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発明の名称 ガスこんろの異常過熱防止構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−201052(P2001−201052A)
公開日 平成13年7月27日(2001.7.27)
出願番号 特願2000−8778(P2000−8778)
出願日 平成12年1月18日(2000.1.18)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
発明者 智多 祐章 / 福田 剛生
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 建物の壁面に周辺を沿わせて設置したガスこんろにおいて、ガスこんろの五徳の上に載置した鍋等の調理器具が所定の位置より上記壁面に接近したとき調理器具の底面に沿って流れる燃焼排気を検知することで調理器具の位置を検知する位置検知装置をガスこんろの上面側に設け、位置検知装置が調理器具を検知したとき最大火力を下げたり燃焼を停止したりする火力制限装置を設けたことを特徴とするガスこんろの異常過熱防止構造。
【請求項2】 上記位置検知装置を壁面と平行に複数個列設したことを特徴とする請求項1記載のガスこんろの異常過熱防止構造。
【請求項3】 ガスこんろはガスこんろ本体の上面にトッププレートを着脱自在に載置して構成し、上記位置検知装置をガスこんろ本体に装着すると共に位置検知装置の検知部であるセンサー部をトッププレートの透孔を介してトッププレートの上に露出させたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のガスこんろの異常過熱防止構造。
【請求項4】 トッププレートの透孔の上方には透孔を覆うカバーが取り付けられたことを特徴とする請求項3記載のガスこんろの異常過熱防止構造。
【請求項5】 上記カバーは位置検知装置のセンサー部を覆うように配置され、カバーにはカバー内にも燃焼排気が流れるための排気穴が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のガスこんろの異常過熱防止構造。
【請求項6】 排気穴には排気穴からカバー内に煮汁が浸入するの防止するための煮汁浸入阻止部が設けられたことを特徴とする請求項5記載のガスこんろの異常過熱防止構造。
【請求項7】 位置検知装置が調理器具を検知したとき最大火力を下げたり燃焼を停止したりしてガスこんろの周辺の壁面やカウンターが100℃以上になるのを防止するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のガスこんろの異常過熱防止構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムキッチン等で壁際に配置されるガスこんろの構造に関し、詳しくはガスこんろの周辺に位置する壁やカウンターが異常に過熱されるのを防止する異常過熱防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明の解決しようとする課題】一般にシステムキッチン等で壁面に沿ってガスこんろを設置する場合、ガスこんろと壁面との間の距離が15cm未満なら、壁を不燃材料にて形成するか壁に防熱板を取り付ける等の防火処理がなされている。
【0003】このように壁に防火処理をすると、鍋等の調理器具が必要以上壁側にずれた位置で五徳に載置されたり、大径鍋のような調理器具が使用されたりするというような異常な使われ方により被加熱物としての鍋等の調理器具が壁面に近づいても防火上さほど問題がないが、上記のように壁を不燃材料にて形成するとコストアップにつながり、また防熱板を取り付けるとシステムキッチンの美観を損ねると共に施工性を悪くさせ、さらにコストアップにも繋がり好ましくないという問題がある。
【0004】ところが、上記のような防火処理をしないで、壁面(可燃性)との距離が15cm未満でガスこんろを設けた場合、鍋等の調理器具が必要以上に壁側にずれた位置で五徳に載置されたり、大径鍋のような調理器具が使用されたりするというような異常な使われ方をすると、ガスこんろと壁面との距離が小さい分、被加熱物としての鍋等の調理器具が壁面に近づき、壁面やカウンターが異常に過熱され、防火上危険であるという問題がある。
