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発明の名称 油圧ショベル
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−271377(P2001−271377A)
公開日 平成13年10月5日(2001.10.5)
出願番号 特願2000−82063(P2000−82063)
出願日 平成12年3月23日(2000.3.23)
代理人 【識別番号】100067828
【弁理士】
【氏名又は名称】小谷 悦司 (外2名)
【テーマコード(参考)】
2D015
3D004
【Fターム(参考)】
2D015 CA03 
3D004 AA07 AA13 BA04 CA12 DA02
発明者 藤本 聡 / 村上 正明
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 下部走行体上に搭載された上部旋回体のアッパーフレームに、このアッパーフレーム内に設けられた機器類の状態を外部から確認し得る確認窓が設けられたことを特徴とする油圧ショベル。
【請求項2】 アッパーフレームに開口部と、この開口部を覆う着脱自在なカバーが設けられ、このカバーに確認窓が設けられたことを特徴とする請求項1記載の油圧ショベル。
【請求項3】 カバーの端縁部に二股状の係合部が設けられ、この係合部が開口部の開口縁部に係合した状態で、これと反対側の端縁部でカバーがねじ止めされたことを特徴とする請求項2記載の油圧ショベル。
【請求項4】 確認窓として幅の狭い一乃至複数の溝穴が設けられたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の油圧ショベル。
【請求項5】 溝穴が、アッパーフレームの前後方向に長い横長の形状で上下方向に間隔を置いて複数設けられたことを特徴とする請求項4記載の油圧ショベル。
【請求項6】 溝穴が、アッパーフレームの上下方向に長い縦長の形状で前後方向に間隔を置いて複数設けられたことを特徴とする請求項4記載の油圧ショベル。
【請求項7】 上部旋回体に装着される作業アタッチメントの先端に、油圧アクチュエータによって駆動される二種類の作業装置が選択的に取付けられるとともに、上記二種類の作業装置に応じて上記油圧アクチュエータに対する油路を切換えるセレクタバルブがアッパーフレーム内に設けられ、このセレクタバルブを確認対象としてセレクタバルブに臨んで確認窓が設けられたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の油圧ショベル。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上部旋回体のアッパーフレームに内装された機器類(とくにバルブ類)の状態を外部から確認するための構造を改良した小形の油圧ショベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ミニショベルと称される小形の油圧ショベルにおいては、図6に示すようにクローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2のアッパーフレーム3に、作業アタッチメント4が取付けられるとともに、運転席5や各種操作装置6…、エンジン及びその関連機器、それに各アクチュエータの作動を制御するコントロールバルブをはじめとするバルブ類等が搭載されている。
【0003】作業アタッチメント4は、ブーム7及びアーム8によって屈伸及び起伏可能に構成され、ショベル本来の掘削作業を行う標準仕様では先端(アーム先端)にバケット9が取付けられる。
【0004】一方、建物の解体作業等を行う場合は、圧砕機仕様として図7(イ)に示すようにバケット9に代えて圧砕機10が、破砕作業を行うときはブレーカ仕様として図7(ロ)に示すように振動式のブレーカ11がそれぞれ装着され、この圧砕機10及びブレーカ11用としてアタッチメント4に新たに油圧配管が配索される。
【0005】また、圧砕機10は油圧シリンダで、ブレーカ11は油圧モータでそれぞれ駆動され、このアクチュエータの相違とこれに伴う油の流れの違いに応じて上記油圧配管の油路も切換える必要がある。
【0006】そこで、図8(イ)(ロ)に示すようにセレクタバルブ12により、上記圧砕機仕様とブレーカ仕様とに応じて油路を手動で切換えるようになっている。図8中、13はポンプ、14はコントロールバルブ、15は圧砕機用シリンダ、16はブレーカ用油圧モータ、Tはタンクである。
【0007】セレクタバルブ12は、図6,9に示すように運転席5の下方においてアッパーフレーム3内に設置されている。
【0008】アッパーフレーム7の一側面部(サイドデッキカバー)には、このセレクタバルブ12に臨む位置に四角形の開口部17と、この開口部17から土砂等が侵入しないように普段はこれを覆うカバー18が設けられ、必要時にカバー18を取外し、開口部17を通してセレクタバルブ12が切換操作される。
