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発明の名称 オイルシールフォルダー部の姿勢制御方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−227651(P2001−227651A)
公開日 平成13年8月24日(2001.8.24)
出願番号 特願2000−36446(P2000−36446)
出願日 平成12年2月15日(2000.2.15)
代理人 【識別番号】100071205
【弁理士】
【氏名又は名称】野本 陽一
【テーマコード(参考)】
3J006
【Fターム(参考)】
3J006 AB08 AE15 AE30 CA01 
発明者 石田 光弘 / 竹下 博文
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 オイルシール(1)の外観検査を行なう際に前記オイルシール(1)の内径側に治具(11)を差し込んで前記オイルシール(1)のフォルダー部(2)を反転させる姿勢制御方法において、前記フォルダー部(2)の腰部(2b)による締付け力を吸収すべく前記締付け力を受けて弾性変形する機能を備えた治具(11)を用いて、前記フォルダー部(2)を反転させることを特徴とするオイルシールフォルダー部の姿勢制御方法。
【請求項2】 請求項1の姿勢制御方法において、治具(11)が、風船状の弾性体(12)を備えていることを特徴とするオイルシールフォルダー部の姿勢制御方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密封装置の一種であるオイルシールを、その外観検査を行なう際に一時的に弾性変形させるオイルシールフォルダー部の姿勢制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すオイルシール1のフォルダー部2の背面2aの外観検査を行なう場合には、このフォルダー部2の背面2aが上方から見えるように、フォルダー部2を反転させる必要がある。
【0003】この反転作業に関して、図4に示すように、金属等の非変形物よりなる従来の治具51を用いてフォルダー部2を下方へ引っ張ると、フォルダー部2の背面2aに、図5に示すようなゴムの変形や歪み3等の不具合が発生する。
【0004】これは、オイルシール1のリップ部4が下方へ向かうのに従って、リップ部4の内径が小さくなろうとするのに対して、フォルダー部2の腰部2bによる締付け力の逃げ場が無くなるためである。
【0005】このため、従来の姿勢制御方法では、■ 検査位置が円周方向に対して一定とならない、■ ゴムの伸縮状態が均一でない、と云う問題が生じ、カメラ撮影による画像処理外観検査の機械化・自動化が困難なものとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑み、オイルシールの外観検査を行なうべくオイルシールの内径側に治具を差し込んでオイルシールのフォルダー部を反転させたときに、フォルダー部の背面にゴムの変形や歪み等が発生することがなく、もってフォルダー部背面の検査位置が円周方向に対し一定となり、ゴムの伸縮状態が均一となるように工夫を凝らしたオイルシールフォルダー部の姿勢制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の請求項1による姿勢制御方法は、オイルシールの外観検査を行なう際に前記オイルシールの内径側に治具を差し込んで前記オイルシールのフォルダー部を反転させる姿勢制御方法において、前記フォルダー部の腰部による締付け力を吸収すべく前記締付け力を受けて弾性変形する機能を備えた治具を用いて、前記フォルダー部を反転させることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項2による姿勢制御方法は、上記した請求項1の姿勢制御方法において、治具が、風船状の弾性体を備えていることを特徴とするものである。
【0009】上記構成を備えた本発明の請求項1による姿勢制御方法のように、当該方法の実施に使用する治具が、フォルダー部の腰部の締付け力を吸収すべく締付け力を受けて弾性変形する機能を備えていると、この治具が弾性変形することによってフォルダー部反転時における腰部による締付け力の逃げ場が確保される。したがって、上記従来技術のようにフォルダー部の背面にゴムの変形や歪み等が発生するのを抑えることが可能となる。治具に上記機能を持たせるには、請求項2のように、治具に風船状の弾性体を設けるのが好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
【0011】図1に示すように、当該実施例に係る姿勢制御方法は、オイルシール1のフォルダー部(ホルダー部とも称する)2の背面2aの外観検査を行なう際に、フォルダー部2の背面2aが上方から見えるように、フォルダー部2を図2に示すように反転させるものであって、反転時におけるフォルダー部2の腰部2bによる締付け力を吸収すべくこの締付け力を受けて弾性変形する機能を備えた治具(弾性治具とも称する)11を用いて、フォルダー部2を図2に示すように反転させる点に特徴を有している。
【0012】オイルシール1は、金属環5に焼き付けたゴムによってフォルダー部2およびリップ部4を成形したもので、外観検査の対象面であるフォルダー部2の背面2aは、ここにガータースプリング(図示せず)を嵌着すべく溝状に凹設されている。
【0013】当該実施例において、治具11は以下のように構成されている。
【0014】すなわち、当該治具11は、風船状の弾性体12と、この弾性体12の下端開口部を閉塞した閉塞部材13とを備えており、内部に所定圧力の空気が封入されている。初期状態における風船状の弾性体12は、その外周面に円錐面状の斜面12aを備えており、この斜面12aは、当該治具11をオイルシール1の内径側へ差し込むことができるように、下端小径側の外径寸法dを初期状態におけるリップ部4の内径寸法dよりも小さく設定されるとともに(d<d)、差込み後の軸方向移動によりリップ部4およびフォルダー部2を反転させることができるように、上端大径側の外径寸法dを初期状態におけるリップ部4の内径寸法dよりも大きく設定されている(d>d)。
【0015】上記構成の治具11を、図1に示したようにオイルシール1の内径部に上方から嵌め込んで、図2に示したように下方へ移動させると、風船状の弾性体12の円錐面状の斜面12aがオイルシール1のリップ部4に係合してこれを下方へ向けて押圧し、これによりリップ部4およびフォルダー部2が図2に示したように反転し、フォルダー部2の背面2aをカメラ撮影等のために上方から視認することが可能となる。
【0016】また、このとき、リップ部4の内径が縮径しようとして、フォルダー部2の腰部2bによる締付け力が径方向内方へ向けて発生するが、当該方法によれば、上記治具11がこの締付け力を受けて縮径すべく弾性変形するために、この治具11の弾性変形によって締付け力が吸収される。したがって、上記従来技術のようにフォルダー部2の背面2aにゴムの変形や歪み等が発生するのを抑えることが可能となる。したがって、オイルシール1のフォルダー部2の背面2aの検査位置が円周方向に対し一定となり、また、ゴムの伸縮状態が均一となるために、カメラ撮影による画像処理外観検査の機械化・自動化を促進することが可能となる。
【0017】治具11に設ける弾性体12は、フォルダー部2の腰部2bの締付け力を受けて適度に弾性変形するものであれば、風船状の中空体でなく、中実体のものであっても良いが、中空体の場合には、弾性体12が弾性変形し易く、また内封圧力を変更することによりその弾性(柔らかさ)を任意に調整することができる利点がある。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0019】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の請求項1による姿勢制御方法においては、上記したようにフォルダー部の腰部による締付け力を吸収すべくこの締付け力を受けて弾性変形する機能を備えた治具を用いてフォルダー部を反転させるようにしたために、反転時にフォルダー部の背面にゴムの変形や歪み等が発生するのを抑えることができる。したがって、オイルシールのフォルダー部背面の検査位置が円周方向に対し一定となり、ゴムの伸縮状態が均一となるために、カメラ撮影による画像処理外観検査の機械化・自動化を促進することが可能となる。
【0020】またこれに加えて、上記構成を備えた本発明の請求項2による姿勢制御方法においては、治具が風船状の弾性体を備えているために、治具が弾性変形し易く、また内封圧力を変更することによりその弾性を任意に調整することができる。




 

 


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