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荷室扉のロック構造 - トヨタ車体株式会社
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発明の名称 荷室扉のロック構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−254559(P2001−254559A)
公開日 平成13年9月21日(2001.9.21)
出願番号 特願2000−68222(P2000−68222)
出願日 平成12年3月13日(2000.3.13)
代理人 【識別番号】100107700
【弁理士】
【氏名又は名称】守田 賢一
発明者 永吉 九州男 / 瀬戸口 廣光
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 荷室扉の外面に水平姿勢で自転自在に保持された軸体と、前記軸体の回転中心から偏心した位置で前記軸体の少なくとも一方の端面に突設されたピン部材と、前記軸体の周面に突設され、当該軸体と直交する面内で旋回操作されて軸体を正逆回動させる操作アームと、前記荷室扉の外面に上下方向へ移動可能に保持され、その一端に前記ピン部材が水平方向への移動を許容された状態で係合しているロック部材とを具備し、前記軸体の回動に伴い前記ロック部材が上下動してロック部材の他端がロック位置へ進出移動し、ないしロック位置から後退移動するようになしたことを特徴とする荷室扉のロック構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は荷室扉のロック構造に関し、特に、箱型荷物車の荷室扉に使用して好適な荷室扉のロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7には従来のロック構造を備えた箱型荷物車の後部荷室扉を示す。図7において、荷室扉5は左右一対の扉体51,52を有する観音開き扉で、各扉体51,52は外側縁の上下位置でヒンジ53により荷室開口Oの側縁に支持されて水平面内で開閉回動可能である。各扉体51,52の外面の内側縁付近にそれぞれ同一構造のロック機構6が設けられており、各ロック機構6は、上下の中間位置で扉体51、52の外面に沿って水平に延びる長板状の操作板61と、扉体51,52の外面に沿って上下方向へ延びる長板状のロック板62,63とで構成されている。上記操作板61は扉体51,52の外面に立設した軸体611によりその中間部が支持されて上記外面に沿った垂直面内で回動可能であり、各ロック板62,63はそれぞれ下端と上端が上記軸体611を挟む反対位置で操作板61に回動可能に連結されている。
【0003】ロック板62は扉体51,52の外面に設けたガイド片64内に上端部が挿通されて上方へ延び、図示の扉ロック状態ではその先端は荷室開口Oの上縁に設けた係合片65内に挿入されて扉体51,52の開放回動が阻止されている。一方、ロック板63は扉体51,52の外面に設けたガイド片66内に下端部が挿通されて下方へ延び、図示の扉ロック状態ではその先端は荷室開口Oの下縁に設けた係合片67内に挿入されて扉体51,52の開放回動が阻止されている。なお操作板61は図略の保持装置に保持されてその回動が阻止されている。扉体51,52を開放する場合には、操作板61の一端部を掴んでこれを軸体611回りに図の矢印で示すように回動させると、各ロック板62,63はそれぞれ図の矢印でしめすように下方と上方へ移動して先端が係合片65,67内から脱出し、扉体51,52を開放することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のロック構造においては、ロック機構6の操作力を軽くするには、ロック板62,63と操作板61の連結点と、軸体611との距離を短くするか、操作板61を長くする方法が考えられる。しかし前者の方法では構造上限度があり、後者の方法では幅が狭い扉には適用できないという問題があった。またロック板62,63から操作板61への荷重がロック解除方向へ作用するためロックの確実性に欠けるという問題もあった。さらには、操作板61を扉体51,52と平行に回動操作するものであるため、分厚い手袋等をしていると操作板61を掴んだ際に手袋が扉体51,52の外面と干渉して操作性が損なわれるという問題もある。
【0005】そこで本発明はこのような課題を解決するもので、幅が狭い扉にも適用でき、操作性が良く、軽い操作力で確実な扉ロックが可能な荷室扉のロック構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明では、荷室扉(13)の外面に水平姿勢で自転自在に保持された軸体(21)と、軸体(21)の回転中心(C)から偏心した位置で軸体(21)の少なくとも一方の端面に突設されたピン部材(211,212)と、軸体(21)の周面に突設され、当該軸体(21)と直交する面内で旋回操作されて軸体(21)を正逆回動させる操作アーム(22)と、荷室扉(13)の外面に上下方向へ移動可能に保持され、その一端にピン部材(211,212)が水平方向への移動を許容された状態で係合しているロック部材(23,24)とを具備し、軸体(21)の回動に伴いロック部材(23,24)が上下動してロック部材(23,24)の他端がロック位置へ進出移動し、ないしロック位置から後退移動するようにする。
【0007】本発明においては、操作アームはロック部材に沿って上下方向に配置されるから幅が狭い扉にも適用できる。また、ドアロック状態でピン部材を軸体の軸心(回転中心)の直上に位置させることができるから、ロック部材の荷重がピン部材を介して作用しても軸体に回転力は付与されず、ロックの確実性が保証される。また、軸体を回転させる力は、軸体の半径と操作アームの長さの比で梃子の原理によって増幅されるが、上記比を従来に比べて大きくとることができるから、操作アームを軽くスムーズに操作することができる。さらに、操作アームは荷室扉の外面に対して垂直な面内で操作されるから、分厚い手袋等をして操作アームを操作した際にも、手袋が上記外面と干渉して操作性が損なわれることはない。