【0005】また近年、ガスこんろの異常な使われ方をしたとき、壁面等が過熱されるのを防止するものとして特開平11−211090号公報に開示されるものもあるが、これはガスコンロの周囲の温度を温度検知器で検出し、温度検知器が異常な温度を検知したときガスの供給を遮断したりするようになっている。しかしかかる従来例では温度検知器が異常な温度を検知したときガスの供給を遮断したりするようになっているために異常な使い方をしてからある時間を経てからしか動作しなく、安全性に問題がある。
【0006】本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、鍋等の調理器具が必要以上に壁側にずらされたり、大径鍋のような調理器具が使用されたりするというような異常な使用がされたりしたとき、最大火力を制限したり燃焼を遮断したりして壁面やカウンターが異常な過熱されるのを防止でき、ガスこんろと壁面との距離が短い(15cm未満)設置であっても、防火処理していない壁で防火上問題がないようにすることが可能で、施工性、キッチンの美観を害することがなくなり、しかも異常な使われ方をしたとき直ちに動作して安全性を確保できるガスこんろの異常過熱防止構造を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため本発明の請求項1のガスこんろの異常過熱防止構造は、建物の壁1面に周辺を沿わせて設置したガスこんろ2において、ガスこんろ2の五徳3の上に載置した鍋4a等の調理器具4が所定の位置より上記壁1面に接近したとき調理器具4の底面に沿って流れる燃焼排気を検知することで調理器具4の位置を検知する位置検知装置5をガスこんろ2の上面側に設け、位置検知装置5が調理器具4を検知したとき最大火力を下げたり燃焼を停止したりする火力制限装置6を設けたことを特徴とする。五徳3の上に載せた鍋4a等の調理器具4が所定位置より壁1面側に接近したとき、鍋4a等の調理器具4の底面に沿って流れる燃焼排気が位置検知装置5にて検知され、火力制限装置6にて最大火力を下げるように制御されたり燃焼を停止するように制御されたりする。これにより燃焼排気が壁1面の方に行くのを抑えることができ、調理器具4が必要以上に壁1側にずらされたり、大径鍋のような調理器具4が壁1に近づいて使用されたりするというような異常な使用がされても壁1面やカウンター11が異常に過熱されるのを防止できる。また壁1面が異常な過熱がされないことにより、ガスこんろ2と壁1面との距離が短い(15cm未満)設置であっても、防火処理していない壁1で防火上問題がないようにすることが可能で、施工性、キッチンの美観等を害することがないようにできる。また燃焼排気の有無の検知で調理器具4の位置を位置検知装置5で検知するために直ちに異常を検知して火力制限装置6が作動して安全に使用できる。
【0008】また本発明の請求項2のガスこんろの異常過熱防止構造は、請求項1において、上記位置検知装置5を壁1面と平行に複数個列設したことを特徴とする。位置検知装置5が1つでは鍋4a等の調理器具4の位置が壁1面に平行な方向に偏心して壁1側に近づいた場合、調理器具4の底面に沿う燃焼排気を検知できない場合があるが、壁1面に平行な方向に位置検知装置5を列設すれば確実に検知できる。
【0009】また本発明の請求項3のガスこんろの異常過熱防止構造は、請求項1または請求項2において、ガスこんろ2はガスこんろ本体2aの上面にトッププレート2bを着脱自在に載置して構成し、上記位置検知装置5をガスこんろ本体2aに装着すると共に位置検知装置5の検知部であるセンサー部5aをトッププレート2bの透孔7を介してトッププレート2bの上に露出させたことを特徴とする。位置検知装置5をガスこんろ本体2a側に設置することにより、トッププレート2bの取り外しが容易にできて清掃等が容易にできる。またトッププレート2bより下のガスこんろ本体2aに位置検知装置5を設置してもセンサー部5aを透孔7からトッププレート2bの上方に突出させて燃焼排気の存在を検出できる。
【0010】また本発明の請求項4のガスこんろの異常過熱防止構造は、請求項3において、 トッププレート2bの透孔7の上方には透孔7を覆うカバー8が取り付けられたことを特徴とする。センサー部5aを通す透孔7があってもカバー8にて覆ったことにより煮汁等がガスこんろ本体2aに浸入するのを防止できる。
