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発明の名称 パネル体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−152593(P2001−152593A)
公開日 平成13年6月5日(2001.6.5)
出願番号 特願平11−338931
出願日 平成11年11月30日(1999.11.30)
代理人 【識別番号】100107560
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 惣一郎
【テーマコード(参考)】
2E108
5F051
【Fターム(参考)】
2E108 KK04 LL01 MM00 NN07 
5F051 BA03 EA01 JA02 JA09
発明者 新井 芳夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】パネルと、ブラケットとを備え、パネルはブラケットの取り付け孔を備え、ブラケットは、躯体固定部と、パネル取り付け部とを備え、パネル取り付け部は、パネルの表面側に当接するパネル表面押え部と、パネルの裏面側に当接するパネル裏面押え部と、ボルト部と、パネル裏面押え部に固定したナット部とを備え、パネル表面押え部とパネル表面との間及びパネル裏面押え部とパネル裏面との間に軟質部材を設けており、ナット部は、パネルの取り付け孔内に位置し、取り付け孔の周面に対面する軟質部材を備え、パネル取り付け孔の周面との間に所定の隙間を設けて配置されており、ボルト部とナット部との螺合によりパネル裏面押え部とパネル表面押え部とでパネルを挟持していることを特徴とするパネル体。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連設したパネルを躯体に固定したパネル体に関する。
【0002】
【従来の技術】隣合うパネルをブラケットで躯体に固定する技術として、従来から点支持工法(D.P.G)が知られている。この種の技術として、例えば、特開平10−266441号公報には、躯体に固定したブラケットのパネル取り付け部をパネルの孔部に嵌合させて支持する構成が開示されている。一方、特開平8−144408号公報には、パネルに孔を設けずに、隣合う4枚のパネルの角部を突き併せて、パネル表面押え部とパネル裏面押え部とで4枚のパネルを同時に挟持する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の技術では、パネルに形成する取り付け孔にパネル取り付け部を嵌合させるため、パネルに形成する孔に精度が要求されるため、パネルを加工し難いという問題がある。また、後者の技術では、4枚のパネルをパネル表面押え部とパネル裏面押え部とで同時に挟持するため、例えば1枚のパネルを取りかえる場合にも4枚のパネルを外す必要があり、施工し難いという問題がある。更に、パネル端面をブラケットに当接させて裏面パネル押え部と表面パネル押え部とで挟持するため、施工時における隣合うパネルの位置ずれの調整や、施工後における各パネルの変位の吸収が困難になるという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、パネルの加工及び施工が容易であり、且つ施工時におけるパネルの位置ずれや施工後におけるパネルの変位を吸収することができるパネル体の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、パネルと、ブラケットとを備え、パネルはブラケットの取り付け孔を備え、ブラケットは、躯体固定部と、パネル取り付け部とを備え、パネル取り付け部は、パネルの表面側に当接するパネル表面押え部と、パネルの裏面側に当接するパネル裏面押え部と、ボルト部と、パネル裏面押え部に固定したナット部とを備え、パネル表面押え部とパネル表面との間及びパネル裏面押え部とパネル裏面との間に軟質部材を設けており、ナット部は、パネルの取り付け孔内に位置し、取り付け孔の周面に対面する軟質部材を備え、パネル取り付け孔の周面との間に所定の隙間を設けて配置されており、ボルト部とナット部との螺合によりパネル裏面押え部とパネル表面押え部とでパネルを挟持していることを特徴とする。
