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発明の名称 自動車用後部開閉体のロック装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−82016(P2001−82016A)
公開日 平成13年3月27日(2001.3.27)
出願番号 特願平11−261047
出願日 平成11年9月14日(1999.9.14)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外8名)
【テーマコード(参考)】
2E250
【Fターム(参考)】
2E250 AA21 HH01 JJ11 LL14 QQ04 
発明者 中込 克己
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 車体の後部開閉体用開口周縁部に支持されたストライカに、係脱自在なると共に前記ストライカから離脱する方向に常時付勢されてなるラッチ部材と、該ラッチ部材の離脱方向への移動を阻止可能なる拘束位置及び前記ラッチ部材の移動を拘束しない非拘束位置の何れかに操作制御自在に支持されてなるロッキングプレートとを少なくとも備えてなる自動車用後部開閉体のロック装置において、前記ロッキングプレートが、非拘束位置に移動される寸前に、該ロッキングプレートの拘束位置への復帰軌道内に移動して、該ロッキングプレートの拘束位置への復帰を阻止すると共に該ロッキングプレートを非拘束位置に追いやる付勢力を付与する拘束手段を設けたことを特徴とする自動車用後部開閉体のロック装置。
【請求項2】 請求項1に記載の自動車用後部開閉体のロック装置であって、前記拘束手段は、前記ロッキングプレートが拘束位置にあるとき、該ロッキングプレートによって待機状態に保持可能なることを特徴とする自動車用後部開閉体のロック装置。
【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の自動車用後部開閉体のロック装置であって、前記拘束手段には、前記ロッキングプレートの拘束位置への復帰軌道内から離脱させる解除手段を設けたことを特徴とする自動車用後部開閉体のロック装置。
【請求項4】 請求項3に記載の自動車用後部開閉体のロック装置であって、前記拘束手段には、拘束レバーを前記ロッキングプレートの復帰軌道内から離脱させると共に該離脱位置に保持可能なる閉鎖防止キャンセル手段を設けたことを特徴とする自動車用後部開閉体のロック装置。
【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の自動車用後部開閉体のロック装置であって、前記拘束手段は、前記後部開閉体に回転自在に軸支されてなる拘束レバーと、該拘束レバーの係合部が前記ロッキングプレートの拘束位置への復帰軌道内に移動させるように常時付勢してなる付勢手段と、該拘束レバーを所定以上回転しないように制御するストッパ手段とにより構成されてなることを特徴とする自動車用後部開閉体のロック装置。
【請求項6】 請求項5に記載の自動車用後部開閉体のロック装置であって、前記閉鎖防止キャンセル手段は、前記拘束レバーに形成されたカム部と、前記後部開閉体に回転自在に軸支されてなると共に前記カム部に係合部が係合することで、ロッキングプレートをラッチ部材との非拘束位置に移動制御可能なる操作部とによりなり、前記ロッキングプレートの操作部によって前記カム部内に係合された操作部の係合部が離脱可能なるように構成されてなることを特徴とする自動車用後部開閉体のロック装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用後部開閉体のロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用後部開閉体のロック装置としては、例えば、実開平7−33723号公報に開示されているように、車体の後部開閉体用開口周縁部に支持された周知のストライカに、係脱自在なると共に前記ストライカから離脱する方向に常時付勢されてなるラッチ部材と、該ラッチ部材の離脱方向への移動を阻止可能なる拘束位置及び前記ラッチ部材の移動を拘束しない非拘束位置の何れかに操作制御自在に支持されてなるロッキングプレートとを少なくとも備えてなる。従って、開いている後部開閉体を閉じる場合には、後部開閉体を押し下げるだけで、ストライカにラッチ部材が係合して、ラッチ部材がその位置に保持されるので、後部開閉体は閉じた状態に保持される。また、閉じている後部開閉体を開く場合には、運転席近傍にある手動ハンドル或いはオープンスイッチによる遠隔操作によって、又は後部開閉体近傍にあるキーシリンダーをキー操作することによって、ロッキングプレートを介してラッチ部材を動かし、ストライカからラッチ部材を離脱させることによって、ロック装置と共に後部開閉体を開くことができるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後部開閉体を開いた状態にして、荷物の積み卸しなどをしている最中に、風や体が触れるなど、何らかの付勢力が後部開閉体に働いて後部開閉体が閉まってしまうと、前記したように運転席近傍にある手動ハンドル或いはオープンスイッチのある場所まで戻って操作するか、或いはキーをポケットなどから再び出して後部開閉体近傍にあるキーシリンダーを操作するなどによって、ストライカからラッチ部材を離脱させる作業をすることで、後部開閉体を開く作業をその都度せねばならず、煩わしく、改善が求められている。
