米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 固定構造物 -> 財団法人鉄道総合技術研究所

発明の名称 除排雪集雪装置及び除排雪搬出装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−49633(P2001−49633A)
公開日 平成13年2月20日(2001.2.20)
出願番号 特願平11−221459
出願日 平成11年8月4日(1999.8.4)
代理人 【識別番号】100097113
【弁理士】
【氏名又は名称】堀 城之
【テーマコード(参考)】
2D059
【Fターム(参考)】
2D059 AA21 BB37 GG29 
発明者 泉並 良二 / 河島 克久 / 遠藤 徹 / 藤井 俊茂 / 飯倉 茂弘
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 高架橋その他の橋梁の側壁に設けられた開口部に取り付けられて、投雪された、前記橋梁上の積雪を受け止めて集雪するための除排雪集雪装置であって、前記開口部の下側の前記側壁に傾倒自在に固定される略矩形の中板と、略三角形をなし、前記中板が倒れた状態において、斯かる中板の両側の辺と1辺が接するように、前記側壁の、前記中板の両側の部分に、傾倒自在に各別に固定される2枚の側板とを備えたことを特徴とする除排雪集雪装置。
【請求項2】 高架橋その他の橋梁の側壁に設けられた開口部に取り付けられて、投雪された、前記橋梁上の積雪を受け止めて集雪するための除排雪集雪装置であって、前記開口部の下側の前記側壁に傾倒自在に固定される略矩形の中板と、該中板の両辺に傾倒自在に各別に固定された略三角形の2枚の側板とを備えたことを特徴とする除排雪集雪装置。
【請求項3】 高架橋その他の橋梁の側壁に設けられた開口部に取り付けられて、投雪された、前記橋梁上の積雪を受け止めて集雪するための除排雪集雪装置であって、投雪された積雪を受ける受け部と、前記開口部から排雪可能な角度を有するように前記開口部の下辺部に固定される、前記中板の下辺に設けられた固定部とを備えたことを特徴とする除排雪集雪装置。
【請求項4】 前記側板は1枚であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の除排雪集雪装置。
【請求項5】 高架橋その他の橋梁の側壁に設けられた開口部に取り付けられて、集雪された、前記橋梁上の積雪を地上の所定位置に搬出するための除排雪搬出装置であって、前記開口部に取り付けられる搬出部と、外輪郭筒状をなし、一端が前記搬出部に固定され、他端が前記所定位置に至る取り卸し部とを備えたことを特徴とする除排雪搬出装置。
【請求項6】 前記一端を中心として回動可能に前記搬出部に固定され、不使用時には前記他端は前記側壁に固定されることを特徴とする請求項5に記載の除排雪搬出装置。
【請求項7】 可撓性を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の除排雪搬出装置。
【請求項8】 請求項1乃至4のいずれかに記載除排雪集雪装置を備えたことを特徴とする橋梁。
【請求項9】 さらに請求項5乃至7のいずれかに記載の除排雪搬出装置を備えたことを特徴とする請求項8に記載の橋梁。
【請求項10】 高架橋その他の橋梁の側壁に設けられた側壁の上部に取り付けられて、投雪された、前記橋梁上の積雪を受け止めて集雪するための除排雪集雪装置であって、前記側壁の内側に位置し、高架橋中心部から側壁側に向かって低くなるように傾斜するように前記側壁の上端部に固定された受け板を備えたことを特徴とする除排雪集雪装置。
【請求項11】 前記受け板は、傾倒可能なように、前記側壁の上端部に下辺が固定されていることを特徴とする請求項10記載の除排雪集雪装置。
【請求項12】 請求項10又は11に記載の除排雪集雪装置に集雪された雪を地上の所定位置に搬出するための除排雪搬出装置であって、前記側壁の外側に取り付けられる搬出部と、外輪郭筒状をなし、一端が前記搬出部に連通するように固定され、他端が前記所定位置に至る取り卸し部を備えたことを特徴とする除排雪搬出装置。
【請求項13】 前記一端は前記搬出部に回動自在に固定されたことを特徴とする請求項12に記載の除排雪搬出装置。
【請求項14】 可撓性を有することを特徴とする請求項12又は13に記載の除排雪搬出装置。
【請求項15】 請求項10又は11に記載除排雪集雪装置を備えたことを特徴とする橋梁。
【請求項16】 さらに請求項12乃至14のいずれかに記載の除排雪搬出装置を備えたことを特徴とする請求項15に記載の橋梁。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に高架橋に用いて好適な除排雪集雪装置及び除排雪搬出装置に属する。
【0002】
【従来の技術】従来から、高架橋上の除排雪及び消融雪技術として種々のものが開発・提供されている。代表的な技術を示すと、消雪装置(スプリンクラー等)を用いて消雪する方法、除雪車両を用いて高架橋の側方に投雪する方法、側壁に設けられた排雪扉から人間がスコップ等を用いて、或いは機械により排雪する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、消雪装置を用いる方法では、消雪装置の耐用年数が短い為、維持管理、設備更新に手間、費用がかかるという問題点があった。また、水を大量に使用し、しかも水を加熱するのでランニングコストが高いという問題点があった。
