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発明の名称 サーモスタットハウジング
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−193863(P2001−193863A)
公開日 平成13年7月17日(2001.7.17)
出願番号 特願2000−1390(P2000−1390)
出願日 平成12年1月7日(2000.1.7)
代理人 【識別番号】100071205
【弁理士】
【氏名又は名称】野本 陽一
【テーマコード(参考)】
3H057
3H061
5G041
【Fターム(参考)】
3H057 AA01 BB32 BB38 CC03 DD11 EE01 FA22 FB09 FB15 FC05 HH02 HH20 
3H061 BB01 CC12 CC19 EA36 EB16 EC04 FA16 FB07 GG02 GG23
5G041 AA11 BB05 CD13
発明者 神保 一憲
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 内部にサーモスタット(4)を装着した樹脂製のサーモケース(2)とサーモカバー(3)とを超音波溶着または振動溶着により一体化したことを特徴とするサーモスタットハウジング。
【請求項2】 請求項1のサーモスタットハウジングにおいて、サーモケース(2)とサーモカバー(3)との間のシールにOリング(7)を用いたことを特徴とするサーモスタットハウジング。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーモスタットハウジングに係り、特に、自動車用水冷エンジンの冷却系に用いられるのに適したサーモスタットのハウジング構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図2に示すサーモスタットハウジング51が知られており、以下のように構成されている。
【0003】すなわち先ず、内部にサーモスタット54を装着した樹脂製のサーモケース52と同じく樹脂製のサーモカバー53とが設けられており、このサーモケース52とサーモカバー53とが、ボルト56、ナット57、座金58およびインサート金具59よりなる締結部品55によって組み付けられている。締結部品55は等配状に3セット用いられるのが通常である。また、内部のサーモスタット54のプレート部54aの外周にゴム状弾性材製のパッキン60が取り付けられ、このパッキン60がサーモケース52とサーモカバー53との間に挟み込まれて、サーモスタット54のシールとされている。
【0004】しかしながら、この従来のサーモスタットハウジング51には、以下のような不都合がある。
【0005】■ サーモケース52とサーモカバー53とを組み付けるのに、ボルト56およびナット57等を複数セット用いているために、組付け工数が多く、その作業に多くの手間と時間がかかっている。また、これらの部品が全て金属製であるために、製品全体の重量が増大している。
■ また、ボルト56とナット57の締付けにより樹脂部にクリープが発生しないようにインサート金具59を用いているが、この部品を用いることにより、部品コストが増大するとともに、製品全体の重量が一層増大している。
■ サーモスタット54のシールにパッキン60を用いているが、このパッキン60は断面略コ字形に成形されていて、その組付け時に予めサーモスタット54のプレート部54aの外周に嵌着されるものである。したがって、その組付け時に、このパッキン60を先ずプレート部54aの外周に嵌着してから、このパッキン60をサーモスタット54とともにサーモケース52に組み付ける手順となるために、この組付け作業に関しても多くの手間と時間がかかっている。
■ また、長期使用によりパッキン60がへたると、サーモスタットハウジング51内部のLLCが外部に漏洩する虞がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑みて、シール性を向上し、部品点数を削減し、組付け工数を削減し、重量を削減して軽量化を実現することが可能なサーモスタットハウジングを提供することを目的とする。
【0007】またこれに加えて、シール部品の組付け作業を容易化することが可能なサーモスタットハウジングを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるサーモスタットハウジングは、内部にサーモスタットを装着した樹脂製のサーモケースとサーモカバーとを超音波溶着または振動溶着により一体化したことを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の請求項2によるサーモスタットハウジングは、上記した請求項1のサーモスタットハウジングにおいて、サーモケースとサーモカバーとの間のシールにOリングを用いたことを特徴とするものである。
【0010】上記構成を備えた本発明の請求項1によるサーモスタットハウジングのように、内部にサーモスタットを装着した樹脂製のサーモケースとサーモカバーとを超音波溶着または振動溶着により一体化すると、この超音波溶着または振動溶着が溶着面をその全面に亙って溶着するものであるために、ハウジング内部のLLC等の流体に対して略完全なシール性を発揮することが可能となる。また、この超音波溶着または振動溶着の採用に伴って上記従来技術におけるボルト、ナット、座金およびインサート金具等の金属製締結部品が一切不要となるために、これにより部品点数の削減、組付け工数の削減および重量の削減等を一挙に実現することが可能となる。
