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発明の名称 建設機械の運転室
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−348910(P2001−348910A)
公開日 平成13年12月21日(2001.12.21)
出願番号 特願2000−171086(P2000−171086)
出願日 平成12年6月7日(2000.6.7)
代理人
発明者 藤本 聡
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 運転席と、運転席の一側に備えられる乗降口とを備えた建設機械の運転室において、前記乗降口と対面側に位置する非乗降口側のパネルに清掃時に使用するノズルを通過させる開口部を備えたことを特徴とする建設機械の運転室。
【請求項2】 前記開口部を、前記パネルの下端部であって運転席の足下近傍に形成したことを特徴とする請求項1記載の建設機械の運転室。
【請求項3】 前記開口部は、前記運転室の前後方向と同方向に複数個形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の建設機械の運転室。
【請求項4】 前記開口部は、前記運転室の前後方向に伸長する長穴であることを特徴とする請求項1又は2記載の建設機械の運転室。
【請求項5】 前記非乗降口側のパネルが、運転室の外周面を形成する外面パネルと運転室の内装を形成する内面パネルとで形成されるとき、前記外面パネル及び内面パネルに亘って形成される開口部は、外面パネル側の開口部をノズルが通過できる程度の開口に設定し、内面パネル側の開口部を前記外面パネルの開口部と略同一水平軸線上に設定するとともに前後方向に伸長する長穴の開口に設定したことを特徴とする請求項1又は2記載の建設機械の運転室。
【請求項6】 前記開口部は、運転席の足下に敷設されるフロアマットの上面近傍に位置することを特徴とする請求項1乃至5何れか1つに記載の建設機械の運転室。
【請求項7】 前記開口部に、ノズルの先端を運転室内に案内するガイド部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至6何れか1つに記載の建設機械の運転室。
【請求項8】 前記開口部を非使用時に閉塞する閉塞部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至7何れか1つに記載の建設機械の運転室。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等に代表される建設機械の運転室に関し、特に運転室内に堆積する土砂の除去効率向上を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の運転室を備えた油圧ショベルの一例を図7に基づいて説明する。
【0003】図において、50は油圧ショベルであって、この油圧ショベル50は、走行自在な下部走行体51と、この下部走行体51の上部に旋回自在に搭載される上部旋回体52と、この上部旋回体52の前部中央近傍に一端が回動自在に接続される伏仰自在なアタッチメント53とを備えている。前記上部旋回体52の前部一側にはオペレータが搭乗する運転室54が備えられている。この運転室54の一側面には、オペレータが運転室54内に搭乗するための開閉自在な扉58が備えられている。また、運転室54の前側には開閉自在な窓59が備えられている。
【0004】前記アタッチメント53は、一端が上部旋回体52に回動自在に接続されるブーム55と、このブーム55の先端部に一端が回動自在に接続されるアーム56と、このアーム56の先端部に回動自在に接続されるバケット57とを有している。前記ブーム55は、両端が上部旋回体52前端部とブーム55側面とに接続されるブームシリンダ55aによって回動自在とされている。前記アーム56は、両端が前記ブーム55の背面と前記アーム56のブーム55側端部とに接続されるアームシリンダ56aによって回動自在とされている。前記バケット57は、両端が前記アーム56の背面と前記バケット57の背面とに接続されるバケットシリンダ57aによって回動自在とされている。
