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発明の名称 面板の支持装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−220848(P2001−220848A)
公開日 平成13年8月17日(2001.8.17)
出願番号 特願2000−32927(P2000−32927)
出願日 平成12年2月10日(2000.2.10)
代理人 【識別番号】100061273
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々木 宗治 (外3名)
【テーマコード(参考)】
2E002
2E016
【Fターム(参考)】
2E002 NA01 NB02 NC01 PA04 RA02 RB02 RB03 RB07 SA01 SA02 TA01 TA02 UA01 UA02 UA03 UB04 UB12 WA19 XA01 XA03 
2E016 AA05 BA03 BA08 CA01 CB01 CC01 DA05 DA07 DB02 DB04 DC01 DD01
発明者 宮川 宏和 / 藤代 泰介
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 複数の面板を建物構造体に取付けるための面板の支持装置において、建物構造体に設けた支持部材に固定される固定ブラケットと、背面に前記固定ブラケットに結合されるロッドを備えた上部ブラケット、及び2分割されて該上部ブラケットに着脱可能に装着される下部ブラケットからなる正面が方形のブラケットと、平面がほぼ三角形状で前面側に外側に開口し前記面板の角部に挿入される面板挿入穴、及び背面側に内側に開口し前記ブラケットの角部に挿入されるブラケット挿入穴が設けられた複数の面板ファスナとを備えたことを特徴とする面板の支持装置。
【請求項2】 ブラケットの前面側の各角部の近傍に支点部を設けたことを特徴とする請求項1記載の面板の支持装置。
【請求項3】 ブラケットの上端面にすべり層を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の面板の支持装置。
【請求項4】 面板ファスナの面板挿入穴の壁面に緩衝材を取付けたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の面板の支持装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建築構造体の外壁面を構成するガラス板、パネル等の面板の支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、外壁面をガラス板、パネル等の外装面板だけで構成する建築構造物が普及しつつある。この種外装面板の支持具の一例として、特開平8−144408号公報に記載された発明がある。この発明に係るガラス取付具は、支持構造に固定された内側挟み板と、外側挟み板とを有し、両者の間にパッキングプレートを介してガラスの各角部を当接し、外側挟み板に設けた取付孔に挿入した結合ボルトを内側挟み板に設けたねじ部に螺入して、ガラスを内側挟み板と内側挟み板とにより挾持し固定するようにしたものである(従来技術1)。
【0003】また、特許第2922502号公報には、板ガラスを支持する4つの支持部材を内側挾持部と外側挾持部とによってそれぞれ構成し、内側挾持部に設けた腕部を外側挾持部に設けた連結腕部に連結して両者を一体化する。そして、内側当接部材に設けた挿通孔に腕部を挿通することにより、4つの支持部材を、軸線の回りに回動可能に、かつ上下及び左右方向へ移動可能に連結すると共に、装置本体に連結した板ガラスの支持装置が記載されている(従来技術2)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1は大きい内側挟み板と外側挟み板を必要とするため取付具の重量が大となり、このため支持力の大きい支持構造体を設けなればならないので、多くの建築素材が必要である。また、内側挟み板と外側挟み板の間にガラスを挾持したのち結合ボルトでこれらを一体に固定しなければならないので、施工が面倒である。
【0005】また、従来技術2の支持装置は、それぞれ4つの外側挾持部及び外側挾持部、内側当接部及び外側当接部、さらには腕部等を必要とするため構造がきわめて複雑で施工が面倒であり、コストの増嵩は避けられない。
【0006】本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、構造が簡単で施工及び面板の交換が容易であり、その上コストを低減することのできる面板の支持装置を得ることを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る面板の支持装置は、建物構造体に設けた支持部材に固定される固定ブラケットと、背面に前記固定ブラケットに結合されるロッドを備えた上部ブラケット、及び2分割されて該上部ブラケットに着脱可能に装着される下部ブラケットからなる正面が方形のブラケットと、平面がほぼ三角形状で前面側に外側に開口し前記面板の角部に挿入される面板挿入穴、及び背面側に内側に開口し前記ブラケットの角部に挿入されるブラケット挿入穴が設けられた複数の面板ファスナとを備えたものである。
