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落し錠 - ワイケイケイ株式会社
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発明の名称 落し錠
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−207712(P2001−207712A)
公開日 平成13年8月3日(2001.8.3)
出願番号 特願2000−18758(P2000−18758)
出願日 平成12年1月27日(2000.1.27)
代理人 【識別番号】100073818
【弁理士】
【氏名又は名称】浜本 忠 (外2名)
発明者 藤田 健一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ベース10と、このベース10の長手方向に間隔を置いて多数設けた係止部15と、前記ベース10の長手方向に移動自在な落し棒20と、前記ベース10に沿って長手方向に移動し前記落し棒20を移動する操作部材30を備え、前記操作部材30は、落し棒20とともに移動する操作摘み31とロック部材32及び操作摘み31に対して落し棒20と同一方向に移動するロック解除部材33を有し、前記ロック部材32は、前記係止部15に係合するロック位置と係止部15と離れるロック解除位置とに亘って弾性変位する係止片37を有し、前記操作摘み31とロック解除部材33は指でつまんでロック解除部材33を操作摘み31に向けて移動可能で、かつ移動することで前記係止片37がロック解除位置となり、かつ指を離すことで前記係止片37がロック位置となるようにしたことを特徴とする落し錠。
【請求項2】 前記係止片37は常時ロック解除位置で、かつロック位置に弾性変形する形状で、前記ロック解除部材33はロック解除突片40を有し、かつ操作摘み31と離れた位置に移動することでロック解除突片40が係止片37をロック位置に弾性変位する形状で、前記ロック解除部材33を弾性部材で操作摘み31と離れた位置に移動保持した請求項1記載の落し錠。
【請求項3】 前記係止片37は常時ロック位置で、かつロック解除位置に弾性変形すると共に、カム片42を有する形状で、前記ロック解除部材33は前記カム片42と接するロック解除突片43を有し、前記カム片42とロック解除突片43は、ロック解除部材33が操作摘み31に接近した位置に移動することで係止片37がロック解除位置に弾性変位すると共に、その係止片37の弾性復元力でロック解除部材33を操作摘み31と離れた位置に移動する形状である請求項1記載の落し錠。
【請求項4】 ベース10と、このベース10の長手方向に間隔を置いて多数設けた係止部15と、前記ベース10の長手方向に移動自在な落し棒20と、前記ベース10に沿って長手方向に移動し前記落し棒20を移動する操作部材30を備え、前記操作部材30は、落し棒20とともに移動する操作摘み31とロック部材32及び操作摘み31に対して落し棒20と同一方向に移動するロック解除部材33を有し、前記ロック部材32は、前記係止部15に係合するロック位置と係止部15と離れるロック解除位置とに亘って弾性変位する係止片37を有し、その係止片37は常時ロック位置で、かつ落し棒20の移動方向の力が作用することでロック解除位置に弾性変位する形状で、前記操作摘み31とロック解除部材33は指でつまんでロック解除部材33を操作摘み31に向けて移動可能で、前記ロック解除部材33はロック解除突片40を有し、かつ操作摘み31と離れた位置に移動することでロック解除突片40が係止片37のロック解除位置への弾性変形を阻止する形状で、前記ロック解除部材33を弾性部材で操作摘み31と離れた位置に移動保持したことを特徴とする落し錠。
【請求項5】 ベース10と、このベース10の長手方向に間隔を置いて多数設けた係止部15と、前記ベース10の長手方向に移動自在な落し棒20と、前記ベース10に沿って長手方向に移動して前記落し棒20を移動する操作部材30を備え、前記操作部材30は、落し棒20とともに移動するロック部材32及びロック部材32に対して落し棒20と同一方向に所定ストローク移動する操作摘み31とロック解除部材33を有し、前記ロック部材32は、前記係止部15に係合するロック位置と係止部15と離れるロック解除位置とに亘って弾性変位する係止片37を有し、前記操作摘み31とともにロック解除部材33が移動し、そのロック解除部材33がロック部材32に対して移動することで前記係止片37がロック解除位置となり、操作摘み31から指を離すことで前記係止片37がロック位置となるようにしたことを特徴とする落し錠。
