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発明の名称 ルーバー窓
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−323747(P2001−323747A)
公開日 平成13年11月22日(2001.11.22)
出願番号 特願2001−59741(P2001−59741)
出願日 平成13年3月5日(2001.3.5)
代理人 【識別番号】100092082
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 正年 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2E036
【Fターム(参考)】
2E036 JA01 KA03 KB01 KB02 KB05 LA06 NA07 NB01 QA01 QB01 
発明者 蛯谷 邦彦 / 柿沢 雅志 / 榊原 克憲
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 窓枠を構成する左右縦枠に左右一対で設けられた一組の軸受けと、該一組の軸受けに軸支される揺動軸によって水平に横架された障子板と、前記一組の揺動軸のうちの少なくとも一方の揺動軸に一体に設けられた重り部材とを備え、前記障子板は、前記揺動軸を中心として障子板の傾きが窓枠面に対して略平行となる閉鎖状態と、障子板の傾きが窓枠面に対して交差する開放状態との間で揺動動作を行うものであり、前記重り部材は、無風状態の時に、前記障子板が前記窓枠面に対して略開放状態で釣り合う位置となるように構成されていることを特徴とするルーバー窓。
【請求項2】 前記重り部材は、前記揺動軸と交差する軸上に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のルーバー窓。
【請求項3】 前記重り部材は、前記揺動軸と交差する取付軸上に取付けられた重り部材の取付位置が該取付軸上の任意の位置に固定可能であることを特徴とする請求項2に記載のルーバー窓。
【請求項4】 窓枠を構成する左右縦枠に各々左右一対で縦方向に複数組並設された軸受けと、該複数組の軸受けに各々軸支される揺動軸によって各々水平に横架された複数のルーバー板と、前記複数組の揺動軸の左右少なくとも一方の揺動軸に各々一体に設けられた複数の重り部材とを備え、前記複数のルーバー板は、前記揺動軸を中心としてルーバー板の傾きが窓枠面に対して略平行となる閉鎖状態と、ルーバー板の傾きが窓枠面に対して交差する開放状態との間で揺動動作を行い、前記複数の重り部材は、無風状態の時に、前記複数のルーバー板が各々前記窓枠面に対して略開放状態で釣り合う位置となるように構成されていることを特徴とするルーバー窓。
【請求項5】 前記重り部材は、前記揺動軸と交差する軸上に配設されていることを特徴とする請求項4に記載のルーバー窓。
【請求項6】 前記重り部材は、前記揺動軸と交差する軸上の任意の位置に固定可能であることを特徴とする請求項6に記載のルーバー窓。
【請求項7】 前記窓枠には、前記複数のルーバー板の各々の窓枠面に対する最大傾き角度を規制する規制手段を備えたことを特徴とする請求項4〜6の何れかに記載のルーバー窓。
【請求項8】 前記規制手段は、前記窓枠の左右縦枠の少なくとも一方に縦方向に摺動可能に設けられた摺動部材と、前記ルーバー板の開放時に揺動軸より上方で該ルーバー板の下面端縁に当接可能に前記摺動部材のルーバー板側に突設して設けられた複数の規制部材とを備えたことを特徴とする請求項7に記載のルーバー窓。
【請求項9】 前記複数のルーバー板は、窓枠縦方向に均等間隔で横架され、前記規制部材は、前記摺動部材上に前記ルーバー板の数に応じて均等間隔で配置されたことを特徴とする請求項8に記載のルーバー窓。
