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発明の名称 屋外用構築体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−342752(P2001−342752A)
公開日 平成13年12月14日(2001.12.14)
出願番号 特願2000−165470(P2000−165470)
出願日 平成12年6月2日(2000.6.2)
代理人 【識別番号】100107560
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 惣一郎
【テーマコード(参考)】
2E142
【Fターム(参考)】
2E142 AA01 AA05 DD06 FF13 HH01 JJ01 KK04 
発明者 浅畑 元▲吉▼
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 芯体にパネルを取り付けてなる屋外用構築体において、芯体は、略直方体形状の形材ブロックと、土台に設けた鉄筋と、鉄筋の周囲に充填されたコンクリートとを備え、形材ブロックは、形材を四方組みしたものであり、少なくとも左右の一方に嵌合雄部を、他方に嵌合雌部を備え、嵌合雄部と嵌合雌部とは、それぞれ横断面が略コ字形状であり、嵌合雄部と嵌合雌部との嵌め合いにより鉄筋の収納空間を形成するとともにコンクリートを鉄筋の収納空間に充填していることを特徴とする屋外用構築体。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塀や門柱等の屋外用構築体に関し、特に、芯体にパネルを取り付けてなる屋外用構築体に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の屋外用構築体として、例えば、特開平7−18962号公報には、金属製のフレームにより芯体を形成し、芯体にパネルを取り付けて門袖や塀を施工する技術が開示されている。
【0003】また、特開平6−67733号公報には、プラスチック製のブロックの上下左右に雄雌の嵌合部を設け、ブロックを上下左右に嵌合により連結して構成したフェンスが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の公報に開示の技術では、芯体を施工するときには、芯体を構成する竪フレームの下端を地中に埋め込み、各フレームを連結するため、芯体の施工に手間がかかるという問題がある。
【0005】また、後者の公報に開示の技術では、金型により成形した樹脂製のパネルを嵌合して順次連結することによりフェンスを構築するものの、基礎または地面に安定に固定し難く、基礎または地面に対する施工に手間がかかるという課題がある。更に、パネルの寸法を変える場合には別途金型を用意しなければならないという不都合がある。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みたものであり、施工が容易であり且つ安定に設置できるとともに種々の寸法や形状のものにも低コストで施工できる屋外用構築体の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1の発明は、芯体にパネルを取り付けてなる屋外用構築体において、芯体は、略直方体形状の形材ブロックと、土台に設けた鉄筋と、鉄筋の周囲に充填されたコンクリートとを備え、形材ブロックは、形材を四方組みしたものであり、少なくとも左右の一方に嵌合雄部を、他方に嵌合雌部を備え、嵌合雄部と嵌合雌部とは、それぞれ横断面が略コ字形状であり、嵌合雄部と嵌合雌部との嵌め合いにより鉄筋の収納空間を形成するとともにコンクリートを鉄筋の収納空間に充填していることを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載の発明では、芯体の施工時には、土台に立設された鉄筋の左右両側に形材ブロックを配置し、一方の形材ブロックの嵌合雌部と他方の形材ブロックの嵌合雄部を嵌め込む。これにより、嵌め合いで形成された空間(鉄筋の収納空間)内には鉄筋が配置された状態になる。その後、鉄筋の収納空間内にコンクリートを充填し、芯体を土台に固定する。芯体は鉄筋コンクリートにより保持されるので安定であり且つ形材ブロックの嵌め合いにより形成された収納空間にコンクリートを流し込むだけであるから、施工が容易である。
