米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 固定構造物 -> 立山アルミニウム工業株式会社

発明の名称 集合住宅用換気装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−20632(P2001−20632A)
公開日 平成13年1月23日(2001.1.23)
出願番号 特願平11−191730
出願日 平成11年7月6日(1999.7.6)
代理人 【識別番号】100105382
【弁理士】
【氏名又は名称】伴 正昭
【テーマコード(参考)】
2E036
3L056
【Fターム(参考)】
2E036 JA07 JB01 JB02 JC03 KA05 KA06 KB04 LA02 LA08 LB06 MA03 MA09 
3L056 BA04 BB02 BC02 BC04
発明者 塩原 達郎 / 野村 吉和 / 森 勝彦
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 窓開口部5を具備し、該窓開口部5内に障子3を配置させる集合住宅において、前記窓開口部5の一方の窓金属縦枠2aに隣接させ且つ方立6を介して換気装置10を設け、該換気装置10には室内外に連通する換気孔20を形成し、該換気孔20を流れる換気流の風圧により、換気量を自動調整する自動調整部材16を設けると共に、上記換気孔20上部に空調部材取付部12を設け、更に、上記窓金属縦枠2aにはその室内側に、且つ、上記換気装置10を支持する換気部縦枠11aにはその室内側に、それぞれ窓木質縦枠2b及び換気部木質縦枠11bを一体的に設け、両木質枠2,11bを上記方立6の室内側位置で連結することを特徴とする集合住宅用換気装置。
【請求項2】 上記換気孔20は、上記窓開口部5に沿って上下に長い換気スリットとし、該換気スリットの室外側には網戸19を、また、換気スリットの室内側には開閉蓋18を、それぞれ付設することを特徴とする請求項1記載の集合住宅用換気装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンション等の窓開口部側部に配置される集合住宅用換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集合住宅内部の換気に当っては、集合住宅外壁に形成される開口部窓枠に開閉自在の障子を配置し、この障子を開閉することによって行なっている。戸建て住宅等の一般住宅においては、窓開口部の一部にウインドファンを設けて、障子を閉めたままウインドファンから外気を取り入れる手段について既に提案されている。しかしながら、このウインドファンを集合住宅に取り付ける場合には、種々の機材・工具が必要であるばかりでなく、一旦取り付けた後は取外しに手数がかかることから、特に高階の室においては、室外作業が困難であることから固定したままにしておくことが多く、そのために、障子の開閉幅が狭くなり窓の使い勝手が悪くなるという問題がある。しかも、このウインドファンをつけると、左右の窓が交差状態で半開き状態となるため、窓の機密性が低下するという不具合もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明は、上記従来技術の問題点等を解消するために、窓開口部の障子を完全に閉めたまま、室内の換気等ができる集合住宅用換気装置を提供することにある。そして、更に、この換気装置によって室外の風圧に拘わらず、常に一定量の換気がなされ、また、前記換気装置に加えて空調装置を付加することで、自然換気と暖冷房との選択的又は同時的な組合わせができるようにするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するために、請求項1記載の集合住宅用換気装置は、窓開口部5を具備し、該窓開口部5内に障子3を配置させる集合住宅において、前記窓開口部5の一方の窓金属縦枠2aに隣接させ且つ方立6を介して換気装置10を設け、該換気装置10には室内外に連通する換気孔20を形成し、該換気孔20を流れる換気流の風圧により、換気量を自動調整する自動調整部材16を設けると共に、上記換気孔20上部に空調部材取付部12を設け、更に、上記窓金属縦枠2aにはその室内側に、且つ、上記換気装置10を支持する換気部縦枠11aにはその室内側に、それぞれ窓木質縦枠2b及び換気部木質縦枠11bを一体的に設け、両木質枠2,11bを上記方立6の室内側位置で連結することを特徴とする。
