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発明の名称 風呂給湯装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−311555(P2001−311555A)
公開日 平成13年11月9日(2001.11.9)
出願番号 特願2000−129299(P2000−129299)
出願日 平成12年4月28日(2000.4.28)
代理人 【識別番号】100107308
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修一郎
【テーマコード(参考)】
3L024
【Fターム(参考)】
3L024 CC18 DD05 DD13 DD16 DD22 EE03 FF02 FF03 FF07 FF12 FF15 GG03 GG04 GG05 GG06 GG24 GG25 GG32 GG33 HH13 HH14 HH19 HH22 HH27 
発明者 青木 健二 / 藤川 英明
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 給水路を通して供給される水をバーナの燃焼により加熱して給湯路より給湯する水加熱用の熱交換器と、前記給水路を通して供給される水を前記熱交換器を迂回して前記給湯路に供給するバイパス路と、前記給湯路における前記バイパス路の接続箇所よりも上流側に接続されて、前記バーナにて加熱された湯水を浴槽内に供給する追焚き路と、前記バーナにて加熱される前の湯水の熱状態を検出する熱状態検出手段と、前記給湯路を通して給湯される湯水の通流量を検出する給湯量検出手段と、前記バーナの燃焼を制御する制御手段とが設けられ、前記制御手段が、前記バーナにて前記給水路を通して供給される水の一部を加熱しながら、そのバーナにて加熱された湯水と前記バイパス路からの水との混合湯水の温度が給湯目標温度になるように前記バーナの燃焼を制御して前記給湯路を通して給湯する給湯燃焼制御処理、および、前記バーナにて前記給水路を通して供給される水の全量を加熱しながら、前記熱状態検出手段の検出情報に基づいて、前記バーナにて加熱された湯水の温度が追焚き目標温度になるように前記バーナの燃焼を制御して、前記追焚き路を通して浴槽内に湯水を供給する追焚き燃焼制御処理を実行するとともに、前記追焚き燃焼制御処理中において、前記給湯量検出手段の検出情報に基づいて、割り込み設定量以上の通流量を検出すると、前記追焚き燃焼制御処理から前記給湯燃焼制御処理に切り換える単独割り込み処理、または、前記バーナにて加熱された湯水の温度が割り込み目標温度になるように前記バーナの燃焼を制御して、前記給湯路を通して給湯するとともに、前記追焚き路を通して浴槽内に湯水を供給する併用割り込み処理を実行するように構成されている風呂給湯装置であって、前記制御手段が、前記追焚き燃焼制御処理中において、前記給湯量検出手段の検出情報に基づいて、前記割り込み設定量に満たない量の湯水の通流を検出すると、前記バーナにて加熱された湯水の温度が前記追焚き目標温度よりも低い低温追焚き目標温度になるように前記バーナの燃焼を制御して、前記給湯路を通して給湯するとともに、前記追焚き路を通して浴槽内に湯水を供給する低温追焚き燃焼制御処理を実行するように構成されている風呂給湯装置。
【請求項2】 前記バイパス路が複数のバイパス路部分に分岐されて構成され、それら複数のバイパス路部分のすべてまたは一部に対応して設置されて、その設置されたバイパス路部分を開閉する開閉弁が設けられ、前記給湯目標温度を変更設定する給湯温度設定手段が設けられ、前記制御手段が、前記給湯燃焼制御処理において、前記給湯温度設定手段にて設定されている給湯目標温度と前記開閉弁の開閉状態との関係が、予め設定されている給湯目標温度と前記開閉弁の開閉状態との関係になるように、前記開閉弁を開閉制御するように構成されている請求項1に記載の風呂給湯装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水路を通して供給される水をバーナの燃焼により加熱して給湯路より給湯する水加熱用の熱交換器と、前記給水路を通して供給される水を前記熱交換器を迂回して前記給湯路に供給するバイパス路と、前記給湯路における前記バイパス路の接続箇所よりも上流側に接続されて、前記バーナにて加熱された湯水を浴槽内に供給する追焚き路と、前記バーナにて加熱される前の湯水の熱状態を検出する熱状態検出手段と、前記給湯路を通して給湯される湯水の通流量を検出する給湯量検出手段と、前記バーナの燃焼を制御する制御手段とが設けられ、前記制御手段が、前記バーナにて前記給水路を通して供給される水の一部を加熱しながら、そのバーナにて加熱された湯水と前記バイパス路からの水との混合湯水の温度が給湯目標温度になるように前記バーナの燃焼を制御して前記給湯路を通して給湯する給湯燃焼制御処理、および、前記バーナにて前記給水路を通して供給される水の全量を加熱しながら、前記熱状態検出手段の検出情報に基づいて、前記バーナにて加熱された湯水の温度が追焚き目標温度になるように前記バーナの燃焼を制御して、前記追焚き路を通して浴槽内に湯水を供給する追焚き燃焼制御処理を実行するとともに、前記追焚き燃焼制御処理中において、前記給湯量検出手段の