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発明の名称 起倒水止め部材を有する浴室出入り部の下枠装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−90449(P2001−90449A)
公開日 平成13年4月3日(2001.4.3)
出願番号 特願平11−266513
出願日 平成11年9月21日(1999.9.21)
代理人 【識別番号】100105382
【弁理士】
【氏名又は名称】伴 正昭
【テーマコード(参考)】
2E036
【Fターム(参考)】
2E036 AA01 BA01 CA03 FA10 FB02 HB31 RA08 RC03 TA01 
発明者 川瀬 佳郎 / 田原 昭彦
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 浴室出入り部2にドア3を回動自在に設けて出入り部2を開閉自在にし、出入り部2に設けるドア枠4の下部枠4aに下部枠4aの長手方向に長い起倒水止め部材5を装着し、ドア3を閉じたとき、起倒水止め部材5がドア3にて立ち上がり、且つ、ドア3を開いたとき、ドア3から離れて起倒水止め部材5が下部枠4aの上に倒れるようにドア3の開閉と起倒水止め部材5の起倒を連繋させる浴室出入り部の下枠装置において、起倒水止め部材5を、連結部が平板状で折り曲げ可能な弾性連結片6を介して下部枠4aに起倒自在に連結してなることを特徴とする、起倒水止め部材を有する浴室出入り部の下枠装置。
【請求項2】 上記弾性連結片6の室内外の端部には、先端に幅広部を有する係止部6b,6bを弾性連結片6の長さ方向に沿って設け、一方、上記下部枠4aの浴室内側端縁部及び起倒水止め部材5の浴室外側端縁部に、それぞれ長手方向に亙るように横向き溝状で内方に幅広部を有する係合部4d,5aを設け、該係合部4d,5aに、上記弾性連結片6の係止部6b,6bをそれぞれ装着してなることを特徴とする、請求項1記載の起倒水止め部材を有する浴室出入り部の下枠装置。
【請求項3】 浴室出入り部2にドア3を回動自在に設けて出入り部2を開閉自在にし、出入り部2に設けるドア枠4の下部枠4aに下部枠4aの長手方向に長い起倒水止め部材5を装着し、ドア3を閉じたとき、起倒水止め部材5がドア3にて立ち上がり、且つ、ドア3を開いたとき、ドア3から離れて起倒水止め部材5が下部枠4aの上に倒れるようにドア3の開閉と起倒水止め部材5の起倒を連繋させ、ドア3を閉めた状態において、起倒水止め部材5と対向するドア3の室外側部分に、起倒水止め部材5に近接させてストッパ13を付設することを特徴とする、起倒水止め部材を有する浴室出入り部の下枠装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、起倒水止め部材を有する浴室出入り部の下枠装置に関し、詳しくは、ドアを閉じたときのみ、起倒水止め部材が立ち上がって防水する手段を備えた浴室出入り部の下枠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浴室の出入り部には開口に沿ってドア枠が設けられ、ドア枠内にドアが回動自在に装着されて開口が開閉自在にされている。そして、浴室の床面よりドア枠の下部枠の上面の高さが十分に高くなるように段差を設けて浴室内の水が浴室外に流出しないようにしていた。ところが、ドア枠の下部枠の上面の高さを高くして段差を設けると、段差で足をつまずいたりするおそれがあって、安全面から好ましくないという問題がある。そこで、近年、ドア枠の下部枠の上面の高さを低くしても防水性を確保するためにドア枠の下部枠に起倒水止め部材を起倒自在に設け、ドアを開いたときドアの面で起倒水止め部材を押して起倒水止め部材を起こし、ドアを閉じたとき起倒水止め部材を下部枠に重ねるように倒すものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように起倒水止め部材は、ドアを閉じたとき起倒水止め部材を起こして防水できると共に、ドアを開いたとき起倒水止め部材を倒して安全に通行できるようになっているが、起倒水止め部材は回動自在に装着している下部枠部分から水が漏れることがある。そこで、上記「回動自在に装着している下枠部分」に、パッキンを配置した技術が先願発明(特許第2881138号公報)として提案されている。この発明により、ドア枠の下部枠と浴室の床面との間の段差を少なくして安全に通行できるようにしながら、ドアを閉じたとき、起倒水止め部材を起こして浴室内の水が浴室外に流出するのを防止でき、しかも水が漏れるのも防止できる。