【0005】請求項2記載の集合住宅用換気装置は、上記手段に加えて、換気孔20は、上記窓開口部5に沿って上下に長い換気スリットとし、該換気スリットの室外側には網戸19を、また、換気スリットの室内側には開閉蓋18を、それぞれ付設することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説明する。図2は、本発明の前提となる集合住宅において、基本的な窓枠2及び換気装置10の配置を示している。
【0007】(換気枠11)図2に示すように、窓枠2の側部に、換気装置10の換気枠11が上下に長く配置され、該換気枠11には上下に長い換気スリット20が形成されている。換気枠11の上方部には、空調部材取付部12が形成されると共に、その下部の1/3の長さに亘って閉止部13が形成されている。上方の空調部材取付部12は、空調機で調整された空気の通路、或いはクーラー等の給排気管を挿通させる部分である。また、閉止部13は、換気スリット20の長さがそれほど必要のない場合に形成されるものであり、この長さは集合住宅の外気の状況、例えば平均風速や気温の程度によって、或いは需要者のニーズによって形成されるものである。
【0008】(換気装置10)次に、本発明の基本構造である換気装置10について、図3ないし図6を用いて説明する。図3は、窓開口部5及び換気装置10を含む水平断面図であり、窓開口部5には窓枠2が配置される。該窓枠2の縦部の構成要素として窓縦枠2a,2aが形成され、該窓縦枠2aは、躯体1側に設けられた方立6等に支持されている。また、窓枠2内には、左右に開閉可能な障子3,3が配置される。上記方立6及び躯体7には、窓枠2に隣接させて換気枠11が配置される。そして、換気枠11の縦部の構成要素として、図2に示すように、方立6等に支持される換気部縦枠11a、11aが形成されている。したがって、窓開口部5側の換気部縦枠11aは、図3に示すように、方立6を介して窓縦枠2aと連結されることになる。
【0009】(ウィスコン羽根16)換気部縦枠11a,11a間には、特に図6に示すように、上下に亘って室内外方向に断熱枠部14,14が配置され、この断熱枠部14,14間に形成された換気スリット20内には、ウィスコン羽根16が羽根支持部15によって室内外方向に移動可能に配置されている。なお、羽根支持部15は、断熱枠部14,14に保持されている。該ウィスコン羽根16は、図2,5において左側の室外から右側の室内に風が強く吹き込む時には、ウィスコン羽根16は右に移動してその風量を減少させるように作動する。また、室内の空気圧が高まると、図2において左側に移動し、その室内から室外に流れ出る風量を調整するように作用するものである。
【0010】(外板17)換気スリット20の室内側には、図3,5に示すように、躯体1の外壁と面一の位置に沿って外板17が換気枠縦枠11a,11aに支持されて配置されている。この外板17と換気部縦枠11a,11aとの間には上下にスリット状の開口部が形成されており、この開口部を通じてウィスコン羽根16が位置する通風路内に外気が導入、或いは内気が排出されることになる。
【0011】(開閉蓋18)上記断熱枠部14,14間に形成された換気スリット20(通風路)の室内側には、開閉蓋18が換気部縦枠11a,11aに対して遠近位置変更可能に配置されている。この開閉蓋18の両側には、図3〜5に示すように、シール材18a,18aが付設されている。従って、この開閉蓋18を把手18bを用いて移動させることにより換気スリット20を開閉することが可能である。図5(b)は開閉蓋18を閉止した状態を示している。また、図5(a)は開閉蓋を開けた状態を示す斜視図であって、矢印に示すような空気の流れが実現することになる。また、ウィスコン羽根16の左右動は、図6に示されるように、水平に室内外方向に風力に応じて移動するようになっている。そして、その移動が室内端、あるいは室外端に達した時、ウィスコン羽根16が換気スリット20を閉止することになる。
【0012】(通気孔21)本実施例について付随的に説明すれば、図1に示すように、換気スリット20の上端部に空調部材取付部12を設ける位置には、通気孔21が形成される。この通気孔21は、図3に示すように、水平方向には一定幅を有するもので、ほぼ正方形状に形成される。この通気孔21中に空調機の空調機通気管22を配置するが、この通気孔21は、単に空調用の空気を流通させる風路としても良い。