検出情報に基づいて、割り込み設定量以上の通流量を検出すると、前記追焚き燃焼制御処理から前記給湯燃焼制御処理に切り換える単独割り込み処理、または、前記バーナにて加熱された湯水の温度が割り込み目標温度になるように前記バーナの燃焼を制御して、前記給湯路を通して給湯するとともに、前記追焚き路を通して浴槽内に湯水を供給する併用割り込み処理を実行するように構成されている風呂給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような風呂給湯装置は、図1に示すように、給湯燃焼制御処理を実行することによって、給水路1を通して供給される水の一部を熱交換器3に供給して、バーナ4の燃焼により加熱し、その加熱された湯水とバイパス路6からの水とを混合して給湯路2を通して給湯栓2aに給湯したり、追焚きバルブ18を開弁させて、追焚き燃焼制御処理を実行することによって、給水路1を通して供給される水の全量を熱交換器3に供給して、バーナ4の燃焼により追焚き目標温度(例えば、90℃)に加熱し、その加熱された湯水を追焚き路14を通して浴槽15内に供給して追焚きするように構成されているものである。そして、追焚き燃焼制御処理中に、給湯路2に接続された給湯栓2aなどを開操作することによって、給湯量検出手段としての割り込みセンサ13にて給湯路2における湯水の通流量が割り込み設定量以上になると、単独割り込み処理または併用割り込み処理を実行することによって、浴槽15における追焚きよりも給湯栓2aへの給湯を優先したり、追焚きと給湯とを同時に行うようにしている。
【0003】また、追焚き燃焼制御処理中に、給湯路2に接続された給湯栓2aなどを微量だけ開操作することによって、割り込みセンサ13にて割り込み設定量に満たない量の湯水の通流を検出すると、給水路1を通して供給される水の一部を熱交換器3に供給し、残りの一部をバイパス路6を通流させ、バーナ4にて加熱された湯水の温度が追焚き目標温度(例えば、90℃)になるようにバーナ4の燃焼を制御して、バーナ4にて加熱された湯水とバイパス路6からの水とを混合した混合湯水を給湯路2を通して給湯するとともに、バーナ4にて加熱された湯水を追焚き路14を通して浴槽15内に供給するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の風呂給湯装置では、追焚き燃焼制御処理中に、給湯量検出手段にて割り込み設定量に満たない量の湯水の通流を検出すると、熱交換器に供給される水量が減少するにもかかわらず、バーナにて加熱された湯水の温度が追焚き目標温度(例えば、90℃)になるようにバーナの燃焼を制御することになるので、熱交換器において沸騰する虞があった。
【0005】説明を加えると、追焚き燃焼制御処理においては、給水路を通して供給される水の全量がバーナにて加熱されているが、その追焚き燃焼制御処理中に、給湯栓などが微量だけ開操作されて、割り込み設定量に満たない微量の湯水が給湯路を通流すると、給水路を通して供給される水の一部がバイパス路を通して給湯路に供給され、残りの一部が熱交換器に供給されることとなって、熱交換器に供給される水量が減少することとなる。したがって、熱交換器に供給される水量が減少したにもかかわらず、バーナにて加熱された湯水の温度が追焚き目標温度(例えば、90℃)になるようにバーナの燃焼を制御すると、熱交換器に供給される水の温度が急上昇して、沸騰してしまう虞があった。
【0006】本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、追焚き燃焼制御処理中に、微量の給湯をしても沸騰を防止することが可能となる風呂給湯装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために、請求項1に記載の発明によれば、給水路を通して供給される水をバーナの燃焼により加熱して給湯路より給湯する水加熱用の熱交換器と、前記給水路を通して供給される水を前記熱交換器を迂回して前記給湯路に供給するバイパス路と、前記給湯路における前記バイパス路の接続箇所よりも上流側に接続されて、前記バーナにて加熱された湯水を浴槽内に供給する追焚き路と、前記バーナにて加熱される前の湯水の熱状態を検出する熱状態検出手段と、前記給湯路を通して給湯される湯水の通流量を検出する給湯量検出手段と、前記バーナの燃焼を制御する制御手段とが設けられ、前記制御手段が、前記バーナにて前記給水路を通して供給される水の一部を加熱しながら、そのバーナにて加熱された湯水と前記バイパス路からの水との混合湯水の温度が給湯目標温度になるように前記バーナの燃焼を制御して前記給湯路を通して給湯する給湯燃焼制御処理、および、前記バーナにて前記給水路を通して供給される水の全量を加熱しながら、前記熱状態検出手段の検出情報に基づいて、前記バーナにて加熱された湯水の温度が追焚き目標温度になるように前記バーナの燃焼を制御して、前記追焚き路を通して浴槽内に湯水を供給する追焚き燃焼制御処理を実行するとともに、前記追焚き燃焼制御処理中において、前記給湯量検出手段の検出情報に基づいて、割り込み設定量以上の通流量を検出すると、前記追焚き燃焼制御処理から前記給湯燃焼制御処理に切り換える単独割り込み処理、または、前記バーナにて加熱された湯水の温度が割り込み目標温度になるように前記バーナの燃焼を制御して、前記給湯路を通して給湯するとともに、前記追焚き路を通して浴槽内に湯水を供給する併用割り込み処理を実行するように構成されている風呂給湯装置において、前記制御手段が、前記追焚き燃焼制御処理中において、前記給湯量検出手段の検出情報に基づいて、前記割り込み設定量に満たない量の湯水の通流を検出すると、前記バーナにて加熱された湯水の温度が前記追焚き目標温度よりも低い低温追焚き目標温度になるように前記バーナの燃焼を制御して、前記給湯路を通して給湯するとともに、前記追焚き路を通して浴槽内に湯水を供給する低温追焚き燃焼制御処理を実行するように構成されている。
