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油圧ショベル - コベルコ建機株式会社
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発明の名称 油圧ショベル
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−271386(P2001−271386A)
公開日 平成13年10月5日(2001.10.5)
出願番号 特願2000−82062(P2000−82062)
出願日 平成12年3月23日(2000.3.23)
代理人 【識別番号】100067828
【弁理士】
【氏名又は名称】小谷 悦司 (外2名)
【テーマコード(参考)】
3D018
【Fターム(参考)】
3D018 CA08 
発明者 藤本 聡 / 村上 良昭
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 下部走行体上に搭載された上部旋回体に運転席が設けられるとともに、この運転席を上から覆う屋根が屋根支柱を介して取付けられ、オペレータを上記運転席に保持するためのシートベルトが、上記屋根支柱に取付けられたことを特徴とする油圧ショベル。
【請求項2】 屋根支柱として運転席の後側に少なくとも左右一対の後部支柱が設けられ、シートベルトが、着用時にこの後部支柱間に架け渡される状態で設けられたことを特徴とする請求項1記載の油圧ショベル。
【請求項3】 シートベルトが、止め金具によって運転席の正面部分で分離・連結される一対のウェビングから成り、この両ウェビングが後部支柱に分けて取付けられたことを特徴とする請求項2記載の油圧ショベル。
【請求項4】 シートベルトを非着用時に屋根支柱に沿って格納するベルト保持具が設けられたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の油圧ショベル。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は運転席が外部に開放して設けられた小形の油圧ショベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ミニショベルと称される小形の油圧ショベルは、クローラ式の下部走行体上に上部旋回体が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体の上面に運転席が設けられるとともに、この運転席の前方に作業アタッチメントが取付けられて成っている。
【0003】また、この種の油圧ショベルは、中、大形のもののように周囲が覆われたキャビン構造でなく、運転席が外部に開放したオープン構造であるため、オペレータを上方からの落下物から保護するために運転席の上方に屋根(キャノピ)が取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように屋根を設けただけでは、運転席の前後左右は開いたままでオープン構造に変わりがなく、オペレータの体を運転席に確保するサポート機能は得られないため、車体の振動や傾きが大きい場合にオペレータの姿勢が不安定となり易いという問題が残される。
【0005】この点の解決策として、乗用車のように運転席にシートベルトを取付けることが望まれるが、小形ショベルの場合、運転席のまわりは多数の操作機器類やコントロールボックスで埋められ、余分なスペースが一切ないため、大形化を覚悟でシートベルト用の新たなスペースを増設するか、既存のスペースにシートベルトを割り込ませるために機器類のレイアウトや大きさ、形状を変える等の相当の無理をしない限りシートベルトを取付けることができないのが実情であった。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、シートベルト用のスペースを増設せずにかつ無理なく容易にシートベルトを取付けることができる油圧ショベルを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、下部走行体上に搭載された上部旋回体に運転席が設けられるとともに、この運転席を上から覆う屋根が屋根支柱を介して取付けられ、オペレータを上記運転席に保持するためのシートベルトが、上記屋根支柱に取付けられたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の構成において、屋根支柱として運転席の後側に少なくとも左右一対の後部支柱が設けられ、シートベルトが、着用時にこの後部支柱間に架け渡される状態で設けられたものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の構成において、シートベルトが、止め金具によって運転席の正面部分で分離・連結される一対のウェビングから成り、この両ウェビングが後部支柱に分けて取付けられたものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、シートベルトを非着用時に屋根支柱に沿って格納するベルト保持具が設けられたものである。
