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発明の名称 回転ドア装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−32642(P2001−32642A)
公開日 平成13年2月6日(2001.2.6)
出願番号 特願平11−206256
出願日 平成11年7月21日(1999.7.21)
代理人 【識別番号】100073818
【弁理士】
【氏名又は名称】浜本 忠 (外2名)
【テーマコード(参考)】
2E015
【Fターム(参考)】
2E015 GA00 GA02 HA01 
発明者 大浦 俊雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 2つの出入口10を有する円弧外壁11と、この円弧外壁11内に沿って回転する回転ドア体12を備え、前記回転ドア体12は2つの円弧ドア13と、各円弧ドア13に設けたスライドドア15を有し、前記円弧ドア13のドア幅は出入口10の出入口幅よりも小さく、前記スライドドア15は円弧ドア13から回転方向と反対側に突出した突出位置と、前記円弧ドア13に収納された収納位置に亘って移動自在であることを特徴とする回転ドア装置。
【請求項2】 回転ドア体12を一方向に回転するモータ23と、スライドドア15を移動するスライド用モータ22と、このモータ23とスライド用モータ22を駆動制御するコントローラ40と、出入口10に人が接近したことを検出する主センサ30を備え、前記コントローラ40は回転ドア体12を、円弧ドア13と突出位置のスライドドア15で出入口10を閉じる位置に停止して待機する機能と、主センサ30の検出信号でモータ23、スライド用モータ22を駆動して回転ドア体12を一方向に回転すると共に、スライドドア15を収納位置に向けて摺動する機能と、人が円弧外壁11を通過した後にスライド用モータ22を駆動してスライドドア15を突出位置とし、かつ前述の位置で回転ドア体12を停止する機能を有する請求項1記載の回転ドア装置。
【請求項3】 回転ドア体12を一方向に回転するモータ23と、スライドドア15を移動するスライド用モータ22と、このモータ23とスライド用モータ22を駆動制御するコントローラ40と、内部に人が居ることを検出するセンサを備え、前記コントローラ40は戸閉め信号によって前記モータ23、スライド用モータ22を駆動して回転ドア体12を、円弧ドア13と突出位置のスライドドア15で出入口10を閉じる位置に停止する機能と、この時にセンサの検出信号でスライド用モータ22を駆動して突出位置のスライドドア15を収納位置に移動し、かつセンサの検出信号が入力されなくなった時にスライド用モータ22を駆動して収納位置のスライドドア15を突出位置に移動する機能を有する請求項1記載の回転ドア装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ドア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平4−37912号公報に示す回転ドア装置が知られている。この回転ドア装置は図7に示すように、対向した2つの出入口1を有する円弧外壁2と、この円弧外壁2内に沿って矢印a方向に回転する回転ドア体3を備えている。前記回転ドア体3は2つの円弧ドア4,4と、2つの開閉ドア5,5を備えている。前記円弧ドア4は円弧外壁2と同心形状で、その円弧外壁2の内面に沿って回転可能である。前記開閉ドア5は円弧ドア4側を中心として開閉自在な開きドアで、非常時等に開放して回転ドア体3の中央部を開放する。前記円弧ドア4の回転方向の長さ(ドア幅)は出入口1の回転方向の長さ(出入口幅)よりも若干長く、円弧ドア4で出入口1を開閉する。
【0003】前述の回転ドア装置は回転ドア体3を図7に示すように出入口1を開放した位置で停止し、出入口1に人が近づくと回転する開き位置回転モードと、回転ドア体3を図8に示すように出入口1を閉じた位置で停止し、出入口1に人が近づくと回転する閉じ位置回転モードを備え、強風時等には閉じ位置回転モードとし、通常時には開き位置回転モードとしている。また、夜間等長時間人が出入りしない場合には回転ドア体3を図8に示すように出入口1を閉じた位置で停止して施錠する戸閉め状態とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】回転ドア装置を閉じ位置回転モードで開閉する場合には出入口1が円弧ドア4で常時閉じられ、人が近づいたことをセンサが検出すると回転ドア体3を回転して出入口1を開放する。この時、出入口1の開口大きさは回転ドア体3の回転によって順次大きくなり、人が通れる程度の大きさの開口を確保する時間は回転ドア体3の回転速度で決まる。しかしながら、回転ドア体3の回転速度を速くすると通行する人に恐怖感を与えるので、回転ドア体3の回転速度には限度があり、人が通れる程度の大きさの開口を得るのに時間がかかる。
