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発明の名称
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−164835(P2001−164835A)
公開日 平成13年6月19日(2001.6.19)
出願番号 特願平11−347367
出願日 平成11年12月7日(1999.12.7)
代理人 【識別番号】100082784
【弁理士】
【氏名又は名称】森 正澄
【テーマコード(参考)】
2E014
【Fターム(参考)】
2E014 AA01 BA01 BA08 BB01 BB02 BB03 BC09 BD06 
発明者 萩原 常司 / 又野 歩
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 建物の開口に取付けられ、建物の開口を閉塞するガラス板等のパネルを装着する框において、前記框は、建物外側に設けた金属製の第一の部材と、建物内側に設けた樹脂製の第二の部材からなる開口部を備え、前記開口部は、少なくとも建物の開口を閉塞する第一の形態を有するパネルを装着する構造と、第二の形態を有するパネルを装着する構造とを択一的に備えてなることを特徴とする框。
【請求項2】 建物の開口に取付けられ、建物の開口を閉塞するガラス板等のパネルを装着する框において、前記パネルは、前記パネルの端部を保持する保持部材を備え、前記框は、建物外側に設けた金属製の第一の部材と、建物内側に設けた樹脂製の第二の部材からなる開口部を備え、前記開口部に、前記保持部材を設けた前記パネルを押圧・保持する押し縁と、前記押し縁を固定する固定部材を設けたことを特徴とする框。
【請求項3】 建物の開口に取付けられ、建物の開口を閉塞するガラス板等のパネルを装着する框において、前記パネルは、前記パネルの端部を保持する保持部材を備え、前記框は、建物外側に設けた金属製の第一の部材と、建物内側に設けた樹脂製の第二の部材からなる開口部を備え前記開口部に、保持部材を設けたパネルを装着する装着部材と、前記開口部内部にパネル及び装着部材を収納する収納部材を設けたことを特徴とする前記請求項2記載の框。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の開口部を閉塞するガラス等からなるパネルを装着・保持する框に関し、建物の屋外側と屋内側に材質の異なる部材を設け、前記二部材から形成される框に液密に前記パネルを装着・保持する框に関し、単一の形態のパネルのみならず、複数の形態のパネルを装着・保持することの可能な框に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、建物の開口部には、ガラス等のパネルが設けられている。これらのパネルを装着・保持するために、開口部の周囲に沿って縦框及び横框を組み合わせ、前記框に押縁やパッキン等を設けてガラス等のパネルを液密に装着・保持する構造となっている。
【0003】また、開口部を閉塞するガラス等のパネルは、建設地の立地条件等に合わせて、その形態が異なる。
【0004】例えば、框は、一枚のガラス板を備えたパネルを装着・保持する場合もあり、寒冷地等の立地条件に合わせて、複数のガラス板を備えたパネルを装着・保持する場合もある。
【0005】複数のガラス板を備えたパネルは、例えば、寒冷地域の冷気遮断、及び建物の内部の暖気を逃さず結露の発生を防止したり、外部の騒音を遮断するためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば、框を形成する場合に、建物の屋外側に設ける部材と建物の屋内側に設ける部材を同一材料で形成すると閉塞部材等を液密に装着・保持する框の構造を精密に形成することが可能となる。
【0007】しかし、寒冷地域等に立設する建物において、建物の内外に連通して設けられる框を同一部材、例えば、アルミニウム材等で形成すると、熱伝導率が高くなり断熱効果を向上できないという問題がある。
【0008】このため、建物の内外に通じて設ける框は、その框を構成する部材として、建物の屋外側と屋内側で異なる材料を用いて形成することが考えられる。