【請求項6】 前記係止片37は常時ロック解除位置で、かつロック位置に弾性変形する形状で、前記ロック解除部材33はロック解除突片47を有し、かつロック部材32の上下中間位置に移動することでロック解除突片47が係止片37をロック位置に弾性変位すると共に、ロック部材32に対して上方、下方に所定ストローク移動した後はロック部材32とともに移動する形状で、前記ロック解除部材33を上下一対の弾性部材でロック部材32の上下中間位置に移動保持した請求項5記載の落し錠。
【請求項7】 前記係止片37は常時ロック位置で、かつロック解除位置に弾性変形すると共に、上下のカム片42を有する形状で、前記ロック解除部材33は前記上下のカム片42とそれぞれ接する上下のロック解除突片43を有し、前記カム片42とロック解除突片43は、ロック解除部材33がロック部材32に対して上方、下方に所定ストローク移動することで係止片37がロック解除位置に弾性変位すると共に、その後はロック部材32とともに移動し、その係止片37の弾性復元力でロック解除部材33をロック部材32の上下中間位置に移動する形状である請求項5記載の落し錠。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、門扉・障子・ドア等に用いる落し錠に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−205194号公報に開示された落し錠が知られている。この落し錠は図19に示すように、取付ベース1と、この取付ベース1に対して上下移動する落し棒2と、この落し棒2を任意の位置で上下移動しないようにロックするロック機構3を備え、落し棒2を下方に移動して施錠状態とすると共に、落し棒2を上方に移動して解錠状態とする。
【0003】前記ロック機構3は、落し棒2に連結したスライダ4と、このスライダ4に設けたストッパ5、摘み6を備え、前記ストッパ5は取付ベース1に設けた鋸刃状の固定面7に係脱自在である。摘み6が図19に示す状態の時にはストッパ5が固定面7に係止して落し棒2を上下移動しないようにロックし、摘み6を矢印a方向に移動するとストッパ5が固定面7から離脱してロック解除し、落し棒2が上下に移動できるようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の落し錠は摘み6を矢印a方向に揺動することでロック解除し、摘み6を矢印b方向に移動することで落し棒2を上下移動する。このために、摘み6のロック解除操作方向(矢印a)と摘み6のロック棒上下移動操作方向(矢印b)が異なり、操作性が悪い。例えば、ロック状態から落し棒2を上下移動する場合に摘み6を矢印a方向に操作してロック解除し、その後に摘み6を矢印b方向に操作するので、操作性が悪い。
【0005】また、前述の落し錠はストッパ5が複雑形状であると共に、摘み6でストッパ5をロック解除動作する機構が複雑であり、落し錠全体が複雑な構造であるので誤動作や破損し易いと共に、部品点数が多くコストが高い。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした落し錠を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ベース10と、このベース10の長手方向に間隔を置いて多数設けた係止部15と、前記ベース10の長手方向に移動自在な落し棒20と、前記ベース10に沿って長手方向に移動して前記落し棒20を移動する操作部材30を備え、前記操作部材30は、落し棒20とともに移動する操作摘み31とロック部材32及び操作摘み31に対して落し棒20と同一方向に移動するロック解除部材33を有し、前記ロック部材32は、前記係止部15に係合するロック位置と係止部15と離れるロック解除位置とに亘って弾性変位する係止片37を有し、前記操作摘み31とロック解除部材33は指でつまんでロック解除部材33を操作摘み31に向けて移動可能で、かつ移動することで前記係止片37がロック解除位置となり、かつ指を離すことで前記係止片37がロック位置となるようにしたことを特徴とする落し錠である。
【0008】第2の発明は、第1の発明において前記係止片37は常時ロック解除位置で、かつロック位置に弾性変形する形状で、前記ロック解除部材33はロック解除突片40を有し、かつ操作摘み31と離れた位置に移動することでロック解除突片40が係止片37をロック位置に弾性変位する形状で、前記ロック解除部材33を弾性部材で操作摘み31と離れた位置に移動保持した落し錠である。
【0009】第3の発明は、第1の発明において前記係止片37は常時ロック位置で、かつロック解除位置に弾性変形すると共に、カム片42を有する形状で、前記ロック解除部材33は前記カム片42と接するロック解除突片43を有し、前記カム片42とロック解除突起43は、ロック解除部材33が操作摘み31に接近した位置に移動することで係止片37がロック解除位置に弾性変位すると共に、その係止片37の弾性復元力でロック解除部材33を操作摘み31と離れた位置に移動する形状である落し錠である。
