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発明の名称 遮光断熱窓
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−65258(P2001−65258A)
公開日 平成13年3月13日(2001.3.13)
出願番号 特願平11−241126
出願日 平成11年8月27日(1999.8.27)
代理人 【識別番号】100105382
【弁理士】
【氏名又は名称】伴 正昭
【テーマコード(参考)】
2E039
【Fターム(参考)】
2E039 AB06 AB07 AB08 AC00 
発明者 増山 新作
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ガラスの一側面側に、短い波長の光線を透過させ長い波長の光線を反射する選択透過膜2を配置させ、前記ガラスを断熱框20に保持させると共に、該断熱框20を断熱枠10に装着させるに当たって、ガラスの一側面を室内外位置変更可能とすると共に、上記ガラスを、密閉させた空気層3を介在させた第1ガラス板1aと第2ガラス板1bとからなる複層ガラスとし、第1ガラス板1aの空気層3側に上記選択透過膜2を配置させたことを特徴とする遮光断熱窓。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遮光断熱ガラス窓に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅の高機能化の進展は著しいものがある。特に、住宅壁面の断熱機能の向上が住宅の高機能化に影響することが大きい。住宅壁面については、その素材の選択や構造について種々の発明がなされているものの、窓に関する断熱機能の向上については今一つ機能的に充分なものはない。住宅壁面における断熱性能において、その40%まで窓の断熱性能が影響するといわれていることから考えると、窓、特にガラス部分の機能性の向上は大変重要である。そのための手段として、選択透過膜を窓ガラスの室内側に張り付けることによって、太陽光を採り入れ、室内から逃げようとする放射エネルギを室内側に反射させ室内の保温効果を向上させる技術が既に開発されている。しかし、夏場においては、太陽光をむしろ室外に取り入れないで省エネを推進することが望ましく、室内の保温効果を向上させただけでは夏場の要望に答えられないという不具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な不具合を解消することにあり、本発明の課題は、簡単な構成と操作により、太陽光線を大幅にカットして室内への影響を少なくしたり、逆に太陽光線による熱を積極的に利用して室内の温暖化を図ることができる遮光断熱窓を提供することにある。特に本発明の実現にあたっては、本発明以前に公知(例えば、実開昭60−4177号公報、実公平4−31962号公報参照)である反転窓の技術を取り入れている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明の遮光断熱窓は、ガラスの一側面側に、短い波長の光線を透過させ長い波長の光線を反射する選択透過膜2を配置させ、前記ガラスを断熱框20に保持させると共に、該断熱框20を断熱枠10に装着させるに当たって、ガラスの一側面を室内外位置変更可能とし、上記ガラスを、密閉させた空気層3を介在させた第1ガラス板1aと第2ガラス板1bとからなる複層ガラスとし、第1ガラス板1aの空気層3側に上記選択透過膜2を配置させたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の特徴であるガラスについて説明する。図1に示すように、ガラスは、互いに平行に配置される第1ガラス板1aと第2ガラス板1bとからなり、両ガラス板1a,1bは、空気層3を介してガラス板支持枠4によって一定間隔あけて複層ガラスとして構成されている。この第1ガラス板1aの空気層3側に、選択透過膜2が積層されている。
【0006】この選択透過膜2は、波長の短い、例えば太陽光(波長0.3〜2.0μm)については大幅にその透過を遮断するが、比較的波長の低い室内からの光熱(波長2.0〜5.0μm)は反射する機能を有するものである。このような選択透過膜2を図面に示すように、第1ガラス板1aの空気層3側に張り付けてある。なお、各図とも選択透過膜5は波線で記載してあるが、実際の形状は薄膜で形成されている。