【0005】次に従来の運転室の内部構造を図8に基づいて説明する。運転室54の内部後方にはオペレータが着座する運転席60が備えられている。この運転席60の左右両側には、アタッチメント53の回動等操作する一対の操作レバー61が備えられている。また、前記運転室54内であって、前記運転席60の前方には下部走行体52の走行操作を行う走行レバー62が備えられている。また、運転席60の足下にはフロアマット64が備えられている。このフロアマット64には、前記走行レバー62等の突出物を避けて運転室54下面にフロアマット64を配置できるように切り込み67が設けられている。また、運転席60の乗降口側には遮断レバー63が備えられている。前記運転室54の非乗降側には側面パネル65が備えられており、この側面パネル65には側面ガラス66が備えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に油圧ショベル等建設機械は、工事現場等不整地な場所で使用されることが多く、オペレータの靴に多くの土砂等が付着した状態でオペレータは運転室54に搭乗している。この靴に土砂が付いた状態でオペレータの搭乗が繰り返されると運転室54内には多くの土砂等が上がることとなる。通常この土砂等は、オペレータの足下に位置するフロアマット64上に堆積されており、清掃時にはフロアマット64ごと運転室54の外方に取り出して土砂等を運転室54から取り除くようにしている。
【0007】しかしながら、上述の清掃方法においては運転室54内に上がった土砂等を完全に除去することができない。即ち、フロアマット64が敷設される運転室54の下面には走行レバー62等の突出物が備えられており、フロアマット64は、この突出物を避けるように配置されるとともに突出物が通過する切り込み67が設けられている。このため、フロアマット64を外す際にこの切り込み67から土砂が漏洩して運転室54側に残る問題があった。また、取り外しの際にフロアマット64の周囲から土砂がこぼれ落ちていた。
【0008】一方、フロアマット64を取り外さずに土砂を除去する方法として、例えばホース等を利用してフロアマット64上に水を流すことにより、水と一緒に土砂を乗降口から運転室54外部に流出させたり、土砂に対してエアを吹き付けることによって土砂を外部に放出する等の方法が採られていたが、これらの方法では以下の理由により土砂の除去が行えない。
【0009】即ち、近年建設機械等の運転室においては、エアコン等が普及し、従来のように暑さ対策のために窓を開けて作業を行うといったことが少なくなっている。このため、例えばアタッチメント53が側方近傍に位置する非乗降側のパネル65に備えられる側面ガラス66を開閉不能として安全性を図ったものが多く存在している。このような運転室においては、水或いはエアを放出するノズルは運転室の乗降口側からしか入れることができないため、水或いはエアの導入側と土砂の放出側とが同じになってしまい、土砂が放出できるようにノズルの向きを変更することは困難で確実な土砂の排出を行うことができなかった。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、運転室内に残る土砂の除去を容易に行うことのできる建設機械の運転室を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、運転席と、運転席の一側に備えられる乗降口とを備えた建設機械の運転室において、前記乗降口と対面側に位置する非乗降口側のパネルの下端部であって運転席の足下近傍に、清掃時に使用するノズルを通過させる開口部を備えたことを特徴とするものである。
【0012】これによると、土砂を排出する乗降口の対面側からエアを吹き出すことができるので、従来のようにエアのノズルを乗降口側から取り入れる場合に比べて土砂の放出を効率良く行うことができ、清掃を楽に行うことができる。また、非乗降口側のパネルの開口部という乗降口の開口に比べて非常に小さい開口からエア等を噴出させることができるので、運転室内で飛散した土砂はパネルで遮られ、清掃を行う作業者の目に飛散した土砂が入るといった心配がなくなる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の建設機械の運転室において、前記開口部を、前記パネルの下端部であって運転席の足下近傍に形成したことを特徴とするものである。
【0014】この場合、土砂の最も堆積する運転席足下の近傍に開口部を形成することができるので、ノズル先端の向きを運転席足下と略平行に配置することができ、土砂にエアを効率よく吹き付けることができ、土砂の排出をを効率良く行うことができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の建設機械の運転室において、前記開口部は、前記運転室の前後方向と同方向に複数個形成されることを特徴とするものである。
