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ステータ - エヌオーケー株式会社
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発明の名称 ステータ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−317609(P2001−317609A)
公開日 平成13年11月16日(2001.11.16)
出願番号 特願2000−139487(P2000−139487)
出願日 平成12年5月12日(2000.5.12)
代理人 【識別番号】100071205
【弁理士】
【氏名又は名称】野本 陽一
発明者 関根 勝美
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ステータ本体(2)と、前記ステータ本体(2)の内周側に相対回転自在に組み合わされるとともにリテーナ(8)を一体成形したノッチプレート(7)とを有し、前記ノッチプレート(7)と摺動する前記ステータ本体(2)の摺動面に潤滑用の凹部(12)を設けたことを特徴とするステータ。
【請求項2】 ステータ本体(2)と、前記ステータ本体(2)の内周側に相対回転自在に組み合わされるとともにリテーナ(8)を一体成形したノッチプレート(7)とを有し、前記ステータ本体(2)と摺動する前記ノッチプレート(7)の摺動面に潤滑用の凹部(15)を設けたことを特徴とするステータ。
【請求項3】 ステータ本体(2)と、前記ステータ本体(2)の内周側に相対回転自在に組み合わされるとともにリテーナ(8)を一体成形したノッチプレート(7)と、前記ノッチプレート(7)を抜け止めするスナップリング(9)とを有し、前記スナップリング(9)と摺動する前記ノッチプレート(7)の摺動面に潤滑用の凹部(15)を設けたことを特徴とするステータ。
【請求項4】 請求項1、2または3のステータにおいて、ステータ本体(2)の摺動面またはノッチプレート(7)の摺動面に設けた凹部(12)(15)と、前記ステータ本体(2)のポケットプレート(6)の内周面に設けた凹部(13)とを介してインペラ側とタービン側とを連通する潤滑油流路(14)を設けたことを特徴とするステータ。
【請求項5】 請求項1、2、3または4のステータにおいて、ステータ本体(2)の材質をアルミニウム製としたことを特徴とするステータ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用オートマティックトランスミッションのトルクコンバータ等に用いられるステータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図11に示すステータ1が知られており、以下のように構成されている。
【0003】すなわち先ず、環状を呈する樹脂製のステータ本体2が設けられており、このステータ本体2に内環3、羽根4および外環5が一体に備えられるとともに、内環3の内周側に同じく環状を呈するポケットプレート6が一体成形されている。また、ステータ本体2の内周側に環状を呈するノッチプレート7が相対回転自在に組み合わされるとともに同じく環状を呈するリテーナ8が嵌合されており、更にこのノッチプレート7およびリテーナ8を軸方向に抜け止めすべくスナップリング9が嵌合されている。リテーナ8は、ステータ本体2の内周面に設けた環状の段部10に嵌合されるとともに、ステータ本体2との間に図示しない廻り止め構造を設けられていて、ステータ本体2に対して固定的に嵌合されている。またスナップリング9は、同じくステータ本体2の内周面に設けた環状の装着溝11に固定的に嵌合されている。
【0004】上記構成のステータ1は、タービン側またはインペラ側からのスラスト力をステータ本体2の内周面に設けた環状の段部10の端面10aで受けることになるが、上記したようにリテーナ8がステータ本体2に対して固定的に嵌合されているために、このリテーナ8はステータ本体2に対してもスナップリング9に対しても摺動せず、よってこのリテーナ8には摺動磨耗が発生することがない。
【0005】これに対して、この種のステータ1の製作コストを低減させるべく、図12に示すようにノッチプレート7にリテーナ8を一体化することが検討されており、このようにノッチプレート7にリテーナ8を一体化すると、このノッチプレート7はその一方の端面7aで前記段部10の端面10aと摺動し、その反対側の端面7bでスナップリング9と摺動し、その外周面7cで段部10の内周面10bと摺動することになる。したがって、摺動磨耗の発生が懸念される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑みて、ノッチプレートにリテーナを一体化することにしても、このリテーナを一体化したノッチプレートに摺動磨耗が発生するのを抑えることができ、もって製作コストの低減とノッチプレートの耐久性の確保とを双方とも満足させることができるステータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるステータは、ステータ本体と、前記ステータ本体の内周側に相対回転自在に組み合わされるとともにリテーナを一体成形したノッチプレートとを有し、前記ノッチプレートと摺動する前記ステータ本体の摺動面に潤滑用の凹部を設けたことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項2によるステータは、ステータ本体と、前記ステータ本体の内周側に相対回転自在に組み合わされるとともにリテーナを一体成形したノッチプレートとを有し、前記ステータ本体と摺動する前記ノッチプレートの摺動面に潤滑用の凹部を設けたことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項3によるステータは、ステータ本体と、前記ステータ本体の内周側に相対回転自在に組み合わされるとともにリテーナを一体成形したノッチプレートと、前記ノッチプレートを抜け止めするスナップリングとを有し、前記スナップリングと摺動する前記ノッチプレートの摺動面に潤滑用の凹部を設けたことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明の請求項4によるステータは、上記した請求項1、2または3のステータにおいて、ステータ本体の摺動面またはノッチプレートの摺動面に設けた凹部と、前記ステータ本体のポケットプレートの内周面に設けた凹部とを介してインペラ側とタービン側とを連通する潤滑油流路を設けたことを特徴とするものである。
【0011】更にまた、本発明の請求項5によるステータは、上記した請求項1、2、3または4のステータにおいて、ステータ本体の材質をアルミニウム製としたことを特徴とするものである。
【0012】上記構成を備えた本発明の請求項1によるステータにおいては、ノッチプレートと摺動するステータ本体の摺動面に潤滑用の凹部が設けられているために、この凹部に貯留される潤滑油によって摺動面を潤滑することにより摺動面に摺動磨耗が発生するのを抑えることが可能となる。
【0013】また、上記構成を備えた本発明の請求項2によるステータにおいては、ステータ本体と摺動するノッチプレートの摺動面に潤滑用の凹部が設けられているために、同じくこの凹部に貯留される潤滑油によって摺動面を潤滑することにより摺動面に摺動磨耗が発生するのを抑えることが可能となる。
【0014】また、上記構成を備えた本発明の請求項3によるステータにおいては、スナップリングと摺動するノッチプレートの摺動面に潤滑用の凹部が設けられているために、同じくこの凹部に貯留される潤滑油によって摺動面を潤滑することにより摺動面に摺動磨耗が発生するのを抑えることが可能となる。
【0015】またこれに加えて、上記構成を備えた本発明の請求項4によるステータにおいては、ステータ本体の摺動面またはノッチプレートの摺動面に設けた凹部と、ステータ本体のポケットプレートの内周面に設けた凹部とを介してインペラ側とタービン側とを連通する潤滑油流路が設けられているために、この流路に沿って潤滑油を円滑に循環させることが可能となる。
【0016】ステータ本体の材質は、従来と同じ樹脂の他、アルミニウムトすることが可能である(請求項5)。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
【0018】第一実施例・・・図1は、本発明の第一実施例に係るステータ1の断面図を示している。また、図2は同ステータ1におけるステータ本体2の要部拡大断面図であって図3におけるA−A線断面図を示しており、図3は図2におけるB方向矢視図、図4は図3におけるC部拡大図、図5は図4におけるD−D線断面図である。
【0019】当該実施例に係るステータ1は、以下のように構成されている。
【0020】すなわち先ず、環状を呈する樹脂製またはアルミニウム製のステータ本体2が設けられており、このステータ本体2に内環3、羽根4および外環5が一体に備えられるとともに、内環3の内周側に同じく環状を呈するポケットプレート6が一体成形されている。また、ステータ本体2の内周側に環状を呈するノッチプレート7が相対回転自在に組み合わされるとともに、このノッチプレート7に同じく環状を呈するリテーナ(ベアリングサポートとも称する)8が一体成形されており、このリテーナ8を一体成形したノッチプレート7を軸方向に抜け止めすべくスナップリング9がステータ本体2の内周に嵌合されている。ノッチプレート7の内周面には、ステータシャフトと嵌合するためのスプラインが設けられている。
【0021】リテーナ8を一体成形したノッチプレート7は、ステータ本体2の内周面に設けた環状の段部10に相対回転自在に嵌合されており、スナップリング9は、同じくステータ本体2の内周面に設けた環状の装着溝11に固定的に嵌合されている。したがって、リテーナ8を一体成形したノッチプレート7はその一方の端面7aで前記段部10の端面10aと摺動し、その反対側の端面7bでスナップリング9と摺動し、その外周面7cで段部10の内周面10bと摺動することになり、この摺動部を潤滑すべく潤滑油を貯留ないし循環させるために、ステータ本体2における前記段部10の端面10aおよび内周面10bに溝状を呈する凹部(ATF潤滑用の溝とも称する)12が所要数等配状に設けられている(図では八等配)。
【0022】この溝状の凹部12は、段部10の端面10aに設けられるものとしては、径方向の放射状溝、動圧を発生させる溝、または内径側から外径側に貫通していなくても凹を形成した全ての溝を適用するのが好適であり、また段部10の内周面10bに設けられるものとしては、軸方向に貫通した凹を有する溝を適用するのが好適である。また図5に示すように、凹部12の開口縁部12aおよび溝底縁部12bにそれぞれカットまたはアール(断面円弧状の丸み)を付けるのが好適である。
【0023】また、この溝状の凹部12は、ステータ本体2のポケットプレート6の内周面に所要数が等配状(図では三等配)に設けられた溝状の凹部13と組み合わされて、インペラ側とタービン側とを連通する潤滑油流路(ATF流路とも称する)14を形成している。