【0004】しかしながら、長期間の使用に伴う回動(摺動)部の磨滅により、各部材間に隙間ができると水漏れが発生するおそれがあるばかりでなく、外力によるガタ付きや回動部の凹みが発生するおそれがある。そこで、本発明は上記先願技術について一層の改良を加えたもので、その課題とするところは、構成が簡単で、隙間の発生に伴う水漏れを生じさせず、しかも、故障が少ない起倒水止め部材を備えた浴室出入り部の下枠装置を提供することにある。また、起倒水止め部材の設置と併せて、ドア開閉時及び閉止時におけるドア下部位置の安定性を向上させることを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、請求項1記載の起倒起倒水止め部材を有する浴室出入り部の下枠装置は、浴室出入り部2にドア3を回動自在に設けて出入り部2を開閉自在にし、出入り部2に設けるドア枠4の下部枠4aに下部枠4aの長手方向に長い起倒水止め部材5を装着し、ドア3を閉じたとき、起倒水止め部材5がドア3にて立ち上がり、且つ、ドア3を開いたとき、ドア3から離れて起倒水止め部材5が下部枠4aの上に倒れるようにドア3の開閉と起倒水止め部材5の起倒を連繋させる浴室出入り部の下枠装置において、起倒水止め部材5を、連結部が平板状で折り曲げ可能な弾性連結片6を介して下部枠4aに起倒自在に連結してなることを特徴とする。そして、浴室1のドア3を閉じたとき、ドア3にて起倒水止め部材5を押して起倒水止め部材5を起立させて、浴室1内の水が浴室1外に流出するのを防止し、逆に、ドア3を開いたとき、ドア3を起倒水止め部材5から離して起倒水止め部材5を下部枠4aの上に倒すことで通行の邪魔にならないようにする。
【0006】請求項2記載の起倒水止め部材を有する浴室出入り部の下枠装置は、上記手段において、連結部が平板状で折り曲げ可能な上記弾性連結片6の室内外の端部には、先端に幅広部を有する係止部6b,6bを弾性連結片6の長さ方向に沿って設け、一方、上記下部枠4aの浴室内側端縁部及び起倒水止め部材5の浴室外側端縁部に、それぞれ長手方向に亙るように横向き溝状で内方に幅広部を有する係合部4d,5aを設け、該係合部4d,5aに、上記弾性連結片6の係止部6b,6bをそれぞれ装着してなることを特徴とする。上記手段において、弾性連結片6に下部枠4a及び起倒水止め部材5が水密状態で確実に連結し、しかも、着脱時においては、長さ方向にずらせて行うものである。
【0007】請求項3記載の起倒水止め部材を有する浴室出入り部の下枠装置は、浴室出入り部2にドア3を回動自在に設けて出入り部2を開閉自在にし、出入り部2に設けるドア枠4の下部枠4aに下部枠4aの長手方向に長い起倒水止め部材5を装着し、ドア3を閉じたとき、起倒水止め部材5がドア3にて立ち上がり、且つ、ドア3を開いたとき、ドア3から離れて起倒水止め部材5が下部枠4aの上に倒れるようにドア3の開閉と起倒水止め部材5の起倒を連繋させ、ドア3を閉めた状態において、起倒水止め部材5と対向するドア3の室外側部分に、起倒水止め部材5に近接させてストッパ13を付設することを特徴とする。そして、浴室1のドア3を閉じたとき、起倒水止め部材を起こして防水できると共に、ドアを開いたとき起倒水止め部材を倒して安全に通行でき、且つ、ドア3が閉め状態を超えて移動することを防止する。
【0008】
【発明の実施の形態】本実施例の浴室1は、例えばバスタブや洗い場を有する浴室ユニットであるが、その他のサニタリールームユニットであってもよい。図1、図4に示すように、浴室1と浴室1外との間には出入り部2を設け、この出入り部2の開口に沿ってドア枠4を取り付け、ドア枠4にドア3が開閉自在に装着してある。浴室1外の部分は脱衣室や廊下等である。