【0010】第4の発明は、ベース10と、このベース10の長手方向に間隔を置いて多数設けた係止部15と、前記ベース10の長手方向に移動自在な落し棒20と、前記ベース10に沿って長手方向に移動し前記落し棒20を移動する操作部材30を備え、前記操作部材30は、落し棒20とともに移動する操作摘み31とロック部材32及び操作摘み31に対して落し棒20と同一方向に移動するロック解除部材33を有し、前記ロック部材32は、前記係止部15に係合するロック位置と係止部15と離れるロック解除位置とに亘って弾性変位する係止片37を有し、その係止片37は常時ロック位置で、かつ落し棒20の移動方向の力が作用することでロック解除位置に弾性変位する形状で、前記操作摘み31とロック解除部材33は指でつまんでロック解除部材33を操作摘み31に向けて移動可能で、前記ロック解除部材33はロック解除突片40を有し、かつ操作摘み31と離れた位置に移動することでロック解除突片40が係止片37のロック解除位置への弾性変形を阻止する形状で、前記ロック解除部材33を弾性部材で操作摘み31と離れた位置に移動保持したことを特徴とする落し錠である。
【0011】第5の発明は、ベース10と、このベース10の長手方向に間隔を置いて多数設けた係止部15と、前記ベース10の長手方向に移動自在な落し棒20と、前記ベース10に沿って長手方向に移動して前記落し棒20を移動する操作部材30を備え、前記操作部材30は、落し棒20とともに移動するロック部材32及びロック部材32に対して落し棒20と同一方向に所定ストローク移動する操作摘み31とロック解除部材33を有し、前記ロック部材32は、前記係止部15に係合するロック位置と係止部15と離れるロック解除位置とに亘って弾性変位する係止片37を有し、前記操作摘み31とともにロック解除部材33が移動し、そのロック解除部材33がロック部材32に対して移動することで前記係止片37がロック解除位置となり、操作摘み31から指を離すことで前記係止片37がロック位置となるようにしたことを特徴とする落し錠である。
【0012】第6の発明は、第5の発明において前記係止片37は常時ロック解除位置で、かつロック位置に弾性変形する形状で、前記ロック解除部材33はロック解除突片47を有し、かつロック部材32の上下中間位置に移動することでロック解除突片47が係止片37をロック位置に弾性変位すると共に、ロック部材32に対して上方、下方に所定ストローク移動した後はロック部材32とともに移動する形状で、前記ロック解除部材33を上下一対の弾性部材でロック部材32の上下中間位置に移動保持した落し錠である。
【0013】第7の発明は、第5の発明において前記係止片37は常時ロック位置で、かつロック解除位置に弾性変形すると共に、上下のカム片42を有する形状で、前記ロック解除部材33は前記上下のカム片42とそれぞれ接する上下のロック解除突片43を有し、前記カム片42とロック解除突片43は、ロック解除部材33がロック部材32に対して上方、下方に所定ストローク移動することで係止片37がロック解除位置に弾性変位すると共に、その後はロック部材32とともに移動し、その係止片37の弾性復元力でロック解除部材33をロック部材32の上下中間位置に移動する形状である落し錠である。
【0014】
【作 用】第1の発明によれば、操作摘み31とロック解除部材33を指でつまむことで係止片37がロック解除位置になってロック解除状態となる。操作摘み31とロック解除部材33から指を離すことで係止片37がロック位置になってロック状態となる。しかも、ロック解除部材33は落し棒20と同一方向に移動するし、操作摘み31で落し棒20が移動される。
【0015】これらが相俟って、操作摘み31とロック解除部材33を指でつまむと共に、そのつまみ方向に手を移動して操作摘み31とともに落し棒20を移動することができ、ロック解除の操作方向と落し棒20の移動操作方向が同一であるから、落し棒20を移動する操作が容易である。
【0016】また、操作摘み31とロック解除部材33から指を離すことで係止片37がロック位置になるので、指を離すことで自動的に落し棒20をロックすることができる。
【0017】また、操作摘み31とロック部材32とロック解除部材33と係止部15でロック機構を形成しているので、落し錠全体の構造が単純で誤動作や破損しないと共に、部品点数が少なくコストが安い。
【0018】第2の発明によれば、弾性部材でロック解除部材33が操作摘み31と離れた位置に移動保持され、それによってロック解除突片40で係止片37がロック位置に弾性変位する。これによって、弾性部材で係止片37をロック位置に保持できるので、落し棒20を確実にロックできる。しかも、弾性部材に抗してロック解除部材33を移動することで係止片37がロック解除位置になり、操作摘み31とロック解除部材33を指でつまむことで落し棒20のロックを解除して落し棒20を移動できる。