【0004】また、除雪車両を用いる方法では、用地が狭い場合(例えば、用地が高架橋直下のみの場合)には用地内に投雪できないという問題点があった。
【0005】また、側壁の開口部から人力で排雪する方法は大変な労力を要するという問題点があった。
【0006】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、設備の維持管理、設備更新が簡易であり、費用を低減でき、雪処理のためのランニングコストが低く、用地が狭い場合にも排雪でき、しかも労力が極端に低減できる技術を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明の要旨は、高架橋その他の橋梁の側壁に設けられた開口部に取り付けられて、投雪された、前記橋梁上の積雪を受け止めて集雪するための除排雪集雪装置であって、前記開口部の下側の前記側壁に傾倒自在に固定される略矩形の中板と、略三角形をなし、前記中板が倒れた状態において、斯かる中板の両側の辺と1辺が接するように、前記側壁の、前記中板の両側の部分に、傾倒自在に各別に固定される2枚の側板とを備えたことを特徴とする除排雪集雪装置に存する。請求項2記載の発明の要旨は、高架橋その他の橋梁の側壁に設けられた開口部に取り付けられて、投雪された、前記橋梁上の積雪を受け止めて集雪するための除排雪集雪装置であって、前記開口部の下側の前記側壁に傾倒自在に固定される略矩形の中板と、該中板の両辺に傾倒自在に各別に固定された略三角形の2枚の側板とを備えたことを特徴とする除排雪集雪装置に存する。請求項3記載の発明の要旨は、高架橋その他の橋梁の側壁に設けられた開口部に取り付けられて、投雪された、前記橋梁上の積雪を受け止めて集雪するための除排雪集雪装置であって、投雪された積雪を受ける受け部と、前記開口部から排雪可能な角度を有するように前記開口部の下辺部に固定される、前記中板の下辺に設けられた固定部とを備えたことを特徴とする除排雪集雪装置に存する。請求項4記載の発明の要旨は、前記側板は1枚であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の除排雪集雪装置に存する。請求項5記載の発明の要旨は、高架橋その他の橋梁の側壁に設けられた開口部に取り付けられて、集雪された、前記橋梁上の積雪を地上の所定位置に搬出するための除排雪搬出装置であって、前記開口部に取り付けられる搬出部と、外輪郭筒状をなし、一端が前記搬出部に固定され、他端が前記所定位置に至る取り卸し部とを備えたことを特徴とする除排雪搬出装置に存する。請求項6記載の発明の要旨は、前記一端を中心として回動可能に前記搬出部に固定され、不使用時には前記他端は前記側壁に固定されることを特徴とする請求項5に記載の除排雪搬出装置に存する。請求項7記載の発明の要旨は、可撓性を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の除排雪搬出装置に存する。請求項8記載の発明の要旨は、請求項1乃至4のいずれかに記載除排雪集雪装置を備えたことを特徴とする橋梁に存する。請求項9記載の発明の要旨は、さらに請求項5乃至7のいずれかに記載の除排雪搬出装置を備えたことを特徴とする請求項8に記載の橋梁に存する。請求項10記載の発明の要旨は、高架橋その他の橋梁の側壁に設けられた側壁の上部に取り付けられて、投雪された、前記橋梁上の積雪を受け止めて集雪するための除排雪集雪装置であって、前記側壁の内側に位置し、高架橋中心部から側壁側に向かって低くなるように傾斜するように前記側壁の上端部に固定された受け板を備えたことを特徴とする除排雪集雪装置に存する。請求項11記載の発明の要旨は、前記受け板は、傾倒可能なように、前記側壁の上端部に下辺が固定されていることを特徴とする請求項10記載の除排雪集雪装置に存する。請求項12記載の発明の要旨は、請求項10又は11に記載の除排雪集雪装置に集雪された雪を地上の所定位置に搬出するための除排雪搬出装置であって、前記側壁の外側に取り付けられる搬出部と、外輪郭筒状をなし、一端が前記搬出部に連通するように固定され、他端が前記所定位置に至る取り卸し部を備えたことを特徴とする除排雪搬出装置に存する。請求項13記載の発明の要旨は、前記一端は前記搬出部に回動自在に固定されたことを特徴とする請求項12に記載の除排雪搬出装置に存する。請求項14記載の発明の要旨は、可撓性を有することを特徴とする請求項12又は13に記載の除排雪搬出装置に存する。請求項15記載の発明の要旨は、請求項10又は11に記載除排雪集雪装置を備えたことを特徴とする橋梁に存する。請求項16記載の発明の要旨は、さらに請求項12乃至14のいずれかに記載の除排雪搬出装置を備えたことを特徴とする請求項15に記載の橋梁に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】(実施の形態1)図1,3,5に示すように、本実施の形態1に係る高架橋(橋梁)は、側壁に開口部1が設けられ、この開口部1の、側壁の内側に取り付けられている除排雪集雪装置2と、側壁の外側に取り付けられている除排雪搬出装置3とを備えている。図1,3,5はそれぞれ高架橋の構造を示す断面図、平面図、側面図である。