【0008】すなわち、追焚き燃焼制御処理中において、割り込み設定量に満たない微量の湯水が給湯路を通流すると、低温追焚き燃焼制御処理を実行させることができるので、追焚き燃焼制御処理中に、バーナの燃焼における目標温度を追焚き目標温度からそれよりも低い低温追焚き温度に低下させて、低温追焚き温度に加熱された湯水とバイパス路からの水とを混合した混合湯水を給湯路を通して給湯するとともに、低温追焚き温度の湯水を追焚き路を通して浴槽内に供給することができることとなる。したがって、追焚き燃焼制御処理中に、微量の湯水を給湯路を通して給湯することにより、熱交換器に供給される水量が減少しても、バーナにて加熱される湯水の温度を沸騰しないような温度まで低下させることが可能となって、追焚き燃焼制御処理中に、微量の給湯をしても沸騰を防止することが可能となる風呂給湯装置を提供することができるに到った。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、前記バイパス路が複数のバイパス路部分に分岐されて構成され、それら複数のバイパス路部分のすべてまたは一部に対応して設置されて、その設置されたバイパス路部分を開閉する開閉弁が設けられ、前記給湯目標温度を変更設定する給湯温度設定手段が設けられ、前記制御手段が、前記給湯燃焼制御処理において、前記給湯温度設定手段にて設定されている給湯目標温度と前記開閉弁の開閉状態との関係が、予め設定されている給湯目標温度と前記開閉弁の開閉状態との関係になるように、前記開閉弁を開閉制御するように構成されている。
【0010】すなわち、バイパス路からの水量が変更すると、バーナにて加熱された湯水とバイパス路からの水とを混合した混合湯水の温度が変更することとなり、その混合湯水の温度を給湯目標温度にするために、バイパス路からの水量を制御することとなるが、実際に給湯温度設定手段にて設定されている給湯目標温度と開閉弁の開閉状態との関係が、予め設定されている関係となるように開閉弁の開閉状態を制御するだけで、バーナにて加熱された湯水とバイパス路からの水とを混合した混合湯水の温度を給湯目標温度にすることが可能となる。また、バイパス路からの水量を制御するには、バイパス路に通流する水量を調整する水比例弁を設けることが考えられるが、水量の調整の制御が複雑になったり、開閉弁を設けるよりもコストアップを招くという不利があった。したがって、請求項2に記載の発明によれば、コストの低減を図りながら、バーナにて加熱された湯水とバイパス路からの水とを混合した混合湯水の温度を給湯目標温度にするための制御を容易にすることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明にかかる風呂給湯装置について図面に基づいて説明する。この風呂給湯装置は、図1に示すように、給水路1から供給される水を加熱しながら給湯路2に供給するための給湯部K、この給湯部Kの動作を制御する制御手段としての制御部H、この制御部Hに動作情報を指令するメインリモコンR1および風呂リモコンR2などから構成されている。
【0012】前記給湯部Kは、給水路1を通して供給される水を加熱しながら給湯路2に給湯する水加熱用の熱交換器3と、この熱交換器を加熱するためのガス燃焼式のバーナ4などから構成され、給湯路2には、給湯栓やシャワーなどが接続され、図1には、給湯栓2aが接続されている場合を示している。また、前記給水路1を通して供給される水を熱交換器3を迂回して給湯路2に供給するバイパス路6が設けられ、このバイパス路6は、給水路1における給水サーミスタ9よりも下流側と、後述する給湯路2における逆止弁5と水比例弁11との間とを連通するように設けられている。
【0013】そして、バイパス路6は、少量の水を通流させる少量バイパス路部分6aおよび多量の水を通流させる多量バイパス路部分6bの複数のバイパス路部分6a,6bに分岐されて構成され、少量バイパス路部分6aを開閉する電磁式の少量バイパス開閉弁7aおよび多量バイパス路部分6bを開閉する電磁式の多量バイパス開閉弁7bが設けられている。すなわち、複数のバイパス路部分6a,6bのすべてに設置されて、その設置されたバイパス路部分6a,6bを開閉する電磁式のバイパス開閉弁7が設けられている。
【0014】前記給水路1には、給水路1を通して供給される水量を検出する水量センサ8、給水路1を通して供給される水の温度を検出する給水サーミスタ9が設けられ、給水路1における上流側から、水量センサ8、給水サーミスタ9の順に設けられている。そして、給湯路2には、バーナ4にて加熱された湯水の温度を検出する給湯サーミスタ10、逆止弁5、給湯路2を通して給湯される給湯量を調整する水比例弁11、バーナ4にて加熱された湯水とバイパス路6からの水とを混合した混合湯水の温度を検出するミキシングサーミスタ12、給湯路2を通して給湯栓2aに給湯される湯水の通流量を検出する給湯量検出手段としての割り込みセンサ13が設けられ、給湯路2における上流側から、給湯サーミスタ10、逆止弁5、水比例弁11、ミキシングサーミスタ12、割り込みセンサ13の順に設けられている。