【0019】第3の発明によれば、カム片42とロック解除突片43と係止片37の弾性復元力でロック解除部材33を操作摘み31と離れた位置に移動してロック状態とするので、弾性部材が不要である。
【0020】第4の発明によれば、操作摘み31とロック解除部材33を指でつまむことで係止片37がロック解除位置に弾性変形可能となるので、その状態で操作摘み31とともにロック解除部材33を落し棒20の移動方向に移動すると、係止片37がロック解除位置に弾性変形し、ロック解除状態となる。操作摘み31とロック解除部材33から指を離すことでロック解除部材33が弾性部材で操作摘み31と離れる方向に移動し、そのロック解除突片40で係止片37がロック解除位置に弾性変形することが阻止され、係止片37はロック位置に保持されるので、ロック状態となる。しかも、ロック解除部材33は落し棒20と同一方向に移動するし、操作摘み31で落し棒20が移動される。
【0021】これらが相俟って、操作摘み31とロック解除部材33を指でつまむと共に、そのつまみ方向に手を移動して操作摘み31とともに落し棒20を移動することができ、ロック解除の操作方向と落し棒20の移動操作方向が同一であるから、落し棒20を移動する操作が容易である。
【0022】また、操作摘み31とロック解除部材33から指を離すことで係止片37がロック解除位置に弾性変形できなくなるので、指を離すことで自動的に落し棒20をロックすることができる。
【0023】また、操作摘み31とロック部材32とロック解除部材33と係止部15でロック機構を形成しているので、落し錠全体の構造が単純で誤動作や破損しないと共に、部品点数が少なくコストが安い。
【0024】第5の発明によれば、操作摘み31を指でつまみ移動することで係止片37がロック解除位置になってロック解除状態となる。操作摘み31から指を離すことで係止片37がロック位置になってロック状態となる。しかも、操作摘み31とロック解除部材33はロック部材32に対して落し棒20と同一方向に移動するし、ロック部材32で落し棒20が移動される。
【0025】これらが相俟って、操作摘み31を指でつまむと共に、そのつまみ方向に手を移動して操作摘み31とともに落し棒20を移動することができ、ロック解除の操作方向と落し棒20の移動操作方向が同一であるから、落し棒20を移動する操作が容易である。
【0026】また、操作摘み31から指を離すことで係止片37がロック位置になるので、指を離すことで自動的に落し棒20をロックすることができる。
【0027】また、操作摘み31とロック部材32とロック解除部材33と係止部15でロック機構を形成しているので、落し錠全体の構造が単純で誤動作や破損しないと共に、部品点数が少なくコストが安い。
【0028】第6の発明によれば、上下一対の弾性部材でロック解除部材33がロック部材32の上下中間位置に移動保持され、それによってロック解除突片47で係止片37がロック位置に弾性変位とする。これによって、上下一対の弾性部材で係止片37をロック位置に保持できるので、落し棒20を確実にロックできる。しかも、弾性部材に抗してロック解除部材33を上方、下方に所定ストローク移動することで係止片37がロック解除位置になり、それ以後はロック部材32とロック解除部材33がともに移動するので、操作摘み31を指でつまんで上方、下方に移動することで落し棒20のロックを解除して落し棒20を上方、下方に移動できる。
【0029】第7の発明によれば、カム片42とロック解除突片43と係止片37の弾性復元力でロック解除部材33がロック部材32の上下中間位置に移動してロック状態とするので、弾性部材が不要である。しかも、前述した第6の発明と同様に操作摘み31を指でつまんで上方、下方に移動することで落し棒20をロックを解除して落し棒20を上方、下方に移動できる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、ベース10と、このベース10に対して上下動自在な落し棒20と、この落し棒20を上下移動する操作部材30と、落し棒20を任意の位置で上下移動しないようにロックするロック機構で落し錠を形成している。前記ベース10は図3に示すように、本体11と裏板12を備えている。前記本体11は矩形断面長尺形状で、その裏面11aにおける長手方向両端部に突部13が一体的に設けてあり、裏面11aと表面11bに貫通した開口部14を長手方向略全長に亘って有する。前記開口部14の短手方向に相対向した内面14aの裏面11a寄りに係止部15が長手方向に間隔を置いて多数設けてある。例えば内面14aの裏面11a寄りを鋸刃形状としてある。前記本体11の表面11bの開口部14の開口縁部に長方形状の枠16が一体的に設けてある。前記一方の突部13(図3で下方の突部13)の突出長さは他方の突部13(図3で上の突部13)よりも長く、その一方の突部13に孔17が形成してある。前記他方の突部13には凹陥部18が形成してある。