【0008】また、上記のブラケットの前面側の各角部の近傍に支点部を設けたものである。さらに、上記のブラケットの上端面にすべり層を設けたものである。また、上記の面板ファスナの面板挿入穴の壁面に緩衝材を取付けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の全体構成を説明するための外壁面の正面図及びそのA−A断面図、図2は図1(a)のB部拡大図、図3は図1(b)のC部拡大図、図4は図3の平面図、図5は図3の要部の分解斜視図である。
【0010】図において、40は建物構造体に設けた方形の開口部で、その上下方向には外壁を構成するガラス板、パネル等50(以下、面板という)の幅に対応した間隔で板状の支持部材41が設けられており、また、各支持部材41の間には、上下方向に複数のテンションロッド42が取付けられて、支持部材41の間隔を保持している。なお、43は支持部材41の上下方向の面板50の高さに対応した位置に設けられたねじ挿通穴である。
【0011】1は面板50a,50b,50c,50d(以下、単に50と記すことがある)を支持する支持装置で、4個の面板ファスナ2a,2b,2c,2d(以下、単に2と記すことがある)、ブラケット10及び固定ブラケット30からなっている。図6、図7に面板ファスナ2の構造を示す。面板ファスナ2は例えば合成樹脂により円周を4等分した平面ほぼ二等辺三角形状に形成されており、幅(厚み)方向のほぼ中央部から一方の側(表面側)には、外側に開口して面板50の角部に挿入される面板挿入穴3が設けられており、他方の側(背面側)は若干幅狭に形成されて、内側に開口し後述のブラケットの角部に挿入されるブラケット挿入穴4が設けられている。そして、面板挿入穴3の内壁にはゴムの如き緩衝材5が装着されており、ブラケット挿入穴4の両側壁にはすべり材6が貼着されている。なお、この面板ファスナ2は通常4個必要である。
【0012】10はブラケットで、図5、図8に示すように、長方形で板状の上部ブラケット11と、2分割されたブラケット片13a,13bからなり、上部ブラケット11に着脱可能に装着される下部ブラケット12とにより、正面が正方形に形成されている。そして、上部ブラケット11の背面下部には、おねじ15aを有する円柱状のロッド15が突設されており、前面上部の両角部の近傍には、ほぼ半球状の支点部16a,16が突設されている。また、前面下部には、下端部に向って斜め背面側に傾斜した嵌合凹部17が形成されており、この嵌合凹部には複数のビス挿通穴18が設けられている。
【0013】2つのブラケット片13a,13bからなる下部ブラケット12は、前面下部の外側角部の近傍には、ほぼ半球状の支点部16c,16d(以下、上部ブラケット11の支点部16a,16bと合わせて、単に16と記すことがある)がそれぞれ突設されている。また、背面上部には、上部ブラケット11の嵌合凹部17に対応した形状で、この嵌合凹部17に嵌合する嵌合部19a,19bが形成されており、ビス挿通穴18に対応してビス穴20が設けられている。
【0014】上記のような各部からなるブラケット10は、下部ブラケット12のブラケット片13a,13bの嵌合部19a,19bを、上部ブラケット11の嵌合凹部17にそれぞれ嵌合し、背面側からビス挿通穴18に挿通したビス21をビス穴20に螺入して一体に結合することにより、正面が板状の正方形で背面にロット15を有するブラケット10が構成される。なお、上部ブラケット11の上端面には、コーティングを施し、あるいはすべり材を貼着するなどしてすべり層14が形成されている。
【0015】再び図3、図4において、30は円柱部31と、溝33によって形成された二股部32とからなる平面ほぼY字状の固定ブロックで、円柱部31にはブラケット10のロッド15に設けたおねじ15aが螺入されるねじ穴34が設けられており、また、二股部32の一方の腕にはボルトの頭部が挿入される凹部36が設けられ、他方の腕にはめねじ37が設けられている。
【0016】次に、上記のような部材からなる本発明の施工方法の一例について説明する。なお、支持部材41はあらかじめ建物構造体に取付けられているものとする。
(1)図3、図4に示すように、固定ブラケット30の溝33を支持部材41のねじ挿通穴43が設けられた位置にそれぞれ嵌合し、二股部32の一方の腕に設けた凹部36から支持部材41のねじ挿通穴43にボルト38を挿入し、他方の腕に設けためねじ37に螺入して一体に固定する。