【0009】ドア3は二つ折りドアであるが、通常の回転自在に開閉する開閉ドアであってもよい。二つ折りのドア3は、2枚のドアパネル3a,3aをヒンジ等で回転自在に連結してあり、一方のドアパネル3aをドア枠4の一方の縦枠4bに回転自在に連結してあり、浴室1内側に折り畳むことで出入り部2を開放し、展開することで出入り部2を閉塞するようにしてある。
【0010】ドア枠4の下部枠4aは、浴室1内の床面8と浴室1外の床面9との間に設けるものであるが、床面8と下部枠4aの上面との間に余り段差ができないように、即ち、バリアフリーとして設定してある。浴室1内の床面8の下部枠4a側のドア3の直下部より浴室1外側には下部枠4aに沿って排水溝26を設ける。
【0011】起倒水止め部材5は、下部枠4aの長手方向の長さと同じものであり、起倒水止め部材5が下部枠4aに起倒自在になるように装着してある。つまり、中央の連結部が平板状で折り曲げ可能な弾性連結片6の室内外の端部には、先端に幅広部を有する係止部6b,6bを弾性連結片6の長さ方向に沿って設け、一方、上記下部枠4aの浴室内側端縁部及び起倒水止め部材5の浴室外側端縁部に、それぞれ長手方向に亙るように横向き溝状で内方に幅広部を有する係合部4d,5aを設ける。そして、該係合部4d,5aに、上記弾性連結片6の係止部6b,6bをそれぞれ装着する。また、この装着状態の保持については、下枠上縁部4cの下面と弾性素材からなる支持杆25の上面とで挟持させるようにして保持させてある。また、下部枠4aの長手方向の両方の縦枠4b側の端部には、端部止水部材10を配置してあり、端部止水部材10を下部枠4aに装着してある。
【0012】駆動装置20は、図4に示すように、起倒水止め部材5にピン21にて回転自在になるように装着してある。図1,4に示すように、駆動装置20の先端部の上部にはローラよりなる第1の当接部23を設け、先端部の下部にはローラよりなる第2の当接部24を設けてある。そして、上記ドア3を閉じたとき、ドア3が先に第1の当接部23に当たってから次に第2の当接部24に当たるが、第1の当接部23がドア3に当たるときも、第2の当接部24がドア3に当たるときも、ドア3の面に対して第1の当接部23や第2の当接部24が略直交して当たるようになっている。
【0013】しかして、ドア3を開いた状態では、駆動装置20の第1の当接部23や第2の当接部24がドア3に接触しておらず、起倒水止め部材5は下部枠4aの上に重なるように倒れており(図3の状態)、起倒水止め部材5が邪魔になることなく出入り部2をスムーズに通行することができる。この状態からドア3を閉じていくと、先ず第1の当接部23がドア3に当たり、駆動装置20を介して弾性連結片6がの連結部が折り曲げられて起倒水止め部材5が立ち上がって行き、次いで第2の当接部24がドア3に当たり、駆動装置20を介して立ち上がって行き、ドア3を完全に閉じた状態で起倒水止め部材5が完全に立ち上げられる。
【0014】これにより、起倒水止め部材5にて浴室1側から浴室1外の方に水の流出が遮断される。またドア3を開くと、第1の当接部23や第2の当接部24がドア3から離れ、起倒水止め部材5が自重で倒れる。またドア3を閉めて起倒水止め部材5が起立した状態で、起倒水止め部材5を踏んだりして起倒水止め部材5を押し下げるような力が加わったとき、バネ22が伸びることよりピン21を中心に回転して起倒水止め部材5が下がり、力がかからなくなったとき元の状態に戻る。このことにより起倒水止め部材5が立ち上がっているときに上から踏み付けたような場合でも、起倒水止め部材5が破壊することなく、また力がかからなくなったときに元の水止め状態に復帰させることができる。
【0015】上記のようにドア3を閉じたとき、起倒水止め部材5が立ち上がって浴室1内の水が浴室1外に出ないようないように防水され、ドア3を開いたとき、起倒水止め部材5が倒れて起倒水止め部材5が通行の邪魔にならないようになっているのであるが、起倒水止め部材5を起倒自在にするために、回動自在にした部分の耐久性及び防水を考慮して、本発明では次の構造が採用されている。