【0011】またこれに加えて、上記構成を備えた本発明の請求項2によるサーモスタットハウジングのように、サーモケースとサーモカバーとの間のシールにOリングを用いると、このOリングがこれを、予めサーモケースまたはサーモカバーに設けた装着部に先付けすることができるものであるために、シール部品の組付け作業を容易化することが可能となる。尚、上記請求項1の構成で、サーモケースとサーモカバーとを超音波溶着または振動溶着により一体化したことに伴って略完全なシール性が実現されるために、Oリングのシール機能に関する負担は相対に軽減されたものとなる。したがって、このOリングには、内部のサーモスタットのガタツキ防止に関する保持機能等の他の機能が強く求められることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
【0013】図1は、当該実施例に係るサーモスタットハウジング1の断面を示しており、このハウジング1は以下のように構成されている。
【0014】すなわち先ず、内部にサーモスタット4を装着した樹脂製のサーモケース2と同じく樹脂製のサーモカバー3とが設けられており、このサーモケース2とサーモカバー3とが、サーモケース2の開口部内周面2aと、この開口部内周面2aに対向するサーモカバー3の鍔部3aの外周面3bとにおいて全周に亙ってかつ全面に亙って超音波溶着または振動溶着されて溶着部5とされている。サーモスタットハウジング1は「サーモケース・カバー組立体(Ass’y)」と称されることもある。
【0015】サーモケース2の内面には、サーモスタット4のプレート部4aの外周縁部を直接載せる環状の段部2bが設けられており、この段部2bの外周側に、上記超音波溶着または振動溶着時にサーモカバー3の鍔部3aの下面を突き当てる環状の第二の段部2cが設けられている。
【0016】また、サーモカバー3の鍔部3aの下面には、上記段部2bに対応して、環状の突起3cが設けられており、この突起3cの外周面、鍔部3aの下面、段部2bの内周面、および段部2bに載せられたプレート部4aの外周縁部の上面に囲まれて環状の装着空間である装着部6が設けられており、この装着部6にゴム状弾性材製のOリング7が所定の圧縮しろをもって装着されている。
【0017】上記構成を備えたサーモスタットハウジング1によれば、内部にサーモスタット4を装着した樹脂製のサーモケース2と同じく樹脂製のサーモカバー3とが超音波溶着または振動溶着により一体化されているために、先ずは、当該サーモスタットハウジング1内部のLLC(図示せず)に対するシール性を向上させることができ、LLCが外部に漏洩するのを完全に防止することができる。
【0018】また、サーモケース2とサーモカバー3とを超音波溶着または振動溶着により一体化したことに伴って上記従来技術におけるボルト、ナット、座金およびインサート金具等の金属製締結部品が一切不要となるために、これにより部品点数の削減、組付け工数の削減および重量の削減等を一挙に実現することができる。
【0019】また、サーモスタット4のシールに上記従来技術における断面コ字形のパッキンに代えてOリング7を用いるようにしたために、シール部品の組付け作業を容易化することができ、また、シール部品に関して特別な設計を不要とすることができる。また、このOリング7がサーモスタット4のプレート部4aを弾性的にに支持することにより、サーモスタット4がサーモケース2とサーモカバー3との間でガタつくのを有効に防止することもできる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0021】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の請求項1によるサーモスタットハウジングにおいては、内部にサーモスタットを装着した樹脂製のサーモケースとサーモカバーとを超音波溶着または振動溶着により一体化するようにしたために、当該サーモスタットハウジング内部のLLC等の流体に対するシール性を向上させることができ、LLC等の流体が外部に漏洩するのを完全に防止することができる。
【0022】また、サーモケースとサーモカバーとを超音波溶着または振動溶着により一体化したことに伴って上記従来技術におけるボルト、ナット、座金およびインサート金具等の金属製締結部品が一切不要となるために、これにより部品点数の削減、組付け工数の削減および重量の削減等を一挙に実現することができる。
【0023】またこれに加えて、上記構成を備えた本発明の請求項2によるサーモスタットハウジングにおいては、サーモケースとサーモカバーとの間のシールに上記従来技術における断面略コ字形のパッキンに代えてOリングを用いるようにしたために、シール部品の組付け作業を容易化することができ、また、シール部品に関して特別な設計を不要とすることができる。また、Oリングがサーモスタットを弾性的に支持することにより、サーモスタットがハウジング内でガタつくのを有効に防止することができる。
【0024】したがって、これらのことから、本案所期の目的を須らく実現することが可能となる。




 

 


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