【0007】次に、上記複層ガラスを支持する断熱框20について説明する。断熱框20は、方形状で上下左右框からなっており、図1,2に示されているように、上框は、断熱材23を挟んで上外框21と上内框22とからなる。また、下框は、断熱材23を挟んで、下外框24と下内框25とからなる。また、図3〜5に示されているように、右框は、右外框26と右内框27とからなる。また、左框は、左外框28と左内框29とから構成されている。そしてこの断熱框20に複層ガラスが保持固定されている。なお、断熱框20の断熱性を更に向上させるために、断熱材23・・・の配置ばかりではなくて、上外框21、下外框24、右外框26、左外框28には、断面方形状の空間部が形成されている。
【0008】次に窓枠を構成する断熱枠10について説明する。断熱枠10は上枠、下枠、右枠及び左枠から構成されている。先ず、上枠から説明すると、図1,2に示されるように、上枠は、上外枠11と上内枠12とからなり、その中間部には断熱材13が介装されている。また、同様に下枠についても下外枠14、下内枠15及び断熱材13からなる。また、図3〜5に示されるように、右枠についても、右外枠16、断熱材13、及び右内枠17とからなる。また、同様に左枠についても、左外枠18、断熱材13、及び左内枠19とからなる。
【0009】以上のように窓枠についても断熱構造となっており、この断熱枠10が断熱框の室内外面を反転可能に支持している。この支持・反転構造については、従来の構造と同様である。この反転構造については、公知の反転技術を採用すれば良い。特に、断熱框20の反転については、図4に示すように、水平方向に回転させることが望ましい。
【0010】上記装置において、夏場の太陽光が強い時においては、図1および図3に示すように、複層ガラスにおける選択透過膜2が室外側に位置するように、断熱框を配置するものである。上記配置により、選択透過膜2により、太陽熱を素早く反射させ、複層ガラスの熱貫流率を低下させて、室内に熱エネルギが供給されることを低下させる。また、この複層ガラスは断熱框20に保持され、しかも、断熱框20は断熱枠10に支持されていることから、複層ガラスによる遮熱と併せて、室内への熱エネルギの供給が確実に防止される。
【0011】次に、冬場においては、図2、図5に示すように、室内側に選択透過膜2を位置するように配置する。上記構成により、選択透過膜2が室内側にあることから、熱貫流率が向上し、室内に熱エネルギが多く供給されることになる。また、選択透過膜2は、室内側の長波長の赤外線等は反射させるから、室内からの放熱を低下させる。また、この複層ガラスは断熱框20に保持され、しかも、断熱框20は断熱枠10に支持されていることから、複層ガラスによる断熱・保温と併せて、室内からの熱エネルギの放散が確実に防止される。
【0012】本発明において、ガラスとして、複層ガラスの外に、合わせガラスや3枚以上の複層ガラス窓の場合にも、本発明思想を適用できる。その場合には、最も外側のガラス板に選択透過膜2を配置させればよい。また、第1ガラス板1aの「空気層3側に」選択透過膜3を配置させた構成に換えて、「空気層側とは反対側面」であってもよい。また、本発明は、いわゆる「反転窓」に適用することが望ましいが、要は、ガラスを保持する断熱框を室内外面において反転できればよく、例えば、窓枠から、断熱框を一旦取り外した後、反転させるような装置に適用することも可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記のようにガラスの一側面側に、短い波長の光線を透過させ長い波長の光線を反射する選択透過膜を配置させ、前記ガラスを断熱框に保持させると共に、該断熱框を断熱枠に装着させるに当たって、ガラスの一側面を室内外位置変更可能としたことで、選択透過膜を室外側に配置させたとき(例えば、夏場)は、選択透過膜によって、太陽熱を素早く反射させ、複層ガラスの熱貫流率を低下させて、室内に熱エネルギが供給されることを低下させる。また、このガラスは断熱框に保持され、しかも、断熱框は断熱枠に支持されていることから、ガラスによる遮熱と併せて、室内への熱エネルギの供給を確実に防止する。
【0014】また、選択透過膜を室内側に配置させたとき(例えば、冬場)は、室内側に配置された選択透過膜によって、選択透過膜が室内側にあることから、熱貫流率が向上し、室内に熱エネルギが多く供給されることになる。また、選択透過膜は、室内側の長波長の赤外線等は反射させるから、室内からの放熱を低下させる。更に、このガラスは断熱框に保持され、しかも、断熱框は断熱枠に支持されていることから、ガラスによる断熱・保温と併せて、室内からの熱エネルギの放散を確実に防止する。




 

 


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