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発明の名称 テレビリモコン付給湯装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−12800(P2001−12800A)
公開日 平成13年1月19日(2001.1.19)
出願番号 特願平11−180225
出願日 平成11年6月25日(1999.6.25)
代理人
発明者 山上 薫 / 門野 匡秀 / 藤村 良裕
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 バーナおよび熱交換器を有する給湯器と、該給湯器を遠隔操作するとともにテレビを内蔵したリモコンと、給湯器の操作および操作の表示を行うとともにテレビの映像を表示するタッチパネルと、給湯器およびテレビの操作に対応する複数の画面表示パターンを記憶した表示画面記憶手段と、該表示画面記憶手段から呼び出されタッチパネルに表示されるアイコンとからなるものであって、給湯あるいは風呂操作用のアイコンと、給湯器の初期設定を行う初期設定用のアイコンと、テレビを操作するテレビ操作用のアイコンとをタッチパネルの同一画面上に設けたことを特徴とするテレビリモコン付給湯装置。
【請求項2】 リモコンは台所に設置した台所リモコンであることを特徴とする請求項1に記載のテレビリモコン付給湯装置。
【請求項3】 リモコンの正面はタッチパネルと運転スイッチとからのみなることを特徴とする請求項1〜2に記載のテレビリモコン付給湯装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス、オイル又は電気を熱源とし、遠隔位置から給湯等の操作を行う給湯器、風呂加熱機能付き給湯器、温水暖房機能付給湯器などのリモートコントロール装置にテレビを付加したテレビリモコン付給湯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、給湯装置においては、給湯器を屋外に設置しこの給湯器を屋内の台所、風呂場等の遠隔位置に設けたリモコンからタッチパネルで遠隔制御する給湯装置は知られている。一方、台所にテレビを設置することも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、給湯器のリモコンと、テレビとを別個に設けると台所の壁面が狭くなり美観上好ましくない。かかる観点から、給湯器の操作、表示用の表示画面とテレビの映像画面とを一体的に構成し、一つの画面で給湯表示とテレビ映像表示とを表示させることが考えられる。しかし、給湯器を操作したり、テレビ放送を選択したりするには、多くのスイッチが必要であり、これらを一つの液晶表示タッチパネル内で行おうとすると操作が煩雑となる問題を有していた。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、美観の向上を図ると共に操作性を良好にし併せて使用上の利便性を図ったテレビリモコン付給湯装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明のテレビリモコン付給湯装置は、バーナおよび熱交換器を有する給湯器と、該給湯器を遠隔操作するとともにテレビを内蔵したリモコンと、給湯器の操作および操作の表示を行うとともにテレビの映像を表示するタッチパネルと、給湯器およびテレビの操作に対応する複数の画面表示パターンを記憶した表示画面記憶手段と、該表示画面記憶手段から呼び出されタッチパネルに表示されるアイコンとからなるものであって、給湯あるいは風呂操作用のアイコンと、給湯器の初期設定を行う初期設定用のアイコンと、テレビを操作するテレビ操作用のアイコンとをタッチパネルの同一画面上に設けたことを第1の特徴としている。また本発明のテレビリモコン付給湯装置は、請求項1に記載のものに加えてリモコンは台所に設置した台所リモコンであることを第2の特徴としている。また本発明のテレビリモコン付給湯装置は、請求項1〜2に記載のものに加えてリモコンの正面はタッチパネルと運転スイッチとからのみなることを第3の特徴としている。
