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発明の名称 作業機械の操作ペダル
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−279720(P2001−279720A)
公開日 平成13年10月10日(2001.10.10)
出願番号 特願2000−95358(P2000−95358)
出願日 平成12年3月30日(2000.3.30)
代理人
発明者 藤井 篤夫 / 城上 忠己
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 作業者の足踏み操作によってペダルが左右方向に揺動可能とされた作業機械の操作ペダルにおいて、前後方向に回動可能なロックプレートを上記ペダルの後方に配設し、上記ロックプレートが前方に回動したロック状態で上記ロックプレートが上記ペダルに係合して上記ペダルが左右方向に揺動するのをロックするとともに、上記ロックプレートが後方に回動した操作状態で上記ロックプレートが作業者の足裏に当接してすべり止めとなることを特徴とする作業機械の操作ペダル。
【請求項2】 上記ペダルに形成されたペダル突起部と上記ロックプレートに形成されたロックプレート突起部とが互いに挟持係合することによって上記ペダルが左右方向に揺動するのをロックすることを特徴とする請求項1記載の作業機械の操作ペダル。
【請求項3】 上記ロックプレートの面積が上記ペダルの面積より小とされており、ロック状態にて上記ペダルの左右方向両側部が上記ロックプレートからはみ出していることを特徴とする請求項1または2のいずれか一つに記載の作業機械の操作ペダル。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機械の操作ペダルに関するものであり、さらに詳しくは左右方向に揺動可能な作業機械の操作ペダルに関するものである。特に、作業機が左右方向に揺動可能とされた小型の油圧ショベルの操作ペダルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、本発明が適用される作業機械の一種である小型の油圧ショベルにおいては、掘削作業に用いる作業機を左右方向に揺動する操作をおこなうために、足踏み動作で操作する操作ペダルが用いられている。作業者は、この操作ペダルを左右または前後に足踏みすることによって、作業機を左右方向に揺動する。
【0003】ところで、このような操作ペダルは、操作に使用する場合には当然のことながら動作可能でなければならないが、操作に使用しない場合には誤操作防止のために左右方向に揺動しないようにロックしておく必要がある。また、このような操作ペダルは、操作に使用しない場合には、作業者が足置き代わりに使用する場合が多いので、この面からも確実にロックしておく必要がある。
【0004】このようなことから、従来は、操作ペダル全体を格納したり、ロックピンによってロックすることで、操作ペダルが非使用時に誤動作しないようにしていた。また、操作ペダルを回動するロックプレートでロックする従来技術として、実開平5−66722号に開示された技術がある。この従来技術ではロックプレートを前方から回動してペダルを覆うことでペダルをロックしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した操作ペダル全体を格納する従来技術によると、装置構成が複雑になるだけでなく、格納するのに手間がかかる。また、非使用時に足置きとして利用することができなかった。一方、ロックピンによってロックする従来技術によると、操作ペダルを前後方向に揺動させる場合には適しているが、左右方向に揺動させる場合には、ロックピンを前方から挿入することになり、ロックピンの挿入動作が容易でなくなるとともにロックピンが作業者の足に引っかかるという問題があった。
【0006】実開平5−66722号に開示された従来技術は、上述の操作ペダル全体を格納する従来技術や、ロックピンによってロックする従来技術より優れているが、以下に述べる問題点があった。すなわち、この従来技術では、踵部分で左右方向の踏み分けをすることになるので、その操作フィーリングが爪先部分で踏み分ける場合より劣っているという問題があった。また、踵部分に力を入れることとなるので、ペダルから作業者の足がすべり易いという問題があった。さらに、操作ペダルを左右方向に揺動可能とするには、フロアマット部分から相応の高さだけ浮かすことが必要であるが、踵部分をその浮かした操作ペダルに乗せるので、操作ペダル全体が高くならざるを得ず、作業者がつまづき易くなるという問題もあった。
