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発明の名称 ガスコンロ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−182950(P2001−182950A)
公開日 平成13年7月6日(2001.7.6)
出願番号 特願平11−372591
出願日 平成11年12月28日(1999.12.28)
代理人 【識別番号】100060025
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 欣一 (外3名)
発明者 岡本 眞典 / 荒松 政男
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 コンロ器体の天板の開口に臨ませて設けられたコンロバーナーを挿通する中央開口を有し、かつ外周縁部で前記開口の周縁部に架設される汁受皿を備えたガスコンロにおいて、前記汁受皿の側壁に複数個の空気孔を開設するとともに、該空気孔の上端に、汁受皿の内方へ延出する庇部を設けたことを特徴とするガスコンロ。
【請求項2】 架設された汁受皿の外周縁部の上面を、前記開口の外方に向かって下方に傾斜した上面を備えたカバー部材で覆ったことを特徴とする請求項1記載のガスコンロ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンロ器体の天板に着脱自在な汁受皿を備えたガスコンロに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガスコンロでは、調理時に生じた煮汁が、鍋等の側壁を伝ってコンロ本体内部に浸入し、ガスコンロ内部のセンサー等の機器にかかるのを防止するため、コンロ器体の天板の開口に臨ませて設けられたコンロバーナーを挿通する中央開口を有する汁受皿が、前記開口の周縁部に着脱自在に架設されていた。この場合、天板の開口に汁受皿の全周縁が当接した状態で載置されるので、コンロバーナーの燃焼に必要な二次空気が得られにくいという不都合があった。
【0003】そのため、実開昭58−135601号公報から、汁受皿の側壁に二次空気流入口を穿ち、かつ五徳ベース部に、その内方下側に延出した延出部を一体的に形成し、該汁受皿と五徳とをコンロ本体に設置することで、延出部と汁受皿との間に二次空気流入通路が形成されるように構成したガスコンロが知られている。
【0004】この場合、二次空気の整流作用とともに、汁受皿の二次空気流入口に煮汁が浸入したり、煮汁によって汚染されたりすることを防止する必要がある。そのため、該ガスコンロでは、該空気流入口を、ガスコンロの天板に載置される五徳のベース部の内方下側へと突出した延出部により覆っている。その結果、五徳が大型化し、その重量が増加するとともに、五徳自体の構造が複雑になるので、掃除等の手入れの際、その取扱いが面倒になる、という不都合があった。
【0005】また、五徳ベース部を小さくしたものとして、特開平10−196962号公報から、天板の開口に臨ませて設けたコンロバーナーを挿通する中央開口を有する汁受皿を、その外周縁部の突出した4隅で前記開口の周縁部に架設し、五徳ベース部で覆うように構成したガスコンロにあって、汁受皿の側壁の上端部を、天板の開口の縁部よりも下方に湾曲し、天板の縁部との間に通気孔を形成したものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該公報記載のものもまた、汁受皿の二次空気供給口である通気孔に煮汁が浸入したり、煮汁によって汚染されたりすることを防止するため、該通気孔を、五徳ベース部で覆ったものである。そのため、該五徳ベース部の形状を汁受皿の外周縁部の形状に対応させる必要があり、また、五徳ベース部は二次空気を整流するという役割を果たすものであるため、五徳のベース部の大きさや形状がある程度制約され、五徳の小型化や軽量化を図ることができなかった。また、汁受皿をその外周縁部の突出した4隅で架設するので、汁受皿の天板の開口への載置面積が少なくなり、汁受皿が安定しないという問題もあった。
【0007】また、上記公報記載のいずれも、例えば、調理時に、五徳上に載置された鍋等からの煮汁が天板にこぼれた場合に、五徳の下側を経て、天板の周縁部とそこに架設された汁受皿の外周縁部との間の隙間を通ってコンロ本体内部に煮汁が浸入する場合があった。
【0008】そこで、本発明は、五徳の形状や大きさに依存することなく、簡単な構造であって、掃除等の手入れが容易であり、また、コンロバーナーの燃焼不良を防止するため、コンロバーナーの燃焼部に整流された二次空気を供給することができるとともに、二次空気を取入れる空気孔に煮汁が浸入したり、煮汁によって汚染されたりすることが防止できるように構成した汁受皿を備えたガスコンロを提供することを目的とするものである。同時に、例えば、五徳上に載置された鍋等からの煮汁が天板にこぼれた場合に、コンロ本体内部に煮汁が浸入することが防止できるようにガスコンロを構成することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、コンロ器体の天板の開口に臨ませて設けられたコンロバーナーを挿通する中央開口を有し、かつ外周縁部で前記開口の周縁部に架設される汁受皿を備えたガスコンロにおいて、前記汁受皿の側壁に複数個の空気孔を開設するとともに、該空気孔の上端に、汁受皿の内方へ延出する庇部を設けたことを特徴とする。
