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発明の名称 車両用ドアの施錠装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−262901(P2001−262901A)
公開日 平成13年9月26日(2001.9.26)
出願番号 特願2000−72723(P2000−72723)
出願日 平成12年3月15日(2000.3.15)
代理人 【識別番号】100067596
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 求馬
【テーマコード(参考)】
2E250
【Fターム(参考)】
2E250 AA21 HH01 JJ05 JJ09 LL01 PP12 PP15 QQ05 QQ07 
発明者 伊藤 博史
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 キーシリンダと、ドア閉時に車体のストライカと係合するラッチユニットと、ドアハンドルの操作により上記ラッチユニットと上記ストライカとの係合を解除するとともに、上記キーシリンダの操作により上記ラッチユニットの上記ストライカとの係合解除を禁止または容認するコントロールユニットとを備え、上記キーシリンダに設けられ、キー操作により上下回動するキーレバーと、上記コントロールユニットに上下回動可能に設けられたロックレバーとが、中間が屈曲したほぼく字形をなし、上端が上記キーレバーに設けたスナップ部材に係止されるとともに、下端が上記ロックレバーに軸着された連結ロッドを介して連結され、上記ラッチユニットの上記ストライカとの係合解除が禁止されかつ上記ドアハンドルが操作されているとき、上記ロックレバーが回動不能となる車両用ドアの施錠装置において、上記連結ロッドの屈曲方向外側の外周に近接対向し、上記ロックレバーが回動不能のときに上記キーレバーを回動した際、連結ロッドの屈曲部が上記屈曲方向外側へ変位することを防止するストッパ部材を設けたことを特徴とする車両用ドアの施錠装置。
【請求項2】 上記ストッパ部材は、断面形状がほぼL字形または半円弧形の金属板で構成し、その上端を、上記連結ロッドの上部連結部から屈曲部に至る上半部の延長線上の位置で、上記上端の凹面側を、上記連結ロッドの屈曲部から下部連結部に至る下半部の上端の上記屈曲方向外側の外周を囲むように近接対向せしめた請求項1に記載の車両用ドアの施錠装置。
【請求項3】 上記コントロールユニットは、連結ロッドを連結した上記ロックレバーの先端の外側を覆う金属板のプロテクタを備え、上記ストッパ部材は、上記プロテクタに設けて、上記連結ロッドの下半部に沿って延設した請求項1または請求項2に記載の車両用ドアの施錠装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ドアの施錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ドアの施錠装置は、図8に示すように、キー操作を行なうキーシリンダKと、ドア閉時に車体のストライカSと係合するラッチユニットR1、および、ドアハンドル(図略)の操作によりラッチユニットR1とストライカSとの係合を解除するとともに上記キー操作によりラッチユニットR1とストライカSとの係合解除を禁止または容認するコントロールユニットR2とを連係させている。ラッチユニットR1は、図6に示すように、車体側のストライカSと係脱するラッチ1Aと、ラッチ1Aに係合してストライカSとラッチ1Aとを係合状態に保持するポール1Bとを備え、ドア閉鎖時、ストライカSがラッチ1Aに係合してドア閉状態に保持する。
【0003】コントロールユニットR2はラッチユニットR1と背中合わせに設けられている。図4にコントロールユニットR2の施錠状態の要部を示す。コントロールユニットR2には、回動可能に設けられ回動時にポール1Bを操作するレリーズレバー2Aと、ハンドルロッドHを介してドアハンドルと連結されドアハンドルの操作により回動する開放レバー2Bとを備えている。レリーズレバー2Aと開放レバー2Bとは通常、開放レバー2Bの回動時に、開放レバー2Bに設けたスライドブッシュ24がレリーズレバー2Aに設けた衝合部22に当接し、開放レバー2Bとレリーズレバー2Aとを連動させ、レリーズレバー2Aがポール1Bを操作してラッチ1Aとポール1Bとの係合を解除し、ラッチ1AとストライカSとの係合を解除する。
