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発明の名称 管継手
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−32977(P2001−32977A)
公開日 平成13年2月6日(2001.2.6)
出願番号 特願平11−209220
出願日 平成11年7月23日(1999.7.23)
代理人
発明者 大道 康之
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 二つの管を接続する管継手において、その管継手は前記二つの管を略半周ずつ覆う二つの半筒部材の組合せからなり、それぞれの半筒部材には半円筒部の両側縁にボルト挿通孔を有する側面フランジが設けられており、片方の半筒部材の側面フランジの外面には前記ボルト挿通孔に沿って半円筒部の側縁に平行な段差部が設けられていることを特徴とする管継手。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二つの半円筒部材を組み合わせて二つの管を接続する管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電源用ケーブルや信号用ケーブルの保護管として、プラスチック製の管が多用されている。これらの管の接続には、従来、円筒状の管継手が用いられてきた。この円筒状の管継手を使用する場合は、一方から敷設された管に管継手の一端を挿入接着し、他方へ向かう管をその管継手の他端に挿入接着することにより、管と管との接続を行っていた。しかし、一方から管が敷設、固定され、他方から管も敷設、固定されている場合、その二つの管を接続するために、二つの管の狭い隙間から円筒状の管継手を挿入することが困難であった。このように敷設された管を接続するために、最近では、半円筒部材を組み合わせて二つの管を接続する管継手が提案されている。
【0003】このような管継手は、例えば図6に示すように、それぞれの半筒部材1b,1bを組合せる構成になっている。半円筒部材1bには、両側縁にボルト挿通孔122,122を有する側面フランジ12b,12bが設けられている。それぞれの側面フランジ12bの内面は互いに当接するようになされており、当接した側面フランジ12b,12bのボルト挿通孔122,122,・・・にボルト41,41,・・・を挿通し、ナット42,42,・・・を螺着することにより、半円筒部材1b,1bを締結するようになされている。図7に示すように、このように構成された管継手の半円筒部材1b,1bで、二つの管を半周づつ覆い、側面フランジ12b,12bの内面に防水パッキン13を挿入してボルト41にナット42を螺着して二つの管を接続、防水している。このような管継手を使用する場合は、図中の矢印で示したようなボルト41及びナット42の供回りを防ぐために、ボルト41及びナット42の両方をスパナ等の螺着具で固定又は回転させていた。
【0004】しかしながら、最近は、図4に示すような多条配管が一般化してきている。このような多条配管は、相対する凹部を有する管枕3a,3b間又は3b,3b間の凹部に管2a,2a,・・・を挟み込んで管2a,2a,・・・を多数上下、左右に固定して敷設されている。図5に示すような、一方から敷設、固定された多条の管2a,2a,・・・と他方から敷設、固定された多条の管2b,2b,・・・のような多条配管の接続は、下の段の管2a,2b間から接続してゆく。しかし、図6のような従来の管継手を使用すると、管2a,2aの間及び管2b,2bの間が狭いため、上方にあるボルト41又はナット42のどちらか一方にしか螺着具を止め付けることができない。そのため、螺着具でボルト41又はナット42を回転すると、螺着具を止め付けていないナット42又はボルト41は共回りし、螺着が困難であった。つまり、半円筒部材1b,1bで二つの管2a,2bを強固に接続することが困難であった。
【0005】上述の欠点を解消する、半円筒部材を組み合わせて二つの管を接続する管継手としては、例えば特開平8−152084号公報において、一方の半円筒部材の両側縁に突縁とフックを設けを設け、他方の半円筒部材の両側縁の一方の半円筒部材の突縁とフックに整合する位置にフックと突縁とを設け、突縁にフックに引っ掛けて二つの半円筒部材を固定するものが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特開平8−152084号公報における管継手の場合以下の問題点があった。半円筒部材の両側縁に突縁とフックを設ける構造のため、合成樹脂で形成する場合でも、複雑な構造の金型で成形する必要があり、製造コストが高くなる。また、突縁とフックで固定するため、接続する管や管継手の精度が悪いときに調整が難しく、管の接続強度が劣ったり、管の接続部から水が侵入する可能性があった。