【0011】上記のように本発明においては、屋根支柱が運転席に近接して配置されることに着目し、この屋根支柱をシートベルトの取付部材として兼用するため、大形化を覚悟でこのシートベルトのためのスペースを増やす必要も、また既存のスペースに無理にシートベルトを割り込ませる必要もなく、シートベルトを無理なく容易に取付けることができる。
【0012】とくに、屋根支柱が運転席の後側に少なくとも左右一対設けられた油圧ショベル(請求項2,3)の場合に、この後部支柱を用いてシートベルトをより簡単に取付けることができ、しかもシートベルト本来の、ウェビングを左右から架け渡してオペレータを運転席に保持するサポート機能を的確に得ることができる。
【0013】また、請求項4の構成によると、シートベルトを非着用時にベルト保持具により屋根支柱に沿って格納できるため、このベルト(ウェビング)が弛んでショベル操作や乗り降り、メンテナンス等の邪魔になるおそれがない。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図によって説明する。
【0015】基本実施形態(図1〜図8参照)
図1にこの実施形態にかかる小形油圧ショベルを示している。
【0016】この油圧ショベルは、クローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2の上面に運転席3が設けられるとともに、この運転席3の前方に、ブーム4,アーム5、バケット6及びこれらを駆動するブーム、アーム、バケット各シリンダ7,8,9から成る作業アタッチメント10が取付けられている。
【0017】なお、上部旋回体2における運転席3の左右両側に、上部旋回体2の旋回操作及び作業アタッチメント10の起伏、屈伸、バケット操作等を行う操作レバー30が設けられるとともに、運転席3の前方に、下部走行体1の走行操作を行う走行レバー31が設けられている。
【0018】また、上部旋回体2における運転席3の上方には屋根11が、それぞれ左右一対ずつの前後屋根支柱12a,12b,13a,13bによって取付けられ、後部支柱13a,13bにシートベルトBが取付けられている。
【0019】屋根11及びその取付構造を説明すると、図2,3に示すように、各支柱上端に連結具23…が取付けられている。
【0020】屋根11は、リング状の金属板から成る強度部材としてのプレート24と、このプレート24に上から被せられたプラスチック製のルーフ25によって構成され、このプレート24及びルーフ25が四隅角部で連結具23にボルト26で止め付けられている。
【0021】図2,3中、27はプレート24とルーフ24の間に介装された円筒状のボス、28はブッシュである。
【0022】また、プレート24の上面にC形チャンネル材等から成る補強枠29…が、隣り合う支柱同士を連結する状態で設けられている。なお、図では左右の後部支柱13a,13b間には補強枠29を設けていない場合を示しているが、この部分にも設けてもよいことはいうまでもない。
【0023】このように、屋根11に金属板から成る高強度・高剛性のプレート24を設け、各支柱12a,12b,13a,13bの上端をこのプレート24に連結すると同時にプレート24を介して支柱同士を連結しているため、屋根11及び支柱12a,12b,13a,13bから成る屋根構造体全体を頑丈にできるとともに、シートベルトBが取付けられた後部支柱13a,13bの強度・剛性を高めてシートベルトBのサポート機能を充実させることができる。
【0024】次にシートベルトBの取付構造を図4〜図9によって説明する。
【0025】図4に、図1の油圧ショベルにおける上部旋回体2の運転席3と、この運転席3の後側に設けられた左右の後部屋根支柱13a,13bと、この両後部屋根支柱13a,13bに取付けられたシートベルトBを示している。
【0026】シートベルトBは、左右一対のウェビング(帯紐)14,15と、このウェビング14,15同士を着脱可能に連結するための公知の止め金具16とによって構成される。
【0027】止め金具16は、一方のウェビング14の先端部に取付けられた雌金具(バックル)17と、他方のウェビング15(以下、この両ウェビング14,15を第1、第2ウェビングという)の先端部に取付けられた雄金具18とから成り、雄金具18が雌金具17に差し込まれて自動的に連結され、雌金具17側のボタン操作によって連結解除(分離)される構成となっている。
【0028】第1ウェビング14は左側後部屋根支柱13aに、第2ウェビング15は右側後部屋根支柱13b(以下、これら両支柱13a,13bを単に左側支柱、右側支柱という)に、それぞれ図2に示すように基端部がねじ19,20によって取付けられ、図4中一点鎖線で示すように公知の自動車用シートベルトと同様に、両ウェビング14,15を着座したオペレータOの腰まわりに回して止め金具16で連結することにより、オペレータOを運転席3に保持する。