【0005】また、戸閉め状態の時に誤って人が内部にとり残された場合には、回転ドア体3を回転して出入口1を開放し、とり残された人が外に出た後に再び回転ドア体3を回転して出入口1を閉じて戸締め状態とするので、回転ドア体3を180度程度回転することになり、時間がかかるし、操作が面倒である。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした回転ドア装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、2つの出入口10を有する円弧外壁11と、この円弧外壁11内に沿って回転する回転ドア体12を備え、前記回転ドア体12は2つの円弧ドア13と、各円弧ドア13に設けたスライドドア15を有し、前記円弧ドア13のドア幅は出入口10の出入口幅よりも小さく、前記スライドドア15は円弧ドア13から回転方向と反対側に突出した突出位置と、前記円弧ドア13に収納された収納位置に亘って移動自在であることを特徴とする回転ドア装置である。
【0008】第2の発明は、第1の発明において回転ドア体12を一方向に回転するモータ23と、スライドドア15を移動するスライド用モータ22と、このモータ23とスライド用モータ22を駆動制御するコントローラ40と、出入口10に人が接近したことを検出する主センサ30を備え、前記コントローラ40は回転ドア体12を、円弧ドア13と突出位置のスライドドア15で出入口10を閉じる位置に停止して待機する機能と、主センサ30の検出信号でモータ23、スライド用モータ22を駆動して回転ドア体12を一方向に回転すると共に、スライドドア15を収納位置に向けて摺動する機能と、人が円弧外壁11を通過した後にスライド用モータ22を駆動してスライドドア15を突出位置とし、かつ前述の位置で回転ドア体12を停止する機能を有する回転ドア装置である。
【0009】第3の発明は、第1の発明において回転ドア体12を一方向に回転するモータ23と、スライドドア15を移動するスライド用モータ22と、このモータ23とスライド用モータ22を駆動制御するコントローラ40と、内部に人が居ることを検出するセンサを備え、前記コントローラ40は戸閉め信号によって前記モータ23、スライド用モータ22を駆動して回転ドア体12を、円弧ドア13と突出位置のスライドドア15で出入口10を閉じる位置に停止する機能と、この時にセンサの検出信号でスライド用モータ22を駆動して突出位置のスライドドア15を収納位置に移動し、かつセンサの検出信号が入力されなくなった時にスライド用モータ22を駆動して収納位置のスライドドア15を突出位置に移動する機能を有する回転ドア装置である。
【0010】
【作 用】第1の発明によれば、円弧ドア13と突出位置のスライドドア15で出入口10を閉じている状態から回転ドア体12を回転する時にスライドドア15を収納位置に向けて移動することで、回転ドア体12の回転速度を速くせずに出入口の開口の大きさを速く大きくできる。したがって、通行する人に恐怖感を与えることなしに人が通れる程度の大きさの開口を短時間に確保できる。
【0011】また、戸閉じ状態とする時に誤って内部に人が残された時にはスライドドア15を収納位置として残された人が外部に脱出し、再びスライドドア15を突出位置とすることで戸閉め状態とすることができる。したがって、戸閉じ状態の時に誤って内部に残った人を外部に脱出することを簡単な操作で短時間に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示すように、対向した2つの出入口10を有する円弧外壁11と、この円弧外壁11内に沿って矢印a方向に回転する回転ドア体12を備えている。回転ドア体12は2つの円弧ドア13と、2つの開閉ドア14と、2つのスライドドア15を備えている。円弧ドア13は円弧外壁11と同心形状の円弧状外側部16と、直線状の第1・第2内側部17,18で平面形状略三角形状で、その外側寄りに円弧状ガイド部19を有する。前記円弧ドア13の回転方向の長さ(ドア幅)は出入口10の回転方向の長さ(出入口幅)よりも小さい。