【0011】また本発明の請求項5のガスこんろの異常過熱防止構造は、請求項1乃至請求項4のいずれかにおいて、上記カバー8は位置検知装置5のセンサー部5aを覆うように配置され、カバー8にはカバー8内にも燃焼排気が流れるための排気穴9が設けられたことを特徴とする。センサー部5aをカバー8にて覆うことによりセンサー部5aに煮汁等が付着するのを防止できてセンサー部5aの性能を維持でき、またカバー8にてセンサー部5aを覆っても排気穴9からカバー8内に燃焼排気を流して確実に検知できる。
【0012】また本発明の請求項6のガスこんろの異常過熱防止構造は、請求項5において、 排気穴9には排気穴9からカバー8内に煮汁が浸入するの防止するための煮汁浸入阻止部10が設けられたことを特徴とする。カバー8内に燃焼排気を通す排気穴9が設けてあっても煮汁浸入阻止部10にて排気穴9からカバー8内に煮汁が浸入するのを防止できる。
【0013】本発明の請求項7のガスこんろの異常過熱防止構造は、請求項1乃至請求項6のいずれかにおいて、位置検知装置5が調理器具4を検知したとき最大火力を下げたり燃焼を停止したりしてガスこんろ2の周辺の壁1面やカウンター11が100℃以上になるのを防止するようにしたことを特徴とする。調理器具4が位置検知装置5で検知されたとき最大火力を下げたり燃焼を停止したりすることにより壁1面やカウンター11が100℃以上になることがなく、防火性を向上できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1、図2に示すようにガスこんろ2は本例の場合ビルトイン型であり、システムキッチンのカウンター11の開口12に落とし込むように装着してある。カウンター11の周辺の上方には壁1面が設けられているが、この壁1には防火処理がされていない。ガスこんろ2のガスこんろ本体2aはケーシング13内にバーナ部14等を内装してあり、このガスこんろ本体2aの上面開口にはこの上面開口を覆うトッププレート2bを着脱自在に被着してある。トッププレート2bには開口15を設けてあり、ガスこんろ本体2aのバーナ部14を開口15から上方に露出させてある。トッププレート2bの上には五徳3が着脱自在に載置され、この五徳3の上に鍋4a等の調理器具4を載せてバーナ部14による加熱調理ができるようになっている。五徳3は従来から周知のように周囲を囲む矩形等の枠状の五徳枠3aと、五徳枠3aから内方に向けて一体に突設した五徳爪3bとで構成されており、五徳枠3aの下面をトッププレート2bに載置してある。
【0015】そしてこの五徳3より壁1面側の位置には鍋4a等の調理器具4が載ったときその位置を検知する位置検知装置5を設けてある。この位置検知装置5は位置検知装置本体5bとセンサー部5aとで構成されており、図1、図2の例ではセンサー部5aがトッププレート2bの上面に突出するようにトッププレート2bに装着してある。この位置検知装置5のセンサー部5aは燃焼排気の有無を検知するものであって、燃焼排気の存在を温度に基づいて検知する温度センサーや燃焼排気の存在を酸素濃度に基づいて検知する酸素濃度センサー等を用いることができる。またこのセンサー部5aを有する位置検知装置5は壁1面と平行な方向に複数個並べて列設してあることが好ましい。本例の場合、符号A、B、Cに示す3箇所に設けてある。
【0016】ガスこんろ本体2aにはガスこんろ本体2aを制御するマイクロコンピュータ17を内装してあり、位置検知装置5がリード線18にてマイクロコンピュータ17に接続してあり、位置検知装置5の燃焼排気の検知の有無の情報がマイクロコンピュータ17に伝達されるようになっている。また本発明の場合、ガスこんろ本体2aには火力制限装置6を設けてあり、火力制限装置6はマイクロコンピュータ17にて制御されるようになっている。火力制限装置6は、異常な使用を検知したとき最大火力が下がるように制限したり、異常な使用を検知したときガスの供給を遮断して燃焼を停止したりするものであり、電磁比例弁、電磁安全弁等で形成されている。