【0004】また、コントロールユニットR2にはレリーズレバー2Aと開放レバー2Bの下方に、上記スライドブッシュ24を案内するガイド穴31を備えた制御レバー3Aが回動可能に支持してあり、制御レバー3Aは回動してスライドブッシュ24の移動軌跡を変更して開放レバー2Bとレリーズレバー2Aとの上記連動関係を禁止する。更に、制御レバー3Aと同軸に、制御レバー3Aを操作する回動可能なロックレバー3Bが設けてある。そして、ロックレバー3Bは連結ロッド5を介してキーシリンダKのキー操作で回動するキーレバー4(図8)に連結している。連結ロッド5はほぼく字形の金属丸棒で、上端をキーレバー4に設けた合成樹脂のスナップ部材41に係止するとともに、下端をロックレバー3Bに軸着している。
【0005】施錠装置は、キーシリンダKを施錠操作してキーレバー4を矢印B方向へ回動すると(図8)、図4に示した如く、ロックレバー3Bが矢印C方向へ回動し、ロックレバー3Bに設けた突起33が制御レバー3Aの切欠き32の一方の側壁32aに当接して、制御レバー3Aをロックレバー3Bと同方向の施錠位置へと回動させる。この状態でドアハンドルを操作して開放レバー2Bを矢印A方向へ回動しても、スライドブッシュ24は制御レバー3Aのガイド穴31に沿って移動してレリーズレバー2Aの衝合部22に当接せず、開放レバー2Bとレリーズレバー2Aとが連動しないので、上記ラッチ1Aとポール1Bとの係合解除がなされず、ラッチ1AとストライカSとの係合解除が禁止され、ドアを閉状態に施錠する。
【0006】図8において6は車両の側面衝突時にロックレバー3Bを保護する金属板のプロテクタであって、コントロールユニットR2のベース部材に取付けてあり、プロテクタ6には不正にロックレバー3Bを操作できないようにする盗難防止用の遮断板61,62を設けている。
【0007】なお、ロックレバー3Bとキーレバー4との連結作業は、コントロールユニットR2とキーシリンダKとを別々にドアへ設置した後にドア内で行われ、連結作業の簡素化をはかるために上記スナップ部材41を用いている。スナップ部材41は係止穴42に連結ロッド5の上端の屈曲部を嵌入するとともに、係止片43で連結ロッド5の上端を把持するように係止して(図7)、スナップ部材41と連結ロッド5の上半部とを一直線状かつ簡単に連結するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、施錠装置は、施錠状態でドアハンドルを操作したままキーシリンダ4を解錠操作してキーレバー41が矢印D方向へ回動すると、図5に示すように、ロックレバー3が矢印E方向へ回動し、ロックレバー3Bの突起33が制御レバー3Aの切欠き32の他方の側縁32bに当接して制御レバー3Aを解錠位置へ回動させようとする。ところが、制御レバー3Aに伴って矢印F方向へ移動しようとする開放レバー2Bのスライドブッシュ24がレリーズレバー2Aの衝合部22に衝き当たり、スライドブッシュ24が移動できないので制御レバー3Aが回動できず、ロックレバー3Bが回動不能となる。
【0009】このロックレバー3Bの回動不能状態において、無理にキーシリンダKを解錠操作すると、下方(矢印D方向)へ回動するキーレバー41と、回動不能のロックレバー3Bとの間で、連結ロッド5は屈曲部が屈曲方向外側(矢印G方向)へ向かって変位し屈曲部を中心に大きく撓む。この連結ロッド5の撓みにより、一直線状に連結されたスナップ部材41と連結ロッド5との係止連結部が矢印J方向へ屈折し、連結部がはずれるおそれがある。そこで本発明は、キーシリンダとラッチユニットとを連結する連結ロッドの撓みを防止し、連結部がはずれない車両用ドアの施錠装置を提供することを課題としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】キーシリンダと、ドア閉時に車体のストライカと係合するラッチユニットと、ドアハンドルの操作により上記ラッチユニットと上記ストライカとの係合を解除するとともに、上記キーシリンダの操作により上記ラッチユニットの上記ストライカとの係合解除を禁止または容認するコントロールユニットとを備え、上記キーシリンダに設けられ、キー操作により