【請求項10】 前記規制手段による前記ルーバー板の前記窓枠面に対する最大傾き角度が、略平行を含むことを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載のルーバー窓。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓に配置した複数のルーバー板を開閉させるために用いるルーバー窓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ルーバー窓の駆動機構には、例えばウォームとウォームホイール、或いはウォームとスライダーを用いた機構を使用しており、これらのルーバー窓は、操作部であるハンドルを回してウォームを回転させ、ルーバー板の駆動機構を動かしていた。従って、閉鎖状態または開放状態に固定され、ルーバー板は自動的に開閉することができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術の場合、自然な換気ができないものであり、また手動による駆動機構は構造が複雑となり、部品点数も多くなり、さらに、コストが高くなるという欠点があった。また、自動的な換気を行うには、センサーやその他の機器を必要とし、さらにコストがかかるものであった。
【0004】本発明は、前記従来の技術の問題点に鑑みてなされたもので、駆動機構がシンプルで、コストも安価で耐久性も高く、自然な換気が可能なルーバー窓を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発明に係るルーバー窓は、窓枠を構成する左右縦枠に左右一対で設けられた一組の軸受けと、該一組の軸受けに軸支される揺動軸によって水平に横架された障子板と、前記一組の揺動軸のうちの少なくとも一方の揺動軸に一体に設けられた重り部材とを備え、前記障子板は、前記揺動軸を中心として障子板の傾きが窓枠面に対して略平行となる閉鎖状態と、障子板の傾きが窓枠面に対して交差する開放状態との間で揺動動作を行うものであり、前記重り部材は、無風状態の時に、前記障子板が前記窓枠面に対して略開放状態で釣り合う位置となるように構成されていることを特徴とするものである。
【0006】本発明の障子板は、揺動軸を中心として障子板の傾きが窓枠面に対して略平行となる閉鎖状態と障子板の傾きが窓枠面に対して交差する開放状態との間で揺動動作を行い、無風状態の時に、窓枠面に対して略開放状態で釣り合う状態となる。このため、揺動軸のうちの少なくとも一方の揺動軸に一体に設けられた重り部材を備え、この重り部材は、無風状態の時に、前記障子板が前記窓枠面に対して略開放状態で釣り合う位置となるように構成されているものである。これにより、自然な換気が可能となる。
【0007】本発明における障子板の略開放状態とは、障子板が窓枠面に対して斜めに傾いた状態で、本発明のルーバー窓が装着される室内側と室外側とのわずかな圧力差で生じる風を受けて障子板が容易に開閉される状態を指す。例えば、窓枠面に対して0度より大きく、45度より小さい、更に好ましく30度より小さい程度の僅かに傾いた状態を指す。
【0008】本発明における重り部材は、障子板を一組の軸受けに軸支する揺動軸に設けられる。即ち、請求項2に記載された発明に係るルーバー窓は、請求項1に記載の重り部材は、前記揺動軸と交差する軸上に配設されていることを特徴とするものである。これにより、重り部材自体は窓枠の縦枠内に隠すことができ、美観を損ねることはない。
【0009】また、請求項3に記載された発明に係るルーバー窓は、請求項2に記載の重り部材は、前記揺動軸と交差する取付軸上に取付けられた重り部材の取付位置が該取付軸上の任意の位置に固定可能であることを特徴とするものである。即ち、無風状態では、障子板の重心と重り部材の重心とが合わさった重心位置が揺動軸の下方になり、この状態が略開放状態となる。揺動軸に取り付けられた重り部材を揺動軸と交差する軸上で取付位置を変更することにより、障子板と重り部材とが合わさった重心位置が変更され、障子板の略開放状態の傾きの微調整が可能となる。
【0010】請求項4に記載された発明に係るルーバー窓は、窓枠を構成する左右縦枠に各々左右一対で縦方向に複数組並設された軸受けと、該複数組の軸受けに各々軸支される揺動軸によって各々水平に横架された複数のルーバー板と、前記複数組の揺動軸の左右少なくとも一方の揺動軸に各々一体に設けられた複数の重り部材とを備え、前記複数のルーバー板は、前記揺動軸を中心としてルーバー板の傾きが窓枠面に対して略平行となる閉鎖状態と、ルーバー板の傾きが窓枠面に対して交差する開放状態との間で揺動動作を行い、前記複数の重り部材は、無風状態の時に、前記複数のルーバー板が各々前記窓枠面に対して略開放状態で釣り合う位置となるように構成されていることを特徴とするものである。
【0011】即ち、このルーバー窓は、複数備わった障子板、即ち、ルーバー板の各々が無風状態の時に、窓枠面に対して略開放状態で釣り合う状態となる。このため、本発明のルーバー窓が装着される室内側と室外側とのわずかな圧力差で生じる風を受けて、窓枠面に対して斜めに傾いた略開放状態の個々のルーバー板が容易に開閉され、自然な換気が可能となる。