【0031】前記裏板12は基板12aと対向した一対の側板12bで断面コ字状の長尺形状で、その一対の側板12b間に本体11が嵌入してビス19で連結される。前記本体11の一方の突部13が裏板12の基板12aに当接し、他方の突部13及び本体11の裏面11aと基板12aの間には隙間が形成される。
【0032】前記落し棒20は断面円形で、前記本体11の一方の突部13に形成した孔17に挿通して本体11と裏板12との間に挿入される。前記落し棒20の長手方向一端部(上端部)に連結片21が固着してある。この連結片21は縦片22と横片23でT字形状で、その縦片22が本体11の裏面11aに沿って移動自在である。前記横片23の孔24に落し棒20の上端部が嵌入し、スプリングピン25で固定してある。前記縦片22の上部寄りにカバー26の長手方向一端部がビス27で固着してある。このカバー26は幅狭で長尺な薄板状で、前記本体11の他方の突部13に形成した凹陥部18を通ってベース10よりも上方に突出する。前記カバー26の幅は本体11の開口部14の短手方向寸法よりも大きく、落し棒20を下方に移動すると開口部14を閉塞して表面側から見た時にカバー26が見え、裏板12が見えないようにする。
【0033】前記操作部材30は操作摘み31と、この操作摘み31に設けたロック部材32と、操作摘み31に移動自在に設けたロック解除部材33を有する。前記操作摘み31は縦板状の本体34と、この本体34の下部寄りに一体的に設けた表面に向う指掛け突片35を有し、その本体34の裏面に穴36を有する。前記ロック部材32は前記本体34に一体的に設けられ弾性変位する一対の係止片37を有する。前記操作摘み31とロック部材32は図4に示すように本体11の開口部14を通して前記連結片21の縦片22に設けたピン28に穴36が嵌合されると共に、前記ビス27でカバー26とともに縦片22の表面に固着される。前記一対の係止片37の係止突部37aが本体11の係止部15と対向する。前記一対の係止片37は接近して係止突部37aが本体11の一対の係止部15に係合しない形状で、その一対の係止片37を離隔する方向に拡開弾性変位することで係止突部37aが係止部15に係合するようにしてある。
【0034】このようであるから、一対の係止片37の係止突部37aを係止部15から離脱することで、操作摘み31はロック部材32とともに本体11の開口部14に沿って移動可能で、この操作摘み31を移動することで連結片21とともに落し棒20、カバー26が上下に移動する。
【0035】前記ロック解除部材33は本体38と、この本体38の上端部に表面に向けて一体的に設けた指掛け突片39と、本体38の裏面に一体的に設けたロック解除突片40を有する。前記本体38は縦片38aと一対のガイド片38bで横断面略コ字状である。前記ロック解除部材33は操作摘み31に、その一対のガイド片38bが前記操作摘み31の本体34の両側面に摺動自在に接すると共に、ロック解除突片40が前記一対の係止片37間に嵌まり合うように取付けられる。前記操作摘み31の本体34とロック解除部材33との間に弾性部材、例えばスプリング41が設けられ、操作摘み31とロック解除部材33が図5(a),(b)に示すように離隔する方向に移動付勢される。
【0036】このようであるから、通常時(ロック状態)には図5(a),(b)に示すようにロック解除突片40が一対の係止片37の係止突部37a寄りに移動して一対の係止片37が離隔する方向に拡開変形し、その係止突部37aが本体11の係止部15に係合することで操作摘み31が本体11に沿って長手方向に移動しないように保持される。したがって、通常時には落し棒20がベース10にロックされて落し棒20が上下に移動しない。つまり、操作部材30と係止部15でロック機構を形成する。
【0037】操作摘み31の指掛け突片35とロック解除部材33の指掛け突片39に指を掛けてロック解除部材33をスプリング41に抗して操作摘み31に向けて操作移動し、図6(a),(b)に示すロック解除状態とする。
【0038】これにより、ロック解除突片40が操作摘み31の本体34寄りに移動し、一対の係止片37が元の接近した状態に弾性復帰し、係止突部37aが係止部15と離れてロック解除される。前述の状態で操作摘み31を上下に移動することで落し棒20が上下に移動する。
【0039】前記落し錠は図7に示すように、門扉などの縦框50の中空部50a内に挿入し、その縦框50の外側縦板51に形成した矩形穴52から枠体16を外方に突出してビス53を本体11の長手方向両端部に螺合して取付けられる。これにより、操作摘み31の指掛け突片35とロック解除部材33の指掛け突片39が縦框50の外部に露出する。
