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車両用ロックのオープン及びクローズ装置 - 株式会社大井製作所
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発明の名称 車両用ロックのオープン及びクローズ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−182405(P2001−182405A)
公開日 平成13年7月6日(2001.7.6)
出願番号 特願平11−373609
出願日 平成11年12月28日(1999.12.28)
代理人 【識別番号】100060759
【弁理士】
【氏名又は名称】竹沢 荘一 (外2名)
【テーマコード(参考)】
2E250
【Fターム(参考)】
2E250 AA21 HH01 JJ39 KK02 LL05 NN01 PP04 PP05 PP12 QQ02 QQ03 QQ10 RR13 RR24 RR34 RR44 SS01 SS05 
発明者 高村 昇
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ストライカと係合可能なラッチと、該ラッチと係合してその回動を阻止するロッキングプレートとを有するロック本体と、正逆回転可能なモータと、このモータの正転により、前記ラッチとロッキングプレートとの係合を解除させ、前記モータの逆転により、前記ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで移動させるようにした出力機構とを備えた車両用ロックのオープン及びクローズ装置において、前記出力機構が、前記モータの正転により、前記ロッキングプレートに係合して、前記ロッキングプレートとラッチとの係合を解除させるオープンレバーと、前記モータの逆転により、前記ラッチに係合して、前記ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで回動させるクローズレバーとを有しており、前記ロック本体に固着したベースプレートに、前記モータを固定するとともに、前記オープンレバー及びクローズレバーをそれぞれ枢着したことを特徴とする車両用ロックのオープン及びクローズ装置。
【請求項2】 出力機構が、ベースプレートに枢着され、かつ、モータの正逆回転により中立位置からオープン方向とクローズ方向の2方向に回動可能な回動部材を有し、前記回動部材と、オープンレバー及びクローズレバーとを互いに連係した請求項1記載の車両用ロックのオープン及びクローズ装置。
【請求項3】 回動部材とクローズレバーとを、ロック本体のベースプレートの一側面に配設し、オープンレバーを、前記ベースプレートの他側面に配設し、オープンレバーと、クローズレバーまたは回動部材とを、ベースプレートを貫通するピンをもって連係した請求項2記載の車両用ロックのオープン及びクローズ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用開閉体のロック装置を、モータ駆動によって、ハーフラッチ状態からフルラッチ状態に強制的に移行させるクローズ機能と、ストライカとの係合を解除するオープン機能とを備えた車両用ロックのオープン及びクローズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような装置において、ストライカに係脱可能なラッチ、及びラッチに係脱可能なロッキングプレートを備えたロック本体と、モータ駆動により、中立位置から2方向に回動可能な回動部材を有する出力機構とを備え、回動部材の中立位置から一方向への回動により、ラッチとロッキングプレートとの係合を解除し、また、他方向への回動により、ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで移動させるようにしたものは公知である(例えば、特公平5−27748号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような従来の装置においては、ロック本体のラッチ及びロッキングプレートが、それぞれロッド等の連結部材を介して出力機構の回動部材に連結されているため、各部品の連結間にがた付きが発生して、確実な作動が得られ難く、また、装置全体が大型化して、取り付けスペースに制約を受ける等の問題がある。