上下回動するキーレバーと、上記コントロールユニットに上下回動可能に設けられたロックレバーとが、中間が屈曲したほぼく字形をなし、上端が上記キーレバーに設けたスナップ部材に係止されるとともに、下端が上記ロックレバーに軸着された連結ロッドを介して連結され、上記ラッチユニットの上記ストライカとの係合解除が禁止されかつ上記ドアハンドルが操作されているとき、上記ロックレバーが回動不能となる車両用ドアの施錠装置において、上記連結ロッドの屈曲方向外側の外周に近接対向し、上記ロックレバーが回動不能のときに上記キーレバーを回動した際、連結ロッドの屈曲部が上記屈曲方向外側へ変位することを防止するストッパ部材を設ける(請求項1)。ストッパ部材により連結ロッドの撓みを防ぎ、連結ロッドの上端とキーレバーのスナップ部材との係止連結部の連結はずれを防止できる。
【0011】上記ストッパ部材は、断面形状がほぼL字形または半円弧形の金属板で構成し、その上端を、上記連結ロッドの上部連結部から屈曲部に至る上半部の延長線上の位置で、上記上端の凹面側を、上記連結ロッドの屈曲部から下部連結部に至る下半部の上端の上記屈曲方向外側の外周を囲むように近接対向せしめる(請求項2)。ストッパ部材は連結ロッドの撓み中心と当接して撓みを確実に規制でき、かつ、ストッパ部材は小型のものですむ。
【0012】上記コントロールユニットは、連結ロッドと連結した上記ロックレバーの先端の外側を覆う金属板のプロテクタを備え、上記ストッパ部材は、上記プロテクタに設け、上記連結ロッドの下半部に沿って延設する(請求項3)。連結ロッドに対するストッパ部材の位置合わせが容易にできる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の車両用ドアの施錠装置は、図1に示すように、キー操作を行なうキーシリンダKと、ドア閉時に車体のストライカSと係合するラッチユニットR1、および、ドアハンドル(図略)の操作によりラッチユニットR1とストライカSとの係合を解除するとともに上記キー操作によりラッチユニットR1とストライカSとの係合解除を禁止または容認するコントロールユニットR2とを連結ロッド5を介して連係してある。
【0014】ラッチユニットR1は、図6に示すように、ラッチ1Aとポール1Bとを備えている。ラッチ1Aは、支軸10により回動可能に支持してあり、ラッチ1Aは常時、矢印Y方向への回動力が付勢されている。ラッチ1Aの外周には係合溝11と切欠き12,13が設けてある。ポール1Bは、ラッチ1Aの下方位置で基端が支軸15により上下方向に回動可能に支持してあり、常時上方への回動力が付勢されている。ポール1Bは自由端に係止爪16を備えている。また、ポール1Bの自由端は、ベース部材に設けた長穴R4を貫通するピン21により後述のコントロールユニットR2のレリーズレバー2Aと連結してある。図のR3はストライカ進入路である。
【0015】ラッチ1Aは、ドア開放時には係合溝11をストライカ進入路R3に合致させた姿勢をなし、ドア閉操作時、係合溝12内に進入する車体側のストライカSにより押されて反時計方向へ回動する。ラッチ1Aは、ポール1Bの係止爪16が切欠き13に係合してハーフラッチ状態となり、更に回動して、係合爪16が切欠き12に係合してフルラッチ状態となり、ドアを閉鎖状態に保持する。ドアを開放するには、ポール1Bを下方へ回動し、係合爪16とラッチ1Aの切欠き12との係合を解除することで、ラッチ1Aがその付勢力により矢印Y方向へ回動して、ストライカSとラッチ1Aとの係合が解除されてドアが開放する。
【0016】コントロールユニットR2はラッチユニットR1と背中合わせに設けてあり、コントロールユニットR2には、図2に示すように、上記ポール1Bの支軸15と同軸に設けた支軸20により個別に回動可能に支持したレリーズレバー2Aと開放レバー2B、および、これ等の下方位置に設けた支軸30により同軸かつ個別に回動可能に支持した制御レバー3Aとロックレバー3Bとが設けてある。
【0017】レリーズレバー2Aは中間が支軸20により支持され、支軸20から一方の側(図の左側)へ延びる一片には上記長穴R4を貫通するピン21が設けてあり、ピン21を上記ポール1Bの自由端と連結し、レリーズレバー2Aがポール1Bを操作するようにしている。また、レリーズレバー2Aには、支軸20から他方の側(図の右側)へ延びる他片に、その側縁を屈曲して立設せしめた壁状の衝合部22が形成してある。衝合部22は、支軸20を中心とする円弧の略半径方向に外側へ向かって延びる上半部と、支軸20を中心とする円弧の周方向に外側へ向かって延びる下半部とを一連に設けた半円弧状としている。