【0015】また、給湯路2には、バイパス路6の接続箇所よりも上流側で、給湯サーミスタ10と逆止弁5との間に、バーナ4にて加熱された湯水を浴槽15内に供給する追焚き路14が接続され、その追焚き路14の他端が浴槽15内に連通接続され、その開口部の前面には、風呂アダプター16が取り付けられ、この風呂アダプター16の内側には、浴槽15内の湯水の温度を検出する浴槽温サーミスタ17が設けられている。前記追焚き路14には、追焚き路14を通流する湯水の量を調整する追焚きバルブ18、バキュームブレーカー19が設けられ、追焚き路14の上流側から、追焚きバルブ18、バキュームブレーカー19の順に設けられている。
【0016】そして、バーナ4にて加熱された湯水とバイパス路6からの水とを混合した混合湯水を浴槽15内に供給する湯張り路20が、給湯路2におけるミキシングサーミスタ12と割り込みセンサ13との間と、追焚き路14における追焚きバルブ18とバキュームブレーカー19との間とを連通接続し、追焚き路14の一部を共用する状態で、浴槽15内に連通接続されている。前記湯張り路20には、湯張り路20を開閉する電磁式の湯張り開閉弁21が設けられている。
【0017】前記バーナ4は、多段式のバーナで、一般家庭用の燃料ガスを供給するガス供給路22が3系統に分岐して接続され、それぞれのガス供給路22にガス切替え電磁弁23が設けられ、分岐箇所よりも上流側のガス供給路22に、燃料ガス供給量を調整する電磁式のガス比例弁24、燃料ガスの供給を断続する元ガス電磁弁25などが設けられている。そして、バーナ4に燃焼用空気を供給するファンFも設けられ、バーナ4の近くには、バーナ4に対する点火動作を実行する点火プラグ26、バーナ4に着火されたか否かを検出するフレームロッド27などが設けられている。
【0018】そして、このような風呂給湯装置は、その作動が制御部Hによって制御されるように構成され、この制御部Hに制御指令を与えるメインリモコンR1と風呂リモコンR2とが無線あるいは有線で接続されている。前記メインリモコンR1は、台所などに設置され、図2の(イ)に示すように、運転の開始および停止を指令する運転スイッチ28、浴槽15への湯張り運転を指令する湯はりスイッチ29、給湯路2を通して給湯する給湯目標温度を設定する給湯温度設定手段としての給湯温度設定スイッチ30、給湯目標温度などを表示する表示部31などが備えられている。ちなみに、運転スイッチ28がON操作されて、風呂給湯装置が運転可能状態であると、運転スイッチ28のランプが点灯し、湯はりスイッチ29がON操作されて、湯張り運転中であると、湯はりスイッチ29のランプが点灯するように構成されている。
【0019】また、風呂リモコンR2には、図2の(ロ)に示すように、運転スイッチ32、湯はりスイッチ33、たし湯運転を指令するたし湯スイッチ34、ぬるく運転を指令するぬるくスイッチ35、あつく運転を指令するあつくスイッチ36、保温運転を指令する保温スイッチ37、湯張り設定温度を設定する湯張り温度設定スイッチ38、給湯目標温度などを表示する表示部39などが備えられている。ちなみに、湯張り運転中であると湯はりスイッチ33のランプが点灯し、たし湯運転中であるとたし湯スイッチ34のランプが点灯し、ぬるく運転中であるとぬるくスイッチ35のランプが点灯し、あつく運転中であるとあつくスイッチ36のランプが点灯するように構成され、また、保温運転中であると、表示部39の保温ランプが点灯するように構成されている。なお、風呂給湯装置が給湯中のときには、湯はりスイッチ29,33やたし湯スイッチ34などの運転を指令する各種のスイッチのON操作は受け付けないように構成されている。
【0020】前記制御部Hは、マイクロコンピュータを備えて構成され、メインリモコンR1および風呂リモコンR2などの制御指令に基づいて、給湯路2を通して給湯目標温度の湯水を給湯する給湯運転、浴槽15内に湯張り設定温度の湯水を供給して湯張りする湯張り運転、浴槽15内の湯水の温度を湯張り設定温度に保温する保温運転、浴槽15内に追焚き目標温度の湯水を供給して追焚きするあつく運転、浴槽15内に湯張り設定温度の湯水を足し湯用設定湯量供給してたし湯するたし湯運転、浴槽15内に湯張り設定温度よりも低い温度の湯水をぬるく用設定水量供給して浴槽15内の湯水をぬるくするぬるく運転の夫々の運転を実行するように構成されている。
【0021】以下、夫々の運転について説明する。前記給湯運転は、メインリモコンR1の運転スイッチ28などがON操作されている状態で、給湯栓2aの開操作に伴って水量センサ8が熱交換器3への通水を検知すると実行され、バーナ4にて給水路1を通して供給される水の一部を加熱しながら、そのバーナ4にて加熱された湯水とバイパス路6からの水との混合湯水の温度が給湯目標温度になるようにバーナ4の燃焼を制御して、給湯路2を通して給湯する給湯燃焼制御処理を実行するように構成されている。
