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発明の名称 自在継手用ブーツ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−99182(P2001−99182A)
公開日 平成13年4月10日(2001.4.10)
出願番号 特願平11−281004
出願日 平成11年10月1日(1999.10.1)
代理人 【識別番号】100071205
【弁理士】
【氏名又は名称】野本 陽一
【テーマコード(参考)】
3J043
【Fターム(参考)】
3J043 AA03 CB13 FA04 FA07 FB04 
発明者 杉浦 芳昭
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 弾性材製のブーツ本体(2)の可撓部(2a)を軸方向に反転させて前記ブーツ本体(2)の大径側端部(2b)をアダプタ(3)に挿入固定する自在継手用ブーツ(1)において、前記可撓部(2a)と前記大径側端部(2b)との間に、反転前の状態において前記可撓部(2a)側から前記大径側端部(2b)側へかけて径寸法が徐々に縮小する斜面状の反り防止部(2d)を一体成形したことを特徴とする自在継手用ブーツ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自在継手の作動部を被覆保護するために用いられる自在継手用ブーツに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示すように、熱可塑性エラストマー等の弾性材によって成形されたブーツ本体52と、鉄等の剛材によって成形されたアダプタ53とを有し、ブーツ本体52の軸方向中央の可撓部52aを軸方向に反転させてブーツ本体52の大径側端部52bをアダプタ53のカシメ部53aに挿入し、カシメ固定してなる自在継手用ブーツ51が知られており、このブーツ51は、ブーツ本体52の小径側端部52cを自在継手(図示せず)の軸部の外周に固定するとともに、アダプタ53の取付部53bを自在継手のアウターレースの外周に固定することにより自在継手に装着されるものであって、例えばプロペラシャフト用CVJブーツ等として用いられる。
【0003】しかしながら、この従来のブーツ51には、以下のような不都合がある。
【0004】すなわち、弾性材製のブーツ本体52は、上記したように軸方向中央の可撓部52aを軸方向に反転させてその大径側端部52bをアダプタ53のカシメ部53aに挿入固定されるが、その反転前は図4に示す形状とされており、すなわち径寸法が徐々に拡大する斜面状の可撓部52aの先端に大径側端部52bが直接連続成形されて、この大径側端部52aは当該ブーツ51の中心軸線0と略平行な円筒面状に成形されている。
【0005】したがって、このような形状のブーツ本体52をアダプタ53と組み合わせるべく可撓部52aを矢印A方向に反転させると、その弾性復帰力に基づいて円筒面状の大径側端部52bに反りが発生し、この大径側端部52bが中心軸線0に対して所定角度θ 傾斜する斜面状ないしラッパ状をなし、この斜面状ないしラッパ状をなす大径側端部52bを軸方向に相対移動させてアダプタ53のカシメ部53aに挿入することになるために、大径側端部52bをカシメ部53aに挿入しにくく、挿入作業性が著しく損われてしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑み、ブーツ本体をアダプタと組み合わせるべくブーツ本体の可撓部を軸方向に反転させたときに、ブーツ本体の大径側端部が斜面状ないしラッパ状に開くことがなく、もって大径側端部をアダプタに挿入する作業性を向上させることが可能な自在継手用ブーツを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の自在継手用ブーツは、弾性材製のブーツ本体の可撓部を軸方向に反転させて前記ブーツ本体の大径側端部をアダプタに挿入固定する自在継手用ブーツにおいて、前記可撓部と前記大径側端部との間に、反転前の状態において前記可撓部側から前記大径側端部側へかけて径寸法が徐々に縮小する斜面状の反り防止部を一体成形したことを特徴とするものである。