【0040】前述のようであるから、図8(a)に示すように手aの親指bと人差し指cで2つの指掛け突片35,39をつまみ、手aを上下に移動することで落し棒20を上下に移動できる。落し棒20を所定の位置まで移動したら図8(b)に示すように親指bと人差し指cをはなすことで落し棒20がロックされる。
【0041】以上のように、ロックを解除する操作方向と落し棒20を移動する方向が同一方向であるから、落し棒20を上下に移動する操作が容易である。
【0042】なお、操作摘み31とロック解除部材33は上下反転して取付ても良いし、操作摘み31と連結片21を一体としても良く、さらにはロック部材32と操作摘み31を別体としても良い。
【0043】次に本発明の第2の実施形態を説明する。図9(a),(b)に示すように、一対の係止片37を常時係止突部37aが係止部15に係止する形状とする。この一対の係止片37にカム片42を上向きに一体的に設ける。前記ロック解除部材33の本体38上部に一対のロック解除突片43を設け、この一対のロック解除突片43はカム片42の外向き斜面42aに接する内向き斜面43aを有する。
【0044】操作摘み31の指掛け突片35とロック解除部材33の指掛け突片39を指でつまんで図10(a),(b)に示すようにロック解除部材33を操作摘み31に向けて移動すると、一対のロック解除突片43の内向き斜面43aが一対のカム片42の外向き斜面42aに沿って下方に移動し、それによって一対の係止片37が接近する方向に弾性変位して係止突部37aが係止部15から離れ、ロック解除状態となる。
【0045】前述の状態から各指掛け突片35,39より指を離すと、一対の係止片37が元の状態に弾性復元しようとする。この弾性復元力で一対のカム片42の外向き斜面42aに沿って一対のロック解除突片43の内向の斜面43aが上方に移動してロック解除部材33が図9(a),(b)に示す通常時の位置まで上方に移動してロック解除される。
【0046】このようにすることでスプリングを用いずに指掛け突片35,39から指を離すことで自動的にロック状態とすることが可能である。
【0047】次に本発明の第3の実施形態を説明する。図11(a),(b)に示すように、一対の係止片37は常時係止突部37aが係止部15に係止し、かつロッド棒20の移動方向の力(矢印d,e)が作用すると係止突部37aが係止部15から離脱する位置に弾性変位する形状である。ロック解除部材33はスプリング41で操作摘み31と離れた位置に移動保持される。ロック解除部材33が前述の離れた位置であると、そのロック解除突片40が一対の係止片37に接して一対の係止片37が前述の離脱位置に弾性変形することを阻止する。
【0048】このようであるから、通常時には図11(a),(b)に示すように、一対の係止片37は、その係止突部37aが係止部15に係合したロック位置に保持され、落し棒20の自重等で係止突部37aが係止部15から離脱する位置に揺動変位しないので、ロック状態となる。
【0049】操作摘み31の指掛け突片35とロック解除部材33の指掛け突片39を前述のように指でつまみ、そのロック解除部材33をスプリング41に抗して図12(a),(b)に示すように下方に移動して操作摘み31に接近した位置とすると、仮想線で示すように一対の係止片37は、その係合突部37aが係止部15から離脱する位置に弾性変位可能となる。
【0050】前述の状態で操作摘み31を矢印d方向又は矢印e方向に移動すると、一対の係止片37にロッド棒移動方向の力が作用し、一対の係止片37は前述の係止突部37aが係止部15から離脱する位置に弾性変形してロック解除状態となる。これによって、操作摘み31を移動することで落し棒20を上下に移動することができる。
【0051】前述の状態から各指掛け突片35,39より指を離すことで、ロック解除部材33はスプリング41で図11(a),(b)で示す操作摘み31から離れた位置に移動し、そのロック解除突片40で一対の係止片37がロック位置に保持される。このように、指を離すことで自動的にロック状態に復帰する。
【0052】次に、本発明の第4の実施形態を説明する。図13に示すように、操作部材30を操作摘み31と、この操作摘み31の裏面に設けたロック解除部材33と、前記連結片21(落し棒20)に連結されるロック部材32で形成する。前記ロック部材32は一対の係止片37の上下端部を連結横片44で一体的に連結した方形枠形状で、各連結横片44に摺動受け片45が一体的にそれぞれ設けてある。前記一対の係止片37は内向V字形状で、その長手方向中間部に係止突部37aが外向きに一体的に設けてある。
【0053】前記ロック解除部材33は本体46の上下中間裏面にロック解除突片47を一体的に設けた形状で、その本体46の上下中間表面に操作摘み31が一体的に設けてある。前記本体46の上部寄りと下部寄りに一対のガイド溝48が相対向して形成され、この一対のガイド溝48に前記摺動受け片45が上下摺動自在にそれぞれ嵌入してロック部材32とロック解除部材33は相対向に上下移動自在に連結される。ロック解除突片47が一対の係止片37間に嵌入すると共に、ロック解除突片47の上下面と前記各連結横片44との間に上下一対の弾性部材、例えばスプリング49が設けられてロック解除突片47が図14に示すように一対の係止片37の長手方向中間部に位置する。スプリング49の長さは特に限定しない。