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、構成を簡素化して小型化を図るとともに、確実な作動が得られるようにした、車両用ロックのオープン及びクローズ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) ストライカと係合可能なラッチと、該ラッチと係合してその回動を阻止するロッキングプレートとを有するロック本体と、正逆回転可能なモータと、このモータの正転により、前記ラッチとロッキングプレートとの係合を解除させ、前記モータの逆転により、前記ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで移動させるようにした出力機構とを備えた車両用ロックのオープン及びクローズ装置において、前記出力機構が、前記モータの正転により、前記ロッキングプレートに係合して、前記ロッキングプレートとラッチとの係合を解除させるオープンレバーと、前記モータの逆転により、前記ラッチに係合して、前記ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで回動させるクローズレバーとを有しており、前記ロック本体に固着したベースプレートに、前記モータを固定するとともに、前記オープンレバー及びクローズレバーをそれぞれ枢着する。
【0006】(2) 上記(1)項において、出力機構が、ベースプレートに枢着され、かつ、モータの正逆回転により中立位置からオープン方向とクローズ方向の2方向に回動可能な回動部材を有し、前記回動部材と、オープンレバー及びクローズレバーとを互いに連係する。
【0007】(3) 上記(2)項において、回動部材とクローズレバーとを、ロック本体のベースプレートの一側面に配設し、オープンレバーを、前記ベースプレートの他側面に配設し、オープンレバーと、クローズレバーまたは回動部材とを、ベースプレートを貫通するピンをもって連係する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。図中(1)は、車両のボディ後部に、上下方向に開閉しうるように上端が左右方向を向くヒンジ軸(図示略)をもって枢着されたバックドア(図示略)に固定されるロック本体で、車体側に固着されるストライカ(5)と係合することにより、バックドアを閉止状態にロックするものである。
【0009】(2)は、モータ(3)により、ロック本体(1)を、強制的にハーフラッチ状態からフルラッチ状態とするクロージャー機能と、ロック本体(1)とストライカ(5)との係合を解除するオープン機能と、クロージャー機能をキャンセルするキャンセル機能とを備えた出力機構である。
【0010】ロック本体(1)におけるボディ(4)の内部には、車体側に固着されたストライカ(5)に係脱可能なラッチ(6)と、ラッチ(6)の爪部(6a)(6b)に係脱可能なロッキングプレート(7)とが、それぞれ上下方向を向くラッチ軸(8)及びロッキングプレート軸(9)をもって枢着されている。
【0011】ラッチ(6)は、図9に示すように、ストライカ(5)と完全に係合したフルラッチ位置と、図10に示すように、ストライカ(5)と辛うじて係合したハーフラッチ位置と、図11に示すように、ストライカ(5)と離脱したオープン位置とに移動することができる。
【0012】ロッキングプレート(7)は、ばね(図示略)をもって図9において反時計方向に付勢され、かつ、フルラッチ状態のとき、爪部(6a)に係合し、また、ハーフラッチ状態のとき、爪部(6b)に係合することによって、ラッチ(6)のオープン方向への回動を阻止するとともに、図12に示すように、各爪部(6a)(6b)から離脱したオープン位置に移動可能である。
【0013】ボディ(4)に固着されたベースプレート(10)は、ボディ(4)の上面を覆うほぼ水平なカバー部(11)と、カバー部(11)の後部(図1において左斜め上部)からほぼ垂直に起立するベース部(12)とを有している。
【0014】カバー部(11)上には、ラッチ(6)と一体となって回動するようにラッチ軸(8)に止着され、かつ遊端部に上方に向かって突出する係合ピン(13a)が固着されたラッチ(6)の一部をなすカムレバー(13)と、カムレバー(13)の外周に形成されたカム部(13b)を検出して、ラッチ(6)のハーフラッチ位置を検出するハーフラッチ検出スイッチ(14)と、フルラッチ位置を検出するフルラッチ検出スイッチ(15)とが配設されている。
【0015】モータ(3)は、ベース部(12)の上部後面に、複数のボルト(16)及びナット(17)をもって固定され、かつモータケース(3a)に内蔵された減速機構(図示略)を介して、正逆回転可能なギヤ(18)を有している。