【0008】上記構成を備えた本発明の自在継手用ブーツのように、弾性材製のブーツ本体における可撓部と大径側端部との間に、反転前の状態において可撓部側から大径側端部側へかけて径寸法が徐々に縮小する斜面状の反り防止部が一体成形されると、この反り防止部の傾斜の向きにより、大径側端部に従来発生していた反りがキャンセルされることになる。したがって、反転前に円筒形であった大径側端部が、反転後においても同じく円筒形を維持することになる。後記するように、反転前における反り防止部の傾斜角度は10〜20deg程度が好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
【0010】図1は、当該実施例に係る自在継手用ブーツ1の断面図を示しており、そのブーツ本体2をアダプタ3と組み合わせる以前の状態が図2に示されている。
【0011】当該実施例に係るブーツ1は、以下のように構成されている。
【0012】すなわち、当該ブーツ1は先ず、熱可塑性エラストマー等の弾性材によって成形されたブーツ本体(狭義のブーツとも称する)2と、鉄等の剛材によって成形されたアダプタ3とを有しており、ブーツ本体2の軸方向中央の可撓部2aが軸方向に反転せしめられてブーツ本体2の大径側端部2bがアダプタ3のカシメ部3aに挿入され、カシメ固定されている。
【0013】図2に示すように、弾性材製のブーツ本体2は、その反転前の状態において先ず、軸方向一端から軸方向他端にかけて径寸法が徐々に拡大する斜面状ないしテーパ面状の可撓部2aを有しており、この可撓部2aの一端側に円筒状の小径側取付部(小径側端部とも称する)2cが一体成形されるとともに、可撓部2aの他端側に同じく円筒状の大径側端部2bが一体成形されており、可撓部2aと大径側端部2bとの間に、反転前の状態において可撓部2a側から大径側端部2b側へかけて径寸法が徐々に縮小する斜面状ないしテーパ面状の反り防止部2dが一体成形されている。
【0014】この反り防止部2dは、当該ブーツ1の中心軸線0に対して所定角度θ 傾斜するように形成されており、その傾斜角度θ は、上記従来技術における大径側端部52bの反転後の反りの角度θ が10〜20degであったのに対して、これと相殺すべく、やはり10〜20deg(好ましくは15〜20deg)に設定されている。
【0015】上記構成を備えたブーツ1は、自在継手(図示せず)の作動部を被覆保護すべく、ブーツ本体2の小径側取付部2cを自在継手の軸部の外周に固定するとともにアダプタ3の取付部3bを自在継手のアウターレースの外周に固定することにより自在継手に装着され、例えばプロペラシャフト用CVJブーツ等として用いられるものであって、上記構成により以下の作用効果を奏する点に特徴を有している。
【0016】すなわち、上記したように、弾性材製のブーツ本体2における可撓部2aと大径側端部2bとの間に、反転前の状態において可撓部2a側から大径側端部2b側へかけて径寸法が徐々に縮小する斜面状ないしテーパ面状の反り防止部2dが一体成形されているために、この反り防止部2dの傾斜の向きおよび角度によって、大径側端部2bに従来発生していた反りが相殺され、反転前に円筒形であった大径側端部2bが、図2に鎖線で示すように、反転後においても同じく円筒形を維持することになる。したがって、このように円筒形であることを維持する大径側端部2bを軸方向に相対移動させてアダプタ3のカシメ部3aに挿入することになるために、大径側端部2bをカシメ部3aに挿入し易く、挿入作業性を格段に向上させることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0018】すなわち、上記構成を備えた本発明の自在継手用ブーツにおいては、弾性材製のブーツ本体における可撓部と大径側端部との間に、反転前の状態において可撓部側から大径側端部側へかけて径寸法が徐々に縮小する斜面状の反り防止部が一体成形されているために、この反り防止部の傾斜の向きおよび角度によって、大径側端部に従来発生していた反りが相殺され、反転前に円筒形であった大径側端部が反転後においても同じく円筒形を維持することになる。したがって、このように円筒形であることを維持する大径側端部を軸方向に相対移動させてアダプタに挿入することになるために、大径側端部をアダプタに挿入し易く、挿入作業性を格段に向上させることができる。




 

 


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