【0016】上記のように下部枠4aの脱衣室側端部には係合部4dが形成されているが、この係合部4d内に、弾性連結片6に形成されている係止部6bを内装してある。 弾性連結片6は、ゴム等の弾性素材からなり、断面略逆U字状で中央部が平板状の連結片本体6aと連結片本体6aの両側方に突出した係止部6b,6bとからなる一体成形物として形成されている。特に、上記係止部6b,6bは、係合部4dとの結合状態を確実なものとするために、硬質ゴムとすることが望ましい。そして、一方の係止部6bは起倒水止め部材5の係合部5aに、他方の係止部6bは下部枠4aの係合部4dにそれぞれ連結されている。
【0017】このように弾性連結片6を用いて下部枠4aに、起倒水止め部材5を装着することで、通常は弾性連結片6の弾性力及び重力により、起倒水止め部材5は「倒」状態にあるが、駆動装置20の作動により、平板状の連結部で折曲させて起立させることが可能となる。しかも回転する軸部が存在しないことから、隙間等が発生せず防水上も都合がよい。なお、連結片本体6a上面で、下部枠上縁部4cと起倒水止め部材5との間に凹部が生ずる場合は、これらの上面を平坦にするために、軟質のプラスチック片7等を貼り付けてもよい。
【0018】本実施例では、図1〜3に示すように、好ましい構成要件として、ドア3の下部で、起倒水止め部材5の対向部分に、起倒水止め部材5に近接(近接は、当接も含む。)させてストッパ13を付設している。また、このストッパ13は、2枚のドアパネル3a,3aの連結部近傍に付設することが望ましい。上記ストッパ13により、ドア3を閉めたとき、ドア3が閉め状態を超えて移動しようとしたとき、ストッパ13にぶつかって、上記移動を防止することができる。また、該ストッパ13は、その閉止状態において、ドア3の下方の振れを防止することができる。
【0019】なお、上記ストッパ13を設けると、ドア3の「開」時には、2枚のドアパネル3a,3aが重なることから、ストッパ13の取付位置によっては、ストッパ13が邪魔になる(2枚のドアパネル3a,3aが重ならない)ことがある。その場合には、ストッパ13に相対する他のパネル3aの部分に凹部を形成すればよく、また他の手段を採用してもよい。また、上記特許請求の範囲の項には図面との対応関係を明確にするために図面符号を付したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上記構成により、下記の効果を奏する。
1.本発明の請求項1の発明によれば、浴室のドアを閉じたとき、ドアにて起倒水止め部材を押して起倒水止め部材を立ち上げることができて浴室内の水が浴室外に流出するのを防止でき、またドアを開いたときドアを起倒水止め部材から離して起倒水止め部材を下部枠の上に倒すことで通行の邪魔にならないようにできる。また、起倒水止め部材を、連結部が平板状で折り曲げ可能な弾性連結片を介して下部枠に起倒自在に連結したことで、通常は弾性連結片の弾性力及び重力により、起倒水止め部材は「倒」状態にあるが、駆動装置の作動により起立させることが可能となる。しかも、連結部は平板状で回転する軸部が存在しないことから、隙間等が発生せず防水上も都合がよい。
【0021】2.本発明の講求項2の発明によれば、上記効果に加えて、下部枠に弾性連結片を介して起倒水止め部材を水密状態で確実に連結することができ、しかも、着脱時においては、長さ方向にずらせて行うことができるから、弾性連結片や起倒水止め部材の交換等を容易に行うことができる。
【0022】3.本発明の請求項3の発明により、湯水が閉め状態のドアを超えて浴室外に移動しようとしたとき、起倒水止め部材を起こして防水できると共に、ドアを開いたとき起倒水止め部材を倒して安全に通行でき、且つ、ドア3が閉め状態を超えて移動することを防止することができる。また、該ストッパは、ドアの閉止状態において、ドアの下方の振れを防止することができる。




 

 


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