【0007】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであって、簡単な構造で確実に管を接続でき、多条配管に適用して好適な管継手を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため請求項1記載の発明は、二つの管を接続する管継手において、その管継手は前記二つの管を略半周ずつ覆う二つの半筒部材の組合せからなり、それぞれの半筒部材には半円筒部の両側縁にボルト挿通孔を有する側面フランジが設けられており、片方の半筒部材の側面フランジの外面には前記ボルト挿通孔に沿って半円筒部の側縁に平行な段差部が設けられていることを特徴とする管継手である。
【0009】本発明における側面フランジの段差部は、ボルト頭又はナットの回転を止める目的で設けられる。そこで、段差部は、側面フランジと半円筒部とに一体的に設けられると、強度的に優れるので効果的である。また、段差部は2条設けて溝部を形成するとボルト頭又はナットの回転をさらに確実に止めることができるので効果的である。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明の管継手においては、それぞれの半筒部材は両側縁にボルト挿通孔を有する側面フランジが設けられている。従って、相対する側面フランジのボルト挿通孔にボルトを挿通し、ナットを螺着することにより二つの半筒部材を十分な強度で締結することができる。つまり、二つの管を十分な強度で接続することができる。また、片方の半筒部材の側面フランジの外面には前記ボルト挿通孔に沿って半円筒部の側縁に平行な段差部が設けられているので、ボルト頭又はナットの回転を止めることができる。つまり、螺着具で他方の側面フランジのナット又はボルト頭を回転することにより、共回りすることなくボルトとナットの螺着ができる。
【0011】また、側面フランジの段差部は半円筒部の側縁に平行に設けてあるので、半円部材を連続的に押出成形したものを切断することにより効率的に製造できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明の管継手の使用方法を示すものであり、(a)は側面図であり、(b)はb−b断面図である。図2は図1の管継手の側面フランジの外面に半円筒部の側縁に平行な段差部が設けられている半筒部材を示すものである。
【0013】図1(a)において、二つの管2a,2bが、管継手1で接続されている。管継手1は、図1(b)に示すように、半円筒部材1a,1bから構成されている。図2に示すように、半筒部材1aには、半円筒部11の両側縁にボルト挿通孔122を有する側面フランジ12aが設けられ、側面フランジ12aの外面にはボルト挿通孔122,122に沿って、半円筒部の11の側縁方向に平行に段差部121が設けられている。半円筒部材1bは、図6にも示すように段差部121が設けられていないこと以外は半筒部材1aと同じに形成されている。
【0014】管継手1として組み合わされる半円筒部材1a,1bのそれぞれの側面フランジ12a,12bのボルト挿通孔122,122は互いに整合する位置に設けられている。そこで、相対する側面フランジ12a,12bのボルト挿通孔122にボルト41を挿通し、ナット42を螺着することにより二つの半筒部材1a,1bを締結し、管2aと管2bとを強固に接続することができる。ここで、側面フランジ12a,12b間にはゴムパッキン13が挿入してあり、防水性を確保してある。また、半筒部材1aの側面フランジ12aの外面にはボルト挿通孔122,122に沿って、半円筒部11の側縁に平行な段差部121が設けられており、ボルト41の頭の回転を止めることができる。つまり、螺着具で他方の側面フランジ12bのナット42を回転することにより、ボルト41とナット42の螺着ができる。
【0015】図3を用いて半円筒部材1aの製造方法を説明する。半円筒部材1aはポリ塩化ビニル製である。長尺体として押し出し成形されたもの1Aを切断位置11a,11a,・・・で切断し、ボルト挿通孔を設けて半円筒部材1aが形成される。このように形成することにより、非常に効率的に半円筒部材1aを製造することができる。半円筒部材1bについても同様に製造することができる。
【0016】以上、本発明の実施例を図面により説明したが、本発明の具体的構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0017】例えば、ナット42を半円筒部材1aの側面フランジ12a側に取り付けてもよい。また、管が円筒状ではなく、楕円筒状であっても他の断面形状であってもよい。また、ボルト頭及びナットは六角形でなくとも四角形等の多角形であっても構わない。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明の管継手においては、螺着具で段差部のない側面フランジのナット又はボルト頭を回転することにより、供回りすることなくボルトとナットの螺着ができる。また、半円筒部材は、押し出し成形により効率よく安価に製造することができる。




 

 


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