【0009】また、形材ブロックには、嵌合雄部と嵌合雌部とが設けられているので、順次嵌め合わせにより連設でき、同一の形材ブロックを用いて施工できるので、更に施工が容易であるとともにコストを低減できる。
【0010】形材ブロックの製造は、形材を四方組みして行なうので、寸法の異なる形材ブロックを製造するときには、長さの異なる形材を用いるだけで容易に異なる寸法の形材ブロックを製造でき、種々の寸法や形状のものにも容易に対応できるとともに製造コストを低減できる。
【0011】また、形材ブロックは形材を四方組みして構成されているので、軽量であるとともに、内側の空間からねじ等により隣合う形材を固定できるので、作業性が良い。
【0012】本発明においては、形材ブロックを構成する形材の材質は、特に制限されないが、スチール材、アルミニウム等の金属材が好ましい。
【0013】また、本発明において、嵌合雄部と嵌合雌部とは、それぞれの横断面が略コ字形状としているが、横断面とは長手方向と直交する方向の断面をいう。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係る屋外用構築体を図面を参照して説明する。図1は形材ブロックを抜き出して示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図である。図2は芯体の一部を示す正面図であり、図3は本塀の施工状態を示す斜視図である。
【0015】本実施の形態にかかる屋外用構築体1は、塀であり、土台3に上に立設されている。この屋外用構築体1は、芯体5の周面にパネル7を取り付けて構成されている。
【0016】芯体5は、形材ブロック9を左右及び上下に連設して構成されており、左右の連結部11内には、土台3に固定された鉄筋8が配設され且つ連結部11にはコンクリート13が流し込まれている。
【0017】形材ブロック9は、形材を上下左右の四周に組んで連結しており、各形材15a、15b、15cはその長手方向と交差する方向の断面(横断面)が略コ字形状のものを用いている。上下の形材15a、はコ字の開口を四周の内側に向けて配置されており、左右の形材15b、15cは、コ字の開口を外側に向けて配置されており、図1の(a)及び(b)において、左の形材15bが嵌合雌部17であり、右の形材15cが嵌合雄部19である。
【0018】上下の形材15aは、コ字の開口を四周の内側に向けているので、外側は平坦面になっており、形材ブロック9を上下に積み上げ易いようになっている。
【0019】嵌合雌部17は、嵌合雄部19よりもコ字の開口の開きが大きい寸法になっており、左側で隣合う形材ブロック9の右側にある嵌合雄部19が嵌合し、嵌合雌部17と嵌合雄部19とで横断面が矩形の空間(鉄筋の収納空間)21を形成しており、この空間21に鉄筋8が挿入されている。同様に、嵌合雄部19は右隣の形材ブロック9の左側にある嵌合雌部17に嵌まり、鉄筋の収納空間21を形成している。
【0020】また、嵌合雌部17と嵌合雄部19とは、ねじ23により外側からの螺進により止めて、左右の形材ブロック9、9を連結している。上下の形材ブロック9、9は、四方組みした内側から下の形材15aにねじ25を螺進し、上下の形材ブロック9、9を連結している。
【0021】図2に示すように、上下に積み上げた形材ブロック9は、嵌合雄部19が上下で一直線状になるように位置し、鉄筋の収納空間21が上下の形材ブロック9に連続している。本実施の形態では、芯体5においては、各形材ブロック9をねじ23、25のみにより連設して組み立てできる。
【0022】パネル7は、芯体5の周面を覆うように取り付けており、レンガ調や所望のデザインが施されたパネルがねじ止めされている。
【0023】次に、本実施の形態に係る塀の施工について説明する。まず、土台3に鉄筋8を立設しておき、形材ブロック9を上下左右に連設して芯体5を形成する。左右に隣合う形材ブロック9は、嵌合雌部17と嵌合雄部19とで鉄筋8を囲むようにして、嵌合雌部17と嵌合雄部19とを嵌合してこれらをねじ23によりねじ止めする。嵌合雌部17と嵌合雄部19との嵌合により鉄筋8の周囲に断面矩形の収納空間21が形成される。
