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発明の名称 浄水器付き温水洗浄便座
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−214501(P2001−214501A)
公開日 平成13年8月10日(2001.8.10)
出願番号 特願2000−22015(P2000−22015)
出願日 平成12年1月31日(2000.1.31)
代理人
発明者 萱場 啓司 / 竹内 芳裕 / 米澤 康男
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】温水ヒータから洗浄ノズルに至るまでの経路に浄水器を取り付けたことを特徴とする温水洗浄便座。
【請求項2】浄水器が吸着剤層を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の温水洗浄便座。
【請求項3】浄水器が中空糸膜を有するものであることを特徴とする請求項2に記載の温水洗浄便座。
【請求項4】浄水器が水を吸着剤層に供給後、中空糸膜に供給し濾過水を得るものであることを特徴とする請求項3に記載の温水洗浄便座。
【請求項5】加熱した温水を浄水器により濾過した後、該濾過水を洗浄ノズルから噴出させることを特徴とする洗浄方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浄水器を取り付けた温水洗浄便座に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の温水洗浄便座は、加熱した水道水を洗浄ノズルに供給している。また、浄水器により濾過した水道水を温水洗浄便座に供給し、加熱して洗浄ノズルに供給することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の温水洗浄便座では、洗浄部位に炎症を起こす例が報告されており、水道水に添加されている消毒用塩素が原因として指摘されている。また、浄水器により濾過した水道水を温水洗浄便座に供給し、貯水タンクに供給された濾過水を加熱して洗浄ノズルに供給する方法では、温水洗浄便座内で一般細菌が繁殖する恐れがあり、洗浄部位に炎症を起こす可能性がある。
【0004】本発明は上述の問題を解決し、洗浄水の塩素濃度が低くて一般細菌の繁殖がなく、洗浄部位に炎症を起こす恐れの極めて小さい温水洗浄便座を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本発明の温水洗浄便座は、温水ヒータから洗浄ノズルに至るまでの経路に浄水器を取り付けたことを特徴とするものであり、温水洗浄便座に取り付けた浄水器により濾過した水を、洗浄ノズルに直接供給することを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の温水洗浄便座は、温水ヒータに供給した水を加熱後、浄水器により濾過した後、該濾過水を洗浄ノズルから噴出して洗浄部位を洗浄するものである。
【0007】すなわち、本発明では水道水を温水ヒータに供給して加熱後、温水洗浄便座に取り付けた浄水器で濾過した水を、洗浄ノズルに直接供給するものである。従来提案されているような、温水洗浄便座外の浄水器により濾過した水を温水洗浄便座に供給すると、温水洗浄便座内で一般細菌が繁殖する可能性があるので、本発明の目的は達成できない。温水洗浄便座に取り付けた浄水器により濾過した温水を洗浄ノズルに直接供給することが、一般細菌の繁殖を防止するために必要である。
【0008】本発明の浄水器は供給した水を濾過するもので、好ましくは吸着剤層を有し、さらに好ましくは吸着剤層および中空糸膜を有する。吸着剤層の例としては活性炭が挙げられる。中空糸膜の例としては、ポリエチレン、ポリスルフォンからなる中空糸膜が上げられる。浄水器の好ましい構成として、水を吸着剤層に供給後、中空糸膜に供給し濾過水を得るものが挙げられる。
【0009】なお、本発明においては、貯水タンクに供給した水道水を温水ヒータで加熱するタイプや、給水管にダイレクトに温水ヒータを取り付けて水道水を加熱するタイプの温水洗浄便座にも適用することが可能である。給水管にダイレクトに温水ヒータを取り付けるタイプでは水量を調節するため、温水ヒータの上流側にバッファタンクを設けることができる。
【0010】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明をさらに詳しく説明する。図1は本発明に係る温水洗浄便座の一例を示すフロー図である。図1において、水道水Wは給水配管5から減圧弁、開閉弁、安全弁で構成されたバルブユニット6を介して貯水タンク2に貯水される。貯水タンク2にはシーズヒータ3が取り付けられ、水道水Wを加熱する。加熱された水道水Wは給水管4から浄水器9に供給されて濾過された後、洗浄ノズル8から噴射されるようになっている。給水管4の浄水器9の上流には流路切換スイッチ7が設けられており、貯水タンク2の水道水Wから浄水器9への供給のON−OFF制御を行うようになっている。なお、バルブユニット6と洗浄ノズル8との間には、洗浄ノズル8の水流の強弱と貯水タンク2への給水量を制御する制御装置Sが設けられている。
【0011】
【実施例】(実施例1、2)図1に示すように、温水洗浄便座に取り付けた浄水器9で濾過した水道水Wを、24時間後に洗浄ノズル8に直接供給した。浄水器9は実施例1では水道水を活性炭で吸着するタイプ、実施例2では水道水を活性炭で吸着後、ポリスルフォン製中空糸膜で濾過するタイプを各々用いた。
(比較例1)浄水器9を取り付けていない温水洗浄便座に供給した水道水Wを、24時間後に洗浄ノズル8に供給した。実施例の図1で浄水器9がない場合である。
(比較例2)浄水器で濾過した水道水Wを温水洗浄便座に供給し、24時間後に洗浄ノズル8に供給した。浄水器は水道水を活性炭で吸着後、ポリスルフォン製中空糸膜で濾過する実施例2と同一のタイプを用いた。実施例の図1で浄水器9を給水配管5に移動して取り付けた場合である。
【0012】実施例1、2および比較例1、2と、浄水器をとおさない水道水(表1で「水道水」の表示のもの)を分析した結果を表1に示す。
【0013】表1から明らかなように、水道水および比較例1は塩素濃度が高く、比較例2は一般細菌の繁殖が多かったのに対し、本発明の実施例1および2は塩素濃度が低く、かつ一般細菌の繁殖を防止することができた。
【0014】
【表1】

【0015】
【発明の効果】本発明は温水洗浄便座に取り付けた浄水器により濾過した水を、直接洗浄ノズルに供給することにより洗浄水の塩素濃度が低くて一般細菌の繁殖がなく、洗浄部位に炎症を起こす恐れの極めて小さい温水洗浄便座を提供することができる。




 

 


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