【0018】開放レバー2Bは、ハンドルロッドHによりドアハンドル(図略)と連結してあり、ドアハンドルの操作により矢印A方向へ回動する。開放レバー2Bは、上記レリーズレバー2Aの他片に対応し、これと重なるように延びる舌片状のガイド片23を有し、該ガイド片23にはその長手方向にスライド移動可能な合成樹脂のスライドブッシュ24が設けてある。スライドブッシュ24には背面側へ突出し上記レリーズレバー2Aの衝合部22に当接可能な突起25が形成してある。また、スライドブッシュ24の表面にはピン26が突設してあり、ピン26は後述の制御レバー3Aのガイド穴31に移動可能に挿通してある。
【0019】制御レバー3Aは中間が支軸30により支持され、上記レリーズレバー2Aの他片および上記開放レバー2Bのガイド片23と重なってこれらを覆うように設けてある。制御レバー3Aの上端部には上記スライドブッシュ24のピン26を挿通したガイド穴31が形成してあり、ガイド穴31は上記支軸20を中心とする長径の円弧状に形成してある。制御レバー3Aの下端部には、支軸30の下方位置に切欠き32が形成してある。切欠き32はベース部材に突設した突起R5を囲むように設けてあり、切欠き32の両側縁32a,32bがそれぞれ突起R5に当接して制御レバー3Aの回動を規制する。
【0020】ロックレバー3Bはほぼ水平姿勢として、基端が支軸30に支持されている。ロックレバー3Bの基端には下縁の背面側に突起33が設けてあり、突起33は制御レバー3Aの切欠き32内に突出している。一方、ロックレバー3Bの自由端は連結ロッド5を介してキーシリンダKと連結してある。
【0021】図1および図2に示すように、キーシリンダKは端末にキー操作により上下回動可能なキーレバー4を備えている。キーレバー4はキーシリンダKの側方へ向かって延び、基端から自由端にかけて若干自由端側が下位となる傾斜状に設けてある。キーレバー41の自由端には該自由端からほぼ直交方向斜め下方へ延びる合成樹脂のスナップ部材41が回動可能に支持してある。
【0022】連結ロッド5は、その上半部51が傾斜状で、中間の屈曲部50を経て下半部52が鉛直方向に延びるほぼく字形の金属丸棒で構成してある。連結ロッド5は上半部51上端の屈曲端をスナップ部材41の係止穴42に嵌入するとともに、一般部をスナップ部材41の係止片43内に嵌入して係止片43で把持するよう係止して(図7)、上半部51とスナップ部材41とを一直線状に係止連結している。連結ロッド5の下半部52の下端は、カラー部材53を介してロックレバー3Bの自由端に回動可能に軸着してある。
【0023】なお、ロックレバー3Bとキーレバー4との連結は、予め連結ロッド5をロックレバー3Bに連結しておき、コントロールユニットR2とキーシリンダKとを個別にドアへ設置した後に、ドア内で連結ロッド5の上端とキーレバー4のスナップ部材41を連結する。
【0024】また、コントロールユニットR2にはその側部に、車両の側面衝突時にロックレバー3Bを保護するプロテクタ6が設けてある。図1ないし図3に示すようにプロテクタ6は水平断面ほぼL字形の金属板で、ロックレバー3Bの自由端を囲むように配し、一方の側縁60をコントロールユニットR2のベース部材の側縁に固着してある。プロテクタ6の他方の側縁には上部にコントロールユニットR2側へ折り返した舌片状の遮断板61,62が設けてある。遮断板61,62は、ドアのベルトラインとウィンドウガラスとの境界から挿入された定規等の板体の進路を遮断し、不正なロックレバー3Bの操作を阻止するものである。
【0025】プロテクタ6には遮断板61の上方に、連結ロッド5の下半部52に沿って上方へ突出するストッパ部材7が取付けてある。ストッパ部材7は水平断面ほぼL字形の金属板からなり、その凹面で連結ロッド5下半部52の屈曲方向外側の外周を囲むように配し、ストッパ部材7は下端をプロテクタ6の遮断板61の根元コーナー部の内面に重合固着してある。ストッパ部材7の上端71は一般部より内側へしぼり込んであり、上端71は連結ロッド5の上半部51の延長線上の位置で、下半部52の上端の上記屈曲方向外側の外周と近接対向せしめてある。ストッパ部材7はナイロンコーティングを施し、車体の振動で連結ロッド5がストッパ部材7に当たっても当り音が生じないようにしている。