【0012】本発明における複数の重り部材は、個々のルーバー板を一組の軸受けに軸支する揺動軸に各々設けられる。即ち、請求項5に記載された発明に係るルーバー窓は、請求項4に記載の重り部材は、前記揺動軸と交差する軸上に配設されていることを特徴とするものである。これにより、個々に取付けられる重り部材自体は窓枠の縦枠内に隠すことができ、美観を損ねることはない。
【0013】また、請求項6に記載された発明に係るルーバー窓は、請求項7に記載の重り部材は、前記揺動軸と交差する軸上の任意の位置に固定可能であることを特徴とするものである。これにより、無風状態での個々のルーバの略開放状態を微調整することが可能となる。
【0014】具体的な構成としては、個々のルーバにおいて、重り部材と取付軸と重り部材を取付軸上の任意の位置で固定する固定手段とがあればよい。好ましくは、取付軸をネジ山を設けたボルトとし、重り部材にこのネジ山に螺合するナット機構を備えることにより、重り部材を取付軸上の任意の位置で固定することができる。
【0015】更に、請求項7に記載された発明に係るルーバー窓は、請求項4〜6の何れかに記載の窓枠には、前記複数のルーバー板の各々の窓枠面に対する最大傾き角度を規制する規制手段を備えたことを特徴とするものである。これにより、本発明のルーバー窓が装着される室内側と室外側との圧力差が大きい場合であっても、必要以上に個々のルーバー板を開放することはない。
【0016】また具体的には、請求項8に記載の通り、請求項7に記載の規制手段は、前記窓枠の左右縦枠の少なくとも一方に縦方向に摺動可能に設けられた摺動部材と、前記ルーバー板の開放時に揺動軸より上方で該ルーバー板の下面端縁に当接可能に前記摺動部材のルーバー板側に突設して設けられた複数の規制部材とを備えたことを特徴とするものである。これにより、ルーバー板の開放時に揺動軸より上方でこのルーバー板の下面端縁に当接することにより、複数のルーバー板の窓枠面に対する各々の最大傾き角度を全て同一角度に規制することができる。
【0017】更に、請求項9に記載された発明に係るルーバー窓は、請求項8に記載のルーバー板は窓枠縦方向に均等間隔で横架され、規制部材は前記摺動部材上に前記ルーバー板の数に応じて均等間隔で配置されたことを特徴とするものである。これにより、均等間隔に配置された複数のルーバー板の各々の上部室内側端面に当接して複数のルーバー板の窓枠面に対する各々の最大傾き角度を全て同一角度に規制することができる。
【0018】更に、請求項10に記載された発明に係るルーバー窓は、請求項7〜9の何れかに記載の規制手段による前記ルーバー板の前記窓枠面に対する最大傾き角度が、略平行を含むことを特徴とするものである。これにより、規制手段は個々のルーバー板を閉塞状態に保持するロック機構として利用することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1〜図4は、この発明の一実施形態のルーバー窓を示すものである。この実施形態のルーバー窓は、図1に示すように、室外側から見ると、左右の縦枠2、上下の横枠4および水平な4枚のルーバー板6から構成される窓枠10が形成されている。
【0020】左右の縦枠2の内側には、略コ字状の軸受固定枠12が左右対称にネジ13により固定され、軸受固定枠12の縦枠2と対面した側の上下内面には、縦方向に等間隔にベアリング16を備えた軸受け14が、左右対称に設けられている。この軸受け14には、揺動可能に軸支された左右対称な各揺動軸18が挿通されている。
【0021】この各ベアリング16に軸支された各揺動軸18の左右の縦枠2側には、図3,図4に示すように、重り部材22の取付軸として機能する調整ボルト20により上下位置が調整可能な重り部材22が左右対称に各々設けられている。また、左右対称な各揺動軸18間には、この揺動軸18に軸支されたルーバー板6が設けられている。各ルーバー板6は、平板状のアルミニウム押し出し形材から成り、その上下幅の中央位置より上部側の位置で、且つ左右両端面の厚み中央部で、揺動軸18により水平に軸支されている。
【0022】各ルーバー板6の下部先端縁には、長手方向に沿ってゴムまたは樹脂製のシール材19が貼着されている。また、左右の揺動軸18に設けられている重り部材22は、図4に示すように、調整ボルト20により取付状態で上下に移動可能であり、ルーバー板6が開放状態で重り部材22が下方に位置するようにバランスが調整されている。