【0009】しかし、建物の内外で框を構成する部材の材質が異なると、材質の相違によるずれ等を生じる場合があり、二部材からなる框に液密にパネルを装着・保持することが困難になる場合がある。
【0010】また、例えば、一枚のガラス板を備えたパネルを保持する場合と、複数枚のガラス板を備えたパネルを保持する場合は、パネルの厚みに合わせて、框の開口部や装着部材たるアタッチメント等を変える必要があった。また、一枚のガラス板を備えたパネルであっても、パネルを製造する各メーカごとにパネルの形態が異なり、各パネルを保持するための構造の異なる複数の形態の框が必要となる問題があった。このため、パネルの形態ごとに複数の框が必要となり、框を設ける手間が煩雑となり、また、材料費等も高騰する。
【0011】そこで、本発明は、断熱効果等を高めるために材質の異なる二部材から形成し、しかも液密にパネルを装着・保持する構造を備え、また、一枚のガラス板を備えた第一の形態のパネルや、複数のガラス板を備えた第二の形態のパネルを択一的に保持することの可能な框を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載した発明は、建物の開口に取付けられ、建物の開口を閉塞するガラス板等のパネルを装着する框において、前記框は、建物外側に設けた金属製の第一の部材と、建物内側に設けた樹脂製の第二の部材からなる開口部を備え、前記開口部は、少なくとも建物の開口を閉塞する第一の形態を有するパネルを装着する構造と、第二の形態を有するパネルを装着する構造とを択一的に備えてなる框である。
【0013】前記框は、その開口部に複数の形態のパネルを択一的に装着・保持することが可能である。
【0014】例えば、安全性を重視する場合は、プラスチック中間膜を備えた合わせガラスが框に装着され、断熱性を重視する場合は、複層ガラスが框に装着される。合わせガラスと複層ガラスは、厚さが異なるため、同一形態の框を用いてこれらの複数の形態のパネルを択一的に装着・保持することは困難であった。
【0015】本発明の框は、二部材からなる框の開口部に容易に複数の形態のパネルを択一的に装着・保持することが可能となる。
【0016】従って、パネルの交換等が容易となり、また、同一の框で複数の形態のパネルを択一的に装着・保持できるため、框の汎用性が向上する。
【0017】本願第2請求項に記載した発明は、建物の開口に取付けられ、建物の開口を閉塞するガラス板等のパネルを装着する框において、前記パネルは、パネルの端部を保持する保持部材を備え、前記框は、建物外側に設けた金属製の第一の部材と、建物内側に設けた樹脂製の第二の部材からなる開口部を備え、前記開口部に、前記保持部材を設けた前記パネルを押圧・保持する押し縁と、前記押し縁を固定する固定部材を設けた框である。
【0018】本発明の框は、建物外側に設けた金属製の第一の部材と、建物の内側に設けた樹脂製の第二の部材から成り、かつ、前記二部材で開口部を閉塞している。このように建物の屋内側には金属製の部材よりも熱伝導性の低い樹脂製の部材を設けているため、屋内側の暖気を外に逃がさない。また、屋外の冷気も断熱されて、建物の断熱効果が向上する。また、屋内側に設ける第二の部材が樹脂製であると、必要に応じてカラーリング等を容易に行うことが可能である。また、パネルの端部には保持部材を設け、この保持部材ごと、押し縁及び前記押し縁を固定する固定部材を設けて、開口部の内部にパネルを装着・保持している。
【0019】本願第3請求項に記載した発明は、前記請求項2記載の発明において、建物の開口に取付けられ、建物の開口を閉塞するガラス板等のパネルを装着する框において、前記パネルは、パネルの端部を保持する保持部材を備え、前記框は、建物外側に設けた金属製の第一の部材と、建物内側に設けた樹脂製の第二の部材からなる開口部を備え、前記開口部に、保持部材を設けたパネルを装着する装着部材及び収納部材を設けた框である。
【0020】このように、框の開口部に装着部材及び収納部材を設けたため、異なる材料で構成された二部材からなる框の開口部に液密にパネルを装着・保持することが可能となる。
【0021】
【発明の実態の形態】以下、本発明の具体例の図面を基づき説明する。
