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発明の名称 戸 車
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−49942(P2001−49942A)
公開日 平成13年2月20日(2001.2.20)
出願番号 特願平11−228973
出願日 平成11年8月13日(1999.8.13)
代理人 【識別番号】100073818
【弁理士】
【氏名又は名称】浜本 忠 (外2名)
【テーマコード(参考)】
2E034
【Fターム(参考)】
2E034 BA02 BB04 BD02 BD03 DA05 
発明者 荒木 将
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 外枠10と、この外枠10内に左右方向、上下方向移動自在に設けた車輪取付枠20と、この車輪取付枠20に取付けた車輪30と、前記外枠10に取付けたナット40と、このナット40にねじ込みされた調節ねじ50を備え、前記外枠10の工具挿通孔18から工具を挿通して調節ねじ50をねじ込み、弛めすることで車輪取付枠20を外枠10に対して左右方向に移動しながら上下方向に移動する戸車において、前記調節ねじ50は、前記工具挿通孔18よりも大径でストッパ部分19に当接する頭部51と、前記ナット40のねじ孔42にねじ込みされるねじ部52と、前記ナット40のねじ孔42にねじ込みされずに嵌まり合うだけの先端部を有する形状で、前記調節ねじ50の全長はストッパ部分19とナット40との間で距離よりも長く、かつ頭部51がストッパ部分19に当接した時に先端部がナット40のねじ孔42に嵌まり合うようにしたことを特徴とする戸車。
【請求項2】 前記調節ねじ50の先端部は、ねじ部52と連続した先細テーパー形状のテーパー部53である請求項1記載の戸車。
【請求項3】 前記調節ねじ50の先端部は、ねじ部52よりも小径の小径部54である請求項1記載の戸車。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引き違い窓の障子等の走行建具の下端部分に取付ける戸車に関する。
【0002】
【従来の技術】外枠内に嵌合した車輪取付枠を、外枠に設けられた調節ねじによって移動して車輪の高さを調節する戸車が提案されている。例えば、実公昭60−23421号公報に示す戸車が提案されている。この戸車は、図8に示すように、外枠1と、この外枠1内に上下、左右に移動自在に嵌合した車輪取付枠2と、この車輪取付枠2に取付けた車輪3と、外枠1の溝に嵌め込んで取付けたナット4と、このナット4にねじ込まれた調節ビス5を備えている。外枠1の孔6からドライバー等の工具を挿入して調節ねじ5をねじ込み、弛め操作することで車輪取付枠2が外枠1に対して左右に移動しながら上下に移動する。前述の戸車は走行建具の下端部分、例えば下框に取付け、前述のように調節ねじをねじ込み、弛め操作することで走行建具の高さを変えて建付け調整する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の戸車においては孔6を調節ビス5の頭部5aよりも小径とし、調節ビス5を弛めると頭部5aが孔6の開口縁内側、つまりストッパ部分7に当接するようにしている。しかしながら、戸車は前述のように走行建具の下框に取付けられるので、建付け調整する場合には人が低い姿勢で孔6から工具を挿入して調節ビス5をねじ込み、弛め操作することになり、その操作はやりずらい。しかも、戸車は下框に取付けられて調節ビス5が見えない。
【0004】このようであるから、調節ビス5を弛める時にどの程度弛めたかを確認できないので、頭部5aがストッパ部分7に当接した状態よりも更に弛め操作、つまり調節ねじ5を弛めすぎることがある。前述のように調節ビス5を弛めすぎるとストッパ部分7である孔6の開口縁部分が変形、破損し、調節ねじ5がナット4から外れ、脱落することがある。