【0022】前記給湯運転の動作について具体的に説明すると、まず、ファンFを回転駆動させ、元ガス電磁弁25およびガス切替え弁23を開弁し、かつ、ガス比例弁24を緩点火ガス量にセットして、点火プラグ26によって点火して、フレームロッド27により着火を確認する点火処理を実行して、給湯燃焼制御処理を実行する。前記給湯燃焼制御処理について具体的に説明すると、水量センサ8による検出水量と給水サーミスタ9による検出水温、および、メインリモコンR1の給湯温度設定スイッチ30による給湯目標温度に基づいて、バーナ4にて加熱された湯水とバイパス路6からの水とを混合した混合湯水を給湯目標温度にするための必要なガス量を演算し、その必要ガス量になるようにガス切替え電磁弁23を適宜切替えかつガス比例弁24の開度およびファンFの回転速度を調整するとともに、ミキシングサーミスタ12による検出温度が給湯目標温度になるように、ガス比例弁24の開度およびファンFの回転速度を微調整し、バーナ4を最大限に燃焼させても、ミキシングサーミスタ12による検出温度が給湯目標温度に足りない場合には、水比例弁11を絞ることによって給湯目標温度になるように制御するようにしている。
【0023】また、給湯温度設定スイッチ30による給湯目標温度とバイパス開閉弁7の開閉状態との関係が、予め設定されている給湯目標温度とバイパス開閉弁7の開閉状態との関係になるように、バイパス開閉弁7の開閉状態を制御するようにしている。具体的に説明すると、給湯目標温度が37〜43℃のときには、少量バイパス開閉弁7aおよび多量バイパス開閉弁7bを開弁させ、給湯目標温度が44〜50℃のときには、多量バイパス開閉弁7bのみを開弁させ、給湯目標温度が60℃のときには、少量バイパス開閉弁7aのみを開弁させるようにしている。ちなみに、予め設定されている給湯目標温度とバイパス開閉弁7の開閉状態との関係は、バーナ4にて加熱された湯水とバイパス路6からの水とが混合した混合湯水が給湯目標温度になるように予め設定されている。
【0024】このようにして、給水路1を通して供給される水の一部を熱交換器3にて加熱させ、その熱交換器3にて加熱された湯水をバイパス路6からの水と混合して給湯路2を通して給湯するようにしている。そして、給湯栓2aが閉操作されるに伴って水量センサ8が熱交換器3への通水を検知しなくなると、ガス切替え電磁弁23、ガス比例弁24、および、元ガス電磁弁25を閉弁してバーナ4の燃焼を停止させた後、設定時間経過するとファンFの駆動も停止させて給湯運転を終了するようにしている。
【0025】前記湯張り運転は、メインリモコンR1の湯はりスイッチ29や風呂リモコンR2の湯はりスイッチ33がON操作されると実行され、まず、湯張り開閉弁21を開弁させて、バーナ4にて給水路1を通して供給される水の一部を加熱しながら、そのバーナ4にて加熱された湯水とバイパス路6からの水との混合湯水の温度が湯張り設定温度になるようにバーナ4の燃焼を制御して、湯張り路20を通して浴槽15内に湯水を供給して湯張りするように構成されている。
【0026】前記湯張り運転の動作について具体的に説明すると、上述の給湯運転と同様に、点火処理を実行した後、バーナ4にて加熱された湯水とバイパス路6からの水とを混合した混合湯水を湯張り設定温度にするための必要なガス量を演算し、ガス切替え電磁弁23を適宜切替えかつガス比例弁24の開度およびファンFの回転速度を調整し、ミキシングサーミスタ12による検出温度が湯張り設定温度になるように、ガス比例弁24の開度およびファンFの回転速度を微調整して、浴槽15内に湯張り設定温度の湯水を供給する。また、バイパス開閉弁7の開閉制御についても、上述の給湯運転と同様に、湯張り設定温度とバイパス開閉弁7の開閉状態との関係が、予め設定されている湯張り設定温度とバイパス開閉弁7の開閉状態との関係になるように、湯張り設定温度が37〜43℃のときには、少量バイパス開閉弁7aおよび多量バイパス開閉弁7bを開弁させ、湯張り設定温度が44〜48℃のときには、多量バイパス開閉弁7bのみを開弁させるようにしている。
【0027】このようにして、浴槽15内に湯張り設定温度の湯水を供給して、水量センサ8の積算水量が湯張り用設定湯量になると、湯張り開閉弁21を閉弁させ、ガス切替え電磁弁23、ガス比例弁24、および、元ガス電磁弁25を閉弁してバーナ4の燃焼を停止させた後、設定時間経過するとファンFの駆動も停止させて湯張り運転を終了するようにしている。また、湯張り運転中に、給湯栓2aが開操作されて、割り込みセンサ13の検出流量が割り込み設定量以上になると、湯張り開閉弁21を閉弁して、湯張り運転を待機させて、上述の給湯運転を実行し、その給湯運転が終了されると、湯張り運転を再開するようにしている。
【0028】前記たし湯運転は、風呂リモコンR2のたし湯スイッチ34がON操作されると実行され、まず、湯張り開閉弁21を開弁させて、バーナ4にて給水路1を通して供給される水の一部を加熱しながら、そのバーナ4にて加熱された湯水とバイパス路6からの水との混合湯水の温度が湯張り設定温度になるようにバーナ4の燃焼を制御して、湯張り路20を通して浴槽15内に湯水を供給するように構成されている。
