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発明の名称 洗濯注水ユニットの制御方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−165498(P2001−165498A)
公開日 平成13年6月22日(2001.6.22)
出願番号 特願平11−350717
出願日 平成11年12月9日(1999.12.9)
代理人 【識別番号】100076912
【弁理士】
【氏名又は名称】坂上 好博 (外1名)
発明者 中村 憲司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 水道水、風呂の残り湯または温水を洗濯機に注水するための洗濯注水ユニットであって、水道水、浴槽内の風呂の残り湯および給湯器からの温水を洗濯機に給水する注水手段と、前記注水手段の洗濯機への通水を検出する水流検出手段と、風呂の残り湯を洗濯機に注水する残り湯洗いモード、給湯器から温水を洗濯機に注水する湯洗いモードまたは水道水を洗濯機に注水する水洗いモードを設定する設定手段とを具備し、前記設定手段に前記残り湯洗いモードが設定された場合は浴槽内から風呂の残り湯を汲み上げるポンプを駆動し前記注水手段を風呂の残り湯の通水状態とし、前記設定手段に前記湯洗いモードが設定された場合は給湯器の給湯温度を洗濯用温度に設定し前記注水手段を温水の通水状態とする洗濯注水ユニットの制御方法において、前記設定手段での設定モードに関わらず、前記モードを設定してから前記水流検出手段で水流を検出するまでの間は前記注水手段を水道水の通水状態とする前記水洗いモードの状態で待機させるようにしたことを特徴とする洗濯注水ユニットの制御方法。
【請求項2】 請求項1に記載の洗濯注水ユニットの制御方法において、前記水洗いモードでの待機状態の間に前記水流検出手段で水流を検出すると前記注水手段を前記水洗いモードの状態から前記設定手段に設定されたモードに切替えるようにすることを特徴とする洗濯注水ユニットの制御方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水、風呂の残り湯または温水を洗濯機に注水する洗濯注水ユニットの技術分野に属し、洗濯機の運転が開始するまでの間における前記洗濯注水ユニットの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記洗濯注水ユニットは、水道水の他に風呂の残り湯や給湯器からの温水を洗濯機に注水する装置であるが、その構成は、例えば、図2に示すように、洗濯機6への注水手段としての通水管路1と、前記洗濯機6の洗いモードとして残り湯洗いモード、湯洗いモードまたは水洗いモードを設定する設定手段としての操作部9とを具備する。前記通水管路1は、浴槽7と給湯器8との間の風呂循環路5から導出された残り湯導入路2、給湯器8の出湯路30から導出された温水導入路3、および給湯器8へ水道水を給水する給水路40から導出された水道水導入路4の3つの導入路を合流させている。
【0003】そして、前記操作部9に残り湯洗いモードを設定すると前記風呂湯循環路5に具備するポンプPを駆動し三方弁51を残り湯注水位置へ回動し、風呂の残り湯を浴槽7へ戻さず前記残り湯導入路2に導入して前記通水管路1に風呂の残り湯を通水する。また、前記操作部9に湯洗いモードを設定すると給湯器8の給湯温度を洗濯用温度(例えば38℃)に設定し前記温水導入路3中の湯電磁弁31を開弁し、出湯路30からの温水を前記温水導入路3に導入して前記通水管路1に温水を通水する。さらに、前記操作部9に水洗いモードを設定すると前記水道水導入路4中の水電磁弁41を開弁し、水道水を前記給水路40から前記水道水導入路4に導入して前記通水管路1に水道水を通水する。以上のモード設定後、洗濯機6の運転を開始すると洗濯機6に備える電磁弁61が開弁し、各々の設定モードに従って残り湯洗い、湯洗いまたは水洗いが実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の洗濯機6は、予約運転機能を備えており、この予約運転が設定されるとその設定時刻になるまで運転を開始しない。よって、洗濯機6側で予約運転が設定された場合は、前記洗濯注水ユニットの操作部9に残り湯洗いモードが設定されると、洗濯機6の運転が開始されなくても前記風呂循環路5のポンプPが駆動したままの状態となり、そのため、洗濯機6が運転されるまでの間、ポンプPの騒音や駆動電力の浪費等が生じるという問題があった。