【0016】この場合、運転席足下という前後方向に幅のある清掃対象の隅々までエア等を吹き付けることが可能となるので、エア等が届かず土砂がフロアマット上に残るといった問題がなくなる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2記載の建設機械の運転室において、前記開口部は、前記運転室の前後方向に伸長する長穴であることを特徴とするものである。
【0018】この構成においても、運転席足下という前後方向に幅のある清掃対象の隅々までエア等を吹き付けることが可能となるので、エア等が届かず土砂がフロアマット上に残るといった問題がなくなる。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項1又は2記載の建設機械の運転室において、前記非乗降口側のパネルが、運転室の外周面を形成する外面パネルと運転室の内装を形成する内面パネルとで形成されるとき、前記外面パネル及び内面パネルに亘って形成される開口部は、外面パネル側の開口部をノズルが通過できる程度の開口に設定し、内面パネル側の開口部を前記外面パネルの開口部と略同一水平軸線上に設定するとともに前後方向に伸長する長穴の開口に設定したことを特徴とするものである。
【0020】これによると、運転室の外周面を形成する外面パネルの開口部をノズルが通過できる程度の小さな穴で済むので外観の美観性を損ねる心配がない。一方、内面パネルには長穴の開口部が形成されているので、ノズルの角度をこの長穴内で自由に変更することができ、エア等の噴出範囲を広範囲に設定することができる。これにより、運転室内の清掃を容易に且つ効率よく行うことができる。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5何れか1つに記載の建設機械の運転室において、前記開口部は、運転席の足下に敷設されるフロアマットの上面近傍に位置することを特徴とするものである。
【0022】これによると、フロアマットを運転室内に設置したままフロアマット上の土砂を運転室の乗降口側から排出できるので、従来のようにフロアマットを取り外す必要が無く、フロアマットを取り外すときに生じる運転室内に残る土砂の発生がなくなる。また、フロアマット上の土砂を取り除いた後にフロアマットを取り外して運転室下面を清掃するようにすれば、運転室下面に堆積する土砂は少なく、全体として清掃を楽に行うことができる。
【0023】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6何れか1つに記載の建設機械の運転室において、前記開口部に、ノズルの先端を運転室内に案内するガイド部材を設けたことを特徴とするものである。
【0024】この場合、ノズルの先端を確実且つ容易に運転室内に導くことができ、作業効率が向上する。また、パネルに取り付けられる断熱材等を傷つける心配がない。
【0025】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7何れか1つに記載の建設機械の運転室において、前記開口部を非使用時に閉塞する閉塞部材を備えたことを特徴とするものである。
【0026】これによると、開口部の非使用時には、確実に閉塞できるので雨水等が運転室内に入り込む恐れがない。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の建設機械の運転室に係る第1実施形態を図に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る運転室の要部詳細図である。図2は図1における開口部を示す要部断面図である。図3は図1に示す開口部の使用状態を示す図である。なお、従来技術と同一構成のものについては同符号を付し、その説明を省略する。
【0028】運転室54の内部には運転席60が配置されている。この運転席60の左右両側には操作レバー61が備えられており、また運転席60の前方には走行レバー62が備えられている。また、前記運転席60の足下にはフロアマット64が備えられている。前記運転室54の非乗降側のパネル65であって、その下端部近傍にはエア等を噴射するノズルが通過可能な円筒状の開口部1が設けられている。なお、前記パネル65は、運転室54の外観面を形成する外面パネル10と内装面を形成する内面パネル11との組み合わせで構成されており、前記開口部1はこの外面パネル10及び内面パネル11を貫通するように形成されている(開口部10a,11a)。また、このパネル65には側面ガラス66が備えられている。