【0029】なお、図の例では両ウェビング14,15を両側支柱13a,13bの下部に取付けているが、このウェビング14,15(シートベルトS)の取付位置は、最適の着用状態が得られる位置として支柱13a,13bと運転席3の高さ位置関係等に応じて選択することができる。
【0030】また、図例では、両ウェビング14,15をほぼ同じ高さ位置に取付けてオペレータOの腰まわりをサポートする所謂二点式シートベルトの構成をとっているが、両ウェビング14,15の高さ位置を異ならせて(たとえば第1ウェビング14を低位置に、第2ウェビング15を高位置にそれぞれ取付けて)オペレータOの肩から腰にかけてサポートする所謂斜め式シートベルトの構成をとってもよい。
【0031】このように、運転席3に近接して配置された両側支柱13a,13bをシートベルトBの取付部材として兼用するため、このシートベルトBのための専用スペースを増設する必要も、また既存のスペースに無理にシートベルトBを割り込ませる必要もなく、シートベルトBを無理なく容易に取付けることができる。
【0032】しかも、シートベルトB本来の、両ウェビング14,15を左右から架け渡してオペレータOを運転席3に保持するサポート機能を無理なく自然に果たすことができる。
【0033】ところで、両ウェビング14,15は、シートベルトBの非着用時には切り離されるが、この場合、図4実線で示すように切り離し状態のまま放置すると、ウェビング14,15が弛んでショベル操作や乗り降り、メンテナンス等の邪魔になるおそれがある。
【0034】そこで、図4及び図6〜図8に示すように両側支柱13a,13bの上部にベルト保持具21,22が設けられ、ベルト非着用時に両ウェビング14,15の先端部(雌、雄金具17,18)がこのベルト保持具21,22に止め付けられて両ウェビング14,15がそれぞれ支柱13a,13bに沿って格納されるように構成されている。
【0035】左側支柱13aに取付けられた第1ウェビング格納用の第1ベルト保持具21は、図6に示すように、第2ウェビング15の雄金具18に類似する、係止穴21a付きの板状に形成され、第1ウェビング14の雌金具17が、雄金具18に対するのと同様にこの第1ベルト保持具21に差し込まれて着脱自在に止め付けられる。
【0036】右側支柱13bに取付けられた第2ウェビング格納用の第2ベルト保持具22は、図7,8に示すように、一対の対向するバネ片を内向きにカールさせてバネ性を付与した弾性係止部22aを有し、雄金具18がこの弾性係止部22aに押し込まれた状態で弾性係止部22aが雄金具18の係止穴18aに弾性的に係止することによって止め付けられる。
【0037】他の実施形態(1)シートベルトBを格納するためのベルト保持具21,22の構成は上記実施形態(図6〜図8)で挙げたもの以外に種々変更可能である。
【0038】たとえば、第2ベルト保持具22の変形例として、図9(イ)に示すように一対の板バネ片を波形に折り曲げて弾性係止部22bを形成し、この弾性係止部22bを雄金具18の係止穴18aに弾性的に押し込む構成をとってもよい。
【0039】また、同図(ロ)に示すように板材をクランク状に折り曲げて形成した第2ベルト保持具22、あるいは同図(ハ)に示すように首部22cを備えた第2ベルト保持具22に雄金具18を引っ掛ける構成をとってもよい。
【0040】(2)上記実施形態では、二点式シートベルト構成をとったが、上記実施形態の両ウェビング14,15に斜めに架けられるウェビングを加えて三点式シートベルト構成をとってもよい。
【0041】(3)上記実施形態では、シートベルトBを後部屋根支柱13a,13bに取付けたが、可能であればシートベルトBを前部屋根支柱、または前部及び後部両屋根支柱に取付けてもよい。
【0042】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、運転席に近接して配置された屋根支柱をシートベルトの取付部材として兼用する構成としたから、このシートベルトのための専用スペースを増設する必要も、また既存のスペースに無理にシートベルトを割り込ませる必要もなく、シートベルトを無理なく容易に取付けることができる。
【0043】とくに、請求項2,3の発明のように、屋根支柱が運転席の後側に少なくとも左右一対設けられた油圧ショベルの場合に、この後部支柱を用いてシートベルトをより簡単に取付けることができ、しかもシートベルト本来の、ウェビングを左右から架け渡してオペレータを運転席に保持するサポート機能を的確に得ることができる。
【0044】また、請求項4の発明によると、シートベルトを非着用時にベルト保持具により屋根支柱に沿って格納できるため、このベルトが弛んでショベル操作や乗り降り、メンテナンス等の邪魔になるおそれがない。




 

 


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