米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 固定構造物 -> 立山アルミニウム工業株式会社

発明の名称 傾斜ステップ付き浴室下枠装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−107649(P2001−107649A)
公開日 平成13年4月17日(2001.4.17)
出願番号 特願平11−288769
出願日 平成11年10月8日(1999.10.8)
代理人 【識別番号】100105382
【弁理士】
【氏名又は名称】伴 正昭
【テーマコード(参考)】
2D032
2E011
2E101
【Fターム(参考)】
2D032 GA00 GA08 
2E011 CA01 CB01 CC03 LA00 LA04 LB02 LB05 LB06 LC02 LC03 LE06 LF04 MA01
2E101 BB00 DD01
発明者 川瀬 佳郎 / 深島 智徳
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 浴室床面3と浴室出入り部の下枠20上面との間に若干の高低差がある浴室下枠構造において、浴室床面3と上記下枠20間に傾斜ステップ25を配置すると共に、該傾斜ステップ25に設けられた連結部材Aを介して、傾斜ステップ25の室外側を下枠20側に着脱可能に連結させることを特徴とする傾斜ステップ付き浴室下枠装置。
【請求項2】 連結部材Aとして、連結具28と係合片27とを具備させ、該係合片27によって、傾斜ステップ25の室外側を下枠20上に配置されている下枠載材22に連結させることを特徴とする請求項1記載の傾斜ステップ付き浴室下枠装置。
【請求項3】 連結部材Aとして、下枠20の室内側に連結ビス29,29を植設し、該連結ビス29,29に傾斜ステップ25の室外側端縁に穿設したビス係合スリット25g,25gを係合可能に形成することを特徴とする請求項1記載の傾斜ステップ付き浴室下枠装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バリアフリー住宅における浴室出入り部下枠の段差解消と傾斜ステップの取付手段に特徴を有する浴室引き戸の下枠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅の公的融資基準のひとつとしてバリアフリー住宅があるが、浴室においては、グレーチング、スノコなどを洗い場に設置し、段差解消手段としている。最近、浴室内の清掃を容易にするため、グレーチングなどを削除することが検討されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のグレーチングレスの浴室は、引き戸下枠前に比較的細い溝を設けたり、浴室床面の一部を切り欠いて、この切り欠きに別体のピットを接続して排水させる構造をとっており、上記細い溝を設けるタイプでは細いグレーチングを必要とし、また、後付ピットタイプではピット部のメンテナンスが必要となる。このような状況のもとで、本発明者等は浴室出入り部下枠の浴室側にスロープ(傾斜ステップ)を付設することを提案した(特願平11−164617号)。本発明は、該提案に改良を加えたもので、その課題とするところは、浴室にグレーチングやスノコを設置せずに、浴室引き戸本体の沓摺高さをできる限り低くした状態で傾斜ステップを付設して出入りし易くし、更に、新設・既設の浴室下枠装置に拘わらず、傾斜ステップ25を下枠側に容易に且つ簡単な操作で着脱可能とすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】住宅の公的融資基準をクリアーする沓摺高さが20mm以下であることから、沓摺高さ、換言すれば、浴室床面に対する下枠上面の段差を若干、即ち、20mm以下とし、車椅子などでも使用上問題とならないレベルで段差を解消するための傾斜ステップ25を設ける。そして、請求項1記載の傾斜ステップ付き浴室下枠装置は、傾斜ステップ25に設けられた連結部材Aを介して、傾斜ステップ25の室外側を下枠20側に着脱可能に連結させることを特徴とする。