【0007】そこで本発明は、このような事情に鑑み、使用時に操作フィーリングが良く足がすべることのない良好な操作性を有し、かつ非使用時に簡単確実にロックできて足置きとして利用可能な作業機械の操作ペダルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するための手段として、本発明は、作業者の足踏み操作によってペダルが左右方向に揺動可能とされた作業機械の操作ペダルにおいて以下のような構成を採った。すなわち、前後方向に回動可能なロックプレートをペダルの後方に配設した。また、ロックプレートが前方に回動したロック状態では、ロックプレートがペダルに係合してペダルが左右方向に揺動するのをロックするとともに、ロックプレートが後方に回動した操作状態では、ロックプレートが作業者の足裏に当接してすべり止めとなるようにした。
【0009】本発明によれば、操作状態では、操作ペダルを踵ではなく爪先に近い部分で踏み分けることができるので、操作フィーリングが良好なものとなる。また、ロックプレートが作業者の足裏に当接してすべり止めとなるので、足がすべったり踏み外すことがない。
【0010】さらに、本発明によれば、ロック状態では、ロックプレートがペダルに係合してペダルが左右方向に揺動するのをロックするので、簡単確実にロックできて誤動作を防止できる。また、確実にロックできているので、非使用時に操作ペダルを作業者の足置きとして利用できる。これによって、作業者の疲労度を低減することができる。
【0011】また、ペダルに形成されたペダル突起部とロックプレートに形成されたロックプレート突起部とが互いに挟持係合することによってペダルが左右方向に揺動するのをロックするようにしてもよい。
【0012】この場合、ペダルとロックプレートの各々に突起部を設けるだけで、ロック動作を確実なものとすることができる。
【0013】また、ロックプレートの面積をペダルの面積より小として、ロック状態にてペダルの左右方向両側部がロックプレートからはみ出すようにしてもよい。
【0014】この場合、ロック状態にてペダルの左右方向両側部がロックプレートからはみ出しているので、足置きとして使用した場合においても作業者の足がすべったり踏み外したりすることがない。また、ロックプレートが作業者の踵部分に良好にフィットする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0016】図1は、本発明に係る操作ペダルが適用される作業機械の一例としての小型油圧ショベルの平面図である。
【0017】図1において、1aおよび1bが左右一対のクローラであり、この左右一対のクローラ1a、1bを連結する下部フレーム上に、上部旋回体2が旋回可能に搭載されている。この上部旋回体2の左側にはシート3が配設されており、該シート3の左右の両側部には十字方向に傾動可能とされた一対のコンソール付作業機操作レバー4a、4bが設けられている。また、上記シート3の前方にはフロアステップ7が形成されており、該フロアステップ7には前後方向に傾動可能とされた一対の走行レバー5が立設されている。さらに、上記シート3の右前方部分のフロアステップ7には、左右方向に揺動可能とされた操作ペダル6が配設されている。
【0018】また、上部旋回体2の前端部には、作業機支持ブラケット10が突設されており、該作業機支持ブラケット10には、ブーム、アーム、バケットからなる掘削用の作業機12が作業機枢支体9を介して枢軸11回りに左右方向に揺動可能に設けられている。この作業機枢支体9には揺動シリンダ10が接続されており、該揺動シリンダ10によって作業機12の揺動動作が行われる。
【0019】次いで、この図1に示す実施形態に係る小型の油圧ショベルの動作を説明する。作業者は、シート3に着座し、作業機操作レバー4a、4b、走行レバー5を手で操作し、操作ペダル6を足で操作する。作業機操作レバー4a、4bの操作によって、ブーム、アーム、バケットの揺動動作と上部旋回体2の旋回動作が行われる。また、走行レバー5の操作によって、クローラ1a、1bの回転が制御されて、小型油圧ショベルの走行動作が行われる。さらに、操作ペダル6を左右方向に足踏み操作することによって、作業機12の左右方向の揺動が行われる。この場合、操作ペダル6を左方向に足踏みすれば作業機12が左に揺動し、操作ペダル6を右方向に足踏みすれば作業機12が右に揺動する。
【0020】この図1に示す実施形態では、作業機としてブーム、アーム、バケットからなる例を掲げたが、特にこれに限定されるものではない。例えば、作業機としてブレーカやクラムシェルが用いられてもよい。
【0021】なお、図1に示す実施形態では、作業機の揺動動作を左右方向に揺動可能とされた操作ペダルによっておこなったが、他の部分の動作を行うのに本発明に係る操作ペダルを用いてもよい。ただし、作業機の揺動動作を行うのに用いた場合は、操作ペダルの揺動方向と作業機の揺動方向が一致するため、操作フィーリングが好適なものとなって望ましい。