【0010】これにより、汁受皿の側壁に、コンロバーナーの燃料を安定させる二次空気を取入れる空気孔を開設し、該空気孔の上端に、汁受皿の内方に向かって延びる庇部を形成したので、該庇部が、空気孔を通る二次空気用の整流板として作用するので、コンロバーナーの燃焼部に整流された二次空気が供給され、コンロバーナーの燃焼不良が防止されるとともに、調理時に鍋等を伝って汁受皿に落下してくる煮汁が庇部によって汁受皿の底部へと誘導されるので、汁受皿の空気孔に煮汁が浸入したり、煮汁によって汚染されたりすることが防止される。また、汁受皿の空気孔の上端に庇部を形成したことで、五徳のベース部や同様の機能を有する別部材で該空気孔を覆う必要がないので、五徳の形状や大きさは制約を受けず、それらの構造を簡単にして、掃除等の手入れを容易にできる。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、架設された汁受皿の外周縁部の上面を、前記開口の外方に向かって下方に傾斜した上面を備えたカバー部材で覆ったことを特徴とする。
【0012】これにより、例えば、五徳上に載置された鍋等からの煮汁が天板にこぼれた場合であっても、架設された汁受皿の外周縁部の上面を、前記開口の外方に向かって下方に傾斜した上面を備えたカバー部材で覆っているので、コンロ本体内部に煮汁が浸入することが防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明の汁受皿とカバー部材とが取付けられたガスコンロ1は、コンロ器体の天板2の円形開口21に臨ませて設けられた2個のコンロバーナー3を備える。該コンロバーナー3は、外周に複数の炎口が列設された炎外向き式バーナーである。ガスコンロ1の正面の両端に位置する正面パネル11には、各コンロバーナー3の点火操作ボタン31や火力調節レバー32が配設されている。また、天板2の下側であって、両端の正面パネル11の間には、グリル4が一体的に組み込まれている。該グリルの排気筒は、天板2の後側に配設された排気口22に連通している。
【0014】天板2の開口21の周辺領域22は該天板2の上面より一段低く形成され、その領域22には、調理時に鍋等を支持する一組の五徳5が並置されている。各五徳5は、略長方形の外形を有する五徳ベース部51と、コンロバーナーの上方の領域で一定の間隔を置いて配設されるように、該五徳ベース部に固着された6本のつめ部52とからなる。本発明では、五徳のベース部51は、後述する汁受皿6の空気孔を覆う必要がないので、五徳ベース部51の肉厚や幅を小さく設計することができる。さらに、天板部2の一段低い領域22の形状は、五徳ベース部51の外形に対応させている。これにより、天板2に五徳5を載置する際、五徳5の位置決めを容易にできる。
【0015】図2及び図3を参照して、天板2の円形開口21の周縁部23は、断面略Z字の形状を有し、該周縁部23の一段高くなった端部には、汁受皿6が着脱自在に架設されている。耐熱性の材料から形成された汁受皿6は外方へ延出した環状の外周縁部61を備え、該外周縁部61を、開口21の周縁部23に全面渡って載置することで、該汁受皿6が、開口21に着脱自在に架設される。また、該汁受皿6の底部には、コンロバーナー2を挿通する中央開口が設けられているとともに、環状でかつ断面凹状の煮汁溜部62が形成されている。汁受皿3の側壁63のほぼ中央部には、長孔である空気孔64が開設されている。この実施形態では、コンロバーナー2を中心とする側壁の水平円周上の4箇所に空気孔64が開設され、各空気孔64は、その中心が円周方向に90°間隔となるように設けられているが、空気孔64の数、形状及びその配置位置等はこれに限定されるものではない。また、各空気孔64の上端には、汁受皿6の内方へと延出する庇部65が形成されている。該庇部65は、コンロバーナー2の燃焼不良を防止する二次空気の整流作用を有するとともに、汁受皿6に落下してくる煮汁が空気孔64に浸入したり、煮汁によって汚染されたりすることを防止する役割を果たす。この実施形態では、空気孔64の上端に形成された庇部65は汁受皿6と一体的に形成することができる。例えば、汁受皿6の側壁63に空気孔64を開設する場合、側壁の所定の位置に、空気孔63の下端及び両側部となり得る切り込みを入れ、空気孔64の上端となり得る部分を中心として汁受皿6の内方へ折り曲げることで、その折り曲げた部分を庇部とすることもできる。また、汁受皿6の底部の煮汁溜部62の上面に、その内方へ延出する遮蔽部材を設けることもできる。この場合、掃除時に汁受皿6をガスコンロ1から取り出す場合に、その取り出し動作によって、煮汁溜部62内に溜められた煮汁等がこぼれ出ることが防止できる。さらに、汁受皿6の外周縁部61の上面はカバー部材7で覆われている。
【0016】図4を参照して、金属製の該カバー部材7はリング状の部材であって、その断面はへ字の形状である。即ち、カバー部材7の上面は、天板2の開口21の外方に向かって下方に傾斜して形成されている。これにより、例えば、五徳上に載置された鍋等からの煮汁が天板にこぼれた場合であっても、一段高くされた天板2の開口21の周縁部23の端部に載置された汁受皿6の外周端部61を該カバー部材7が密着して覆っているので、例えば、周縁部23と外周端部61との間隙からコンロ本体内部に煮汁が浸入することが防止される。




 

 


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