【0024】隣合う左右の形材ブロック9は、嵌合雌部17と嵌合雄部19との連結により、いくつでも自由に連設でき、しかも嵌め合いにより容易に連結できる。更に、嵌合雌部17と嵌合雄部19との嵌め合いにより同時に鉄筋の収納空間21を形成できる。
【0025】上下の形材ブロック9は、形材ブロック9の四周を囲む形材15a、15b、15cの内側からねじ25によりねじ止めする。形材ブロック9は四周の内側に広い空間を形成しているので、ねじ止め作業がし易い。
【0026】芯体5は、連結ブロック9を順次嵌め合わせにより連設でき、同一の形材ブロック9を用いて施工できるので、施工し易い。また、同一の形材ブロック9のみを用意すれば足りるので、施工コストが低減できる。
【0027】次に、鉄筋8の収納空間21内にコンクリート13を流し込み芯体5を完成する。このように、本実施の形態によれば、芯体5は、形材ブロック9の連設をねじ23、25だけで行なうことができ、コンクリート13の養成は、鉄筋の収納空間21に流し込んだものだけなので、施工時間が短く、しかも雨の日でも施工できるので、施工が天候に左右され難い。また、形材ブロック9の嵌め合いにより形成された鉄筋8の収納空間21がコンクリート用の型を形成しているので、コンクリート13の流し込みが容易であり、施工が容易である。更に、芯体5は、鉄筋コンクリート8、13により保持されるので安定である。
【0028】一方、形材ブロック9の製造は、形材15a、15b、15cを四方組みして行なうので、寸法の異なる形材ブロック9を製造するときには、長さの異なる形材15a、15b、15cを用いるだけで容易に異なる寸法の形材ブロック9を製造できる。左側の形材15bが嵌合雌部17を兼ねており、右側の形材15cが嵌合雄部19を兼ねているので、構成が簡易である。また、形材ブロック9は形材を四方組みして構成されているので、軽量であるとともに、内側の空間からねじ等により隣合う形材を固定できるので、作業性が良い。
【0029】本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、嵌合雌部17と嵌合雄部19とは、断面略コ字形状とすることに限らず、円弧形状であってもよく、嵌め合いにより空間を形成するものであれば、その形状は特に制限されない。
【0030】また、形材ブロック9は、略直方体形状に限らず、図3に9Aで示すように、全体として湾曲した形状であってもよい。
【0031】芯体5は、図3に5Aで示すように、断面が略正方形の芯体5を構成するものであってもよい。この場合、図4に示すように、形材ブロック9に形材15b、15cを取り付けて、略直角に隣合う形材ブロック9の嵌合雌部17と嵌合雄部19とが嵌合するようにしてもよい。
【0032】屋外用構築体は、塀に限らず、門柱やバルコニー等であってもよい。
【0033】更に、形材ブロック9は、左の形材15bが嵌合雌部17を兼ね、右の形材15cが嵌合雄部19を兼ねることに限らず、四方組みした形材15a、15b、15cの左右に嵌合雌部17及び嵌合雄部19を別途取り付けてもよい。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、芯体は鉄筋コンクリートにより保持されるので安定であり且つ形材ブロックの嵌め合いにより形成された収納空間にコンクリートを流し込むだけであるから、施工が容易である。
【0035】形材ブロックには、嵌合雄部と嵌合雌部とが設けられているので、順次嵌め合わせにより連設でき、同一の形材ブロックを用いて施工できるので、更に施工が容易であるとともにコストを低減できる。
【0036】形材ブロックの製造は、形材を四方組みして行なうので、寸法の異なる形材ブロックを製造するときには、長さの異なる形材を用いるだけで容易に異なる寸法の形材ブロックを製造でき、製造コストを低減できる。
【0037】形材ブロックは形材を四方組みして構成されているので、軽量であるとともに、内側の空間からねじ等により隣合う形材を固定できるので、作業性が良い。
【0038】芯体は、大部分がねじ等により組み立てできるので、雨でも施工し易く、コンクリートの養成時間も最小限にすることができ、短時間で施工できるとともに天候により施工が左右され難い。




 

 


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