【0054】これにより、通常時には一対の係止片37がほぼ一直線状に弾性変位し、係止突部37aが係止部15に係合してロック状態となる。
【0055】前述のロック状態から操作摘み31を持って上方に所定ストローク移動するとロック解除突片47がスプリング49に抗して上方に移動し、図15に示すように一対の係止片37が元の状態に弾性復帰し、係止突部37aが係止部15から離れてロック解除される。この状態から操作摘み31を上方に移動するとロック解除部材33とロック部材32がともに上方に移動し、ロック部材32とともに落し棒20が上方に移動する。
【0056】落し棒20を所定高さまで移動したら操作摘み31から指を離す。これにより、スプリング49で操作摘み31、ロック解除部材33がロック部材32に対して下方に移動し、図14に示すようにロック解除突片47が一対の係止片37の長手方向中間部(ロック部材32の上下中間)に位置してロック状態となる。なお、操作摘み31を下方に移動操作した場合も同様である。
【0057】次に、本発明の第5の実施形態を説明する。図16に示すように、操作部材30を操作摘み31と、この操作摘み31の裏面に設けたロック解除部材33と、前記連結片21(落し棒20)に連結されるロック部材32で形成する。前記ロック部材32は一対の係止片37の上下端部を連結横片44で一体的に連結した方形枠形状で、各連結横片44に摺動受け片45が一体的にそれぞれ設けてある。前記一対の係止片37は一直線形状で、その長手方向中間部に係止突部37aが外向きに一体的に設けてある。一対の係止片37の内面上下中間部に上下一対のカム片42が設けてある。
【0058】前記ロック解除部材33は、横断面コ字状の本体46の裏面における上部寄りと下部寄りに一対のロック解除突片43を設け、その本体46の上下中間表面に操作摘み31が一体的に設けてある。前記本体46の両側部に一対のガイド溝48が相対向して形成され、この一対のガイド溝48に前記摺動受け片45が上下摺動自在にそれぞれ嵌入してロック部材32とロック解除部材33は相対向に上下移動自在に連結される。一対の上部のロック解除突片43の内向き斜面43aが一対の上部のカム片42の外向き斜面42aと対向し、一対の下部のロック解除突起43の内向き斜面43aが一対の下部のカム片42の外向き斜面42aと対向している。
【0059】これにより、図17に示すように通常時には一対の係止片37がほぼ一直線状で、係止突部37aが係止部15に係合してロック状態となる。
【0060】前述のロック状態から操作摘み31を持って下方に所定ストローク移動すると上方のロック解除突片43の内向き斜面43aが一対の上方のカム片42の外向き斜面42aに沿ってスライドし、図18に示すように一対の係止片37がV字形状に弾性変位し、係止突部37aが係止部15から離れてロック解除される。この状態から操作摘み31を下方に移動することでロック操作部材33とともにロック部材32が下方に移動し、ロック部材32とともに落し棒20が下方に移動する。
【0061】落し棒20を所定高さまで移動したら操作摘み31から指を離す。これにより、一対の係止片37の弾性復元力によってカム片42の外向き斜面42aに沿ってロック解除突起43の内向き斜面43aがスライドして操作摘み31とロック解除部材33がロック部材32に対して上方に移動し、図17に示すようにロック部材32の上下中間に位置し、一対の係止片37が一直線状の元の状態に弾性復帰し、係止突部37aが係止部15に係合してロック状態となる。なお、操作摘み31を上方に移動した時も前述と同様である。
【0062】前述の各実施の形態において係止片37は複数の係止突部37aを有する形状でも良い。
【0063】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、操作摘み31とロック解除部材33を指でつまむことで係止片37がロック解除位置になってロック解除状態となる。操作摘み31とロック解除部材33から指を離すことで係止片37がロック位置になってロック状態となる。しかも、ロック解除部材33は落し棒20と同一方向に移動するし、操作摘み31で落し棒20が移動される。
【0064】これらが相俟って、操作摘み31とロック解除部材33を指でつまむと共に、そのつまみ方向に手を移動して操作摘み31とともに落し棒20を移動することができ、ロック解除の操作方向と落し棒20の移動操作方向が同一であるから、落し棒20を移動する操作が容易である。