【0017】五徳3の上に鍋4a等の調理器具4が載置され、バーナ部14の燃焼により加熱調理されるが、通常の使用状態では図1の実線に示すように調理器具4が五徳3の上に載っており、調理器具4の底面が位置検知装置5のセンサー部5aの上方に位置していない。このため調理器具4の底面に沿う燃焼排気が図1の矢印aのように流れ、位置検知装置5のセンサー部5aが燃焼排気を検出しない。従って、マイクロコンピュータ17に信号が送られることなく火力制限装置6が作動することなく、バーナ部14は通常の燃焼を行う。ところが、鍋4a等の調理器具4が図1の想像線に示すように壁1側にずれて載置されたり、大径鍋のような調理器具4が載置されたりした異常な使用状態になったとき鍋4a等の調理器具4の底面が位置検知装置5のセンサー部5aの上に位置する。すると、調理器具4の底面に沿う燃焼排気が図1の矢印bに示すように流れ、位置検知装置5のセンサー部5aが燃焼排気を検知し、異常な使用状態になったことが検知される。すると、マイクロコンピュータ17に異常状態を検出した信号が送られ、火力制限装置6が作動し、最大火力を下げるように制御されてバーナ部14が小さい火力でしか燃焼しない状態にしたり、ガスの供給を遮断して燃焼を停止したりするように制御される。これにより、調理器具4が必要以上に壁1側にずらされたり、大径鍋のような調理器具4が壁1に近づいて使用されたりするというような異常な使用がされても壁1面やカウンター11が異常に過熱されるのを防止できる(壁1面を100℃以下の温度にすることができる)。また壁1面が異常な過熱がされないことにより、ガスこんろ2と壁1面との距離が短い(15cm未満)設置であっても、防火処理していない壁1で防火上問題がないようにすることが可能で、施工性、キッチンの美観等を害することがないようにできる。
【0018】また、図2の符号A、B、Cに示すように複数の箇所に位置検知装置5を設けてあると、鍋4a等の調理器具4が偏心して壁1側に近づいても確実に検知できる。つまり、位置検知装置5が1つでは調理器具4の位置が壁1面と平行な方向に偏心して壁1側に近づいた場合、調理器具4の底面の燃焼排気の存在を検知できない場合があるが、壁1面に平行な方向に位置検知装置5を列設すれば確実に検知することができる。例えば図2の想像線に示すように調理器具4が偏心した位置に載置された場合、Cの位置の位置検知装置5が検知するようになる。
【0019】また図3、図4は実施の形態の他の例を示すものである。ガスこんろ本体2aのケーシング13には取り付け具21が取着されており、取り付け具21に位置検知装置5の位置検知装置本体5bが取り付けられている。位置検知装置5のセンサー部5aはトッププレート2bの透孔7に挿通され、センサー部5aがトッププレート2bの上に突出させてある。このトッププレート2bの透孔7の周縁には円錐台筒状の立ち上がり縁7aを設けてあり、透孔7からガスこんろ本体2a側に煮汁が浸入しないようにしてある。センサー部5aには上面を閉塞し且つ下面を開口せる有底筒状のカバー8を被嵌してあり、カバー8の下端をトッププレート2bに固定してある。カバー8には水平方向に貫通するように排気穴9を穿孔してあり、排気穴9にて燃焼排気がカバー8内を通過するようになっている。排気穴9には排気穴9からカバー8内に煮汁が浸入するのを防止する煮汁浸入防止部10を設けてある。本例の場合、煮汁浸入防止部10として斜め下方に傾斜せる庇10aを排気穴9の上縁に設けてある。
【0020】しかして鍋4a等の調理器具4が図3の実線に示すように壁1側にずれて載置されたり、大径鍋のような調理器具4が載置されたりした異常な使用状態になったとき鍋4a等の調理器具4の底面が位置検知装置5のセンサー部5aの上に位置する。すると、調理器具4の底面に沿う燃焼排気が図3の矢印cに示すように排気穴9を介してカバー8内に流れ、位置検知装置5のセンサー部5aが燃焼排気を検知し、異常な使用状態になったことが検知される。すると、マイクロコンピュータ17に異常状態を検出した信号が送られ、火力制限装置6が作動し、最大火力を下げるように制御されてバーナ部14が小さい火力でしか燃焼しない状態にしたり、ガスの供給を遮断して燃焼を停止したりするように制御される。
【0021】また本例の場合、位置検知装置5がガスこんろ本体2aに取り付けられ、センサー部5aがトッププレート2bの透孔7に挿通してあるためにトッププレート2bの取り外しが容易にできて清掃等が容易にできる。つまり、位置検知装置5をトッププレート2bに設置したならば、位置検知装置5からガスこんろ本体2aに搭載されたマイクロコンピュータ17にハーネスが接続されるためにトッププレート2bの取り外しが容易でなくなる。またトッププレート2bに透孔7を設けることによりガスこんろ本体2aに設置された位置検知装置5でも透孔7からセンサー部5aを突出させることにより鍋4a等の調理器具4の底面を検知できる。また透孔7に立ち上がり縁7aを設けてあると共に透孔7の上方にカバー8を装着してあることにより、透孔7からガスこんろ本体2aの方に煮汁が浸入するおそれがない。