【0005】また、湯洗いモードを行う場合は洗濯機6の洗いモードが終了するまで給湯器8の給湯温度を前記洗濯用温度(例えば38℃)に固定し温度変更を禁止する。これは高温に設定されると衣類が傷むからである。従って、洗濯機6を予約運転した場合に、前記操作部9に湯洗いモードが設定されると、洗濯機6の運転が開始されるまでの間も、給湯器8の給湯温度が洗濯用温度に固定されるから、その間に洗濯機6以外の給湯使用のために希望の温度に変更できないという問題があった。以上の問題は、洗濯機6を予約運転するときのみならず、洗濯注水ユニット側を操作してから洗濯機6の運転開始操作を行うまでに長い時間がかかった場合も同様に起こる。
【0006】そこで、従来は、前記洗濯注水ユニット側で残り湯洗いモードや湯洗いモードが設定された場合、一定の待機時間が経過するまでに洗濯機6の運転が開始されないときは前記洗濯注水ユニットで設定した前記残り湯洗いモードや前記湯洗いモードを中断し、水洗いモードの態勢で待機するように制御していた(特開平9−94378号公報)。すなわち、図4に示すように、例えば洗濯注水ユニット側で残り湯洗いモードが設定されると(S400)、まず風呂循環路5の三方弁51を残り湯注水位置に回動し風呂循環路5のポンプPを駆動し(S401、S402)、一定の待機時間内に通水管路1中の水流スイッチSが入ったか否かを常時判別する(S403、S404)。前記水流スイッチSが入ると洗濯機6の電磁弁61が開弁し運転を開始したことを示すから洗濯機6に残り湯が注水されるが(S412)、前記待機時間が経過しても水流スイッチSが入らなければ前記三方弁51を循環位置に戻し前記ポンプPの駆動を停止させ(S405、S406)、そして、水道水導入路4の水電磁弁41を開弁させる(S407)。これにより、洗濯注水ユニットは水洗いモードの待機状態となる。この待機状態で洗濯機6の運転が開始し電磁弁61が開弁すると通水管路1の水道水による水流が前記水流スイッチSにより検出され、すると、前記水道水導入路4の水電磁弁41を閉弁し(S409)、次いで前記三方弁51を残り湯注水位置に回動し前記ポンプPを駆動する(S410、S411)。これにより、洗濯機6に残り湯が注水され(S412)残り湯洗いが実行されることとなる。
【0007】なお、操作部9に湯洗いモードが設定された場合は、図4に示すフローチャートにおいて三方弁51の回動動作およびポンプPの起動動作(S401、S402、S405、S406、S410、S411)に代えて、給湯器8の洗濯用温度の設定解除動作および温水管路3の湯電磁弁31の開閉動作が行われる。
【0008】このような制御方法により、前記待機時間の経過後は洗濯機6が運転を開始するまでの間における不要なポンプ駆動や給湯器8の給湯温度の固定という不具合が解消される。しかしながら、このものでも前記待機時間の間は不要なポンプ駆動や給湯器8の給湯温度が固定されるという問題点が依然として残されている。
【0009】本発明は、『水道水、風呂の残り湯または温水を洗濯機に注水するための洗濯注水ユニットであって、水道水、浴槽内の風呂の残り湯および給湯器からの温水を洗濯機に給水する注水手段と、前記注水手段の洗濯機への通水を検出する水流検出手段と、風呂の残り湯を洗濯機に注水する残り湯洗いモード、給湯器から温水を洗濯機に注水する湯洗いモードまたは水道水を洗濯機に注水する水洗いモードを設定する設定手段とを具備し、前記設定手段に前記残り湯洗いモードが設定された場合は浴槽内から風呂の残り湯を汲み上げるポンプを駆動し前記注水手段を風呂の残り湯の通水状態とし、前記設定手段に前記湯洗いモードが設定された場合は給湯器の給湯温度を洗濯用温度に設定し前記注水手段を温水の通水状態とする』洗濯注水ユニットの制御方法において、洗濯機の運転が開始されるまでは不要なポンプ駆動や給湯温度の固定を一切行わなず、且つ、洗濯機の運転が開始されると設定モードどおりの注水を行えるようにすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、次のようである。『前記設定手段での設定モードに関わらず、前記モードを設定してから前記水流検出手段で水流を検出するまでの間は前記注水手段を水道水の通水状態とする前記水洗いモードの状態で待機させるようにしたことを特徴とする。』前記技術的手段は、次のような作用がある。