【0024】上記構成を備えたステータ1においては、従来別部品であったノッチプレートと7リテーナ8とが一体化されているために、部品点数が削減されて製作コストが低減せしめられるトともに、軸方向寸法が短縮化されている。また、その上でこのリテーナ8を一体成形したノッチプレート7に対して摺動するステータ本体2における段部10の端面10aおよび内周面10bに溝状の凹部12が所要数等配状に設けられているために、この凹部12に貯留されまたはこの凹部12を流動する潤滑油によって摺動面を潤滑することにより、摺動面に摺動磨耗が発生するのを抑えることができる。したがって、製作コストの低減を実現した上でステータ摺動部の耐久性を向上させることができる。
【0025】また、ステータ本体2の摺動面に設けた溝状の凹部12と、ステータ本体2のポケットプレート6の内周面に設けた同じく溝状の凹部13とを介してインペラ側とタービン側とを連通する潤滑油流路14が設けられているために、当該ステータ1が潤滑油内で作動せしめられたとき、この流路14に沿って潤滑油を円滑に循環させることができる。
【0026】尚、上記実施例に係るステータ1は、その構成を以下のように付加または変更することが可能である。
【0027】第二実施例・・・上記第一実施例において、ステータ本体2における段部10の端面10aおよび内周面10bの双方に溝状の凹部12が設けられていたのに対して、これを取り止め、段部10の端面10aおよび内周面10bの何れか一方のみに凹部12を設けることにする。この場合の凹部12の好適形状は上記したとおりである。
【0028】第三実施例・・・また、上記第一実施例において、ステータ本体2に溝状の凹部12が設けられていたのに対して、これを取り止め、図6ないし図10に示すように、ステータ本体2と摺動するノッチプレート7の摺動面に凹部15を設けることにし、具体的には、段部10の端面10aと摺動するノッチプレート7の一方の端面7a、スナップリング9と摺動するノッチプレート7の反対側の端面7b、段部10の内周面10bと摺動するノッチプレート7の外周面7c、およびステータ本体2の内周面と摺動するノッチプレート7の段部外周面7dに溝状の凹部15を所要数等配状に設けることにする(図では十二等配)。
【0029】この溝状の凹部12は、ノッチプレート7の一方の端面7aまたは反対側の端面7bに設けられるものとしては、径方向の放射状溝、動圧を発生させる溝、または内径側から外径側に貫通していなくても凹を形成した全ての溝を適用するのが好適であり、ノッチプレート7の外周面7cまたは段部外周面7dに設けられるものとしては、軸方向に貫通した凹を有する溝を適用するのが好適である。また図9に示すように、凹部15の開口縁部15aおよび溝底縁部15bにそれぞれカットまたはアール(断面円弧状の丸み)を付けるのが好適である。また、スナップリング9と対向する反対側の端面7bに設けられる凹部15については、その内径寸法をスナップリング9の内径寸法よりも小さく設定するのが好適である。
【0030】また、このノッチプレート7の一方の端面7a、反対側の端面7b、外周面7cおよび段部外周面7dの都合四面に設けられる凹部15は、これを四面のうちの任意の一面のみに設けても良く、更に任意の組み合わせの二面または三面のみに設けても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0032】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の請求項1によるステータにおいては、ノッチプレートと摺動するステータ本体の摺動面に潤滑用の凹部が設けられているために、この凹部に貯留またはこの凹部を流動する潤滑油によって摺動面を潤滑することにより、摺動面に摺動磨耗が発生するのを抑えることができる。したがって、製作コストの低減を実現するのと同時にステータ摺動部の耐久性を確保することができる。
【0033】また、上記構成を備えた本発明の請求項2によるステータにおいては、ステータ本体と摺動するノッチプレートの摺動面に潤滑用の凹部が設けられているために、この凹部に貯留またはこの凹部を流動する潤滑油によって摺動面を潤滑することにより、摺動面に摺動磨耗が発生するのを抑えることができる。したがって製作コストの低減を実現するのと同時にステータ摺動部の耐久性を確保することができる。
【0034】また、上記構成を備えた本発明の請求項3によるステータにおいては、スナップリングと摺動するノッチプレートの摺動面に潤滑用の凹部が設けられているために、この凹部に貯留またはこの凹部を流動する潤滑油によって摺動面を潤滑することにより、摺動面に摺動磨耗が発生するのを抑えることができる。したがって、製作コストの低減を実現するのと同時にステータ摺動部の耐久性を確保することができる。
【0035】またこれに加えて、上記構成を備えた本発明の請求項4によるステータにおいては、ステータ本体の摺動面またはノッチプレートの摺動面に設けた凹部と、ステータ本体のポケットプレート部の内周面に設けた凹部とを介してインペラ側とタービン側とを連通する潤滑油流路が設けられているために、この流路に沿って潤滑油を円滑に循環させることができる。
【0036】また、本発明は、樹脂製のステータに限られず、アルミニウム製のステータに広く適用することができる。




 

 


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