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発明の名称 管継手
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−41369(P2001−41369A)
公開日 平成13年2月13日(2001.2.13)
出願番号 特願平11−211125
出願日 平成11年7月26日(1999.7.26)
代理人
発明者 竹中 兵衛 / 奥山 哲弘
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 少なくとも一端部に受口を有する継手本体の受口内に周方向に沿うパッキングが装着され、該受口内に管保持部材の一端部が挿着された管継手であって、該管保持部材の一端部の外周面と前記受口の奥部内周面のいずれか一方に凸部が設けられ、他方に凹部が設けられ、両者が係脱自在とされていることを特徴とする管継手。
【請求項2】 前記管保持部材の一端部の凸部もしくは凹部よりも端縁側の外周面、又は、前記受口の凹部もしくは凸部よりも奥側の内周面に、周方向に沿って凹溝が設けられ、該凹溝にパッキングが装着されていることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受口内に管保持部材が装着された管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、受口内に管保持部材を有する管継手としては、例えば、図4に図示するように、受口a内に周方向に沿って開口端に向かうにつれて次第に小径となる傾斜面bを有する凹溝cが設けられ、該凹溝cの奥部に周方向に沿うパッキングdが装着され、該受口a内に抜止め防止部材(コレット)eの一端部が挿着され、その受口a内に管保持部材fの一端部が挿着された管継手が知られている。
【0003】この管継手における管保持部材fは、受口a内に挿着される一端部に鍔部gが設けられており、その鍔部eの外径がパッキングdの内径よりも大きくされることにより、受口a内から抜けることがないような構造となっている。
【0004】しかしながら、このような従来の管継手は、管保持部材fの鍔部gがパッキングdに引っ掛かるために、管保持部材fが受口a内から抜けることはないものの、受口a内でクリアランス分だけ自由に動くことができる状態となっている。そのため、受口a内に管を押し込んで接続し、その管に曲げ応力が加わったときには容易に上下動してしまい、パッキングdの圧縮率に上下で差ができて、圧縮率が低くなった部分は水密性が著しく低下してしまうという問題点がある。又、管継手を組み立てる際に、パッキングdを装着した状態の受口内に管保持部材の一端部をむりやり押し込むため、鍔部eによりパッキングbの内周面を傷付け易く、水密性が不充分なものとなり易いという問題点もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のような従来の問題点を解消し、接続した管に曲げ応力が作用したときにも充分なシール性を確保することができて長期止水性を向上させることができ、かつ、組立時においてもパッキングを損傷することのない管保持部材を有する管継手を提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の発明(本発明1)は、少なくとも一端部に受口を有する継手本体の受口内に周方向に沿うパッキングが装着され、該受口内に管保持部材の一端部が挿着された管継手であって、該管保持部材の一端部の外周面と前記受口の奥部内周面のいずれか一方に凸部が設けられ、他方に凹部が設けられ、両者が係脱自在とされている管継手である。
【0007】本発明1の管継手においては、管保持部材の一端部の外周面に凸部が設けられ、且つ、受口の奥部内周面に凹部が設けられているものであってもよいし、管保持部材の一端部の外周面に凹部が設けられ、且つ、受口の奥部内周面に凸部が設けられているものであってもよい。
【0008】本願の請求項2に記載の発明(本発明2)は、前記管保持部材の一端部の凸部もしくは凹部よりも端縁側の外周面、又は、前記受口の凹部もしくは凸部よりも奥側の内周面に、周方向に沿って凹溝が設けられ、該凹溝にパッキングが装着されている本発明1の管継手である。
【0009】本発明2の管継手においては、管保持部材の一端部の凸部もしくは凹部よりも端縁側の外周面に、周方向に沿って凹溝が設けられ、その凹溝にパッキングが装着されていているものであってもよいし、又、受口の凹部もしくは凸部よりも奥側の内周面に、周方向に沿って凹溝が設けられ、その凹溝にパッキングが装着されているものであってもよい。
【0010】
【作用】本発明1の管継手は、該管保持部材の一端部の外周面と前記受口の奥部内周面のいずれか一方に凸部が設けられ、他方に凹部が設けられ、両者が係脱自在とされていることにより、受口内に押し込んで接続した管に曲げ応力が加わったときにも、受口の奥部に一端部が係合された管保持部材により支持されて管が上下動しにくいので、パッキングの圧縮率に上下で差ができにくく、水密性を保持することができ、又、管継手を組み立てる際にも、パッキング内周面を傷付けることなくて、パッキングの内周面を管の外周面に密着させることができるので、水密性を保持することができる。