【0004】特に雨天などにトランクルーム或いはラゲッジルームなど荷物を収納する部屋に雨が降り込まないように若干しか開けない、いわば全閉に近い状態にしつつ、積み卸しをしている場合には、意に反して閉まってしまう傾向が多く、特に改善が求められている。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、意に反して後部開閉体が閉まるのを防止した自動車用後部開閉体のロック装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、車体の後部開閉体用開口周縁部に支持されたストライカに、係脱自在なると共に前記ストライカから離脱する方向に常時付勢されてなるラッチ部材と、該ラッチ部材の離脱方向への移動を阻止可能なる拘束位置及び前記ラッチ部材の移動を拘束しない非拘束位置の何れかに操作制御自在に支持されてなるロッキングプレートとを少なくとも備えてなる自動車用後部開閉体のロック装置において、前記ロッキングプレートが、非拘束位置に移動される寸前に、該ロッキングプレートの拘束位置への復帰軌道内に移動して、該ロッキングプレートの拘束位置への復帰を阻止すると共に該ロッキングプレートを非拘束位置に追いやる付勢力を付与する拘束手段を設けたことを特徴とする。
【0007】請求項1記載の発明によれば、前記後部開閉体を開くべく、ロッキングプレートを非拘束位置に移動させる寸前に、該ロッキングプレートの拘束位置への復帰軌道内に拘束手段が移動して、該ロッキングプレートの拘束位置への復帰を阻止すると共に該ロッキングプレートを非拘束位置に追いやることができるので、後部開閉体は閉鎖されない状態になる。即ち、係る状態では、意に反して後部開閉体が閉まってしまう不具合は生じないことになり、仮に後部開閉体に閉じる方向の付勢力が加わって、ラッチ部材がストライカに噛合っても、ロッキングプレートは拘束手段によって非拘束位置に阻止されているので回転せず、ラッチ部材はストライカに係合しないことになり、手で後部開閉体を持ち上げると、再び後部開閉体は開くことができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の自動車用後部開閉体のロック装置であって、前記拘束手段は、前記ロッキングプレートが拘束位置にあるとき、該ロッキングプレートによって待機状態に保持可能なることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明によれば、前記ロッキングプレートが拘束位置にあるとき、拘束手段は、該ロッキングプレートによって待機状態に保持されているので、前記ロッキングプレートの非拘束位置への移動にタイミングよく合致できることになり、前記拘束手段が、該ロッキングプレートの拘束位置への復帰軌道に移動するタイミングがぶれないことになる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の自動車用後部開閉体のロック装置であって、前記拘束手段には、前記ロッキングプレートの拘束位置への復帰軌道内から離脱させる解除手段を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明によれば、前記拘束手段には、前記ロッキングプレートの拘束位置への復帰軌道内から離脱させる解除手段を設けているので、該解除手段を操作すれば、容易に後部開閉体は閉じることができるようになる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3に記載の自動車用後部開閉体のロック装置であって、前記拘束手段には、拘束レバーを前記ロッキングプレートの復帰軌道内から離脱させると共に該離脱位置に保持可能なる閉鎖防止キャンセル手段を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明によれば、前記拘束手段には、拘束レバーを前記ロッキングプレートの復帰軌道内から離脱させる閉鎖防止キャンセル手段を設けてなるので、該閉鎖防止キャンセル手段を操作すれば、容易に後部開閉体は閉じることができ、しかも、閉鎖防止キャンセル手段は、離脱位置に保持されるので