【0022】次いで、本発明に係る操作ペダルを図2および図3を参照しながら説明する。図2は、本発明に係る作業機械の操作ペダルの側面図であり、(1)がロック状態を示す図であり、(2)が操作状態を示す図である。また、図3は、本発明に係る作業機械の操作ペダルの平面図である。
【0023】図2および図3において、21が上部旋回体のフロアステップ部分を構成する鋼板であり、該鋼板21の上面にはフロアマット22が覆設されている。この鋼板21には、一対のロックプレート用ブラケット23が立設されており、このロックプレート用ブラケット23には、ロックプレート25の基部が回転軸24回りに前後方向に回動可能に取り付けられている。このロックプレート25の端部には、左右一対のロックプレート突起部26が形成されており、このロックプレート突起部26は、ロックプレート25が後方に回動した操作状態で上方に突出するよう屈曲されている。
【0024】また、ロックプレート用ブラケット23前方の鋼板21の上面には、操作ペダル支持部材30が配設されている。この操作ペダル支持部材30の上方には、ペダル31が揺動軸34回りに左右方向に揺動可能に配設されている。このペダル31の下部には、ペダル支持柱33が設けられており、このペダル支持柱33の延長線上にはペダル支持柱33と一体的に逆方向に揺動する取付アーム35が延設されており、この取付アーム35の揺動によって作業機12の揺動が行われる。
【0025】このペダル31は、上から見て左右方向に横長な変形八角形状をなしているとともに、その左右方向両側部31a、31bが上方に屈曲されて前から見て上に凹な形状をなしている。このため、ペダルを作業者が踏み易いだけでなく、左右方向両側部31a、31bが爪先部分に近い足裏前部に当接することによってペダルを踏み外したり滑ったりすることがない。また、ペダル31の前部中央部にはペダル突起部32が形成されている。一方、ロックプレート25は、ロック状態で上から見て左右方向に横長な長方形状の本体部分27と、この本体部分27の後部に延設された取付用基部28と、上記本体部分27の前部に延設された一対のロックプレート突起部26とからなる。この一対のロックプレート突起部26は、ペダル突起部32をロック状態で挟持係合し、ペダル31の左右方向の揺動をロックする。また、長方形状の本体部分27の面積は、ペダル31の面積より小とされており、ロック状態にてペダル31の両側部31a、31bがロックプレート25からはみ出している。
【0026】作業者が本発明に係る操作ペダルを使用しない場合には、ロックプレート25を図1(1)のように前方に回動させ、ロックプレート突起部26とペダル突起部32と係合させておく。すなわちロック状態としておく。
【0027】この場合、作業者が操作ペダルを足置き(フットレスト)代わりに使っても、ロックプレート25がペダル26の左右方向の揺動をしっかりとロックしているので、作業機が誤まって作動することがない。また、ロックプレート突起部26がロック状態で下方に屈曲することになるので、足置きの邪魔にならない。なお、ロックプレート25の裏面に滑り止めを設ければ一層好ましい。
【0028】一方、作業者が本発明に係る操作ペダルを使用する場合には、ロックプレート25を図1(2)のように後方に回動させ、ロックプレート25をフロアマット22に沿った状態としておく。すなわち操作状態としておく。
【0029】この場合、作業者が操作ペダルを使用する際に、ロックプレート突起部26が作業者の足裏の踵部分に当接することによって、ペダルを踏み外したり滑ったりすることがない。また、ロックプレート25の本体部分27の面積がペダル31の面積より小とされているので、踵部分にぴったりとフィットする。
【0030】なお、上述した実施形態では、ロックプレート突起部26が2つ、ペダル突起部32が1つの例を説明したが、この数が反対であってもよい。また、突起部の設置位置は上述の実施形態の位置に限らず、ペダル31の後方部分でも良いし中央部分でも良い。
【0031】さらに、上述した実施形態では、ロックプレート突起部26をすべり止めとしても使用する例を説明したが、すべり止めをロックプレート25に別体として設けてもよい。
【0032】なお、本発明に係る操作ペダルが適用可能な作業機としては、図1に示す実施形態のような小型の油圧ショベルに限定されるものではなく、他の建設機械にも適用可能である。例えば、大型の油圧ショベル、建設用クレーン、ホイールローダなどにも適用可能である。また、建設機械に限らず、フォークリフトなどの産業用機械にも適用可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る操作ペダルによれば、使用時には、操作フィーリングが良く、作業者の足がすべることがないという点で良好な操作性を有し、非使用時には、簡単確実にロックでき、作業者の足置きとして利用可能であるという極めて優れた効果を得ることができる。




 

 


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