【0005】このように、調節ねじ5がナット4から脱落すると再び調節ねじ5をナット4にねじ込みできず、建付け調整不能となる。この場合には走行建具を窓枠から取り外し、下框から戸車を取り外し、新しい戸車と交換しなければならない。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした戸車を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、外枠10と、この外枠10内に左右方向、上下方向移動自在に設けた車輪取付枠20と、この車輪取付枠20に取付けた車輪30と、前記外枠10に取付けたナット40と、このナット40にねじ込みされた調節ねじ50を備え、前記外枠10の工具挿通孔18から工具を挿通して調節ねじ50をねじ込み、弛めすることで車輪取付枠20を外枠10に対して左右方向に移動しながら上下方向に移動する戸車において、前記調節ねじ50は、前記工具挿通孔18よりも大径でストッパ部分19に当接する頭部51と、前記ナット40のねじ孔42にねじ込みされるねじ部52と、前記ナット40のねじ孔42にねじ込みされずに嵌まり合うだけの先端部を有する形状で、前記調節ねじ50の全長はストッパ部分19とナット40との間で距離よりも長く、かつ頭部51がストッパ部分19に当接した時に先端部がナット40のねじ孔42に嵌まり合うようにしたことを特徴とする戸車である。
【0008】第2の発明は、第1の発明において前記調節ねじ50の先端部は、ねじ部52と連続した先細テーパー形状のテーパー部53である戸車である。
【0009】第3の発明は、第1の発明において前記調節ねじ50の先端部は、ねじ部52よりも小径の小径部54である戸車である。
【0010】
【作 用】第1の発明によれば、調節ねじ50をねじ込み、弛め操作することで車輪取付枠20が外枠10に対して左右方向に移動しながら上下方向に移動するので、その外枠10を走行建具の下端部分に取付けることにより、その走行建具を建付け調整できる。
【0011】また、調節ねじ50を弛めすぎて頭部51がストッパ部分19に当接すると先端部がナット40のねじ孔42に嵌まり合ってねじ部52がねじ孔42から外れ、その状態で調節ねじ50を弛め操作しても抜け出す力が作用しないので、ストッパ部分19を変形・破損しない。しかも、前述の状態から調整ねじ50をねじ込み操作すると先端部をガイドとしてねじ部52がナット40のねじ孔42にねじ込みする。したがって、調節ねじ50を弛めすぎた場合に調節ねじ50がナット40のねじ孔42から外れることがなく、再び調節ねじ50をねじ込み操作することで建付け調整できる。
【0012】第2の発明によれば、先端部がねじ部52と連続したテーパー部53であるから、そのテーパー部53をガイドとしてねじ部52をナット40のねじ孔42にスムーズにねじ込みできる。
【0013】第3の発明によれば、先端部がねじ部52よりも小径の小径部54であるので、その加工が容易である。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示すように、外枠10と、車輪取付枠20と、車輪30と、ナット40と、調節ねじ50で戸車を形成している。前記外枠10は上面10aと下面10bと前面10cと後面10dと左側面10eと右側面10fで囲まれた左右方向に横長の樹脂材製の略直方体形状で、その左右方向右側部分に車輪取付枠嵌合用の空洞部11が形成してある。この空洞部11の上方一部分は上面10aに開口し、下方は下面10bに開口している。前記空洞部11を形成する一対の前後の側壁12に切欠部13が形成してある。この切欠部13は斜面13aを有する略下向きコ字形状で、この斜面13aと平行にスリット形状の長溝14が形成してある。
【0015】前記外枠10の左右方向左側部分に、前面10cに開口した凹陥部15が形成してある。この凹陥部15の上下内面に溝16が相対向して形成してある。前記凹陥部15の左右方向右側部分は、図4に示すように切欠部17で前述の空洞部11に連通している。前記凹陥部15の左右方向左側部は工具挿通孔18で外枠10の左側面10eに連通している。この工具挿通孔18は凹陥部15の上下寸法よりも小径で、その開口縁内側部分が図4に示すようにストッパ部分19を形成している。
【0016】前記車輪取付枠20は上面20aと下面20bと前面20cと後面20dと左側面20eと右側面20fで囲まれた左右方向に横長の樹脂材製の略直方体形状で、左側部分が幅狭く、右側部分が幅広い。前記車輪取付枠20の右側部分に車輪挿入空洞部21を有し、この車輪挿入空洞部21は上面20aと下面20bに開口している。車輪30は図2、図4に示すように車輪挿入空洞部21に挿入されてピン31で回転自在に支承される。車輪取付枠20の前面20c、後面20dにおける右側部分に斜めの段部22と斜めの突条23が形成してある。車輪取付枠20の左側面20eに凹条溝24が形成され、この凹条溝24に金属製の補強プレート25が嵌合して取付けてある。
【0017】前記車輪取付枠20は外枠10の空洞部11に下から嵌合して取付けられ、斜めの段部22が斜面13aに接すると共に、斜めの突条23が斜めの長溝14に揺動自在に嵌まり込む。これにより、車輪取付枠20は外枠10に対して左右方向に移動しながら上下に移動する。