【0011】洗濯機の運転が開始すると前記水流検出手段により前記注水手段の洗濯機への通水が検出されるが、このとき、前記設定手段による設定モードに関わらず、前記モードが設定されてから前記水流検出手段で通水を検出するまでの間は前記注水手段を水洗いモードの状態で待機させる。
【0012】これにより、前記設定手段に残り湯洗いモードが設定されていた場合はモード設定をしてから洗濯機が運転を開始するまでの間は、風呂の残り湯を汲み上げるポンプの駆動が行われない。また、前記設定手段に湯洗いモードが設定されていた場合も、モード設定をしてから前記洗濯機の運転を開始するまでの間は、給湯器の給湯温度が洗濯用温度に固定されない。すなわち、この間は、モード設定時から給湯温度が所定の洗濯用温度に設定されない場合のみならず、モード設定時に洗濯用温度に設定されるが、手動操作で所望の設定温度に変更可能な状態にある場合も含む。
【0013】また、前記技術的手段において、『前記水洗いモードでの待機状態の間に前記水流検出手段で水流を検出すると前記注水手段を前記水洗いモードの状態から前記設定手段に設定されたモードに切替えるようにする』ものによると、前記モードを設定し、前記注水手段が水洗いモードで待機している間に前記水流検出手段で前記注水手段の洗濯機への通水を検出すると、この検出時点で設定されたモードに切替わるから、洗濯機を予約運転する場合や直ちに洗濯機を運転開始させない場合でも、洗濯機の運転が開始されると設定モードどおりの運転が確実に実行される。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、前記設定手段にモード設定がなされてから前記洗濯機が運転を開始するまでの間は、風呂の残り湯を汲み上げるポンプの駆動や給湯器の給湯温度の固定が一切なされないから、洗濯機が運転開始するまでの間における、ポンプの騒音やポンプによる電力浪費等の問題がなくなり、且つ、給湯器の給湯温度を希望の温度に自由に設定できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図2に示すように、洗濯注水ユニットの構成としては、従来のものと同様に、風呂の残り湯を導入する残り湯導入路2、給湯器8からの温水を導入する温水導入路3および水道水を導入する水道水導入路4の3つの導入路を合流する通水管路1(注水手段)を具備すると共に、残り湯洗いモード、湯洗いモードまたは水洗いモードを設定する操作部9(設定手段)を具備する。
【0016】前記残り湯導入路2は、浴槽7と給湯器8との間で浴槽7内の湯を循環させる風呂循環路5から分岐され、前記通水管路1に接続される。前記風呂循環路5は、給湯器8内の熱源に加熱される風呂用熱交換器81に挿通され、また、途中に風呂循環路5中の湯を循環するためのポンプPが設けられている。このポンプPを駆動し浴槽7と給湯器8との間で湯を循環させることにより浴槽7内の湯の保温及び追焚きを行っている。また、前記残り湯導入路2は、フィルタFが取付けられており、このフィルタFを通過させることにより風呂の残り湯の汚れを浄化する。そして、前記風呂循環路5の残り湯導入路2を分岐させた分岐点には三方弁51が取付けられている。この三方弁51の切替状態を示した図3を参照して、同図(a)は湯の循環位置であり、前記残り湯導入路2を閉じて浴槽7と給湯器8との間で湯の循環状態にある。同図(b)は風呂の残り湯の注水位置であり、残り湯の浴槽7への戻りを阻止し残り湯導入路2に導入する残り湯注水状態にある。また、同図(c)は逆洗位置であり、残り湯導入路2と風呂循環路5とを連通し前記水道水導入路4から前記残り湯導入路2に水道水を導入し前記フィルタFに給水してフィルタFの汚れを洗浄するフィルタ洗浄状態にある。そして、洗濯注水ユニットを使用しない状態では前記三方弁51は、図3(a)に示す循環位置にある。
【0017】前記温水導入路3は、給湯器8の出湯路30から分岐され、前記通水管路1に接続される。この温水導入路3の途中に湯電磁弁31が設けられ、洗濯注水ユニットを使用しない状態では閉弁されており、洗濯機6で湯洗いを行うときには開弁させて前記出湯路30からの温水を前記通水管路1に通水する。前記出湯路30は、温水を出湯するものであって給湯器8に水道水を給水する給水路40と一体的に接続されている。前記給水路40は給湯器8の給湯用熱交換器82に挿通されており、この給湯用熱交換器82によって水道水を加熱し温水に変換する。