【0006】上記第1の特徴によれば、美観上も優美となるのみならず使用性の向上を図ることができる。上記第2の特徴によれば、台所で一括集中して操作が行え管理の集中化を図ることができる。上記第3の特徴によれば、運転スイッチを入れさえすれば操作可能な機能のすべてをタッチパネル上に表示でき、待ち時間をなくすることができて操作の迅速化を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態を示すテレビリモコン付給湯装置の全体構成図である。図2は本発明の一実施形態を示すブロック図である。図3は、メニュー画面を示す説明図である。
【0008】図1において、10は内部にガス、石油等を燃料とするバーナ、熱交換器、送風ファン等を有する給湯器、20は屋内である台所(台所の近傍を含む)に設置し給湯器の湯温等を遠隔操作する台所のリモコンであってテレビ画像を表示する表示部、スピーカを一体的に内蔵してある。30は風呂場に設置し給湯器の湯温、浴槽の水位等を遠隔操作する風呂リモコンである。70はテレビ受信用のアンテナ、71はアンテナから台所のリモコン20に接続するテレビ受信ケーブル線、72はアンテナから風呂リモコン30に接続したテレビ受信ケーブル線である。 【0009】前記台所リモコン20および風呂リモコン30は、電気配線コード50、51により給湯器10に接続され、給湯器10から各リモコンに電源が供給されており、給湯器10を制御すると共にスピーカを内蔵している。
【0010】また、21は台所のリモコン20に設けられた電源の入切を行う運転スイッチである。台所のリモコン20の正面には、運転スイッチ21の他に表示部22であるタッチパネルのみを有している。またリモコン20にはテレビ受信機を内蔵してあり、テレビ画像は前記表示部22で表示される。この表示部は液晶画面等で構成され、給湯器10の操作状況あるいは制御状況も表示できる。
【0011】また、前記風呂リモコン30には、給湯器10等を制御するための運転スイッチ31、テレビ映像を表示する表示部32を有している。この風呂リモコン30にはテレビ受像機を内蔵してあり、テレビ映像は前記表示部32で表示される。さらに、給湯器10には、家庭用100ボルトである外部電源導入用のプラグ等の電源端子12を有している。各リモコン20、30に設けたテレビ等への電源は前記電気配線コード50、51を介して給湯器10から導入している。上記給湯器とリモコン間、リモコンと玄関子機間の伝送は低電圧直流の二芯電力線に給湯情報、音声・画像情報のデジタル信号を時分割して搬送している。なお玄関子機はもう1台増設してもよい。図2は本発明の一実施形態を示すブロック図であり、リモコン部の内部構成を示すものである。24はオンスクリーンディスプレイCPU等からなる制御手段、25は給湯器の操作表示やテレビ映像の表示を行うカラー液晶表示パネル、26は透明のタッチスイッチシートであり接触することにより画面を階層的に順次切換えるようになっている。これら表示パネルとタッチスイッチとで一体的に重ね合わせてタッチパネルを構成してあり、表示部22となしてある。リモコンの正面には運転スイッチ21とタッチパネルのみを設けてある。27はガス給湯器の操作に対応する複数のパターンを記憶した表示画面記憶手段、28は記憶手段の呼び出し速度を上げるための外部CPUである。この表示画面記憶手段27は表示時間の応答性を向上させるためにタッチパネルの裏面のリモコン20内に設けてある。29はテレビ画面制御手段であり表示部22をテレビ映像に切換えると共にテレビ操作用の画面をオンスクリーン表示する。35は画面切換手段でテレビ操作用の画面を消去してテレビ映像のみを画面表示する。36は外部回路、37はテレビチューナ、38は機器本体との通信用の通信手段である。39は運転スイッチ21、タッチパネルのスイッチ操作に基づいてメニュー画面等の画面を階層的に選択する指令を出す画面選択指令手段である。図3はメニュー画面の具体例を示すものであり、運転スイッチ投入後の初期画面であり、図において給湯あるいは風呂用のアイコンと、給湯器の初期設定を行う初期設定用のアイコンと、テレビを操作するテレビ用のアイコンとをタッチパネルの同一画面上に設けてある。これらのアイコンのうちいずれかを選択して押し操作することによって、新たな画面が現れ、階層的につぎの操作が選択できるようになっている。例えば、初期設定用のアイコンを選択すれば、時刻の設定、あるいは操作内容を音声で知らせる音声ガイドの選択等給湯機能に直接係わらない予備的な操作の選択を行うものである。給湯用のアイコンを選択すれば、給湯温度の温度変更が行えるようになっている。風呂用のアイコンを選択すれば、浴槽への給湯落しこみ温度や希望浴槽水位等を選択できるようになっている。また、テレビ操作用のアイコンを選択すると、テレビ局および音量の選択ができるようになっている。階層は2〜3階層になっており、それぞれの階層の画面端部には初期画面あるいは終了に戻るアイコンが表示される。