【0026】このように構成した車両ドアの施錠装置は、通常、図2に示すように、ドアハンドルの操作するとコントロールユニットR2の開放レバー2Bが矢印A方向へ回動する。開放レバー2Bの回動により、スライドブッシュ24が制御レバー3Aのガイド穴31に沿って支軸20を中心とする円弧軌道上を移動し、スライドブッシュ24の突起25がレリーズレバー2Aの衝合部22の上半部に当接し、開放レバー2Bと連動してレリーズレバー2Aが矢印A方向へ回動する。そして、レリーズレバー2AはラッチユニットR1のポール1Bを操作し、ラッチ1Aとポール1Bとの係合が解除される。
【0027】キーシリンダ4をキーにより施錠操作するとキーレバー4が矢印B方向へ回動する。図4に示すように、このキーレバー4の作動は連結ロッド5を介してコントロールユニットR2のロックレバー3Bに伝達され、ロックレバー3Bは矢印C方向へ回動する。これにより、ロックレバー3Bの突起33が制御レバー3Aの切欠き32の側縁32aに当接して、制御レバー3Aがロックレバー3Bと連動し、切欠き32の側縁32bが突起R5に当接する施錠位置まで回動する。施錠位置において、制御レバー3Aのガイド穴31は、支軸20を中心とする円弧状の位置から変位してレリーズレバー2Aの衝合部22の延在方向と合致する。
【0028】この状態で、ドアハンドルを操作して開放レバー2Bを矢印A方向へ回動させても、スライドブッシュ24は制御レバー3Aのガイド穴31の案内によりレリーズレバー2Aの衝合部22の下半部に沿うように移動し、突起25は衝合部22に当接せず、レリーズレバー2Aが作動しないのでポール1Bとラッチ1Aとの係合解除がなされず、ラッチ1AとストライカSとの係合解除が禁止される。
【0029】ところで、施錠状態でドアハンドルを操作したままでは、図5に示すように、スライドブッシュ24は制御レバー3Aのガイド穴31の外側端まで移動しており、スライドブッシュ24の突起25はレリーズレバー2Aの衝合部22の下半部と対向している。このまま、キーシリンダKを解錠操作するとキーレバー4が矢印D方向へ回動し、ロックレバー3Bが矢印E方向へ回動し、ロックレバー3Bの突起33が制御レバー3Aの切欠き32の側縁32bに当接して制御レバー3Aを解錠位置へ回動させようとする。ところが、制御レバー3Aに伴って矢印F方向へ移動しようとするスライドブッシュ24の突起25がレリーズレバー2Aの衝合部22の下半部に衝き当って移動しないため、制御レバー3Aも回動できず、ロックレバー3Bの回動も止まって回動不能となる。
【0030】ロックレバー3Bの回動不能状態で、更にキーシリンダ4を解錠操作してキーレバー41を矢印D方向へ回動させようとすると、連結ロッド5は屈曲部50がキーレバー4の押出し荷重により上半部51の延長線に沿って下方(矢印G方向)へ変位し、この屈曲部50を中心に連結ロッド5は外側方向へ向かって撓もうとする。このとき、ストッパ部材7の上端71が直ちに矢印G方向へ変位する屈曲部50を受け止め、屈曲部50の変位を阻止するので連結ロッド5は撓まない。従って、一直線状に連結された連結ロッド5の上半部51とスナップ部材41との係止連結部に屈折が発生せず、連結部ははずれない。
【0031】ストッパ部材7は、連結ロッド5の撓み中心を的確に抑制するようにしたので構造簡素かつ小型のものですむ。また、ストッパ部材7はコントロールユニットR2に既存のプロテクタ6に取付けたので連結ロッド5に対する位置合わせが容易で、連結ロッド5に対する位置ずれの心配もない。ストッパ部材7はプロテクタ6と一体成形としてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、車両用ドアの施錠装置のキーシリンダとコントロールユニットとを連結する連結ロッドに沿うように近接対向するストッパ部材を設けたので、ストッパ部材により連結ロッドの撓み中心の変位を的確に抑制し、連結ロッドの撓みを防止でき、連結ロッドの連結部のはずれを防ぐことができる。




 

 


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