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歯車装置 - エヌオーケー株式会社
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発明の名称 歯車装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−221322(P2001−221322A)
公開日 平成13年8月17日(2001.8.17)
出願番号 特願2000−30357(P2000−30357)
出願日 平成12年2月8日(2000.2.8)
代理人 【識別番号】100071205
【弁理士】
【氏名又は名称】野本 陽一
【テーマコード(参考)】
3J030
【Fターム(参考)】
3J030 AA01 AB03 AC03 BA01 BB03 BB06 
発明者 中村 伸之
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 同軸上に配置され、モジュールが等しく、位相ずれのない複数の歯車(2)(3)(4)を備え、一部の歯車(3)の歯厚を他の歯車(2)(4)の歯厚よりも大きく形成するとともに、前記一部の歯車(3)を弾性材料によって形成したことを特徴とする歯車装置。
【請求項2】 軸方向に並べた複数の歯(2a)(3a)(4a)のうち一部の歯(3a)の歯厚を他の歯(2a)(4a)の歯厚よりも大きく形成するとともに、前記一部の歯(3a)を弾性材料によって形成したことを特徴とする歯車装置。
【請求項3】 歯の一部分の歯厚を他の部分の歯厚よりも大きく形成するとともに、前記歯の一部分を弾性材料によって形成したことを特徴とする歯車装置。
【請求項4】 歯の一部分の歯厚を他の部分の歯厚よりも大きく形成するとともに、前記歯厚差による突出部を弾性材料によって形成したことを特徴とする歯車装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝動装置の一種である歯車装置に係り、特にバックラッシュ(バックラッシ)の低減機能ないし解消機能を備えた歯車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バックラッシュによって発生する歯打ち音を低減するために、組み合わせた1枚の歯車の位相をずらして、スプリング等の弾性部材により相手歯車の歯を挟み込んでバックラッシュを無くす技術が開発されている。
【0003】しかしながら、この従来技術においては、歯車の回転する方向が予め定められており、逆回転にすると相手歯車の歯を挟み込むことができずにバックラッシュが発生するために、一方向の回転にしか使うことができない不都合がある。
【0004】また、従来技術では、当該歯車を相手歯車と噛み合わせるときに一部の歯に位相ずれがあるために、治具等を用いて位相ずれを一時的に修正してから噛み合わせる必要があり、よってこの組付けに関する作業性が余り良くないと云う不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑み、正逆両方向の回転についてバックラッシュを低減または解消することができ、併せて、組付け作業性を向上させることができる歯車装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の請求項1による歯車装置は、同軸上に配置され、モジュールが等しく、位相ずれのない複数の歯車を備え、一部の歯車の歯厚を他の歯車の歯厚よりも大きく形成するとともに、前記一部の歯車を弾性材料によって形成したことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の請求項2による歯車装置は、軸方向に並べた複数の歯のうち一部の歯の歯厚を他の歯の歯厚よりも大きく形成するとともに、前記一部の歯を弾性材料によって形成したことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項3による歯車装置は、歯の一部分の歯厚を他の部分の歯厚よりも大きく形成するとともに、前記歯の一部分を弾性材料によって形成したことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項4による歯車装置は、歯の一部分の歯厚を他の部分の歯厚よりも大きく形成するとともに、前記歯厚差による突出部を弾性材料によって形成したことを特徴とするものである。
【0010】上記構成を備えた本発明の請求項1による歯車装置は、弾性材料によって形成した一部の歯車の歯を相手歯車の歯の間に挟み込むようにして当該歯車装置を相手歯車に組み合わせるもので、正逆両方向の回転についてそれぞれバックラッシュとなる隙間に弾性材料の一部が常に位置することになる。
【0011】
【発明の実施の形態】尚、この請求項1では、一部の歯車全部を弾性材料によって形成しているが、一部の歯のみを弾性材料によって形成したり(請求項2)、歯の一部分のみを弾性材料によって形成したり(請求項3)、または歯厚差による突出部のみを弾性材料によって形成したりしても(請求項4)、同様の作用効果を奏することが可能である。