【0005】請求項2記載の傾斜ステップ付き浴室下枠装置は、上記手段において、連結部材Aとして、連結具28と係合片27を具備させ、該係合片27によって、傾斜ステップ25の室外側を下枠20上に配置されている下枠載材22に連結させることを特徴とする。請求項3記載の傾斜ステップ付き浴室下枠装置は、上記請求項1記載の手段において、連結部材Aとして、下枠20の室内側に連結ビス29,29を植設し、該連結ビス29,29に傾斜ステップ25の室外側端縁に穿設したビス係合スリット25g,25gを係合可能に形成することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
【実施例1】実施例1は、本発明を、図2に示すような浴室用の三枚引戸からなる引き戸10を支持させる傾斜ステップ25付き浴室下枠20に適用したものである。該引き戸10は、特に図1,2に示すように、第1引き戸11、第2引き戸12及び第3引き戸13からなり、躯体開口部の上枠1、下枠20及び縦枠2,2内に配置されている。第1引き戸11、第2引き戸12及び第3引き戸13は、上枠1に付設されたレール(図外)に支持させることにより、開閉自在に吊り下げられる。また、第1引き戸11、第2引き戸12及び第3引き戸13の下框の下部には、それぞれ下垂片11b,12b,13bが形成されると共に、シール材11a、シール材12a、シール材13aが下垂状態で設けられる。
【0007】浴室出入り部の下枠20は、特に図1に示すように、引き戸10の下部枠を構成し、浴室床面(浴室パン)3と更衣室(図外)との間に敷設される。下枠20の上面と更衣室の床面とは略同一高さで、下枠20と浴室床3との高さの差は若干で、具体的には20mm以下として形成される。下枠20は、躯体上に配置される下枠基材21と、下枠基材21上に載置・係合される下枠載材22と、該下枠載材22の浴室側に連結される傾斜ステップ25とからなる。
【0008】下枠基材21の浴室側は浴室床面3上に載置されると共に浴室外側は躯体に支持される。また、この下枠基材21には排水溝が形成されると共に、後述の下枠載材22の載置部或いは係合部が形成される。下枠載材22には、3つのシール材保持部22a,22a,22aが形成され、シール材22b,22b,22bが付設される。
【0009】傾斜ステップ25は、アルミ合金、硬質合成樹脂等を素材して形成され、側面視形状が略三角形の筒状で、浴室出入り部の幅に略等しい長さに形成されており、上面には傾斜面25dが形成され、浴室側及び室外側の下面には、耐水性があって弾性素材からなる床当接部材25a,25bが設けられる。また、傾斜ステップ25の室外側には下枠当接部25cが形成される。
【0010】更に、傾斜ステップ25の左右両端部近傍には、下枠20への連結部材Aが設けられる。即ち、傾斜ステップ25の両端部近傍の傾斜面25dには、図3に示すように、挿通孔25e,25eが穿設され、頭大ボルト状の連結具28が取り付けられる。そして、この連結具28のネジ部28aには、図1,9に示すように、係合片27が螺合されて取り付けられる。
【0011】係合片27は、図4,5に示すように、平面視方形状で傾斜ステップ25の内面上壁に当接する係合片本体27aと、その一側下方に折り曲げ状に形成されている鈎部27cとからなる。係合片27は金属弾性を有する鋼板が好適である。また、係合片本体27aには挿通ネジ穴27bが穿設され、この挿通ネジ穴27bには雌ねじ溝が形成され、前記連結具28のネジ部28aが挿通・螺合される。鈎部27cは、平面視L字の鈎型に形成され、下枠載材22の支持部22cに穿設されている水抜き穴(図外)に掛止する。この鈎部27cは、傾斜ステップ25に荷重がかかったときに傾斜ステップ25がある程度下動が可能となるように構成されている。
【0012】傾斜ステップ25の両端部には、その筒部開口を塞ぐようにキャップ26,26が取り付けられる。キャップ26は、図6〜8に示すように、開口を塞ぐキャップ本体に対して、係合突片26aが形成されている。このキャップ26の傾斜ステップ25に対する位置関係は、図9に示されている。即ち、キャップ26の係合突片26aが傾斜ステップ25の両端部の空間部に弾性的に嵌挿される。