、後部開閉体を大きく開けて積み卸しをするなどの日常的な使用における後部開閉体の開閉に不都合は生じないことになる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の自動車用後部開閉体のロック装置であって、前記拘束手段は、前記後部開閉体に回転自在に軸支されてなる拘束レバーと、該拘束レバーの係合部が前記ロッキングプレートの拘束位置への復帰軌道内に移動させるように常時付勢してなる付勢手段と、該拘束レバーを所定以上回転しないように制御するストッパ手段とにより構成されてなることを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明によれば、ロッキングプレートが非拘束位置に達すると、付勢手段により拘束レバーが回転して拘束位置への復帰軌道内に拘束レバーが所定寸法分入り込み、前記ロッキングプレートが拘束位置に復帰することはできない。しかも、入り込む寸法がストッパ手段により所定以上にはならないように制御されている。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項5に記載の自動車用後部開閉体のロック装置であって、前記閉鎖防止キャンセル手段は、前記拘束レバーに形成されたカム部と、前記後部開閉体に回転自在に軸支されてなると共に前記カム部に係合部が係合することで、ロッキングプレートをラッチ部材との非拘束位置に移動制御可能なる操作部とによりなり、前記ロッキングプレートの操作部によって前記カム部内に係合された操作部の係合部が離脱可能なるように構成されてなることを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明によれば、閉鎖防止キャンセル手段を操作することにより、拘束レバーのカム部の被係合部に操作部の係合部が係合されるので、拘束レバーはスプリングの付勢力が加わっても、ロッキングプレートが非拘束位置にあっても、拘束レバーが回転せず、拘束位置への復帰軌道内に拘束レバーが入り込まないことになり、前記ロッキングプレートが拘束位置に復帰することはできないので、日常的な後部開閉体の閉鎖防止機能をキャンセルできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図1乃至図9に基づいて説明する。図1において、符号1は、自動車の図示しない周知の後部開閉体のロック装置である。ロック装置1は、後部開閉体の室内側に支持された鋼板製のベース2と、該ベース2に軸3,4により回転自在に支持されたラッチ部材5及びロッキングプレート6とによりなり、ラッチ部材5及びロッキングプレート6間には、コイル状スプリング7が懸架されてなることで、両者5,6が引っ張られた状態に保持されている。つまり、ラッチ部材5は、図1の時計方向に付勢され、ロッキングプレート6は、図1の反時計方向に付勢されている。
【0019】符号8は、前記ベース2に形成された図示しないストライカの係合溝部で、ラッチ部材5の係合部5aが、該係合溝部8を閉じた図4に示す状態が、ラッチ部材5の拘束位置である。また、このラッチ部材5のストッパ段部5bに係合しているロッキングプレート6のストッパ段部6aにより、ラッチ部材5は、前記係合溝部8を開放しない状態に保持されている。
【0020】図4において、符号9は、拘束手段であって、該拘束手段9は、前記後部開閉体に支持された前記ベース2に支持されたブラケット10に、軸11により回転自在に軸支されてなる拘束レバー12と、該拘束レバー12の係合部13が前記ロッキングプレート6の図9に示す拘束位置への復帰軌道14内に移動させるように前記拘束レバー12を常時付勢してなる「付勢手段」としての巻き状スプリング15と、前記拘束レバー12を所定以上回転しないように制御するストッパ手段16とより構成されてなる。
【0021】前記ストッパ手段16は、プレート状に形成されてなる拘束レバー12に形成された閉ループ状の切り欠き部17の上端部17aと、前記ブラケット10の上端部10aにグロメット21を介して軸支部18aが回転自在に軸支されてなる「閉鎖防止キャンセル手段」としてのロッド18の係合部18bとが係合されることで、それ以上拘束レバー12が下側に回転することを阻止できる機能を有する。該切り欠き部17には、更に、カム部19が形成されてなり、前記ロッド18の係合部18bが係脱自在である。
【0022】前記巻き状スプリング15の一端部15aは、前記拘束レバー12の上端部12aに係合されてなり、他端部15bは、前記ブラケット10の上端部10a近傍である係合部10bに係止されてなることで、前記したように、前記拘束レバー12は、軸11を中心に時計方向に常時付勢されている。
【0023】符号20は、前記拘束レバー12に一体に形成されて、ベース2より突出されてなる解除手段で、該解除手段20を巻き状スプリング15に抗して押し込むと、前記ロッキングプレート6の図4に示す拘束位置への復帰軌道14内から、拘束レバー12を離脱させることができるものである。
