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発明の名称 スライドドアの駆動装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−132332(P2001−132332A)
公開日 平成13年5月15日(2001.5.15)
出願番号 特願平11−315994
出願日 平成11年11月5日(1999.11.5)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外8名)
【テーマコード(参考)】
2E052
【Fターム(参考)】
2E052 AA09 BA02 CA06 DA03 DB03 EA16 EB01 EC01 GA00 GB15 GC01 GC05 GD09 KA15 KA16 KA23 
発明者 嶋田 淳一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 少なくとも開閉可能なスライドドアの一端が結合連結されたケーブルと、巻取り面から前記ケーブルを繰出したり、あるいは、巻取る巻取りドラムと、巻取りドラムに回転動力を与える駆動モータと、前記スライドドアの開閉時に発生するケーブルの弛みを取除くテンショナーとを備えたパワースライディングドアの駆動装置において、前記テンショナーを固定ユニットに、巻取りドラム及び駆動モータを可動ユニットにそれぞれ取付け、その可動ユニットを固定ユニットに対して、前記ケーブルの緊張方向へ移動自在に固定支持するようにしたことを特徴とするスライドドアの駆動装置。
【請求項2】 固定ユニットに、巻取りドラムの巻取り面へ向けてケーブルを案内するケーブルガイドを設け、ケーブルガイドは、巻取りドラムの取付け位置調整時に、巻取り面へ向けてケーブルを無理なく誘導案内する第1のガイド面と、テンショナーのテンション変化時に、巻取りドラムの巻取り面へ向けてケーブルを無理なく誘導案内する第2のガイド面と、ケーブルの巻取り時及び繰出し時にその巻取り面へ向けてケーブルを無理なく誘導案内する第3のガイド面を備えていることを特徴とする請求項1記載のスライドドアの駆動装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車に適するパワースライディングドアの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワンボックスの車両において、スライド式のドアにあっては、助勢手段となる駆動装置によって乗員が大きな力を出すことなく開閉が行なえるようになっている。
【0003】駆動装置の概要は、駆動モータによって回転動力が与えられる巻取りドラムから繰出されたケーブルを、開閉可能なスライドドアの一端に、結合連結しておき、前記巻取りドラムを正転又は逆転させることで、ケーブルを巻取り面へ巻取り、あるいは、繰出すことで、スライドドアの開閉方向へケーブルを牽引制御する構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スライドドア開閉時のケーブルは、巻取りドラムの巻取り面に対して巻取られたり、あるいは繰出される所から、弛みのない緊張状態が求められる。
【0005】このために、巻取りドラム組付け後に発生するケーブルの弛みを取除くテンショナーの外に、動作中に発生する弛みを取除く第2のテンショナーを巻取りドラムの中に別途設ける必要があるため、構造の複雑化を招いていた。また、組付性の面においても望ましくなかった。
【0006】そこで、この発明は、第2のテンショナーを設けなくても、ケーブルの弛みを取除けるようにすると共に、巻取りドラムへのケーブルの円滑な誘導案内を可能にしたスライドドアの駆動装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、この発明の請求項1にあっては、少なくとも開閉可能なスライドドアの一端が結合連結されたケーブルと、巻取り面から前記ケーブルを繰出したり、あるいは、巻取る巻取りドラムと、巻取りドラムに回転動力を与える駆動モータと、前記スライドドアの開閉時に発生するケーブルの弛みを取除くテンショナーとを備えたパワースライディングドアの駆動装置において、前記テンショナーを固定ユニットに、巻取りドラム及び駆動モータを可動ユニットにそれぞれ取付け、その可動ユニットを固定ユニットに対して、前記ケーブルの緊張方向へ移動自在に支持する。