【0029】そして、前記開口部1の非使用時には、前記開口部10a,11aをゴム等の弾性体で形成される閉塞部材であるキャップ2,3で閉塞するようにしている。詳しくは、キャップ2は外面パネル10側の開口部10aを閉塞し、キャップ3は内面パネル11側の開口部11aを閉塞している。このように構成すれば、開口部1の非使用時にも外面パネル10の開口部10aから雨水等が浸入する心配が無く、また、内面パネル11の開口部11aから内面パネル11と外面パネル10との間にフロアマット64上に堆積した土砂が流れ込む心配がない。一方、前記開口部1を利用して清掃を行う場合には、図3に示すように先ず前記キャップ2,3を取り外す。そして、エア等を噴出できるノズルAの先端aを前記開口部1から運転室54内部に挿入してエアを噴出する。このエアの勢いにより、フロアマット64上に堆積した土砂を開口部1の対面に位置する運転室54の乗降口側から外部に放出することができる。これによれば、土砂を排出する乗降口の対面側からエアを吹き出すことができるので、従来のようにエアのノズルを乗降口側から取り入れる場合に比べて土砂の放出を効率良く行うことができ、清掃を楽に行うことができる。
【0030】なお、前記開口部1を、前記フロアマット64の上面の近傍に設定すれば、フロアマット64を運転室54内に設置したままフロアマット64上の土砂を運転室54の乗降口側から排出できるので、従来のようにフロアマット64を取り外す必要が無く、フロアマット64を取り外すときに生じる運転室54内に残る土砂の発生がなくなる。また、フロアマット64上の土砂を取り除いた後にフロアマット64を取り外して運転室54下面を清掃するようにすれば、運転室54下面に堆積する土砂は少なく、全体として清掃を楽に行うことができる。また、パネル65の開口部1という乗降口の開口に比べて非常に小さい開口からエア等を噴出させることができるので、運転室54内で飛散した土砂はパネル65で遮られ、清掃を行う作業者の目に飛散した土砂が入るといった心配がなくなる。また、作業者による清掃状況の確認は、前記パネル65に備えられる側面ガラス66から行えるので作業効率が低下する心配もない。
【0031】また、図4は上述した開口部にガイド部材を取り付けた例を示す図である。図において、パネル65は、上述のように外面パネル10と内面パネル11とから形成されている。通常、この外面パネル10と内面パネル11との間には断熱材18が介在されており、運転室54の快適性を保つようにしている。このようなパネル65に開口部1を設けた場合、断熱材18はむき出しの状態となるのでノズルAを挿脱する際に先端aが前記断熱材18に引っ掛かり、断熱材18が剥離する恐れがある。そこで、ここでは前記開口部1に、開口部の内周面を覆う外周面を有する中空形状のガイド部材19を取り付けた。これによれば、ノズルAの先端aは、ガイド部材19により運転室54内のフロアマット64上方にガイドされるので、前記先端aが断熱材18に接触する恐れがなく、断熱材18が剥離することもない。また、ガイド部材19によりノズルAの先端aを確実に運転室54内に導くことができる。また、ガイド部材19を設けることにより、開口部1を閉塞するキャップは1つで済み、キャップの着脱を楽に行うことができる。また、ガイド部材19により、フロアマット64上に堆積した土砂が開口部1に入ったとしても、外面パネル10と内面パネル11との間に土砂が入り込む恐れがない。
【0032】次に本発明の建設機械の運転室に設けられる開口部の第2実施形態を図に基づいて説明する。図5は開口部の第2実施形態を示す要部詳細図である。運転室54の非乗降側のパネル65は、外面パネル10と内面パネル11とから構成されており、この外面パネル10と内面パネル11には上述したノズルを通過できる円筒状の開口部12が複数個形成されている。この複数の開口部12は、前記外面パネル10に形成された複数の開口部13と前記内面パネル11に形成された複数の開口部14との組み合わせによって形成されている。この開口部12のそれぞれには前述した開口部1と同様に、非使用時に閉塞するキャップを使用し、外部から水が浸入する事態等を防止するようにするのがよい。また、上述のようにガイド部材を設けてノズルAの先端aを確実に運転室54内に導くようにすることもできる。この場合、フロアマットという前後方向に幅のある清掃対象の隅々までエア等を吹き付けることが可能となるので、エア等が届かず土砂がフロアマット上に残るといった問題がなくなる。