【0024】前記ロッド18の操作部18cを反時計方向に回転すると、前記係合部18bが切り欠き部17内を移動することで、前記ロッキングプレート6をラッチ部材5から離脱させる方向に持ち上げ方向に移動させ、該係合部18bが、図8に示すように、カム部19内に係合すると、その状態が、ロッキングプレート6とラッチ部材5とが離脱した位置に保持されることになる。つまり、前記ロッド18の閉鎖防止キャンセル機能をより詳細に説明すると、前記拘束レバー12の切り欠き部17に連続的に形成されているものの、ロッド18の係合部18bが係止されるように形成されたカム部19と、前記ロッド18の係合部18bが、前記カム部19に係合するように操作可能なる操作部18bとによりなり、前記カム部19に係合部18bが係合された状態では、ロッキングプレート6とラッチ部材5とは、非拘束位置に移動制御可能である。また、前記ロッキングプレート6の操作部6bによって前記カム部19内に係合されたロッド18の係合部18bが離脱可能なるように構成されてなる。
【0025】尚、符号22は、前記ロック装置1の解除手段20及びロッド18の操作部18cのみを露出させてなる合成樹脂フィルムよりなるカバーである。該カバー22に形成されてなる上弦円弧状の長孔22aは、前記ロッド18の軸支部18aを中心としたもので、前記ロッド18の操作部18cが移動自在なるように形成されてなる。また、符号23は、該操作部18cにカバー22の外側から支持されてなるノブである。
【0026】次に、本発明の一実施形態に係わる作用について説明する。図1に示すラッチ部材5の位置は、図示しない後部開閉体の開いた状態であり、図2及び図7は、後部開閉体の閉鎖が防止された状態にある。両図の状態とも、同じ配置位置であるので、併せて説明する。係合溝部8が開成されているから、この状態で後部開閉体を閉じると、ラッチ部材5は、図示しないストライカに押される格好で、ラッチ部材5に回転力が付勢される。しかしながら、ラッチ部材5はロッキングプレート6に干渉している。該ロッキングプレート6は、図中左側にコイル状スプリング7によって付勢されているが、拘束レバー12の係合部13によって拘束されているので、その位置に保持されていると共に該ロッキングプレート6を非拘束位置に追いやるから、ラッチ部材5は回転不能状態にある。つまり、後部開閉体は閉鎖できない状態になっている。この状態で、仮に、後部開閉体に閉じる方向の付勢力が加わって、ラッチ部材5がストライカに噛合っても、ラッチ部材5がロッキングプレート6に拘束されているので回転せず、ストライカに係合しないことになり、手で後部開閉体を持ち上げると、再び後部開閉体は開くことができる閉鎖防止状態にある。
【0027】次に、図4に示すラッチ部材5の位置は、後部開閉体が閉じた状態に保持されている位置であり、係合溝部8が閉成されている。この状態で、運転席近傍にある手動ハンドル或いはオープンスイッチによる遠隔操作によって、又は後部開閉体近傍にあるキーシリンダーをキー操作する(いずれも周知のため図示省略)ことによって、ロッキングプレート6の操作部6bを時計方向に動かすと、図4の位置から図5の位置にロッキングプレート6が移動し、操作部6bから拘束レバー12の係合部13が外れて、前記ロッキングプレート6が非拘束位置に移動される。前記ロッキングプレート6が非拘束位置に移動される寸前に、即ち、ロッキングプレート6のストッパ段部6aがラッチ部材5のストッパ段部5bから離脱する寸前に、拘束レバー12は、巻き状スプリング15によって時計方向に移動されることで、図6に示すように、係合部13が、該ロッキングプレート6の拘束位置への復帰軌道14内に所定寸法分入り込み、該ロッキングプレート6の拘束位置への復帰を阻止可能となる。それと共に該拘束レバー12でもって、前記ロッキングプレート6を非拘束位置に追いやる付勢力を付与する。
【0028】従って、前記拘束レバー12は、図4に示すように、前記ロッキングプレート6が拘束位置にあるとき、該ロッキングプレート6の操作部6bによって待機状態、即ち操作部6bの阻止力が無くなると、図5に示すように、いつでも係合部13が下側に移動可能なる状態で保持されている。前記ロッキングプレート6が、非拘束状態に動くタイミングに、拘束レバー12が、よく合致できることになり、前記拘束レバー12が、該ロッキングプレート6の拘束位置への復帰軌道14内に移動するタイミングがぶれないことになる。
【0029】前記拘束レバー12には、前記ロッキングプレート6の拘束位置への復帰軌道14内から離脱させる解除手段20を設けているので、図4に示すように、該解除手段20を押し込むように移動させれば、拘束レバー12が軸11を中心に反時計方向に回転し、係合部13がロッキングプレート6の操作部6bから離脱するので、コイル状スプリング7によって、ロッキングプレート6の操作部6bは、復帰軌道14上を経て反時計方向に回転するので、容易に後部開閉体は閉じることができるようになる。