【0008】これにより、組付け時において、巻取りドラムをケーブルの緊張方向へ取付け位置を移動させて固定支持することで、組付け時に発生するケーブルの弛みを取除くことが可能となる。
【0009】一方、動作中において、ケーブルはテンショナーによって緊張が与えられるため、巻取りドラムの巻取り面に対して、支障なくケーブルを巻取ったり、あるいは、繰出すことができる。しかも、部品点数を減らせるようになる。
【0010】また、この発明の請求項2によれば、固定ユニットに、巻取りドラムの巻取り面へ向けてケーブルを案内するケーブルガイドを設け、そのケーブルガイドに、巻取りドラムの取付け位置調整時に、巻取り面へ向けてケーブルを無理なく誘導案内する第1のガイド面と、テンショナーのテンション変化時に、巻取りドラムの巻取り面へ向けてケーブルを無理なく誘導案内する第2のガイド面と、ケーブルの巻取り時及び繰出し時に、その巻取り面へ向けてケーブルを無理なく誘導案内する第3のガイド面を備えるようにする。
【0011】これにより、弛みを取除くために、巻取りドラムの取付け位置調整時に、取付け初期位置から偏位したケーブルは、第1のガイド面によって巻取り面へ向けて誘導案内される。また、テンショナーのテンション変化時に、取付け初期位置から偏位したケーブルは第2のガイド面によって巻取り面へ向けて誘導案内される。また、ケーブルの巻取り時及び繰出し時に、巻取り位置、あるいは、繰出し位置が順次偏位するケーブルは、第3のガイド面によって誘導案内されるため、無理に屈曲されることなく、円滑なケーブルの牽引制御が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図10の図面を参照しながらこの発明の実施の形態について具体的に説明する。
【0013】図8において、1はワンボックス車両のスライドドアを示している。スライドドア1は図9に示すように前方の上下のガイドレール3と後方のガイドレール5に沿ってスライド可能な前後のブラケット7によって支持され、ブラケット7を介して前後にスライド移動することで、閉扉状態及び開扉状態がそれぞれ得られるようになっている。
【0014】後方のガイドレール5には、スライドドア1を開閉制御する駆動装置9が設けられている。
【0015】駆動装置9は、前後のガイドローラ11,13にエンドレスに掛回されたケーブル15と、ケーブル15を前後(図10矢印)へ牽引制御する駆動部17とを有し、スライドドア1は後方のブラケット7を介して前記ケーブル15と結合連結している。
【0016】駆動部17は、図1に示すように、ケーブル15を巻取り面19によって巻取ったり、あるいは、繰出す巻取りドラム21と、巻取りドラム21に正転又は逆転の回転動力を与える駆動モータ23と、ケーブル15に緊張を与える前後のテンショナー25,25とを有している。
【0017】前後のテンショナー25は、取付部27によって車体に取付けられた固定ユニット29にそれぞれ装着支持された支持ローラ31と,テンションローラ33とからなり、テンションローラ33は、支持ローラ31から延長されたアーム35によって回転自在に支持されている。前方のテンショナー25は付勢ばね37によってケーブル15を緊張させる右方向(図7上向き)に、常時付勢され、後方のテンショナー25は付勢ばね39によってケーブル15を緊張させる左方向(図7下向き)に常時付勢されている。
【0018】巻取りドラム21及び駆動モータ23は可動ユニット41にそれぞれ装着支持され、可動ユニット41は、固定ユニット29に対してケーブル15の緊張方向となる図6下方へ移動自在に固定支持されている。
【0019】即ち、固定ユニット29側に上下の長孔43が設けられ、その長孔43に可動ユニット41側から挿入した締結ボルト45を締付けることで、固定支持されており、締結ボルト45を緩めることで、前記長孔43の範囲内において、上下方向の移動調節が可能となっている。
【0020】巻取りドラム21はドラム軸47を中心として回転自在に支持され、巻取りドラム21の巻取り面19には後述するケーブルガイド49を介して案内されたケーブル15の両端が係止され、巻取りドラム21が正転又は逆転することで、ケーブル15の一端側が巻取り面19に巻取られると共に他端側が巻取り面19から繰出されるようになっている。