【0018】前記水道水導入路4は、給湯器8に水道水を給水する給水路40から分岐され、前記通水管路1に接続される。この水道水導入路4の途中に水電磁弁41が設けられ、洗濯注水ユニットを使用しない状態では前記湯電磁弁31とは異なり開弁されており(常開電磁弁)、洗濯機6の電磁弁61には常に前記給水路40からの水道水圧が加わっている。
【0019】前記通水管路1は、水流スイッチSが設けられており、通水管路1内に水流が生じると前記水流スイッチSが入る。すなわち、前記通水管路1を通して洗濯機6の電磁弁61に給水路40からの水道水圧をかけている加圧状態において洗濯機6の電磁弁61が閉弁された状態では、通水管路1に水流が生じないため前記水流スイッチSはOFF状態にある。そして、洗濯機6が運転を開始して電磁弁61が開弁されると通水管路1に水流が生じるため前記水流スイッチSがON状態となる。このように前記水流スイッチSのON−OFF状態により通水管路1から洗濯機6が運転を開始したか否かの判別ができる。
【0020】前記操作部9は、残り湯洗いモード、湯洗いモードまたは水洗いモードのいずれかを設定する操作ボタン91が設けられ、内部には図示しない制御部を備えており、この制御部によって操作ボタン91で設定した設定モードに従って前記通水管路1への通水状態を制御する。この通水状態の制御を以下に説明する。操作部9に残り湯洗いモードまたは湯洗いモードが設定されると前記水道水導入路4の水電磁弁41のみを開弁状態に保持し前記通水管路1を水道水の通水状態とする。この状態で前記水流スイッチSが入って通水を検出すると前記水電磁弁41を閉弁し前記操作部9に設定された残り湯洗いモードまたは湯洗いモードに切替える。
【0021】すなわち、残り湯モードが設定されていた場合は前記水電磁弁41を閉じるとともに前記三方弁51を注水位置(図3(b))に回動してポンプPを駆動し、風呂の残り湯を前記通水管路1に通水する。湯洗いモードが設定されていた場合は前記水電磁弁41を閉じるとともに給湯器8の給湯温度を洗濯用温度(例えば38℃)に設定して前記湯電磁弁31を開弁し、温水を前記通水管路1に通水する。一方、水洗いモードが設定されていた場合はそのまま水電磁弁41を開弁した状態を保持する。
【0022】そして、前記の残り湯洗いまたは湯洗いが行われていた場合であって前記水流スイッチSがいったんOFFし、このOFF状態が一定時間(例えば3分間)続くと洗濯機6の洗い工程が終了したと判断し、前記水電磁弁41のみを開弁し前記通水管路1を水道水の通水状態として洗濯機6のすすぎ工程に備える。その後、すすぎ工程が行われて前記水流スイッチSがOFFし、このOFF状態が長時間(例えば30分間)続くと洗濯機6のすすぎ工程が終了したと判断する。尚、前記水電磁弁41は、常開電磁弁が用いられているため終了後も開弁状態に保持される。
【0023】次に、前記洗濯注水ユニットの動作を説明する。図1に示すように、前記操作部9の電源を入れ、操作ボタン91によりモード設定が行われると、まず、残り湯洗いモードが設定されたか否か判別する(S100)。ここで残り湯洗いモードが設定されたと判別すると、水電磁弁41が開弁状態であり、前記通水管路1中に前記給水路40から水道水を通水した状態、すなわち洗濯機6に対しては水洗いモードの状態で待機する。これにより、洗濯機6の運転が直ちに開始されない場合(例えば、予約運転、スタートスイッチを直ちに操作しない等)であっても風呂循環路5におけるポンプPの不要な駆動が行われない。
【0024】そして、前記水洗いモードの待機状態の間は通水管路1の水流スイッチSが入ったか否かを常時判別し(S101)、洗濯機6の運転が開始されたか否かを監視する。すなわち、通水管路1を通じて洗濯機6には水道水圧がかけられており、この加圧状態で洗濯機6の運転が開始して電磁弁61が開弁すると通水管路1に水流が生じる。よって、前記水流スイッチSが入ったことを検出すると洗濯機6の運転開始が検出される。この水流スイッチSが入ったことを検出すると前記水電磁弁を閉弁し(S102)、次いで前記三方弁51を残り湯注水位置(図3(b))に回動し(S103)前記ポンプPを駆動する(S104)。すなわち、水流スイッチSが入って洗濯機の運転が開始された時点で、水洗いモードから操作部9に設定していた残り湯洗いモードに切替わる。これにより、前記通水管路1を通じて洗濯機6に残り湯が注水され(S105)残り湯洗いが実行されることとなる。