【0016】出力機構(2)は、ベース部(12)の前面に、前後方向を向く軸(19)をもって枢着され、かつギヤ(18)に噛合する歯部(20a)を有する回動部材をなすセクタギヤ(20)と、ベース部(12)の前面にセクタギヤ(20)と同軸(19)をもって枢着されたクローズレバー(21)と、ベース部(12)の前面に軸(22)をもって枢着されたキャンセルレバー(23)と、ベース部(12)の後面に軸(24)をもって枢着されたオープンレバー(25)とを備えている。
【0017】軸(19)は、図3に示すように、正面から見て、ラッチ軸(8)の軸線(8a)上に配置され、また、軸(24)は、ロッキングプレート軸(9)の軸線(9a)上に配置されていて、軸(19)と軸(24)との左右方向の軸間距離が、ラッチ軸(8)とロッキングプレート軸(9)との軸間距離(L)とほぼ等しくなるように設定されている。
【0018】なお、クローズレバー(21)は、ラッチ(6)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで、大きな力で移動させる必要があるため、大きな力に耐えうるように、厚肉の材料によって形成されるのに対し、オープンレバー(25)は、大きな力を要しないで移動させうるロッキングプレート(7)を動かすものであるから、クローズレバー(21)に比較して、薄肉の材料によって形成されている。
【0019】ベース部(12)には、軸(19)を中心とし、かつ上下方向を向く円弧状の長孔(12a)と、長孔(12a)のほぼ中央からベース部(12)の後方に向けて切り起こされたストッパ(12b)とが形成され、その後面には、セクタギヤ(20)の後述する中立位置を検出する中立検出スイッチ(26)が、また同じく前面には、オープンレバー(25)の後述するオープン位置を検出するオープン検出スイッチ(27)が、それぞれ設けられている。
【0020】モータ(3)は、バックドアのアウターパネルに設けられたハンドルスイッチ(図示略)の操作、及びフルラッチ検出スイッチ(15)の作動により正転制御され、ハーフラッチ検出スイッチ(14)の作動により逆転制御され、さらに、中立検出スイッチ(26)の作動により停止制御されるようになっている。
【0021】セクタギヤ(20)は、歯部(20a)の端末に突設された突出部(20b)と、軸(19)を中心とする円弧状をなす左右方向を向く長孔(20c)と、長孔(20c)の長手方向のほぼ中央から離心方向に延出する係合孔(20d)とを有し、常時は、図2及び図4に示すように、中立検出スイッチ(26)が突出部(20b)に当接して作動させられた中立位置に停止しており、この中立位置から、モータ(3)の正転及び逆転によってオープン方向(図2において反時計方向、図4において時計方向)及びクローズ方向(図2において時計方向、図4において反時計方向)の2方向に回動しうるようになっている。
【0022】クローズレバー(21)は、上方に向かって延出し、かつセクタギヤ(20)の長孔(20c)の一部、及び係合孔(20d)に重合可能な切換孔(28a)が穿設されたアーム部(28)と、ベース部(12)を挟んでオープンレバー(25)に重合するように側方に向かって延出し、かつ先端部に、ベース部(12)の長孔(12a)を貫通して後方に突出するピン(29a)が突設されたオープンアーム部(29)と、ボディ(4)に向かって斜め下方に延出するクローズ部(30)とを有しており、常時は、セクタギヤ(20)と一体となって、中立位置から2方向に回動しうるようになっている。
【0023】クローズ部(30)は、クローズレバー(21)が中立位置からクローズ方向に回動することによって、係合ピン(13a)に係合して、ラッチ(6)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に移動させうるように、カムレバー(13)を回動させる。
【0024】セクタギヤ(20)とクローズレバー(21)のアーム部(28)との間には、長孔(20c)及び係合孔(20d)、並びに切換孔(28a)に摺動可能に嵌合した鍔付きピン状の切換部材(31)が設けられている。
【0025】切換部材(31)は、セクタギヤ(20)の係合孔(20d)に係脱可能であって、図2及び図4に示すように、切換孔(28a)の上部に位置し、かつ係合孔(20d)に係合した接続位置にあるときは、セクタギヤ(20)の回動に伴って、クローズレバー(21)も一体になって回動しうるように両者を接続し、また、図8に示すように、切換孔(28a)の下部に位置し、かつ係合孔(20d)から離脱して長孔(20c)に移動したキャンセル位置にあるときは、長孔(20c)に沿って中央から左右いずれの方向にも摺動可能となって、セクタギヤ(20)とクローズレバー(21)とがそれぞれ独立して回動しうるように、それらの接続を断つ。