【0022】図1は、建物の開口部に上下の縦枠に設けられる縦框の構造を示す断面図である。図1に示すように、本例の縦框1は、室外側に設けた金属製の第一の部材2と、室内側に設けた樹脂製の第二の部材3の二部材2,3から成っている。
【0023】前記第一の部材2は、図示を省略したサッシ枠に係合する係合部21と、内部に補強部材50を保持する保持部22と、縦框1の開口部4を形成する壁部24を備えている。
【0024】第二の部材3は、サッシ枠に取付けられる取付部31と、前記第一の部材2の保持部22を嵌着する嵌着部32と、縦框1の開口部4を形成する壁部34を備えている。すなわち、第一及び第二の部材2,3を用いて、略矩形状の開口部4を備えた縦框1を形成している。
【0025】本例は、第一の形態のパネル9として、ガラス板にプラスチック中間膜を積層した合わせガラスを装着・保持する縦框1の構造を説明する。
【0026】例えば、安全性を重視する場合は、本例のように合わせガラスが用いられ、断熱性を重視する場合は、後述する複数のガラス板を備えた複層ガラスが框に装着される。
【0027】縦框1の開口部4の内部には、パネル9の端部を保持する保持部材5を設け、この保持部材5の端部にパネル9を液密に装着するグレチャン8を設けている。また、縦框1の開口部4の内部には、押し縁7及び固定部材6を備えている。
【0028】すなわち、保持部材5に設けたパネル9を押し縁7を用いて、開口部4に押圧し、押し縁7は、開口部4に設けた固定部材6にねじで固定している。
【0029】このように、縦框1は、開口部4に押し縁7及び固定部材6を設け、パネル9を装着・保持している。
【0030】図2は、建物開口部の上枠に設けた上框40である。本例においては、引き違い戸を構成する一枚のガラス板からなるパネル9を保持した二つの上框40を示す。
【0031】図2に示すように上框40は、建物開口部の室外側に設けた金属製の第一の部材41と、室内側に設けた樹脂製の第二の部材42を備えている。
【0032】上框40は、サッシ枠60,61,62,63の支持部64,65に取付けられている。
【0033】上框40は、建物開口部の室外側に設けた第一の部材41と、室内側に設けた第二の部材42で、パネル9を内部に装着・保持する断面コ字形状の開口部44を構成している。パネル9の端部は、保持部材5で保持されている。また、第一の部材41と第二の部材42で形成した断面コ字形状の開口部44内部は、パネル9を収納するため収納部材10が設けられている。収納部材10の内部には、装着部材11が設けられ、この装着部材11を用いて、パネル9を開口部4に装着・保持している。また、パネル9の端部を保持する保持部材5の縁部には、パネル9を液密に保持するグレチャン8を設けている。
【0034】次に、建物開口部の下サッシ枠に設ける下框70の構造について説明する。
【0035】図3に示すように、下框70は、建物の室外側に設けた金属製の第一の部材71と、室内側に設けた樹脂製の第二の部材72を備えている。前記第一の部材71は、建物開口部の下枠に設けたサッシ枠66に係止する係止部711と、内部に戸車90を収める収納部712と、下框70の開口部74の一方の側壁を形成する壁部714を備えている。また、第二の部材72は、建物開口部の下枠に設けたサッシ枠66,67,68に当接する当接部721と、下框70の開口部74の他方の側壁を形成する壁部724を備えている。すなわち、前記壁部714及び724により、上框40と同様に下框70もパネル9を内部に装着する開口部74を形成している。
【0036】下框70の開口部74は、前述の上框40の開口部44と同様に、パネル9を収納するための収納部材10、装着部材11及びパネル9の端部を保持する保持部材5を備えている。また、前記保持部材5の縁部には、パネル9を液密に保持するグレチャン8を設けている。
【0037】このように、建物開口部の上下の横框40,70は、二部材からなる框の開口部に収納部材及び装着部材を設け、開口部の内部にパネル9を装着・保持している。
【0038】本例の上下框40,70及び縦框1は、室外側に金属性の第一の部材と、室内側に樹脂性の第二の部材を備え、前記二部材からなる框の開口部に固定部材6、押し縁7、収納部材10及び装着部材11等を設け、合わせガラスからなる第一の形態のパネル9を容易に装着・保持している。