【0013】前記開閉ドア14は第1・第2内側部17,18の連結部を中心として開閉自在な開きドアで、回転ドア体12の中央部を開放する。前記スライドドア15は円弧外壁11と同心形状の円弧形状で、前記円弧ドア13の円弧状ガイド部19に沿って摺動自在である。例えば、図2に示すように円弧状ラック20にピニオン21を噛合し、そのピニオン21をスライド用モータ22で回転することで円弧状ガイド部19に沿って摺動する。
【0014】前記スライドドア15を図1に示すように一方のストロークエンドまで摺動して円弧ドア13から突出した突出位置とすると円弧外壁11に接して出入口10を閉じる。スライドドア15を他方のストロークエンドまで摺動して図3に示すように円弧ドア13内に収納した収納位置とすると出入口10の一部分を開放する。つまり、スライドドア15を突出位置とした時の円弧ドア13、スライドドア15のドア幅は出入口10の出入口幅よりも大きくなる。
【0015】このようであるから、閉じ位置回転モードの時に回転ドア体12の回転開始とともにスライドドア15を収納位置に向けて摺動開始することで、出入口10の開口の大きさは、円弧ドア13の回転による大きさよりもスライドドア15の摺動ストローク分だけ大きくなる。したがって、人が通れる程度の大きさの開口を短時間に確保できる。
【0016】また、戸閉まり状態とした時に内に人がとり残されている場合にはスライドドア15を摺動して収納位置とし、人が外に出た後にスライドドア15を突出位置とすれば良いので、回転ドア体12を回転しなくとも良いから操作が簡単である。
【0017】次に回転ドア装置の自動開閉動作を説明する。前記円弧外壁11には出入口10に近づいた人を検出する主センサ30が取付けてある。この主センサ30は主検知領域31に人が立ち入った時に検出信号を出力する。前記円弧ドア13の第1内側部17には第1センサ32が取付けてある。この第1センサ32は円弧ドア13の回転方向前方側の第1検知領域33に人が居る場合に検出信号を出力する。前記円弧ドア13の第2内側部18には第2センサ34が取付けてある。この第2センサ34は円弧ドア13の回転方向手前側の第2検知領域35に人が居る場合に検出信号を出力する。
【0018】図4に示すように、前述の回転ドア体12を回転するモータ23、スライドドア15を摺動するスライド用モータ22はコントローラ40で回転駆動制御される。このコントローラ40には閉じ位置回転モードスイッチ41、開き位置回転モードスイッチ42、戸閉めスイッチ43からそれぞれの指令が入力されると共に、前述の各センサから検出信号が入力される。前記モータ23の回転はエンコーダ44で検出され、その検出信号はコントローラ40に入力される。コントローラ40は入力されたエンコーダ44の検出信号で回転ドア体12の位置を判断する。前記スライド用モータ22の回転はスライド用エンコーダ50で検出され、その検出信号はコントローラ40に入力される。コントローラ40は入力されたスライド用エンコーダ50の検出信号でスライドドア15の位置を判断する。
【0019】閉じ位置回転モードスイッチ41から閉じ位置回転モードがコントローラ40に入力された時には回転ドア体12を図1に示す出入口10を閉じる位置で停止して待機する。一方の主センサ30の主検知領域31に人が立ち入ると主センサ30が検出信号をコントローラ40に出力する。コントローラ40はモータ23とスライド用モータ22に正転指令を出力して回転ドア体12を矢印a方向に回転すると共に、スライドドア15を収納位置に向けて摺動する。
【0020】一方の出入口10から人が内に入り、回転ドア体12の回転に追従して他方の出入口10に向けて歩行し、他方の出入口10から出ることで回転ドア装置を人が通過する。人が通過したことを他方の主センサ30の検出信号、あるいは第1・第2センサ32,34の検出信号が入力されないこと等でコントローラ40が判断し、コントローラ40はスライド用モータ22に逆転信号を出力してスライド用モータ22を逆回転してスライドドア15を突出位置に向けて摺動する。コントローラ40はエンコーダ44の検出信号で回転ドア体12の位置を判断し、回転ドア体12が180度回転した位置となったらモータ23を停止し、回転ドア体12を図1に示す位置に停止する。
【0021】開き位置回転モードスイッチ42から開き位置回転モード信号が入力された時には、コントローラ40は回転ドア体12を図5に示す開き位置で停止して待機する。一方の主センサ30から検出信号が入力されたらモータ23を正転して回転ドア体12を回転し、前述と同様に180度回転したら停止する。この時、スライドドア15は突出位置又は収納位置で停止しておく。