【0013】上記構成、即ち、浴室床面3と浴室出入り部の下枠20上面との間に、若干の高低差がある浴室下枠構造において、浴室床面3と上記下枠20間に傾斜ステップ25を配置すると共に、該傾斜ステップ25の側端部に連結具28を介して係合片27を付設し、傾斜ステップ25の室外側を、下枠上に配置されている下枠載材22に係合片27によって連結させることで、連結具28の操作部28bを回転させて締め、下枠20側に簡単に傾斜ステップ25を取り付けることができる。逆に、傾斜ステップ25を下枠20から取り外すときには、操作部28bを回転操作して緩め、且つ、下枠載材22の支持部22cから鈎部27cを外す。したがって、傾斜ステップ25は下枠20の下枠載材22から随時脱着ができるから、傾斜ステップ25の取り替えや、浴室床面3上の清掃が容易となり、浴室の衛生管理が容易となる。
【0014】更に、実施例1では、鈎部27cを下枠20側の水抜き穴に掛止可能とすることで、既存の下枠装置を何ら加工することなく、傾斜ステップ25を取り付けることができる。また、上記構成において、傾斜ステップ25の室内側下部を、床当接部材25aを介して浴室床面に支持させると共に、傾斜ステップ25の室外側下部のを浴室床面3から離した状態で、傾斜ステップ25の室外側側面を下枠載材22に当接させることで、傾斜ステップ25の室外側がある程度下動するから、出入りする人にとって、傾斜ステップ25の踏み心地がよい。
【0015】(実施例1の別例)実施例1では、鈎部27cは下枠載材22の支持部22cに掛止されるが、必ずしも下枠載材22に掛け止めする必要はなく、下枠20に穿設されてる水抜き穴等に直接掛止してもよい。また、水抜き穴ばかりでなく、下枠20又は下枠載材22に、新たに掛け止用の孔や凹部を形成してもよい。要は、下枠20側に着脱可能に掛止できれば、本発明の基本とする課題は達成される。
【0016】また、連結具28は、常に操作部8bとネジ部28aとが一体である必要はなく、分離可能で、操作時のみネジ部28aに装着するようにしてもよい。また、操作部8bも、ネジ部28aの構成によっては、単にネジ部28aを回転操作できる部材、例えば、杆状のものでもよい。更に、上記ネジ部28aに換えて、金属製の弾性係止片等でもよい。
【0017】
【実施例2】実施例2として、図10,11に示すように、単一の引き戸10の下枠20に対して、傾斜ステップ25を上方から着脱自在に付設することも可能である。この場合は、下枠20の室内側に、頭大形状の連結ビス29,29を水平状に植設し、該連結ビス29,29に傾斜ステップ25の室外側(下枠20側)端縁に穿設したビス係合スリット25g,25gを係合するように形成してもよい。この実施例2によれば、傾斜ステップ25の着脱が簡略化し且つ容易で、浴室床3の清掃等に便利である。また、実施例2によれば、本発明に係る傾斜ステップ25の装着を既存の浴室下枠装置にも適用できるばかりでなく、新規・既存の浴室下枠装置に拘わらず、傾斜ステップ25の後付けが可能で、施工性の向上を図ることが可能となった。
【0018】(実施例2の別例)実施例2においては、連結ビス29,29及びビス係合スリット25g,25gの形状は、種々選択できる。例えば、各連結ビス29頭部の形状を円筒形或いは角柱形とすることが可能であり、また、ビス係合スリット25g,25gも、上部が狭いテーパ形状にすることができるし、また、奥広とすることも可能である。なお、特許請求の範囲の項には実施例との対応関係を明瞭にするために図面符合を付したが、本発明はこれに限るものではない。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記構成により、下記の効果を奏する。
1.請求項1記載の発明によれば、浴室床面と上記下枠間に傾斜ステップを配置すると共に、該傾斜ステップに設けられた連結部材を介して、傾斜ステップの室外側を下枠側に着脱可能に連結させることで、浴室下枠装置が新設・既設であることを問わず、傾斜ステップを下枠側に容易に且つ簡単な操作で着脱可能とし、傾斜ステップの交換、及び、清掃・排水を容易にする。
【0020】2.請求項2記載の発明によれば、上記効果に加えて、連結部材として、連結具と係合片を具備させ、該係合片によって、傾斜ステップの室外側を下枠上に配置されている下枠載材に連結させることで、傾斜ステップの装着を一層容易且つ確実にする。
3.請求項3記載の発明によれば、上記いずれかの効果に加えて、連結部材として、下枠の室内側に連結ビスを植設し、該連結ビスに傾斜ステップの室外側端縁に穿設したビス係合スリットを係合可能に形成することで、簡単な構成で傾斜ステップの装着を一層簡略化し、容易且つ確実にすることができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013