【0033】また、図6は開口部の第3実施形態を示す図である。運転室54の非乗降側のパネル65は、外面パネル10と内面パネル11とから構成されており、この外面パネル10と内面パネル11には上述したノズルが通過可能な開口部15が形成されている。詳述すると、前記外面パネル10側には、円形状の開口部16が形成され、一方前記内面パネル11側には、前記開口部16と同一水平軸線上に前後方向に伸長して形成される長穴の開口部17が形成されている。これら開口部16,17には上述した開口部1と同様に、非使用時に開口部16,17を閉塞するキャップが備えられる。また、上述のようにガイド部材を設けてノズルAの先端aを確実に運転室54内に導くようにすることもできる。この場合、運転室54の外周面を形成する外面パネル10の開口部16をノズルが通過できる程度の小さな穴で済むので外観の美観性を損ねる心配がない。一方、内面パネル11には長穴の開口部17が形成されているので、ノズルの角度をこの長穴内で自由に変更することができ、エア等の噴出範囲を広範囲に設定することができる。これにより、運転室54内の清掃を容易に且つ効率よく行うことができる。
【0034】なお、ここでは、非乗降側のパネル65が外面パネル10及び内面パネル11の2つのパネルの組み合わせからなる構造に開口部を設ける例について説明したが、本発明はこれに限らず、パネル65が1枚のパネルにより形成される場合にも適用可能である。また、ここでは閉塞部材としてゴム製のキャップを例にとって説明したが、本発明はこれに限らず、開口部を非使用時に閉塞できる部材又は構造であれば何でも良い。
【0035】また、ここでは、開口部を運転室54の非乗降口側パネル65の下端部近傍に備える構成を好適な例として説明したが、本発明はこれに限らず、例えば超小旋回型油圧ショベルと称される建設機械(アタッチメントを収納姿勢とした状態で、運転室を含む上部旋回体が旋回時に下部走行体の略車幅内に収まるように構成される機械)のように、運転室54の非乗降口側のパネル65の下端部近傍にアタッチメントを支持するフレームが位置し、パネル65の下端部に開口部が形成できない場合においては、このフレームを避けるようにしてパネル65に開口部を形成すればよい。このように、前記開口部は、前記パネル65側であって、ノズルが挿脱できる位置であればどこに形成しても構わない。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によると、土砂を排出する乗降口の対面側からエアを吹き出すことができるので、従来のようにエアのノズルを乗降口側から取り入れる場合に比べて土砂の放出を効率良く行うことができ、清掃を楽に行うことができる。また、非乗降口側のパネルの開口部という乗降口の開口に比べて非常に小さい開口からエア等を噴出させることができるので、運転室内で飛散した土砂はパネルで遮られ、清掃を行う作業者の目に飛散した土砂が入るといった心配がなくなる。
【0037】請求項2に記載の発明によると、土砂の最も堆積する運転席足下の近傍に開口部を形成することができるので、ノズル先端の向きを運転席足下と略平行に配置することができ、土砂にエアを効率よく吹き付けることができ、土砂の排出をを効率良く行うことができる。
【0038】請求項3又は請求項4に記載の発明によると、運転席足下という前後方向に幅のある清掃対象の隅々までエア等を吹き付けることが可能となるので、エア等が届かず土砂がフロアマット上に残るといった問題がなくなる。
【0039】請求項5に記載の発明によると、運転室の外周面を形成する外面パネルの開口部をノズルが通過できる程度の小さな穴で済むので外観の美観性を損ねる心配がない。一方、内面パネルには長穴の開口部が形成されているので、ノズルの角度をこの長穴内で自由に変更することができ、エア等の噴出範囲を広範囲に設定することができる。これにより、運転室内の清掃を容易に且つ効率よく行うことができる。
【0040】請求項6に記載の発明によると、フロアマットを運転室内に設置したままフロアマット上の土砂を運転室の乗降口側から排出できるので、従来のようにフロアマットを取り外す必要が無く、フロアマットを取り外すときに生じる運転室内に残る土砂の発生がなくなる。また、フロアマット上の土砂を取り除いた後にフロアマットを取り外して運転室下面を清掃するようにすれば、運転室下面に堆積する土砂は少なく、全体として清掃を楽に行うことができる。
【0041】請求項7に記載の発明によると、ノズルの先端を確実且つ容易に運転室内に導くことができ、作業効率が向上する。また、パネルに取り付けられる断熱材等を傷つける心配がない。
【0042】請求項8に記載の発明によると、開口部の非使用時には、確実に閉塞できるので雨水等が運転室内に入り込む恐れがない。




 

 


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