【0030】また、前記拘束レバー12には、前記ロッキングプレート6の拘束位置への復帰軌道14内から離脱させる閉鎖防止キャンセル手段としてのロッド18を設けてなるので、図8に示すように、該ロッド18の操作部18cを反時計方向に回転操作させると、該ロッド18の係合部18bが切り欠き部17を介して反時計方向に持ち上げ、係合部13がロッキングプレート6の操作部6bから確実に離れるので、図9に二点鎖線で示したように、ロッキングプレート6がどの位置にあっても、係合部13は復帰軌道14外にあって、容易に後部開閉体は閉じることができ、しかも、ロッド18の係合部18bは、カム部19によって係合支持されているので、離脱位置に保持され、後部開閉体を大きく開けて積み卸しをするなどの日常的な使用における後部開閉体の開閉に不都合は生じないことになる。
【0031】ロッキングプレート6が図5及び図6に示す非拘束位置に達すると、巻き状スプリング15により拘束レバー12が回転して、ロッキングプレート6の拘束位置への復帰軌道14内に拘束レバー12の係合部13が入り込み、前記ロッキングプレート6が拘束位置に復帰することはできない。また、この復帰軌道14内に入った拘束レバー12の回転角度をストッパ手段16によって所定位置以上にはいかないようにしている。また、拘束レバー12は、切り欠き部17の斜面に制御されて移動されることで、前記ロッキングプレート6の拘束位置への復帰軌道14内から拘束レバー12を確実に離脱させることができるので、日常的な閉鎖防止機能をキャンセルさせることができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、前記後部開閉体を開くべく、ロッキングプレートを非拘束位置に移動させる寸前に、該ロッキングプレートの拘束位置への復帰軌道内に拘束手段が移動して、該ロッキングプレートの拘束位置への復帰を阻止することができると共に該ロッキングプレートを非拘束位置に追いやるので、後部開閉体は閉鎖されない状態になる。即ち、係る状態では、意に反して後部開閉体が閉まってしまう不具合は生じないことになり、仮に後部開閉体に閉じる方向の付勢力が加わって、ラッチ部材がストライカに噛合っても、ロッキングプレートに阻止されているので回転せず、ラッチ部材はストライカに係合しないことになり、手で後部開閉体を持ち上げると、再び後部開閉体は開くことができる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、前記ロッキングプレートが拘束位置にあるとき、拘束手段は、該ロッキングプレートによって待機状態に保持されているので、前記ロッキングプレートの非拘束位置への移動にタイミングよく合致できることになり、前記拘束手段が、該ロッキングプレートの拘束位置への復帰軌道に移動するタイミングがぶれないことになる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、前記拘束手段には、前記ロッキングプレートの拘束位置への復帰軌道内から離脱させる解除手段を設けているので、該解除手段を操作すれば、容易に後部開閉体は閉じることができるようになる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、前記拘束手段には、前記ロッキングプレートの拘束位置への復帰軌道内から離脱させる閉鎖防止キャンセル手段を設けてなるので、該閉鎖防止キャンセル手段を操作すれば、容易に後部開閉体は閉じることができ、しかも、閉鎖防止キャンセル手段は、離脱位置に保持されるので、後部開閉体を大きく開けて積み卸しをするなどの日常的な使用における後部開閉体の開閉に不都合は生じないことになる。
【0036】請求項5記載の発明によれば、ロッキングプレートが非拘束位置に達すると、付勢手段により拘束レバーが回転して拘束位置への復帰軌道内に拘束レバーが所定寸法分入り込み、前記ロッキングプレートが拘束位置に復帰することはできない。しかも、入り込む寸法がストッパ手段により所定以上にはならないように制御されている。
【0037】請求項6記載の発明によれば、閉鎖防止キャンセル手段を操作することにより、拘束レバーのカム部の被係合部に操作部の係合部が係合されるので、拘束レバーはスプリングの付勢力が加わっても、ロッキングプレートが非拘束位置にあっても、拘束レバーが回転せず、拘束位置への復帰軌道内に拘束レバーが入り込まないことになり、前記ロッキングプレートが拘束位置に復帰することはできないので、日常的な後部開閉体の閉鎖防止機能をキャンセルできる。




 

 


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