【0023】また、左右対称の各軸受け14が固着されている左右対称の各軸受固定枠12の内側に、断面C字状の固定板24が左右対称にネジ25により固着され、この各固定板24のC字状の内側に、摺動部材として上下方向に摺動可能な摺動板26が左右対称に各々設けられている。また、この各摺動板26には、回転自在に、且つルーバー板6の上部室内側面に当接するように、等ピッチに設けられた4個の規制部材である樹脂製ローラー28が左右対称に互いに内側を向いて対向して各々設けられている。なお、摺動板26は、任意の摺動位置で止められるように形成しても良い。
【0024】図2に示すように、下方の横枠4の両端部付近には、各摺動板26の下端部が当接して、ルーバー板6の開き角度を設定するストッパー30が設けられている。さらに、ルーバー板6が揺動して閉鎖状態のとき、最上段のルーバー板6の上端縁が当接する位置の上方の横枠4において、室内側面に面した一端縁部には、ルーバー板6の端縁部がほぼ水密状態で当接するゴムまたは樹脂製のシール材32が長手方向に沿って設けられている。また、最下段のルーバー板一6の下部先端縁が当接する、下方の横枠4の室外側面にも同様のシール材33が取り付けられている。
【0025】次にこの実施形態のルーバー窓10の動作について説明する。ルーバー板6は、その両端の揺動軸18に軸支され、略開放状態でバランスがとれるように重り部材22の位置が調節されている。従って、揺動軸18の中心線から上部と下部のルーバー板6の面積差により、室内側と室外側とのわずかな圧力差で自動的にルーバー板6が揺動し開閉される。また、圧力差や風力がわずかな場合、ルーバー板6は、重り部材22による重力バランスにより、略開放状態になる。
【0026】また、室外側の圧力あるいは風力が大きい場合、ルーバー板6のばたつきを防止するため、室内側から手動で摺動板26を上方に摺動させ、ローラー28によりルーバー板6の室内側面を押圧して、図2の仮想線で示す閉位置に揺動する。これにより、最上部のルーバー板6の上部の室外側面がシール32に密接し、最上部のルーバー板6の下部先端のシール材19がその下方のルーバー板6の上部の室外側面に密接し、2段目と3段目のルーバー板6も同様に当接する。さらに、最下部のルーバー板6は、下部先端のシール材19が横枠4のシール材33に密接して、窓枠10は完全に閉鎖状態になる。揺動板26は、この状態でロックされる。
【0027】この実施形態のルーバー窓は、ルーバー板6には軽量なアルミ合金を使用し、開閉動作を行わせる駆動機構には、ルーバー板6の左右軸の軸受けにはボールベアリング16を使用したので、揺動動作が軽く滑らかである。さらに、略開放状態でバランスするように重り部材22を設けたので、無風、あるいは微風時においても、ルーバー板6は自然に開放状態になり、且つその状態でバランス良く維持される。一方、室外側の風力、風圧が大きい場合は、ルーバー板6が自然に室内側に揺動し、閉鎖される。その結果、室内環境を常に快適に保つことが出来る。また、ルーバー板6のばたつきをなくすために摺動板26が設けられ、ルーバー板6を閉位置やその他所定の位置に保持することもできる。
【0028】さらに、ルーバー窓全体がシンプルで、軽量化することができ、耐久性が高く、コストダウンも図ることができる。
【0029】なお、この発明のルーバー窓の摺動板を摺動させる動作は、図示を略したハンドル駆動あるいはモータ駆動に変えることも可能なものである。また、センサを用いて自動的に開閉させるようにしたものでも良い。さらに、ルーバー板がバランス良くあるいは応答性良く開放状態を維持するために、ルーバー板の材質はアルミ合金を使用しているが、その他の軽金属、ガラスまたは合成樹脂製のものを使用しても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、自然な開閉が可能であるとともに、閉位置に保持させることもでき、風力、風圧の大きさによってルーバー板が自然に開閉する。その結果、動力を用いることなく室内の換気が可能であり、室内環境を常に快適に保つことが出来る。さらに、ルーバー窓全体がシンプルで、軽量化することができ、耐久性が高く、コストダウンも図ることができるという効果がある。




 

 


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