【0021】駆動モータ23は、スライドドア1のアウトサイドハンドル1a、あるいは、インサイドハンドル1bを持ってスライドドア1を開又は閉方向へ移動する時に、図外のスイッチ回路が働らいて、オンになると共に、駆動モータ23からの回転動力が電磁クラッチ51を介して前記巻取りドラム21のドラム軸47に与えられるようになっている。
【0022】ケーブルガイド49は、図3から図5に示す如く断面U字状に形成されたガイド本体53の両側壁上端は係止部55となっていて、前記固定ユニット29に係止されている。ガイド本体53内には、一方の壁面から張り出した円弧状の張出し部57が形成され、第1のガイド面59と第2のガイド面61と第3のガイド面63とを有している。
【0023】第1のガイド面59は、図6に示すように、巻取りドラム21の下方への移動時に、テンショナー25からのケーブル15を下方の巻取りドラム21の巻取り面19へ向けて無理に屈曲することなく誘導案内するようになっていて、ガイド本体53の内側底面の一方を、図5に示す如く弧状に下降傾斜させた傾斜面の形状となっている。
【0024】第2のガイド面61は、図7に示すようにテンショナー25のテンション変化時に、ケーブル15を巻取りドラム21の巻取り面19へ向けて無理に屈曲することなく誘導案内するようになっていて、張出し部57の一方の垂直面を、曲面の強い円弧面とすることで形成されている。
【0025】第3のガイド面63は、ケーブル15の巻取り時及び繰出し時に、その巻取り面19へ向けて無理に屈曲することなくケーブル15を誘導案内するようになっていて、張出し部57の一方の垂直面を、曲面の緩やかな円弧面とすることで形成されている。
【0026】なお、図1において、65は巻取りドラム21の回転を監視する回転センサで、例えば、スライドドア1の全閉、全開位置を検知して、駆動モータ23をOFFに作動制御するものである。
【0027】このように構成された駆動装置によれば、組付け時において、ケーブル15に弛みが発生した時には、締結ボルト45を緩めた後、図6に示すように、可動ユニット41を下方へ移動し、取付け位置を調整する。取付け位置調整完了後、再び、締結ボルト45を締付けることで固定セットされる(なお、この実施形態では説明上、長孔43の最下位まで移動させているが、実際は調節量が大きいため、少しの移動調整で済むようになっている。)。
【0028】この取付け位置調整時に、ケーブル15は巻取り面19によって緊張力が与えられる。と同時に、図7に示すように前後のテンショナー25は、付勢ばね37,39に抗してテンションローラ33は鎖線位置から実線位置へ移動し、常時付勢ばね37,39の付勢力が与えられる。
【0029】一方、巻取りドラム21が正転又は逆転することで、ケーブル15を牽引し、スライドドア1を開扉方向へ、あるいは、閉扉方向へ駆動する。
【0030】この動作時において、テンショナー25から巻取り面19へ向かうケーブル15はケーブルガイド49の第1のガイド面59によって無理に屈曲することなく円滑に誘導案内される。
【0031】また、テンショナー25からケーブルガイド49へ向かうケーブル15は、第2のガイド面61によって無理に屈曲することなく誘導され、巻取り面19へ向かうようになる。
【0032】また、巻取り面19による巻取り及び繰出し時において、巻取り位置、あるいは、繰出し位置が巻取り溝によって順次偏位するようになるが、この時、第3のガイド面63によって無理に屈曲することなく誘導案内され、ケーブル15の円滑な作動状態が得られる。
【0033】
【発明の効果】以上、説明したようにこの発明によれば、巻取りドラムの取付け位置調整により、ケーブルの弛みを取除くことができると共に、部品点数も少なくて済むようになる。しかも、作動中は、テンショナーによってケーブルに緊張力を与えることができるため、弛み発生を確実に防ぐことができる。
【0034】また、弛みを取除く巻取りドラムの取付け位置調整時、あるいは、作動時において、取付け初期位置から偏位するケーブルを、ケーブルガイドの各ガイド面によって、無理に屈曲することなく円滑に誘導案内することができる。




 

 


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