【0008】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1には本発明のロック構造を備えた箱型荷物車の荷室Lの後部扉1を示す。後部扉1は最奥に位置する固定壁11と、順次その手前側(車両後方)に位置する2枚の引き戸12,13より構成されている。そして、最外側の引き戸13の取手14を掴んで図1の白矢印方向へ移動させると、図略の当接構造によって、続いて引き戸12も白矢印方向へ移動させられ、両引き戸12,13が固定壁11の外側面上に重なって位置して荷室開口Oが開放される。
【0010】引き戸13にはロック機構2が設けられている。このロック機構2は、引き戸13の外面の下端部に水平に設けた円形操作ロッド21を有し(図2)、操作ロッド21は左右の両端が保持部材31により回転自在に保持されている。操作ロッド21の中央外周には、操作ロッド21の軸方向へ傾動可能に操作アーム22がその基端をピン結合されており、操作ロッド21の両端面には互いに180度ずれた位置にピン部材211,212が突設されている。操作アーム22を下方へ向けて、そのアーム部を引き戸13の外面上に設けた係止部材41の係止片411に係止させた図2の状態で、ピン部材211はロッド端面の最上位置にあり、一方、ピン部材212はロッド端面の最下位置にある。
【0011】上記各ピン部材211,212にはそれぞれロックロッド23,24の下端と上端が係合している。すなわち、各ロックロッド23,24の下端と上端にはそれぞれL字形のブラケット231,241が設けられて、それぞれ引き戸13の外面に対して略面直方向へ延びる長穴232,242が形成されており、長穴232,242内にそれぞれ上記ピン部材211,212が挿入されている。ロックロッド23は図3に示すように上下の二ヶ所でガイド片32の筒内に上下動可能に挿通され、図1に示す状態で、その上端が、荷室開口Oの上縁に設けたロック片33の係合穴331(図3)内に挿入されてこれと係合している。一方、ロックロッド24は図4に示すように、上下の二ヶ所でガイド片34の筒内に上下動可能に挿通され、図1に示す状態でその下端が、荷室開口Oの下縁に設けたロック片35の係合穴351(図4)内に挿入されてこれと係合している。なお、操作ロッド21の斜め上方には、後述するように操作アーム22を上方へ旋回させた後にそのアーム部を受け入れて係止するL字形係止片421(図2)を形成した係止部材42が設けられている。
【0012】このようなロック構造においては、操作アーム22を上下方向へ旋回させている途中では、図6(A)の白矢印で示すように、ロックロッド23の自重が操作ロッド32のピン部材211に作用し、これにより図の黒矢印で示すように、操作ロッド21に回転力が付与されている。また図6(B)の白矢印で示すようにロックロッド24の自重が操作ロッド32のピン部材212に作用し、これにより図の黒矢印で示すように、操作ロッド21に回転力が付与されている。なおロックロッド23による操作ロッド21の回転力と、ロックロッド24による操作ロッド21の回転力は向きが反対になっている。
【0013】ところで操作ロッド21や操作アーム22は、路面からの高さを考慮して、引き戸13の下端付近に配置されている。このためロックロッド23がロックロッド24に対して非常に長い構造になっており、重量もロックロッド23はロックロッド24に対して重くなっている。そしてこの重量の差によりロックロッド23による操作ロッド21の回転力と、ロックロッド24による操作ロッド21の回転力に差が生じ、操作ロッド21にロック解除方向の回転力が付与される。
【0014】しかし図1に示すドアロック状態では、操作アーム22が下方をむいて係止部材41に係止されているとともに、図5(A)に示すようにピン部材211が操作ロッド21の軸心(回転中心)Cの真上に位置しており、図5(B)に示すようにピン部材212が操作ロッド21の軸心(回転中心)Cの真上に位置しているから操作ロッド21に回転力は付与されず、ロックの確実性が保証される。
【0015】ドアロック状態を解消するには、操作アーム22を掴んでこれを図2の矢印で示すように上方へ旋回させ、さらに図1の鎖線で示すように、操作アーム22を引き戸13の外面に沿って傾動させて係止部材42に係止させる。これにより、操作アーム22は傾斜姿勢で係止部材42の係止片421内に位置させられるから、その自重によって係止片421からの外れが防止される。操作アーム22の端面に設けたピン部材211,212は上記操作アーム22の旋回に伴って、それぞれブラケット231,241の長穴232,242内を移動しつつ最上位置から最下位置へ(図5の黒矢印)、あるいは最下位置から最上位置へ移動して、ロックロッド23が下降させられる一方、ロックロッド24は上昇させられて、それぞれその上端ないし下端が各ロック片33,35の係合穴331,351から脱出し引き戸13が開放可能となる。
【0016】ドアをロック状態とする場合には操作アーム22を下方へ旋回させるが、この時、操作ロッド21を回転させる力は、操作ロッド21の半径d(図5)と操作アーム22の長さの比(例えば1対10)で梃子の原理により増幅されるから、操作アーム22の操作力は小さくて済み、軽くスムーズな操作が可能である。また、操作アーム22を引き戸13の外面に対して垂直な面内で操作できるから、分厚い手袋等をして操作アーム22を操作した際にも、手袋が引き戸13の外面と干渉して操作性が損なわれるという問題は生じない。また、操作アーム22がロックロッド23,24に沿って配置されているから、戸幅の小さい引き戸13にも設置することができる。
【0017】上記実施形態では本発明のロック機構を引き戸に設けた場合について説明したが、従来技術で示した観音開き扉等に設けることもできる。また、ロックアーム23,24はいずれか一方のみを設けるようにしても良く、この場合にはロックアーム23,24と係合するピン部材211,212はいずれか一方を設ければ良い。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の荷室扉のロック構造によれば、操作性が損なわれることなく軽い操作力で確実な扉ロックを行うことができる。




 

 


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