【0026】キャンセルレバー(23)は、軸(19)を中心とする円弧状をなし、かつ長孔(20c)及び係合孔(20d)、並びに切換孔(28a)に重合して、切換部材(31)が摺動可能に嵌合する案内孔(32a)が穿設された湾曲するアーム部(32)と、上方に延出する操作部(33)とを有しており、切換部材(31)を接続位置に保持する接続位置と、切換部材(31)をキャンセル位置に保持するキャンセル位置とに移動可能であり、常時は、ばね(37)により接続位置に保持されている。
【0027】操作部(33)は、バックドアのインナパネル側のトリムの一部を外すことにより、外部から操作可能な位置に設けられる。
【0028】オープンレバー(25)は、ベース部(12)の案内溝(12a)と交差するようにほぼ上向きに延出し、かつクローズレバー(21)がオープン方向に回動したとき、ピン(29a)に係合可能な係合アーム(34)と、ボディ(4)に向けて下方に延出し、かつロッキングプレート(7)の突起部(7a)に当接可能なオープン部(35)と、図3において右方に延出して、オープン検出スイッチ(27)に接触可能な検知アーム部(36)とを有し、係合アーム(34)がストッパ(12b)に当接した待機位置から、ロッキングプレート(7)をオープン方向に回動させるオープン方向(図2において反時計方向、図3において時計方向)に回動可能であり、常時は、ばね(38)により待機位置に向かって付勢されている。
【0029】オープン部(35)は、オープンレバー(25)がオープン方向に回動することにより、ロッキングプレート(7)の突起部(7a)に当接して、ロッキングプレート(7)をオープン位置に移動させる。
【0030】クローズレバー(21)が中立位置からオープン方向に回動することにより、ピン(29a)が係合アーム(34)に摺接して、オープンレバー(25)を、待機位置からオープン方向に回動させ、かつ、図6に示すように、オープンレバー(25)がオープン位置に移動した後は、係合アーム(34)がピン(29a)の移動軌跡から外れて、ピン(29a)が係合アーム(34)の外縁(34a)に沿って摺動することにより、オープンレバー(25)をオープン位置を保持した状態で、クローズレバー(21)のオープン方向への空動を許容するようになっている。
【0031】なお、オープンレバー(25)における係合アーム(34)の外縁(34a)は、オープンレバー(25)がオープン位置に移動したとき、軸(19)を中心とする円弧状に形成されている。このようにしたことにより、クローズレバー(21)が空動する間、オープンレバー(25)を確実にオープン位置に保持することができる。
【0032】したがって、オープン検出スイッチ(27)の検出によりモータ(3)が停止した直後、クローズレバー(21)が種々の慣性力によりオープン位置を超過しても、オープンレバー(25)に対して超過した後の動きが伝達されないので、オープンレバー(25)の変形や損傷を防止できる。
【0033】次に、図4〜図12を参照して、上述の実施形態の各機能について説明する。
(オープン機能)バックドアが閉止位置にあるときは、出力機構(2)は、図4に示すように、セクタギヤ(20)及びクローズレバー(21)が中立位置にあり、かつ、切換部材(31)が接続位置に保持されて、セクタギヤ(20)とクローズレバー(21)とが接続されている。ロック本体(1)は、図9に示すように、ラッチ(6)がフルラッチ位置にあり、ロッキングプレート(7)が爪部(6a)に係合している。
【0034】この状態において、バックドアのハンドルスイッチを操作すると、モータ(3)が正転して、セクタギヤ(20)及びクローズレバー(21)が中立位置からオープン方向に回動することにより、図5に示すように、切換部材(31)は、案内孔(32a)の右方に移動し、ピン(29a)は、オープンレバー(25)の係合アーム(34)を押動して、図5に示す状態を経て、オープンレバー(25)を図6に示すオープン位置に移動させる。
【0035】オープンレバー(25)がオープン位置に移動すると、係合アーム(34)がピン(29a)の移動軌跡から外れて、オープンレバー(24)は、それ以上回動することなく、その位置に保持され、かつオープン部(35)は、ロッキングプレート(7)の突起部(7a)に係合して、ロッキングプレート(7)をオープン位置に移動させることにより、バックドアを開くことができる。
【0036】オープン検出スイッチ(27)が検知アーム部(36)を検出すると、モータ(3)が逆転制御され、セクタギヤ(20)及びクローズレバー(21)は、オープン位置から中立位置に復帰して、図4に示すように、中立検出スイッチ(26)が突出部(20b)を検出することにより、モータ(3)への給電が停止され、オープンレバー(25)は、ばね(38)の付勢力により待機位置に復帰する。