【0029】前記たし湯運転の動作について具体的に説明すると、上述の給湯運転と同様に、点火処理を実行した後、バーナ4にて加熱された湯水とバイパス路6からの水とを混合した混合湯水を湯張り設定温度にするための必要なガス量を演算し、ガス切替え電磁弁23を適宜切替えかつガス比例弁24の開度およびファンFの回転速度を調整し、ミキシングサーミスタ12による検出温度が湯張り設定温度になるように、ガス比例弁24の開度およびファンFの回転速度を微調整して、浴槽15内に湯張り設定温度の湯水を供給する。また、バイパス開閉弁7の開閉制御についても、上述の給湯運転と同様に、湯張り設定温度とバイパス開閉弁7の開閉状態との関係が、予め設定されている湯張り設定温度とバイパス開閉弁7の開閉状態との関係になるように、湯張り設定温度が37〜43℃のときには、少量バイパス開閉弁7aおよび多量バイパス開閉弁7bを開弁させ、湯張り設定温度が44〜48℃のときには、多量バイパス開閉弁7bのみを開弁させるようにしている。
【0030】このようにして、浴槽15内に湯張り設定温度の湯水を供給して、水量センサ8の積算水量が足し湯用設定湯量(例えば、20リットル)になると、湯張り開閉弁21を閉弁させ、ガス切替え電磁弁23、ガス比例弁24、および、元ガス電磁弁25を閉弁してバーナ4の燃焼を停止させた後、設定時間経過するとファンFの駆動も停止させてたし湯運転を終了するようにしている。また、たし湯運転中に、給湯栓2aが開操作されて、割り込みセンサ13の検出流量が割り込み設定量以上になると、湯張り開閉弁21を閉弁して、たし湯運転を待機させて、上述の給湯運転を実行し、その給湯運転が終了されると、たし湯運転を再開するようにしている。
【0031】前記あつく運転は、風呂リモコンR2のあつくスイッチ36がON操作されると実行され、バーナ4にて給水路1を通して供給される水の全量を加熱しながら、熱状態検出手段としての水量センサ8および給水サーミスタ9の検出情報に基づいて、バーナ4にて加熱された湯水の温度が追焚き目標温度になるようにバーナ4の燃焼を制御して、追焚き路14を通して浴槽15内に湯水を供給する追焚き燃焼制御処理を実行するようにしている。
【0032】前記あつく運転の動作について具体的に説明すると、まず、追焚きバルブ18を開弁させて、上述の給湯運転と同様に、点火処理を実行した後、追焚き燃焼制御処理を実行する。すなわち、水量センサ8による検出水量と給水サーミスタ9による検出水温に基づいて、バーナ4にて加熱された湯水を追焚き目標温度(例えば、90℃)にするための必要なガス量を演算し、その必要ガス量になるようにガス切替え電磁弁23を適宜切替えかつガス比例弁24の開度およびファンFの回転速度を調整するとともに、バーナ4にて加熱された湯水が追焚き目標温度(例えば、90℃)になるように追焚きバルブ18を開弁させてその開度を固定するようにしている。
【0033】このようにして、給水路1を通して供給される水の全量を熱交換器3にて加熱しながら、その熱交換器3にて加熱された湯水を追焚き路14を通して浴槽15内に供給して、浴槽温サーミスタ17により検出される浴槽15内の湯水の温度があつく設定温度になると、追焚きバルブ18を閉弁させ、ガス切替え電磁弁23、ガス比例弁24、および、元ガス電磁弁25を閉弁してバーナ4の燃焼を停止させた後、設定時間経過するとファンFの駆動も停止させてあつく運転を終了するようにしている。
【0034】そして、追焚き燃焼制御処理中、すなわちあつく運転中において、割り込みセンサ13の検出情報に基づいて、割り込み設定量以上の通流量を検出すると、追焚き燃焼制御処理から給湯燃焼制御処理に切り換える単独割り込み処理を実行するように構成されている。具体的に説明すると、あつく運転中に、給湯栓2aが開操作されて、割り込みセンサ13にて検出される給湯路2を通して給湯される給湯量が割り込み設定量以上になると、追焚きバルブ18を閉弁して、あつく運転を待機させて、上述の給湯運転を実行して、給水路1を通して供給される水の一部を熱交換器3にて加熱させ、その熱交換器3にて加熱された湯水をバイパス路6からの水と混合して給湯路2を通して給湯するようにしている。そして、給湯栓2aが閉操作されて、給湯運転が終了されると、あつく運転を再開するようにしている。
【0035】また、追焚き燃焼制御処理中において、割り込みセンサ13の検出情報に基づいて、割り込み設定量に満たない量の湯水の通流を検出すると、バーナ4にて加熱された湯水の温度が追焚き目標温度よりも低い低温追焚き目標温度(例えば、80℃)になるようにバーナ4の燃焼を制御して、給湯路2を通して給湯するとともに、追焚き路14を通して浴槽15内に湯水を供給する低温追焚き燃焼制御処理を実行するように構成されている。
【0036】具体的に説明すると、あつく運転中に、給湯栓2aが微少だけ開操作されて、割り込みセンサ13にて割り込み設定量に満たない微量の湯水の通流を検出すると、水量センサ8による検出水量と給水サーミスタ9による検出水温に基づいて、バーナ4にて加熱された湯水を低温追焚き目標温度(例えば、80℃)にするための必要なガス量を演算し、その必要ガス量になるようにガス切替え電磁弁23を適宜切替えかつガス比例弁24の開度およびファンFの回転速度を調整するようにして、熱交換器3にて加熱された湯水の一部を追焚き路14を通して浴槽15内に供給するとともに、残りの一部をバイパス路6からの水と混合して給湯路2を通して給湯するようにしている。そして、給湯栓2aが閉操作されて、割り込みセンサ13にて湯水の通流が検出されなくなると、あつく運転を再開するようにしている。