【0065】また、操作摘み31とロック解除部材33から指を離すことで係止片37がロック位置になるので、指を離すことで自動的に落し棒20をロックすることができる。
【0066】また、操作摘み31とロック部材32とロック解除部材33と係止部15でロック機構を形成しているので、落し錠全体の構造が単純で誤動作や破損しないと共に、部品点数が少なくコストが安い。
【0067】請求項2に係る発明によれば、弾性部材でロック解除部材33が操作摘み31と離れた位置に移動保持され、それによってロック解除突片40で係止片37がロック位置に弾性変位する。これによって、弾性部材で係止片37をロック位置に保持できるので、落し棒20を確実にロックできる。しかも、弾性部材に抗してロック解除部材33を移動することで係止片37がロック解除位置になり、操作摘み31とロック解除部材33を指でつまむことで落し棒20のロックを解除して落し棒20を移動できる。
【0068】請求項3に係る発明によれば、カム片42とロック解除突片43と係止片37の弾性復元力でロック解除部材33を操作摘み31と離れた位置に移動してロック状態とするので、弾性部材が不要である。
【0069】請求項4に係る発明によれば、操作摘み31とロック解除部材33を指でつまむことで係止片37がロック解除位置に弾性変形可能となるので、その状態で操作摘み31とともにロック解除部材33を落し棒20の移動方向に移動すると、係止片37がロック解除位置に弾性変形し、ロック解除状態となる。操作摘み31とロック解除部材33から指を離すことでロック解除部材33が弾性部材で操作摘み31と離れる方向に移動し、そのロック解除突片40で係止片37がロック解除位置に弾性変形することが阻止され、係止片37はロック位置に保持されるので、ロック状態となる。しかも、ロック解除部材33は落し棒20と同一方向に移動するし、操作摘み31で落し棒20が移動される。
【0070】これらが相俟って、操作摘み31とロック解除部材33を指でつまむと共に、そのつまみ方向に手を移動して操作摘み31とともに落し棒20を移動することができ、ロック解除の操作方向と落し棒20の移動操作方向が同一であるから、落し棒20を移動する操作が容易である。
【0071】また、操作摘み31とロック解除部材33から指を離すことで係止片37がロック解除位置に弾性変形できなくなるので、指を離すことで自動的に落し棒20をロックすることができる。
【0072】また、操作摘み31とロック部材32とロック解除部材33と係止部15でロック機構を形成しているので、落し錠全体の構造が単純で誤動作や破損しないと共に、部品点数が少なくコストが安い。
【0073】請求項5に係る発明によれば、操作摘み31を指でつまみ移動することで係止片37がロック解除位置になってロック解除状態となる。操作摘み31から指を離すことで係止片37がロック位置になってロック状態となる。しかも、操作摘み31とロック解除部材33はロック部材32に対して落し棒20と同一方向に所定ストローク移動するし、ロック部材32で落し棒20が移動される。
【0074】これらが相俟って、操作摘み31を指でつまむと共に、そのつまみ方向に手を所定ストローク移動して操作摘み31とともに落し棒20を移動することができ、ロック解除の操作方向と落し棒20の移動操作方向が同一であるから、落し棒20を移動する操作が容易である。
【0075】また、操作摘み31から指を離すことで係止片37がロック位置になるので、指を離すことで自動的に落し棒20をロックすることができる。
【0076】また、操作摘み31とロック部材32とロック解除部材33と係止部15でロック機構を形成しているので、落し錠全体の構造が単純で誤動作や破損しないと共に、部品点数が少なくコストが安い。
【0077】請求項6に係る発明によれば、上下一対の弾性部材でロック解除部材33がロック部材32の上下中間位置に移動保持され、それによってロック解除突片40で係止片37がロック位置に弾性変位とする。これによって、上下一対の弾性部材で係止片37をロック位置に保持できるので、落し棒20を確実にロックできる。しかも、弾性部材に抗してロック解除部材33を上方、下方に所定ストローク移動することで係止片37がロック解除位置になり、それ以後はロック部材32とロック解除部材33がともに移動するので、操作摘み31を指でつまんで上方、下方に移動することで落し棒20のロックを解除して落し棒20を上方、下方に移動できる。
【0078】請求項7に係る発明によれば、カム片42とロック解除突片43と係止片37の弾性復元力でロック解除部材33がロック部材32の上下中間位置に移動してロック状態とするので、弾性部材が不要である。しかも、請求項6に係る発明と同様に操作摘み31を指でつまんで上方、下方に移動することで落し棒20をロックを解除して落し棒20を上方、下方に移動できる。




 

 


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