【0018】前記ナット40はプレート41にねじ孔42を形成した形状で、そのねじ孔42部分は打ち出しされてプレート41の厚さよりもねじ孔42が長くなっている。このナット40は、そのプレート41を一対の溝16に嵌合することで凹陥部15に取付けられる。
【0019】前記調節ねじ50は、頭部51と、この頭部51と一体的に連続したねじ部52と、このねじ部52と一体的に連続した先細テーパー形状のテーパー部53を有する形状である。この調節ねじ50の全長L−1(頭部51からテーパー部53までの長さ)は凹陥部15の全長L−2よりも短かい。
【0020】前記調節ねじ50はナット40のねじ孔42にねじ込まれ、その状態でナット40のプレート41を溝16に嵌合することで調節ねじ50を凹陥部15に挿入してセットする。調節ねじ50のテーパー部53が補強プレート25と対向する。
【0021】前記戸車は、走行建具の下端部分、例えば下框に外枠10を固定して取付けられ、その車輪30が外枠10の下面10bよりも下方に突出して窓枠の下枠に接し、走行建具を走行ガイドする。
【0022】このようであるから、工具挿通孔18からドライバーなどの工具を挿通して調節ねじ50をねじ込みすると補強プレート25を介して車輪取付枠20を右側に向けて移動する。これによって、車輪取付枠20が外枠10に対して下方に移動するので、下枠に対して走行建具が上方に移動する。また、調節ねじ50を弛めると補強プレート25と離れ、車輪取付枠20に対して外枠10が自重と走行建具の重量で下方に移動しながら左側に向けて移動する。以上のようにすることで走行建具を建付け調整できる。
【0023】前記調節ねじ50を弛めすぎて図5に示すように頭部51がストッパ部分19に当接すると、テーパー部53がナット40のねじ孔42に嵌まり合いねじ部52はねじ孔42から外れる。このために、前述の状態で調節ねじ50をさらに弛め操作しても調節ねじ50には抜け出す力が作用しないので、ストッパ部分19を変形、破損しない。
【0024】しかも、調節ねじ50の全長L−1は、図5に示すようにストッパ部分19とナット40との間の距離L−3よりも長いので、前述のように頭部51がストッパ部分19に当接した状態でテーパー部53がねじ孔42内に嵌まり合っている。このために、前述の状態から調節ねじ50をねじ込み操作するとねじ部52がねじ孔42にねじ込まれるので、調節ねじ50を弛めすぎても再び建付け調整できる。
【0025】図6と図7に示すように、調節ねじ50を頭部51とねじ部52と小径部54を有する形状とする。この小径部54はねじ部52よりも小径である。頭部51がストッパ部分19に当接した時に小径部54がナット40のねじ孔42に嵌まり合うようにする。調節ねじ50の全長L−1をストッパ部分19とナット40との間の距離L−3よりも長くする。
【0026】このようにしても、調節ねじ50を弛めすぎて頭部51がストッパ部分19に当接した状態で、さらに調節ねじ50を弛めても抜け出す力が作用しないので、前述と同様に調節ねじ50を弛めすぎても再び建付け調整できる。すなわち、前述のテーパー部53、小径部54がナット40のねじ孔42と嵌まり合うだけでねじ合しない先端部を形成する。
【0027】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、調節ねじ50をねじ込み、弛め操作することで車輪取付枠20が外枠10に対して左右方向に移動しながら上下方向に移動するので、その外枠10を走行建具の下端部分に取付けることにより、その走行建具を建付け調整できる。
【0028】また、調節ねじ50を弛めすぎて頭部51がストッパ部分19に当接すると先端部がナット40のねじ孔42に嵌まり合ってねじ部52がねじ孔42から外れ、その状態で調節ねじ50を弛め操作しても抜け出す力が作用しないので、ストッパ部分19を変形・破損しない。しかも前述の状態から調整ねじ50をねじ込み操作すると先端部をガイドとしてねじ部52がナット40のねじ孔42にねじ込みする。したがって、調節ねじ50を弛めすぎた場合に調節ねじ50がナット40のねじ孔42から外れることがなく、再び調節ねじ50をねじ込み操作することで建付け調整できる。
【0029】請求項2に係る発明によれば、先端部がねじ部52と連続したテーパー部53であるから、そのテーパー部53をガイドとしてねじ部52をナット40のねじ孔42にスムーズにねじ込みできる。
【0030】請求項3に係る発明によれば、先端部がねじ部52よりも小径の小径部54であるので、その加工が容易である。




 

 


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