【0012】まず風呂を自動で沸かす場合には、台所のリモコン20の運転スイッチ21を入れると、制御手段24の画面選択指令手段39によって表示画面記憶手段27に記憶された給湯装置のメニュー画面が表示部22に表示される。このメニュー画面は図3に示すように、タッチパネル上に操作可能な機能毎に複数個いわゆるアイコンとして設けられている。本実施形態のアイコンは初期設定スイッチ、風呂スイッチ、給湯スイッチ、テレビスイッチから構成してあり、いずれかのボタンを押すことにより次の新たな画面が現れるように階層的に表示してある。このタッチパネル上の風呂スイッチを押すと画面が切り換わり、図示しない風呂温度設定スイッチ、湯量設定スイッチ等を操作して希望の温度、湯量に設定した後、自動スイッチを押せば良く、これにより、図示しない電磁弁が開いて水が流れ、給湯器10が動作してバーナが着火し、適温の湯が風呂給湯される。給湯温度等は表示部22・32で温度表示等するようにしてもよい。
【0013】次に、台所及び風呂場においてテレビを設置鑑賞する場合には、給湯器10を屋外に設置した後、台所のリモコン20を給湯器10と電気配線コード50を介して接続し台所壁面に固定すると共にアンテナ70と台所のリモコン20とをテレビ受信ケーブル71により接続する。接続後は給湯器に導入された電源により電気配線コード50を介して台所リモコン内のテレビ受信機に電気が供給され、台所等においてメニュー画面でテレビを選択すれば、テレビを観賞することができる。風呂リモコン30も同様に電気配線コード51を介して給湯器10に接続し、かつテレビ受信ケーブル72を介してアンテナ70に接続すればよい。これら電気配線コードは電源の供給と、給湯器を遠隔制御するための給湯情報の伝送とを兼用させるために、二芯線の低電圧重畳方式としかつデジタル伝送方式としてある。テレビの電源には給湯器10に供給されている電源を用いているため、別途にテレビ用の専用の電源をリモコン部に導入する必要はなくなる。次にテレビを観賞するには、図3のメニュー画面においてテレビスイッチを押せば、テレビ画面制御手段29によりテレビ画面に切り換わる。
【0014】なお、本実施例に関連して、風呂リモコン30等の浴室にカメラ等の画像撮影部を設けこの画像撮影部により撮影された画像データにより浴室における人体検出を行い、動きのない状態が一定時間続いたときには、浴室の画像を台所のリモコンの表示部に表示するようにして、浴室における監視機能を持たせるようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用からなり、請求項1に記載のテレビリモコン付給湯装置によれば、バーナおよび熱交換器を有する給湯器と、前記給湯器を遠隔操作するとともにテレビを内蔵したリモコンと、給湯器の操作および操作の表示を行うとともにテレビの映像を表示するタッチパネルと、給湯器およびテレビの操作に対応する複数の画面表示パターンを記憶した表示画面記憶手段と、該表示画面記憶手段から呼び出されタッチパネルに表示されるアイコンとからなるものであって、給湯あるいは風呂操作用のアイコンと、給湯器の初期設定を行う初期設定用のアイコンと、テレビを操作するテレビ操作用のアイコンとをタッチパネルの同一画面上に設けたので、美観上も優美となるのみならず運転スイッチの投入後は直ちにメニュー画面が現れ、これにより希望する操作を選択し得て、設定変更用のスイッチを別途設ける必要もなくなり、直ちに選択操作することが可能となって、操作性が良好となり、使用性の向上を図ることができる。また、請求項2に記載のテレビリモコン付給湯装置によれば、請求項1に記載のものに加えてリモコンを台所に設置した台所リモコンとしたので、使用頻度の極めて高い台所でテレビを見ながら、風呂、給湯等の操作を一括集中して行え、管理の集中化を図ることができる。また、請求項3に記載のテレビリモコン付給湯装置によれば、請求項1〜2に記載のものに加えてリモコンの正面はタッチパネルと運転スイッチとからのみなるので、運転スイッチを入れさえすれば操作可能な機能のすべてをタッチパネル上に表示でき、待ち時間をなくすることができて操作の迅速化を図ることができる。




 

 


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