またセンサー部5aをカバー8にて覆ってあるためにセンサー部5aに煮汁等が付着するおそれがなくてセンサー部5aの性能が低下するおそれがない。またセンサー部5aをカバー8にて覆っても排気穴9を貫通するように穿孔してあるためにカバー8内に燃焼排気を通して燃焼排気を確実に検知できる。また排気穴9に煮汁浸入防止部10として庇10aを設けてあるために排気穴からカバー8内に煮汁が浸入するのを防止できる。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、建物の壁面に周辺を沿わせて設置したガスこんろにおいて、ガスこんろの五徳の上に載置した鍋等の調理器具が所定の位置より上記壁面に接近したとき調理器具の底面に沿って流れる燃焼排気を検知することで調理器具の位置を検知する位置検知装置をガスこんろの上面側に設け、位置検知装置が調理器具を検知したとき最大火力を下げたり燃焼を停止したりする火力制限装置を設けたので、五徳の上に載せた鍋等の調理器具が所定位置より壁面側に接近したとき、鍋等の調理器具の底面に沿って流れる燃焼排気が位置検知装置にて検知され、火力制限装置にて最大火力を下げるように制御されたり燃焼を停止するように制御されたりするものであって、調理器具が必要以上に壁側にずらされたり、大径鍋のような調理器具が壁に近づいて使用されたりするというような異常な使用がされても壁面やカウンターが異常に過熱されるのを防止できるものであり、また壁面が異常な過熱がされないことにより、ガスこんろと壁面との距離が短い(15cm未満)設置であっても、防火処理していない壁で防火上問題がないようにすることが可能で、施工性、キッチンの美観等を害することがないようにできるものであり、また燃焼排気の有無の検知で調理器具の位置を位置検知装置で検知するために直ちに異常を検知して火力制限装置が作動して安全に使用できるものである。
【0023】また本発明の請求項2の発明は、請求項1において、上記位置検知装置を壁面と平行に複数個列設したので、鍋等の調理器具が偏心して壁側に近づいた場合でも確実に検知できるものである。
【0024】また本発明の請求項3の発明は、請求項1または請求項2において、ガスこんろはガスこんろ本体の上面にトッププレートを着脱自在に載置して構成し、上記位置検知装置をガスこんろ本体に装着すると共に位置検知装置の検知部であるセンサー部をトッププレートの透孔を介してトッププレートの上に露出させたので、トッププレートの取り外しが容易にできて清掃等が容易にできるものであり、またトッププレートより下のガスこんろ本体に位置検知装置を設置してもセンサー部を透孔からトッププレートの上方に突出させて燃焼排気の存在を検出できるものである。
【0025】また本発明の請求項4の発明は、請求項3において、トッププレートの透孔の上方には透孔を覆うカバーが取り付けられたので、センサー部を通す透孔があってもカバーにて覆ったことにより煮汁等がガスこんろ本体に浸入するのを防止できるものである。
【0026】また本発明の請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかにおいて、上記カバーは位置検知装置のセンサー部を覆うように配置され、カバーにはカバー内にも燃焼排気が流れるための排気穴が設けられたので、センサー部をカバーにて覆うことによりセンサー部に煮汁等が付着のを防止できてセンサー部の性能を維持できるものであり、またカバーにてセンサー部を覆っても排気穴からカバー内に燃焼排気を流して確実に検知できるものである。
【0027】また本発明の請求項6の発明は、請求項5において、排気穴には排気穴からカバー内に煮汁が浸入するの防止するための煮汁浸入阻止部が設けられたので、カバー内に燃焼排気を通す排気穴が設けてあっても煮汁浸入阻止部にて排気穴からカバー内に煮汁が浸入するのを防止できるものである。
【0028】また本発明の請求項7の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかにおいて、位置検知装置が調理器具を検知したとき最大火力を下げたり燃焼を停止したりしてガスこんろの周辺の壁面やカウンターが100℃以上になるのを防止するようにしたので、調理器具が位置検知装置で検知されたとき最大火力を下げたり燃焼を停止したりすることにより壁面やカウンターが100℃以上になることがなく、防火性を向上できるものである。




 

 


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