【0012】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
【0013】図1は、当該実施例に係る歯車装置1の要部を示しており、この歯車装置1は以下のように構成されている。
【0014】すなわち先ず、互いに同軸上に配置され、モジュールが等しく、位相ずれのない第一、第二および第三の歯車2,3,4が設けられており、このうち中央の第二の歯車3の歯3aの歯厚が両側の第一および第三の歯車2,4の歯2a,4aの歯厚よりも大きく形成されており、かつこの第二の歯車3がゴムまたは弾性プラスチック等の弾性材料によって形成されている。両側の第一および第三の歯車2,4は金属または硬質プラスチック等の剛性材料によって形成されている。
【0015】第一、第二および第三の歯車2,3,4の歯先円径、ピッチ円径、歯元円径および歯数等は互いに同じに形成されており、これらの歯車2,3,4は、位相ずれが発生しないように互いにネジ等の連結手段により固定されている。第一および第三の歯車2,4の歯厚は互いに同じに形成されており、両歯車2,4は歯2a,4aの軸方向長さ(幅)についても同じに形成されている。
【0016】また、上記した歯厚の差によって、第二の歯車3の歯3aは第一および第三の歯車2,4の歯2a,4aよりも周方向両側にそれぞれ突出することになり、ここにそれぞれ突出部3b,3cが形成されるが、この突出部3b,3cの周方向長さ(厚さ)は互いに同じに形成されている。
【0017】上記構成を備えた歯車装置1は、図2に示すように、弾性材料によって形成した第二の歯車3の歯3a(図では、この歯3aは歯2aに隠れて突出部3b,3cのみが見えている)を相手歯車5の歯5a,5bの間に圧入するようにして当該歯車装置1を相手歯車5に組み合わせるものであって、このとき両側の第一および第三の歯車2,4の歯2a,4aは相手歯車5に対して非接触とされる。
【0018】そして、この図2の状態から図3に示すように相手歯車5が一方向(矢印A)に回転(正回転)すると、相手歯車5の歯5aによって、その回転方向前方に位置する一方の突出部3bが弾性的に押し潰されて、歯5aから第一および第三の歯車2,4の歯2a,4aへとトルクが伝達され、当該歯車装置1が従動回転する。このとき相手歯車5の歯5bの回転方向後方にはバックラッシュを発生させる比較的大きな隙間6が形成されるが、この隙間6には他方の突出部3cが充填されており、この他方の突出部3cは相手歯車5に接触したままである。したがって、この隙間6に弾性材料よりなる他方の突出部3bが常に充填された状態となるために、バックラッシュを実質的に低減ないし解消することができる。
【0019】また、図2の状態から図4に示すように相手歯車5が他方向(矢印B)に回転(逆回転)する場合には、相手歯車5の歯5bによって、その回転方向前方に位置する他方の突出部3cが弾性的に押し潰されて、歯5bから第一および第三の歯車2,4の歯2a,4aへとトルクが伝達され、当該歯車装置1が従動回転する。このとき相手歯車5の歯5aの回転方向後方にはバックラッシュを発生させる比較的大きな隙間6が形成されるが、この隙間6には一方の突出部3bが充填されており、この一方の突出部3bは相手歯車5に接触したままである。したがって、この隙間6に弾性材料よりなる一方の突出部3bが常に充填された状態となるために、やはりバックラッシュを実質的に低減ないし解消することができる。
【0020】したがって、以上のことから、上記構成の歯車装置1によれば、正逆両方向の回転についてそれぞれバックラッシュを低減ないし解消することができる。またこのことは当該歯車装置1が従動側歯車でなく駆動側歯車として作動する場合にも同様である。
【0021】また、この他、上記歯車装置1は、以下の作用効果を奏する。
【0022】■ 第一、第二および第三の歯車2,3,4が位相ずれのない状態で互いに固定されているために、当該歯車装置1を相手歯車5に組み合わせるときに、いちいち位相ずれを修正する必要がない。したがって、組付け作業が容易であり、その作業性を向上させることができる。
【0023】■ 弾性材料によって形成された第二の歯車3が第一および第三の歯車2,4の間の中央部に配置されているために、伝達トルクが均一に伝達される。したがって、歯車2,4歯面の偏摩耗や歯打ち音が発生するのを防止することができる。
【0024】■ 突出部3b,3cの形成により相対の凹部が形成される第一および第三の歯車2,4の歯溝に潤滑オイルが溜まり易いために、潤滑効率が良く、歯車2,4歯面に発生する摩耗を低減させることができる。
【0025】■ 第一、第二および第三の歯車2,3,4を個別に製造して組み立てるだけであるために、従来の位相した歯車装置と比較して、部品点数が少なく、製造が容易であり、コスト的にも有利である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0027】すなわち、上記構成を備えた本発明の各請求項による歯車装置においては、正逆両方向の回転についてバックラッシュを低減または解消することができ、併せて、組付け作業性を向上させることができる。




 

 


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