【0009】なお、カバー18は、四隅部で開口縁部にねじ19…によって止め付けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の構造によると、たとえばショベルのレンタル業者が客先の要望に応じて標準仕様から特殊仕様(圧砕機仕様またはブレーカ仕様)に切換える際に、セレクタバルブ12が圧砕機仕様とブレーカ仕様のいずれの位置にあるかを外部から確認する場合に、わざわざねじ19…を操作してカバー18を取り外さなければならず、この確認作業が面倒であった。
【0011】なお、カバー18の脱着作業をできるだけ簡単にするためにカバー18をヒンジで開閉自在に取付けることが考えられるが、開閉頻度がきわめて低いことを考慮すると割高となり、得策ではない。
【0012】一方、このような事情は、セレクタバルブに限らず、コントロールバルブ等、他の機器類についてもあり、この点の解決が望まれていた。
【0013】そこで本発明は、確認時にカバーの脱着作業を不要にし、アッパーフレームに内装された機器類の状態(セレクタバルブでいえば切換位置)を外部から直接確認することができる油圧ショベルを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、下部走行体上に搭載された上部旋回体のアッパーフレームに、このアッパーフレーム内に設けられた機器類の状態を外部から確認し得る確認窓が設けられたものである。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の構成において、アッパーフレームに開口部と、この開口部を覆う着脱自在なカバーが設けられ、このカバーに確認窓が設けられたものである。
【0016】請求項3の発明は、請求項2の構成において、カバーの端縁部に二股状の係合部が設けられ、この係合部が開口部の開口縁部に係合した状態で、これと反対側の端縁部でカバーがねじ止めされたものである。
【0017】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、確認窓として幅の狭い一乃至複数の溝穴が設けられたものである。
【0018】請求項5の発明は、請求項4の構成において、溝穴が、アッパーフレームの前後方向に長い横長の形状で上下方向に間隔を置いて複数設けられたものである。
【0019】請求項6の発明は、請求項4の構成において、溝穴が、アッパーフレームの前後方向に長い横長の形状で上下方向に間隔を置いて複数設けられたものである。
【0020】請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかの構成において、上部旋回体に装着される作業アタッチメントの先端に、油圧アクチュエータによって駆動される二種類の作業装置が選択的に取付けられるとともに、上記二種類の作業装置に応じて上記油圧アクチュエータに対する油路を切換えるセレクタバルブがアッパーフレーム内に設けられ、このセレクタバルブを確認対象としてセレクタバルブに臨んで確認窓が設けられたものである。
【0021】上記構成によると、アッパーフレームに内装された機器類(請求項7ではセレクタバルブ)の状態を、アッパーフレームの確認窓によって外部から直接、すなわちカバー脱着作業を必要としないで簡単に確認することができる。
【0022】ここで、請求項1の構成においては、セレクタバルブのように外部から操作する必要のある機器類の場合には他に操作用の開口部があることを条件として(外部から操作する必要がなくて確認のみが必要な場合は無条件で)、確認窓の部分に開口部及びカバーを設ける必要がなく、アッパーフレームに直接確認窓を設けてもよい。
【0023】請求項4〜6の構成によると、確認窓として幅の狭い一乃至複数の溝穴を設けているため、たとえば大きな丸穴や角穴を設けた場合のように、アッパーフレームの強度が確認窓の部分で大きく低下したり、外部から土砂等が盛んに侵入したりする等の弊害が生じない(請求項2のようにカバー方式をとる場合にはカバーを設けたことの意味がなくなるおそれがない)。
【0024】ところで、セレクタバルブの場合でいうと、同バルブの設置位置は、機種によって変化するため、確認窓として単なる丸穴や角穴を設けると(とくに上記した強度低下等を防止するために小さな穴を設けると)、機種によってはセレクタバルブが確認窓の中心からずれて確認しにくくなる事態が生じる。また、セレクタバルブの位置はほぽ同じでアッパーフレームの高さが機種によって異なる場合にも、結果的にセレクタバルブの位置ずれが生じて同様の事態が生じる。
【0025】この点、請求項4〜6のように確認窓として幅の狭い溝穴を設けることにより、アッパーフレームの高さが異なる場合を含めて確認対象となる機器類の設置位置がずれた場合(請求項5ではとくに前後方向にずれた場合、請求項6ではとくに上下方向にずれた場合)でも確認作業を支障なく行うことができる。