【0010】除排雪集雪装置2は、図8に示すように、中板2aと、2枚の側板2bとから概略構成されている。中板2aは、開口部1の下側の側壁に傾倒自在にヒンジにより固定される略矩形の板状体である。各側板2bは、等しいものであり、それぞれ、略三角形をなしている。中板2aが倒れた状態(図1に示す状態)において、斯かる中板2aの両側の辺と1辺が接するように、側壁の、中板2aの両側の部分に、傾倒自在に各別にヒンジにより固定されている。倒れた状態において中板2a及び側板2bが所定角度において止まるようにするには、図9に示すように、互いに接する部分に係合部を設けて係合させる、チェーン等で互いに締結する、ヒンジが所定角度以上倒れないようにする等、本発明を実施する上で好適な手段を用いることができる。図9は倒れた状態の横断面図である。
【0011】除排雪搬出装置3は、開口部1に取り付けられる搬出部3aと、外輪郭筒状をなし、一端が開口部1に固定され、他端が所定位置に至る取り卸し部3bとから概略構成されている。本実施の形態1においては、取り卸し部3bは、一端を中心として回動可能に開口部1に固定され、不使用時には他端は搬出部3aを介して側壁に固定されている。
【0012】除排雪集雪装置2及び除排雪搬出装置3の材質は、投雪された積雪を受け止め集雪に耐えられる程度の強度を有すれば足り、鋼製、プラスティック等、本発明を実施する上で好適なものにすることができる。
【0013】本実施の形態1によれば、斯かる構成により、高架橋外の所定位置(取卸し位置)5に雪を集雪することが出来る。集雪するには、図1及び図3に示すように集雪用車両を用いたり、図7に示すようにベルトコンベア等を用いて行えばよい。
【0014】また、高架橋上に積雪した雪を除雪機械などを用いて高架橋外の所定位置へ排雪することができる。これにより、高架下や高架橋周辺部が第3者により利用されるなどのため、従来高架橋外への排雪が困難であった箇所についても機械等で効率的に高架橋外への除雪が可能である。
【0015】また、搬出装置3は取り卸し部3bが可動式・伸縮可能な構造となっているので、取り卸し位置5を変更できる。
【0016】また、除排雪集雪装置2は夏期などの非使用時には図5(点線)に示すように収納も可能であり、非使用時の上空占用を最小限にとどめ、下部の使用が可能である。
【0017】また、図8のように除排雪集雪装置2を閉じれば(収納すれば)開口部1を閉塞することができる、防音手段にもなる。図8は、図3の上側に示す状態を示している。
【0018】なお、図10に示すように除排雪集雪装置2’として、開口部1の下側の側壁に傾倒自在に固定される略矩形の中板2a’と、この中板2a’の両辺に傾倒自在に各別に固定された略三角形の2枚の側板2b’とから概略構成されるようにすることもできる。収納するには、図11に示すように両側板2b’を側壁側に折り畳み中板2a’を側壁にボルトにより固定すればよい。
【0019】また、側板2b,2b’を1枚にする(1枚を省く)こともできる。
【0020】また、搬出部と、開口部1から排雪可能な角度を有するように開口部1の下辺部に固定される、中板の下辺に設けられた固定部とから概略構成することもできる。本実施の形態においては、搬出部は、図12及び図13に示すように、球殻上をなしている。また、固定部は、図13に示すように、断面逆コの字状をなし、開口部1の下縁に勘合して固定される。
【0021】また、取り卸し部として、スノーダクト(商標)等の可撓性を有するものを用いることもできる。
【0022】また、水を使用した消雪装置の場合に生ずる凍結・漏水等を防止する。また、凍結・融解が起こる場合に生じるモルタル等の劣化を抑制できることが考えられる。
【0023】(実施の形態2)実施の形態2に係る高架橋は、図2,4,6に示すように側壁に取り付けられている除排雪集雪装置12と、この除排雪集雪装置12に集雪された積雪を所定位置に搬出する除排雪搬出装置13とを備えている。
【0024】除排雪集雪装置12は、側壁の内側に位置し、線路側から側壁側に向かって低くなるように傾斜するように側壁の上端部に固定された受け板12aを備えている。受け板12aは、傾倒可能なように、側壁の上端部に下辺が固定されている。傾倒可能な手段については、実施の形態1のごとく、ヒンジによる固定等、本発明を実施する上で好適な手段を用いればよい。
【0025】除排雪搬出装置13は、受け板12aが受け止めた投雪を集雪する、側壁の外側に設けられた搬出部13aと、外輪郭筒状をなし、一端が搬出部13aに連通するように固定され、他端が所定位置15に至る取り卸し部13bを備えている。取り卸し部13bは、一端を中心として回動可能に搬出部13aに固定され、不使用時には他端は側壁に固定される。
【0026】なお、高架橋のどの位置でも仮設が可能であり、簡易に移設が可能である。
【0027】また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
【0028】なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のごとく構成されているので、設備の維持管理、設備更新が簡易であり、費用を低減でき、雪処理のためのランニングコストが低く、用地が狭い場合にも排雪でき、しかも労力が極端に低減できる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013