【0037】このようにして、追焚き燃焼制御処理中において、割り込み設定量に満たない微量の湯水が給湯路を通流すると、低温追焚き燃焼制御処理を実行させることができるので、追焚き燃焼制御処理中に、微量の湯水を給湯路を通して給湯することにより、熱交換器に供給される水量が減少しても、バーナにて加熱される湯水の温度を沸騰しないような温度まで低下させることが可能となって、追焚き燃焼制御処理中に、微量の給湯をしても沸騰を防止することが可能となる風呂給湯装置を提供することが可能となった。
【0038】また、上述の低温追焚き燃焼制御処理における低温追焚き目標温度は、熱交換器3に供給される湯水を低温追焚き目標温度になるようにバーナ4にて加熱しても沸騰しないような温度で、かつ、低温追焚き目標温度の湯水を浴槽15内に供給して追焚きできるような温度として設定されている。
【0039】前記ぬるく運転は、風呂リモコンR2のぬるくスイッチ35がON操作されると実行され、まず、湯張り開閉弁21を開弁させ、給水路1を通して供給される水を加熱することなく、湯張り路20を通して浴槽15内に供給するように構成されている。前記ぬるく運転の動作について具体的に説明すると、湯張り開閉弁21を開弁させて、給水路1を通して供給される水をバーナ4にて加熱することなく、湯張り路20を通して浴槽15内に供給し、水量センサ8の積算水量がぬるく用設定水量(例えば、10リットル)になると、湯張り開閉弁21を閉弁させて、ぬるく運転を終了させるようにしている。また、ぬるく運転中に、給湯栓2aが開操作されて、割り込みセンサ13の検出流量が割り込み設定量以上になると、湯張り開閉弁21を閉弁して、ぬるく運転を待機させて、上述の給湯運転を実行し、その給湯運転が終了されると、ぬるく運転を再開するようにしている。
【0040】前記保温運転は、風呂リモコンR2の保温スイッチ37がON操作されると実行され、浴槽温サーミスタ17の検出温度が追焚き開始用設定温度以下になっていると、追焚きバルブ18を開弁させて、上述の追焚き燃焼制御処理を実行して、追焚き目標温度の湯水を浴槽15内に供給し、浴槽温サーミスタ17の検出温度が湯張り設定温度になると、追焚き燃焼制御処理を停止するように構成されている。そして、保温スイッチ37がON操作されてから設定時間(例えば、4時間)が経過すると、保温運転を終了するようにしている。
【0041】また、保温運転中に、給湯栓2aが開操作されて、割り込みセンサ13の検出流量が割り込み設定量以上になると、追焚きバルブ18を閉弁して、保温運転を待機させて、上述の給湯運転を実行し、その給湯運転が終了されると、保温運転を再開するようにしている。そして、保温運転中に、給湯栓2aが微少だけ開操作されて、割り込みセンサ13にて割り込み設定量に満たない微量の湯水の通流を検出すると、上述のあつく運転と同様に、バーナ4にて加熱された湯水の温度が追焚き目標温度よりも低い低温追焚き目標温度(例えば、80℃)になるようにバーナ4の燃焼を制御して、給湯路2を通して給湯するとともに、追焚き路14を通して浴槽15内に湯水を供給するようにしている。なお、この保温運転中に、ぬるくスイッチ35、あるいは、あつくスイッチ36がON操作されると、上述のぬるく運転、あるいは、あつく運転を優先して実行するようにしている。
【0042】前記制御部Hの動作について、図3のフローチャートに基づいて説明を加えると、メインリモコンR1の運転スイッチ28や風呂リモコンR2の運転スイッチ32がON操作されている状態で、給湯栓2aの開操作に伴って水量センサ8が熱交換器3への通水を検知すると、給湯運転が実行され(ステップ1,2)、メインリモコンR1の湯はりスイッチ29や風呂リモコンR2の湯はりスイッチ33がON操作されると、湯張り運転を実行する(ステップ3,4)。
【0043】また、たし湯スイッチ34がON操作されると、たし湯運転を実行し(ステップ5、6)、あつくスイッチ36がON操作されると、あつく運転を実行し(ステップ7,8)、ぬるくスイッチ35がON操作されると、ぬるく運転を実行し(ステップ9,10)、保温スイッチ37がON操作されると、保温運転を実行する(ステップ11,12)。
【0044】前記給湯運転の動作について、図4のフローチャートに基づいて説明すると、給湯運転の初期には、後沸きなどにより高温の湯水が給湯されないようにバイパス開閉弁7を開弁するようにしているので、水量センサ8が初期設定量以上の水量を検出し、給水サーミスタ9の検出温度が初期設定温度以下であり、割り込みセンサ13が初期通流量以上の湯水の通流を検出すると、バイパス開閉弁7を閉弁する初期処理を実行する(ステップ21)。そして、点火処理を実行してバーナ4に点火したのち、給湯燃焼制御処理を実行して、給水路1を通して供給される水の一部を熱交換器3にて加熱させ、その熱交換器3にて加熱された湯水をバイパス路6からの水と混合して給湯路2を通して給湯するようにしている(ステップ22,23)。
【0045】このようにして、給湯燃焼制御処理が、給湯栓2aが閉操作されるに伴って水量センサ8が熱交換器3への通水を検知しなくなるまで継続され、水量センサ8が熱交換器3への通水を検知しなくなると、ガス切替え電磁弁23、ガス比例弁24、および、元ガス電磁弁25を閉弁してバーナ4の燃焼を停止させた後、設定時間経過するとファンFの駆動も停止させる停止処理を実行して給湯運転を終了するようにしている(ステップ24,25)。