【0037】(クローズ機能)バックドアが開放状態にあるとき、ロック本体(1)及び出力機構(2)は、図11及び図4にそれぞれ示す状態にある。この状態からバックドアを閉じると、ラッチ(6)は、ストライカ(5)に係合して、オープン位置から図10に示すハーフラッチ位置に移動する。
【0038】ハーフラッチ検出スイッチ(14)が、カムレバー(13)を介して、ラッチ(6)がハーフラッチ位置に達したことを検出すると、モータ(3)が逆転制御され、図7に示すように、セクタギヤ(20)及びクローズレバー(21)がクローズ方向に回動するとともに、切換部材(31)が案内孔(32a)の左方に移動する。
【0039】クローズレバー(21)がクローズ方向に移動すると、クローズ部(30)がカムレバー(13)の係合ピン(13a)に係合して、ラッチ(6)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで強制的に移動させることにより、バックドアは、半ドア状態から全閉位置に引き込まれる。
【0040】フルラッチ検出スイッチ(15)が、カムレバー(13)のカム部(13b)を介してラッチ(6)のフルラッチ位置を検出すると、モータ(3)は正転制御され、セクタギヤ(20)及びクローズレバー(21)は、中立位置に復帰する。
【0041】(キャンセル機能)セクタギヤ(20)及びクローズレバー(21)のクローズ動作中に、例えば、モータ(3)または制御回路等の故障によりモータ(3)の回転が停止して、図8に示すように、セクタギヤ(20)がクローズ位置に停止した場合には、クローズ部(30)がカムレバー(13)の係合ピン(13a)に係合して、ラッチ(6)のオープン位置方向への移動を阻止して、その後のバックドアの開扉操作が不能になるおそれがある。このような場合には、キャンセルレバー(23)を接続位置からキャンセル位置に移動させることにより、開扉操作を回復することができる。
【0042】すなわち、キャンセルレバー(23)がキャンセル位置に移動すると、切換部材(31)はキャンセル位置に移動して、セクタギヤ(20)とクローズレバー(21)との接続が切断される。この状態で、クローズレバー(21)を中立位置に復帰させると、ラッチ(6)のオープン位置への移動が可能になる。その後、車両の適所に別途配設された操作手段(図示略)を操作して、ロッキングプレート(7)をオープン位置に移動させることによって、バックドアを開扉することができる。
【0043】また、クローズレバー(21)がオープン位置にあるときに、上述と同様の原因によりモータ(3)の回転が停止した場合は、オープンレバー(25)を介してロッキングプレート(7)がオープン位置に拘束され、バックドアの閉扉が不能になるおそれがあるが、この場合においても、キャンセルレバー(23)をキャンセル位置に移動させた状態で、クローズレバー(21)を中立位置に復帰させることによって、ロッキングプレート(7)の拘束が解かれ、バックドアを閉じることができる。
【0044】なお、本発明は、上述の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱しなり限り、種々の変更は可能である。例えば、上述の実施形態では、セクタギヤ(20)とクローズレバー(21)とを別体としたが、キャンセル機能を省略する場合は、これらを一体に形成してもよい。また、カムレバー(13)を廃止し、クローズ部(30)をラッチ(6)に直接係合させて、ラッチ(6)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に回動させるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(a) 請求項1記載の発明によると、モータと出力機構のすべてをロック本体のベースプレートに装着して、出力機構のオープンレバー及びクローズレバーを、ロッキングプレート及びラッチに直接係合させるようにしたので、従来のように、ロック本体と出力機構とを連結する連結部材を備えておらず、部品点数が削減されて、構成の簡素化及び小型化を図ることができ、かつ各部品間の連結によるがた付きの影響が小さくなり、確実な作動を得ることができる。
【0046】(b) 請求項2記載の発明によると、回動部材から、クローズレバー及びオープンレバーを介して、ラッチ及びロッキングプレートに対して、効率よく力を伝達することができ、確実な作動を得ることができる。
【0047】(c) 請求項3記載の発明によると、クローズレバーとオープンレバーとを、ベースプレートを挟んで重合するように配設することができるので、出力機構の小型化が可能になる。




 

 


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