【0013】(木質縦枠2b,11bの連結)更に、上記窓金属縦枠2aの室内側に、及び、上記換気装置10を支持する換気部縦枠11aの室内側に、それぞれ窓木質縦枠2b及び換気部木質縦枠11bを一体的に設け、両木質枠2,11bを上記方立6の室内側位置で木質繋ぎ縦枠2cを介して連結する。この構成により、方立6を室内側から遮蔽する別途手段を必要としないばかりでなく、換気部木質縦枠11bが窓金属縦枠2aに支持されるから換気装置10全体の支持が容易となり、更に、室内側は木質材のみで構成されることから、室外側に面する窓金属縦枠2a及び換気部縦枠11aの温度が室内に伝わることがなく断熱されて、室内の温度管理上好ましい。なお、上記実施例のように、木質繋ぎ縦枠2cは必ずしも必要でなく、窓木質縦枠2b、換気部木質縦枠11b及び木質繋ぎ縦枠2cを一体物として、或いは施工前状態において適宜一体物として形成してもよい。
【0014】(実施例の作用)次に、本実施例の作用について説明する。本実施例による換気装置10によれば、窓開口部5の障子3,3の開閉に拘わらず、室内の換気をすることができる。図9(A)に示すように、室外の空気は、室内に換気スリット20を通じて矢印に示すように流れ込む。また、室内の空気は、図9(B)に示すように、開閉蓋18を通過し、且つウィスコン羽根16を越えて室外に空気を排出することになる。これらの空気の移動はウィスコン羽根16の水平移動によって制御され、空気流の速度が一定範囲に制御される。また、これらの空気の移動経路の壁部は、断熱枠部14,14が形成させているので、流出入する空気流は断熱枠部14,14に熱が奪われるようなことはない。
【0015】(実施例の効果)以上のように本実施例によれば、集合住宅において、窓開口部の障子3,3開閉に拘わらず、窓枠の横側方に換気装置10を配置したから、特に窓を締めきった状態でも室内の換気が充分に行なわれる。また、換気スリット20内には、ウィスコン羽根(自動調整部材)16を配置したことによって、換気量を一定範囲量におさめることができる。更に、換気スリット20の上方には、空調部材取付部12を取り付けたので、冷暖房と自然換気との併用も可能となる。また、この換気スリット20の下部には、閉止部13を形成することによってその換気量を自由に設定することができる。
【0016】更に、窓木質縦枠2b及び換気部木質縦枠11bを一体的に設け、両木質枠2,11bを上記方立6の室内側位置で木質繋ぎ縦枠2cを介して連結したから、方立6を室内側から遮蔽する別途手段を必要としないばかりでなく、換気部木質縦枠11bが窓金属縦枠2aに支持されるから換気装置10全体の支持が容易となり、更に、室内側は木質材のみで構成されることから、室外側に面する窓金属縦枠2a及び換気部縦枠11aの温度が室内に伝わることがなく断熱されて、室内の温度管理上好ましい。なお、特許請求の範囲の項には実施例との対応関係を明瞭にするために図面符合を付したが、本発明はこれに限るものではない。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記構成により、下記の効果を奏する。
1.請求項1記載の発明によれば、窓開口部の障子の開閉に拘わらず換気可能で、換気装置には、換気孔を流れる換気流の風圧により、換気量を自動調整させることで、室外の空気流に拘わらず換気量を一定とすることができる。更に、前記窓開口部の一方の窓縦枠に隣接させ且つ方立を介して換気装置を設けることで、従来の窓開口部に付加的に又は後付けで本発明装置を採用することができる。また、上記換気孔上部には、空調部材取付部を設けたことで、自然換気と暖冷房とを選択的又は同時的に組合わせが可能となる。
【0018】また、窓金属縦枠の室内側及び上記換気装置を支持する換気部縦枠の室内側には、それぞれ窓木質縦枠及び換気部木質縦枠を一体的に設け、両木質枠を上記方立の室内側位置で連結したから、方立を室内側から遮蔽する別途手段を必要としないばかりでなく、換気部木質縦枠が窓金属縦枠に支持されるから換気装置全体の支持が容易且つ安定し、更に、室内側は木質材のみで構成されることから、室外側に面する窓金属縦枠及び換気部縦枠の温度が室内に伝わることがなく断熱されるから、室内の温度管理上好ましい。
【0019】2.請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の効果に加えて、換気スリットに防虫網及びスリット開閉蓋を付設することで、室内への小動物の侵入を防ぐことができ、更には、スリット開閉蓋を適宜閉止することで、換気を任意に停止することも可能である。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013