【0039】本例の框1,40及び70の室内側に設ける第二の部材は、樹脂性であるため、その熱伝導率が金属製の部材よりも低く、暖かい空気を外に逃がさず、断熱効果が向上する。また、必要に応じてカラーリング等を容易に行うことが可能となる。
【0040】次に、前記縦框1に複層ガラスからなる第二の形態のパネル12を装着する構造を説明する。断熱性を重視する場合、図4に示すような、二枚のガラス板の間に緩衝部材を設け、二枚のガラス板の間に空気層を設けたパネルを装着・保持する場合がある。
【0041】図4は、第二の形態であるパネル12を支持する框1を示す断面図である。
【0042】パネル12は、二枚のガラス板12A,12Bを供え、前記二枚のガラス板12A,12Bを安定に装着する緩衝部材12Cが二枚のガラス板12A,12Bの間に設けられている。本例のパネル12は、一枚のガラス板を備えたパネル9よりも厚いため、框1の開口部4に装着用部材を設けることなく装着できる。
【0043】すなわち、開口部4には、パネル12の端部を保持する保持部材51を設け、前記保持部材51にパネル12を保持して、押し縁や装着部材を設けることなくを開口部4内部にパネル12を装着・保持している。なお、前記保持部材51の縁部には、パネル12を液密に保持するグレチャン8を設けている。
【0044】図1及び図4に示す具体例のように、本例の框1は、その開口部4に例えば、合わせガラス等のような単一の形態のパネルだけでなく、第一の形態のパネル以外に、複層ガラスを備えた第二の形態のパネル等の複数の形態のパネルを択一的に装着することが可能である。
【0045】このように、本例の框は、多形態のパネルを択一的に装着・保持する場合であっても框自体の形態を変える必要がないため、框の汎用性が向上する。例えば、パネルの取り替え等においては、框自体を変える必要がないため、補修工事等を容易に行うことが可能である。
【0046】なお、建物の開口部を閉塞する第一の形態及び第二の形態は、本例に限らず、例えば、二枚以上のガラス板を備えた閉塞部材を保持することも可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、建物の開口に取付けられ、建物の開口を閉塞するガラス板等のパネルを装着する框において、前記框は、建物外側に設けた金属製の第一の部材と、建物内側に設けた樹脂製の第二の部材からなる開口部を備え、前記開口部は、少なくとも建物の開口を閉塞する第一の形態を有するパネルを装着する構造と、第二の形態を有するパネルを装着する構造とを択一的に備えてなる框である。
【0048】本発明の框は、建物外側に設けた金属製の第一の部材と、建物の内側に設けた樹脂製の第二の部材から成り、かつ、前記二部材で開口部を閉塞している。この開口部は、建物の開口部を閉塞する単一の形態のパネルのみを装着するのではなく、複数の形態のパネルを装着することが可能である。
【0049】したがって、框の汎用性が向上し、パネルの形態に合わせて他の框を設ける必要がなくなるため、パネルの取り付けや、取り替えを簡便に行うことができる。また、本発明は、建物の開口に取付けられ、建物の開口を閉塞するガラス板等のパネルを装着する框において、前記パネルは、パネルの端部を保持する保持部材を備え、前記框は、建物外側に設けた金属製の第一の部材と、建物内側に設けた樹脂製の第二の部材からなる開口部を備え、前記開口部に、前記保持部材を設けた前記パネルを押圧・保持する押し縁と、前記押し縁を固定する固定部材を設けた框である。
【0050】更に、本発明の框は、その開口部に装着部材及び収納部材を設けて、パネルを保持する。
【0051】このように、前記框は屋内側と屋外側で異なる材質の部材を設け、断熱効果を向上している。また,異なる材質の部材を用いて框を構成した場合であっても、框の開口部に押し縁、収納部材及び/又は装着部材を設け、前記框に液密にパネルを装着・保持することが可能である。また、建物の内側に設ける第二の部材が樹脂性であると、必要に応じてカラーリングを容易に行うことができる。
【0052】




 

 


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