【0026】また、請求項3の構成によると、係合構造とねじの組み合わせによってカバーを取付けるため、全ねじ構造と比較してカバーの脱着が容易となり、しかもヒンジ構造と比較して安価ですむ。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図5によって説明する。
【0028】なお、以下の実施形態において、図6〜図9に示す従来の技術と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
【0029】基本実施形態(図1,2参照)
従来同様、アッパーフレーム3の一側面(サイドデッキカバー)における運転席下方の位置、すなわちアッパーフレーム3内に設けられたセレクタバルブ12に臨む側面部に、セレクタバルブ12を外部から切換操作するための開口部17と、普段はこの開口部17を覆って土砂等の侵入を防止するカバー20とが設けられている。
【0030】カバー20は、図2に示すように下縁部に二股状の係合部21を有し(この係合部21はたとえばカバー本体下縁部に板片を固着することによって形成される)、この係合部21をアッパーフレーム3の開口下縁部3aに係合させた状態で、カバー上縁部をねじ(図例では二本)22で開口上縁部3bに止め付けることによって取付けられている。
【0031】このカバー20には、確認窓として、前後方向に長い横長の複数本(図例では三本)の溝穴23…が上下に間隔を置いて平行に設けられ、この溝穴23…を通して直接外部からセレクタバルブ12の状態(切換状態)を確認し得るように構成されている。
【0032】この場合、上記のように溝穴23…が横長であるため、機種によってセレクタバルブ12の位置が前後方向にずれた場合でも、同バルブ12が溝穴23…からの視界から外れてしまうおそれがない。また、溝穴23が上下に複数本設けられているため、セレクタバルブ12の上下方向の位置ずれにも対応することができ、いずれの場合も確認作業を支障なく行うことができる。
【0033】他の実施形態(1)溝穴23の配置に関して、上記実施形態のように溝穴23…を横長に配置するのに代えて、図3に示すように溝穴23…を上下に長い縦長の状態で前後方向に間隔を置いて設けてもよい。
【0034】この溝穴配置とすれば、セレクタバルブ12のとくに上下方向の位置ずれに対応することができる。
【0035】また、溝穴23が前後に複数設けられているため、セレクタバルブ12の前後方向の位置ずれも対応することができ、いずれの場合も確認作業を支障なく行うことができる。
【0036】一方、図4に示すように横長と縦長の二種類の溝穴23を組み合わせて設けてもよい。
【0037】さらに、図5に示すように溝穴23…を斜めに設けてもよく、横長または縦長のものと斜めのものとを組み合わせて設けてもよい。
【0038】(2)本発明において確認窓は、カバー20の強度を大きく低下させずにセレクタバルブ12を外部から見易いという意味で上記実施形態のように溝穴とするのが望ましいが、確認窓として一乃至複数の丸穴または角穴を設けてもよい。
【0039】(3)上記実施形態では、最も一般的な構成として開口部17とこれを覆うカバー20を備え、このカバー20に確認窓を設ける構成をとったが、他の部分にセレクタバルブ12の切換操作を行い得る開口部(たとえば他の機器類と共用される点検窓)がある場合には、開口部17及びカバー20を設けずに、アッパーフレーム3に直接確認窓を設けてもよい。
【0040】(4)本発明は、セレクタバルブ12に限らず、アッパーフレーム3内に設けられて外部から状態を確認する必要のある他のバルブ(たとえば種々のショベル作動を制御するコントロールバルブ)についても、またバルブ以外の機器類についても適用することができる。
【0041】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、アッパーフレームに内装されたセレクタバルブ等の機器類の状態を、アッパーフレームの確認窓によって外部から直接、すなわちカバー脱着作業を必要としないで簡単に確認することができる。
【0042】この場合、請求項4〜6の発明によると、確認窓として幅の狭い溝穴を設けているため、たとえば大きな丸穴や角穴を設けた場合のように、アッパーフレームの強度が確認窓の部分で大きく低下したり、外部から土砂等が盛んに侵入したりする等の弊害が生じないとともに、確認対象となる機器類の設置位置が機種によってずれた場合でも確認作業を支障なく行うことができる。
【0043】また、請求項3の発明によると、係合構造とねじの組み合わせによってカバーを取付けるため、全ねじ構造と比較してカバーの脱着が容易となり、しかもヒンジ構造と比較して安価ですむ。




 

 


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