【0017】(2)上部ブラケット11に設けたロッド15のおねじ15aを、固定ブラケット30の円柱部31に設けたねじ穴34に螺入し、回り止めビス35により固定する。このとき、ロッド15の螺入量を調整することにより、各上部ブラケット11を同一平面上に位置させることができる。
【0018】(3)図9に示すように、面板50a,50b,50c,50dの各角部に面板ファスナ2の面板挿入穴3をそれぞれ挿入して装着する(図には、面板50cだけ各角部に面板ファスナ2c,2e,2f,2gを取付けた場合が示してある)。このとき、面板ファスナ2の面板挿入穴3の内壁面には緩衝材5が設けられているので、面板ファスナ2はその弾性によって所定の位置に保持される。
【0019】(4)ついで、各角部に面板ファスナ2が装着された面板(例えば、50cと50d)の下部の面板ファスナ2のブラケット挿入穴4を、下部に設けたブラケット10(図示せず)の上部ブラケット11の角部に挿入する(面板50a参照)。そして、面板50c,50dを前方に傾けながら内側の面板ファスナ2d,2cのブラケット挿入穴4に、それぞれ下部ブラケット12のブラケット片13a,13bを挿入する。なお、上部側の面板ファスナ(図2の2a,2b)には、面板50を装着することにより荷重がかかるため、この面板ファスナ2a,2bのブラケット挿入穴4の上壁には、例えば図3に示すように台座7を設け、後面側から螺入したビス(図示せず)により固定されている。
【0020】そして、面板50c,50dをほぼ垂直に戻して、ブラケット片13a,13bの嵌合部19a,19bを上部ブラケット11の嵌合凹部17に嵌合し、ビス挿通穴18に挿通したビス21を両ブラケット片13a,13bのビス穴20に螺入して固定すれば、面板50c,50dはブラケット10に取付けられる。このとき、ブラケット10に設けた支点部16は、面板ファスナ2のブラケット挿入穴4の壁面に点接触する。以下、同様にして、各面板50をブラケット10に取付ける。そして、建築構造体の開口部全面に面板50が装着されたときは、各面板ファスナ2及び面板50の間に形成された目地にシーリング材51を充填すれば、面板50からなる外壁面が形成される。
【0021】面板50が破損したりして交換する場合は、破損した面板側のビス21を外してブラケット片13a又は13bをフリーにし、面板50ごと前方に傾けて抜き取ればよい。新らしい面板50を取付ける場合は、上述の手順による。なお、上記の施工手順はその一例を示すもので、現場の状況などにより適宜変更することができる。
【0022】上記のように構成した本発明においては、風圧力に対しては、面板50と面板ファスナ2とはほぼ同様の動きをするため、ブラケット10に設けた支点部16の点接触により風圧を受けるようにしているので、面板50に曲げ応力が生じることがなく、このため面板50が破損したり外れたりすることがない。また、地震力による層間変位に対しては、すべり層14が設けられたブラケット10の上端面と、ブラケット挿入穴4に設けた緩衝材5(又は台座7)とが接する部位の界面で、面板ファスナ2とブラケット10を左右にスライドさせて吸収するようにしたので、十分に耐えることができる。
【0023】また、構造がきわめて簡単で施工も容易などので、建築コストを低減することができ、さらに、面板が損傷したときは、下部ブラケットの一方のブラケット片を上部ブラケットから外すだけで容易に交換することができる。なお、上記の説明では、建築構造体の外壁面に本発明を実施した場合を示したが建物の外壁面だけではなく、室内においてガラス板等を支持する場合にも本発明を実施することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る面板の支持装置は、建物構造体に設けた支持部材に固定される固定ブラケットと、背面に固定ブラケットに結合されるロッドを備えた上部ブラケット、及び2分割されて上部ブラケットに着脱可能に装着される下部ブラケットからなる正面が方形のブラケットと、平面がほぼ三角形状で前面側に外側に開口し面板の角部に挿入される面板挿入穴、及び背面側に内側に開口しブラケット本体の角部に挿入されるブラケット挿入穴が設けられた複数の面板ファスナとによって構成したので、構造がきわめて簡単で施工や交換が容易であり、コストを低減することができる。
【0025】また、上記のブラケットの前面側の各角部の近傍に支点部を設け、面板ファスナのブラケット挿入穴の壁面に点接触して風圧力を受けるようにしたので、風圧力によって面板に曲げ応力が生じることがなく、面板の破損や外れを防止することができる。
【0026】さらに、ブラケットの上端面にすべり層を設けたので、地震等により壁面に相対移動が発生してもブラケットと面板ファスナとの間ですべりを生じ、その移動が吸収されるため、面板が破損したり外れたりすることがない。また、上記の面板ファスナの面板挿入穴の壁面に緩衝材を取付けたので、面板を確実に保持しかつ保護することができる。




 

 


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