【0011】本発明2の管継手は、前記管保持部材の一端部の凸部もしくは凹部よりも端縁側の外周面、又は、前記受口の凹部もしくは凸部よりも奥側の内周面に、周方向に沿って凹溝が設けられ、該凹溝にパッキングが装着されていることにより、管保持部材の一端部の先端の外周面と受口の最奥部の突堤間がシールされた状態となっているので、より水密性を保持することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下は、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の管継手の一例の組立前の状態を示す説明図、図2はその組立後の状態を示す説明図である。図2に示すように、この管継手1は、管継手本体11と、管保持部材12と、コレット(抜止め部材)13からなる。
【0013】図1(a)及び図2に示すように、管継手本体11には、一端部に受口111が設けられ、他端部に挿口112が設けられている。受口111は、内周面には開口端側に周方向に沿って第1の凹溝111aが設けら、奥側に周方向に沿って第2の凹溝111bが設けられている。第2の凹溝111bにはセルフシール型のゴムパッキング14装着されている。ゴムパッキング14は接続すべき管の外径よりも小さく、後述する管保持部材12の凸部121の外径よりは大きくされている。第1の凹溝111aの開口端側の内周面には、開口端側に向かうにつれて次第に小径となる傾斜面111bが設けられている。
【0014】受口111の奥部の内周面には接続すべき管の先端部が装着される管端装着部111cが設けられている。管端装着部111cの内径は接続すべき管の先端部の外径と略等しくされている。受口111の最奥部、管端装着部111cよりも更に奥側の内周面には、接続すべき管の先端面の突き当たり面となる側面を有する突堤が周方向に沿って設けられている。その突堤の内径は接続すべき管の先端部の内径と略等しくされている。その突堤の内周面には周方向に沿って凹部111dが設けられ、その凹部111dよりも更に奥側の内周面には周方向に沿って凹溝111eが設けられている。凹溝111e内には、O型のゴムパッキング15が装着されている。
【0015】図1(b)及び図2に示すように、管保持部材12は、受口111内に挿着される一端部の外周面の端縁から所定長さを隔てた位置に周方向に沿って凸部121が設けられている。凸部121の凸部121を受口111の凹部111dに係合脱却することができるようになっている。管保持部材12の他端部の外周面には、その端縁に向かうにつれて次第に小径となる傾斜面122が設けられており、接続すべき管を挿入時のガイドの役割を果たす。管保持部材12の凸部121及び傾斜面122以外の部分の外径は接続すべき管の内径と略等しくされている。図1(c)に示すように、管保持部材12の凸部121が設けられた方の一端部の端縁及びその端縁側の凸部121の端縁は、管保持部材12の最奥部の突堤の部分に挿入し易くするために面取りがなされている。
【0016】図1(a)及び図2に示すように、コレット13は、受口111内に挿着される一端部に、外周面に周方向に沿って係止部131が設けられ、受口111外に配設される他端部には、外周面に沿って鍔部132が設けられている。
【0017】コレット13の係止部131が設けられた一端部側には複数箇所に切込みが設けられ、複数個に分割された状態になっており、外側から径方向内方に押圧することにより縮径し、この状態にて受口111内に挿入した後、第1の凹溝111a内にて径方向外方に拡径することができるようになっており、それらの内周面には、接続すべき管への食込み部133が設けられており、それらの外周面には、受口111の開口端側に向かうにつれて次第に小径となる傾斜面134を備えており、受口111の第1の凹溝111aの傾斜面111bと相対することができるようになっている。
【0018】次に、図1及び図2に示す管継手の使用態様を図3を参照して説明する。図3に示すように、コレット13の一端部を受口111内に挿入し、その係止部131を第1の凹溝111a内にて径方向外方に拡径させ、その傾斜面134を第1の凹溝111aの傾斜面111bと相対するように挿着するとともに、管保持部材12の一端部を受口111内に挿入し、その凸部121を受口111の凹部111dに係合するようにして挿着して管継手1を組立状態となす。このとき、受口111の最奥部の突堤に設けられた凹溝111eに装着されたゴムパッキング15により、管保持部材12の一端部の先端の外周面と受口111の最奥部の突堤間がシールされた状態となっている。
【0019】この状態の受口111内に、接続すべき管2を、コレット13及びゴムパッキング14と管保持部材12との間に挿通するように押し込む。この際、管保持部材12は、その一端部が受口111の最奥部の突堤に係合されているので、受口111内に押し込んで接続した管2に曲げ応力が加わったときにも管が上下動しにくいので、パッキングdの圧縮率に上下で差ができにくく、水密性を保持することができる。又、管継手を組み立てる際にも、パッキング内周面を傷付けることなく、管保持部材12を受口111内に挿着することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明の管継手は、上記のとおりとされているので、接続した管に曲げ応力が作用したときにも充分なシール性を確保することができて長期止水性を向上させることができ、かつ、組立時においてもパッキングを損傷することがない。




 

 


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