【0046】前記あつく運転の動作について、図5のフローチャートに基づいて説明すると、まず、バーナ4にて加熱された湯水の温度が追焚き目標温度(例えば、90℃)になるように追焚きバルブ18を開弁させてその開度を固定し、点火処理を実行してバーナ4に点火したのち、追焚き燃焼制御処理を実行する(ステップ31〜33)。そして、浴槽温サーミスタ17により浴槽温度を検出し、その浴槽温度が湯張り設定温度−2℃以下のときには、湯張り設定温度をあつく設定温度として設定し、浴槽温度が湯張り設定温度−2℃よりも高いときには、湯張り設定温度+2℃をあつく設定温度として設定する(ステップ34〜36)。なお、上述のあつく設定温度の設定は、あつく運転中に一度だけ行われ、あつく設定温度が一度設定されると、その後には、上述のあつく設定温度の設定は行わないようにしている。
【0047】このようにして、あつく設定温度を設定し、割り込みセンサ13にて湯水の通流を検出していない状態で、浴槽温サーミスタ17による浴槽温度があつく設定温度以上になるまで追焚き燃焼制御処理を継続し、追焚き燃焼制御処理中に、割り込みセンサ13にて湯水の通流を検出していない状態で、浴槽温サーミスタ17による浴槽温度があつく設定温度以上になると、追焚きバルブ18を閉弁させて、ガス切替え電磁弁23、ガス比例弁24、および、元ガス電磁弁25を閉弁してバーナ4の燃焼を停止させた後、設定時間経過するとファンFの駆動も停止させる停止処理を実行してあつく運転を終了するようにしている(ステップ37,43,44)。なお、浴槽温サーミスタ17による浴槽温度があつく設定温度以上にならなくても、水量センサ8の積算量があつく最大量(例えば、100リットル)以上になると、停止処理を実行し、バーナ4の異常などにより浴槽15内の湯水の温度があつく設定温度以上にならない場合に、多量の湯水が浴槽15内に供給されて、浴槽15から湯水が溢れるなどの異常を防止するようにしている。
【0048】そして、追焚き燃焼制御処理の実行中に、割り込みセンサ13にて湯水の通流を検出し、その湯水の通流量が割り込み設定量以上であると、単独割り込み処理を実行して、あつく運転を待機させて給湯運転を実行し、この単独割り込み処理による給湯運転が終了されるまで単独割り込み処理を継続するようにしている(ステップ37〜40)。また、追焚き燃焼制御処理の実行中に、割り込みセンサ13にて湯水の通流を検出し、その湯水の通流量が割り込み設定量に満たない微量であると、低温追焚き燃焼制御処理を実行し、この低温追焚き燃焼制御処理を割り込みセンサ13にて湯水の通流が検出されなくなるまで継続するようにしている(ステップ37,38,41,42)。
【0049】〔別実施形態〕(1)上記実施形態では、追焚き燃焼制御処理中において、割り込みセンサ13にて割り込み設定量以上の通流量を検出すると、追焚き燃焼制御処理から給湯燃焼制御処理に切り換える単独割り込み処理を実行する例を示しているが、この単独割り込み処理に代えて、バーナ4にて加熱された湯水の温度が割り込み目標温度になるようにバーナ4の燃焼を制御して、給湯路2を通して給湯するとともに、追焚き路14を通して浴槽15内に湯水を供給する併用割り込み処理を実行するようにして実施することも可能である。前記併用割り込み処理について説明を加えると、水量センサ8による検出水量と給水サーミスタ9による検出水温に基づいて、バーナ4にて加熱された湯水を割り込み目標温度にするための必要なガス量を演算し、その必要ガス量になるようにガス切替え電磁弁23を適宜切替えかつガス比例弁24の開度およびファンFの回転速度を調整するようにして、熱交換器3にて加熱された湯水の一部を追焚き路14を通して浴槽15内に供給するとともに、残りの一部をバイパス路6からの水と混合して給湯路2を通して給湯するようにしている。
【0050】(2)上記実施形態では、バイパス路6を複数のバイパス路部分6a,6bに分岐している例を示したが、バイパス路6を、複数のバイパス路部分に分岐することなく、一本のバイパス路部分にて構成して実施することも可能である。なお、バイパス路6を一本のバイパス路部分にて構成したときには、このバイパス路部分を開閉する開閉弁が設けられ、給湯運転や湯張り運転など、給水路1を通して供給される水の一部をバイパス路6に通流させるときには、その開閉弁を開弁させるようにしている。
【0051】(3)上記実施形態では、ふたつのバイパス路部分6a,6bのすべてにバイパス開閉弁7を設ける例を示したが、バイパス路部分の数は、3つ以上でもよく、また、バイパス開閉弁7は、一部のバイパス路部分に設けるようにしてもよい。
【0052】(4)上記実施形態では、本発明にかかる風呂給湯装置を、給湯運転およびあつく運転の他に、湯張り運転、ぬるく運転、たし湯運転、保温運転を実行する風呂給湯装置に適応した例を示したが、給湯運転、あつく運転、湯張り運転のみを実行するものなど、運転の数および種類については適宜変更が可能であり、給湯運転およびあつく運転を実行する風呂給湯装置であればよい。




 

 


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