄化される。
【0024】一方、自動運転の場合、ステップS−3からステップS−5に進み、汚染検知センサ104の検知信号に基づいて制御手段102は清浄用送風手段46を次の通りに作動制御する。まず、ステップS−5において、汚染検知センサ104(埃検知センサ106及び臭い検知センサ108)が居室内の空気の汚れを検知し、居室内の空気の汚れが大きく、汚染検知センサ104の検知レベルが「強」であると、ステップS−5からステップS−6を経てステップS−7に進む。居室内の空気の汚れが中程度であり、汚染検知センサ104の検知レベルが「中」であると、ステップS−5からステップS−6及びステップS−8を経てステップS−9に進む。また、居室内の空気の汚れが少なく、汚染検知センサ104の検知レベルが「弱」であると、ステップS−5からステップS−6、ステップS−8及びステップS−10を経てステップS−11に進む。更に、居室内の空気が実質上汚れてなく、汚染検知センサ104の検知レベルが零(ゼロ)であると、ステップS−5からステップS−6、ステップS−8、ステップS−10及びステップS−12を経てステップS−13に進む。
【0025】この実施形態では、埃検知センサ106及び臭い検知センサ108が汚染検知センサ104を構成しており、このことに関連して、埃検知センサ106及び臭い検知センサ108のうち検知レベルの高い方の検知レベルを汚染検知センサ104の検知レベルとして用いるように構成されている。例えば、埃検知センサ106を基本にして説明すると、臭い検知センサ108の検知レベルが「強」、「中」、「弱」及び「零」のいずれであっても埃検知センサ106の検知レベルが「強」であると、汚染検知センサ104はレベル「強」として検知する。臭い検知センサ108の検知レベルが「中」、「弱」及び「零」のいずれであっても埃検知センサ106の検知レベルが「中」であると、汚染検知センサ104はレベル「中」として検知する。また、臭い検知センサ108の検知レベルが「弱」又は「零」であっても埃検知センサ106の検知レベルが「弱」であると、汚染検知センサ104はレベル「弱」として検知し、更に臭い検知センサ108の検知レベルが「零」であり、しかも埃検知センサ106の検知レベルが「零」であると、汚染検知センサ104はレベル「零」として検知する。
【0026】ステップS−7(又はステップS−9、ステップS−11)に進むと、制御手段102は清浄用送風手段46の電動モータ54を高速回転(又は中速回転、低速回転)し、第2吸引口12から吸引されて第2空気流路56を通して流れる空気量が多く(又は中程度、少なく)なり、第2空気流路56を流れる空気が清浄手段44によって清浄化され、清浄化された空気が第2吹出し口14から上方に吹き出され、このようにして汚染検知センサ104の検知レベルに応じて居室内の空気が自動的に清浄化される。
【0027】また、ステップS−13に進むと、温風暖房装置が温風暖房状態にあるか否か、即ち温風暖房手段4が上述した作動状態にあるか否かが判断され、温風暖房手段4が作動していないとステップS−11に進み、制御手段102は清浄用送風手段46の電動モータ54を低速回転する。このように回転すると、居室内の空気が温風暖房装置及びその近傍を通って循環され、これによって汚染検知センサ104による汚染検知を迅速に行うことが可能となる。
【0028】一方、温風暖房手段4が上述する如く作動していると、制御手段102は清浄用送風手段46の電動モータ54の回転を停止し(ステップS−14)、その後ステップS−3に戻る。即ち、制御手段102は、清浄用送風手段46が不作動のときにはその不作動状態を維持し、清浄用送風手段46が作動しているときにはその作動を停止する。汚染検知センサ104の検知レベルが零であるときには居室内の空気を清浄化する必要がなく、汚染検知が迅速に行なわれるように居室内の空気の循環が行われていればよい。温風暖房手段4のこの作動状態では、暖房用送風手段22が作動し、第1吸引口8を通して空気を吸引し、吸引し加熱された温風が第1吹出し口10を通して吹き出され、この暖房用送風手段22によって居室内の空気の循環が行われる。従って、上述したように制御することによって、清浄用送風手段46の作動を停止させても居室内の空気の流れを確保することができ、汚染検知の性能を低下させることなく消費電力及び運転騒音の低減を図ることができる。
【0029】以上、本発明に従う温風暖房装置の一実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。例えば、図示の実施形態では、温風暖房手段4の加熱手段として燃料用ガスを燃焼させる燃焼バーナ24を用いた温風暖房装置に適用して説明したが、このようなものに限定されず、例えば石油(灯油)等を燃焼させる燃焼バーナを用いたものにも同様に適用することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の温風暖房装置によれば、汚染検知センサが汚れを実質上検知しない状態において温風暖房手段が作動すると、制御手段は清浄用送風手段の作動を停止し、これによって、空気の循環を維持しながら消費電力、運転音の低減を図ることができる。




 

 


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