【0022】戸閉めスイッチ43から戸閉め信号が入力された時に回転ドア体12が図5に示す開き位置の場合にはモータ23を正転して回転ドア体12を図1に示す閉じ位置まで回転して停止する。この状態で第1センサ32又は第2センサ34の検出信号がコントローラ40に入力された場合には、コントローラ40はスライド用モータ22の正転指令を出力する。スライド用モータ22が正転してスライドドア15が収納位置に向けて摺動して収納位置で停止する。第1又は第2センサ32,34の検出信号が入力されなくなったらコントローラ40はとり残された人が外に出たものと判断し、スライド用モータ22の逆転指令を出力する。スライドドア15は突出位置に向けて摺動して突出位置で停止する。
【0023】次にスライドドア15を単位時間当り通行量、室内外の温度差などに応じて自動的に突出位置、収納位置とする動作を説明する。コントローラ40は単位時間当りに入力された主センサ30の検出信号又は単位時間当りの回転ドア体12の回転回数に基づいて単位時間当りの通行量(人/時間、回転回数/時間)を判断する。その単位時間当りの通行量が設定値よりも多い時には、スライド用モータ22に正転指令を出力してスライドドア15を収納位置とする。これによって、図1に示す閉じ位置回転モードの場合に出入口10の一部分があらかじめ開放しているし、図5に示す開き位置回転モードの場合には人が出る方の出入口10が速く開くので、多数の人がスムーズに通行できる。
【0024】前述の単位時間当りの通行量が設定値よりも少ない時にはスライドドア15を突出位置とする。
【0025】室内温度センサー45と室外温度センサー46の検出温度をコントローラ40に入力し、その室内温度と室外温度の温度差が設定値よりも高い時にはコントローラ40はスライド用モータ22の逆転指令を出力して逆転することでスライドドア15を突出位置とする。
【0026】これにより、回転ドア体12が回転した時の出入口10の開放している時間が短くなるので、室内と室外とに流通する空気量が減少し、室内の空調効率が低下することが低減する。
【0027】24時間タイマー47を設け、朝、昼、夕方などの人の出入りが多い時間帯と人の出入りが少ない時間帯を区分し、人の出入りが多い時間帯の場合には前述と同様にしてスライドドア15を収納位置とし、人の出入りが少ない時間帯の場合には前述と同様にしてスライドドア15を突出位置とする。
【0028】前述の主センサ30の主検知領域31を複数の領域31aに区分して検知している領域の数により主検知領域31内に立ち入った人の多さを判断する。そして、人の数が多い時には前述のようにスライドドア15を収納位置とし、人の数が少ない時にはスライドドア15を突出位置とする。
【0029】前述の単位時間当り通行量、室内外の温度差、24時間タイマー、人の数の多少によるスライドドア15の制御は、いずれか1つを選択して実施するか、複数を組み合わせると共に、優先する条件を決めて実施することが考えられる。
【0030】図6に示すように、回転ドア体12を閉じ位置で停止し、開閉ドア14を開いた状態とする。そして、一方のスライドドア15と他方のスライドドア15を交互に突出位置から収納位置に摺動することで、回転ドア装置を風除室として利用することができる。
【0031】なお、前述の2つの開閉ドア14は設けなくとも良い。
【0032】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、円弧ドア13と突出位置のスライドドア15で出入口10を閉じている状態から回転ドア体12を回転する時にスライドドア15を収納位置に向けて移動することで、回転ドア体12の回転速度を速くせずに出入口の開口の大きさを速く大きくできる。したがって、通行する人に恐怖感を与えることなしに人が通れる程度の大きさの開口を短時間に確保できる。
【0033】また、戸閉じ状態とする時に誤って内部に人が残された時にはスライドドア15を収納位置として残された人が外部に脱出し、再びスライドドア15を突出位置とすることで戸閉め状態とすることができる。したがって、戸閉じ状態の時に誤って内部に残った人を外部に脱出することを簡単な操作で短時間に行うことができる。




 

 


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