【0025】次に、前記操作部9に湯洗いモードが設定された場合、前記ステップS100からステップS200に移行し、ここで湯洗いモードが設定されたか否か判別される(S200)。湯洗いモードが設定されたと判別すると、水電磁弁41が開弁状態であり、前記通水管路1中に前記給水管40から水道水を通水した状態、すなわち洗濯機6に対しては水洗いモードの状態で待機する。これにより、洗濯機6の運転が直ちに開始されない場合(例えば、予約運転、スタートスイッチを直ちに操作しない等)であっても、その間、給湯器8の給湯温度が洗濯用温度に設定されることはない。
【0026】そして、前記水洗いモードの待機状態の間は通水管路1の水流スイッチSが入ったか否かを常時判別し(S201)、洗濯機6の運転が開始されたか否かを監視する。前記水流スイッチSが入ったことを検出すると前記水電磁弁41を閉弁し(S202)、次いで給湯器8の給湯温度を洗濯用温度(例えば38℃)に設定し(S203)湯電磁弁31を開弁する(S204)。すなわち、水流スイッチSが入って洗濯機6の運転が開始された時点で、水洗いモードから前記操作部9に設定していた湯洗いモードに切替わる。これにより、通水管路1から洗濯機6に温水が注水され(S205)湯洗いが実行されることとなる。一方、前記操作部9に水洗いモードが設定された場合、前記ステップS200からステップS300に移行して、この場合水電磁弁41は常開電磁弁であり開弁状態にあるので、洗濯機6が運転を開始し電磁弁61を開弁すると前記通水管路1から洗濯機6に水道水が注水され、水洗いが実行されることとなる。
【0027】ところで、前記の残り湯洗いまたは湯洗いが行われていた場合であって前記水流スイッチSのOFFを検出し、このOFF状態が一定時間(例えば3分間)続くと洗濯機6の洗い工程が終了したと判断できる。すなわち、洗濯機6の洗い工程が終了すると電磁弁61が閉弁され、通水管路1の水流が停止するからである。従って、前記残り湯洗いが行われていた場合に水流スイッチSのOFFを検出し、このOFF状態が一定時間(例えば3分間)続くと、ポンプPを停止し三方弁51を逆洗位置(図3(c))に回動する。そして、水電磁弁41を開弁し残り湯導入路2からフィルタFに水道水を給水しフィルタFを洗浄する。次いで三方弁51を循環位置(図3(a))に回動し、前記水電磁弁41をそのまま開弁し前記通水管路1を水道水の通水状態として洗濯機6のすすぎ工程に備える。
【0028】また、前記湯洗いが行われていた場合に水流スイッチSのOFFを検出し、このOFF状態が一定時間(例えば3分間)続くと、給湯器8における給湯温度の洗濯用温度設定を解除し湯電磁弁31を閉弁する。そして、水電磁弁31を開弁し前記通水管路1を水道水の通水状態として洗濯機6のすすぎ工程に備える。その後、すすぎ工程が行われて前記水流スイッチSがOFFし、このOFF状態が長時間(例えば30分間)続くと洗濯機6のすすぎ工程が終了したと判断し、洗濯注水ユニットの動作がすべて終了する。尚、水電磁弁41は常開電磁弁が用いられているため終了後も開弁状態に保持されている。
【0029】以上のように、前記実施の形態によると、前記操作部9に残り湯洗いモードや湯洗いモードが設定されると、水洗いモードの状態にし、この状態で洗濯機6が運転を開始するまで待機する。従って、残り湯洗いモードが設定されても、洗濯機6が運転を開始するまでの間はポンプPの駆動が一切行われないから、その間のポンプPの騒音やポンプPによる電力浪費等の問題がない。また、湯洗いモードが設定されても、洗濯機6が運転を開始するまでの間は給湯器8の給湯温度が洗濯用温度に固定されないから、その間の給湯温度を希望の温度に自由に設定できる。
【0030】なお、前記実施の形態では、操作部9(設定手段)に設定されたモードの判定を最初に残り湯洗いモード(S100)、次に湯洗いモード(S200)を判別しているが、最初のモード判定と次のモード判定を何にするかは任意に決定してよい。また、前記湯洗いモードが設定された場合、モード設定時に給湯温度を洗濯用温度に設定されるようにしてもよい。ただし、水流スイッチSのONを検知するまでの間は(洗濯機6が運転開始するまで)、前記洗濯用温度に固定されることなく手動操作により変更可能な状態にある。




 

 


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