【0006】この請求項1に記載の発明によれば、ブラケットの躯体固定部を躯体に固定し、パネル取り付け部でパネル表面押え部をパネル表面に当て、パネル裏面押え部をパネル裏面に当て、パネル取り付け孔にあるナット部にボルト部を螺合させて、パネル表面押え部とパネル裏面押え部とでパネルを挟持する。ナット部がパネルの取り付け孔の周面に対面する軟質部材を備え、且つ取り付け孔の周面と所定の隙間を設けているので、施工時におけるパネルの面内方向の位置ずれや施工後におけるパネルの面内方向の変位があった場合には、隙間がパネルの位置ずれや変位を吸収する。また、ナット部はパネルの取り付け孔の周面との間に所定の隙間を有して配置されることから、パネル取り付け孔に精度が要求されないため、パネルの加工が容易である。1枚のパネルは一つのパネル取り付け部に取り付けられるため、一枚ごとに取り付けや交換ができ、例えば、一枚のパネルを交換する場合にも他のパネルを外す必要がないので、施工が容易である。パネル表面押え部とパネルとの間及びパネル裏面押え部とパネルとの間には、軟質部材を介在させているので、施工時や施工後にパネルの厚み方向にパネル間の相対的なずれや変位があっても軟質部材がパネルの変位を吸収できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態にかかるパネル体の平面図であり、図2は図1に示すパネル体のA−A断面図である。本実施の形態にかかるパネル体1は、庇の屋根を構成するものであり、パネル体1は、複数のパネル3と、各パネル3を躯体5に固定するブラケット7とから構成されている。パネル3は互いに端面を突き合わせて配置し、隣合うパネル端面の間には、軟質のガスケット10が介在されている。各パネル3は、ガラス間に太陽電池9が挟持されている。パネル3には、縁部の所定位置にブラケット7の取り付け孔11が形成されている。ブラケット7は、本体13と、躯体固定部15、パネル取り付け部17とを備えており、本実施の形態では、パネル取り付け部17は、躯体固定部15の四方に設けられており、4枚のパネルを付き合わせた位置で、これらの4枚のパネルを取り付けて躯体5に固定している。躯体5は、庇の垂木(下地パイプ)である。尚、図2において、符号21は野縁である。躯体5には、台座22が固定されており、躯体固定部15は、台座22にボルト24により固着されている。ブラケット7のパネル取り付け部17は、パネル表面押え部25と、パネル裏面押え部27と、ボルト部29とナット部31とから構成されており、パネル取り付け部17と本体13とは位置調節部33によりパネル取り付け部17と本体13との位置が調整可能になっている。パネル表面押え部25は、パネル3に形成された取り付け孔11の周囲部において、パネル表面3aに当接しており、パネル表面3aとの当接面には、E.Pゴム(エチレンプロピレンゴム)等の軟質部材35が貼付されている。パネル裏面押え部27は、パネル表面押え部25とともにパネル3を挟むようにしてパネル裏面3bに当接しており、パネル表面押え部25と同様に、パネル裏面3bとの当接面には、E.Pゴム(エチレンプロピレンゴム)等の軟質部材36が貼付されている。従って、パネル表面押え部25とパネル裏面押え部27とでパネル3を挟持するが、それぞれパネル3との間に軟質部材35、36を介在させているので、施工時におけるパネル3の厚み方向における位置ずれや、施工後における厚み方向の変位を吸収することができる。パネル裏面押え部27には、パネル3の表面側にナット部31が固定されており、ナット部31はパネル3の取り付け孔11内に配置されている。ここで、ナット部31と取り付け孔11の周面との間には、所定の隙間32があり、ナット部31が取り付け孔11内で多少移動でき、パネル面内方向における位置ずれを許容できるようになっている。また、ナット部31には、周面にE.Pゴム等の軟質部材38が貼付されており、パネル3の取り付け孔11の周面に弾性を持って当接可能であり、ナット部31が取り付け孔11の周面に当接したときにパネル3の破損を防止して、パネル面内方向の位置ずれや変位を吸収している。ボルト部29は、パネル表面押え部25側から挿通されて、ナット部31に螺合して、パネル3に対してパネル表面押え部25とパネル裏面押え部27とを圧接させている。位置調節部33は、パネル裏面押え部25の裏面に溶接により固定されたボルト34と、ブラケット本体13にボルト34を挿通して、袋ナット40と位置決めナット39とにより本体13を挟んで固定しており、袋ナット40の螺合量を調整してボルト34に対する本体13の固定位置の調整ができるようになっている。尚、符号37は、ロックナットである。ガスケット10は、パネル端面3、3間の目地4に配置されており、このガスケット10内には、中空41が形成されている。ガスケットの中空41には、電気配線45が収納されており、パネル3の太陽電池9に導通されている。また、パネル端面3、3間の目地4において、パネルの表面側にはパネル3の厚みの略半分までシーリング材43が充填されており、残り半分の裏面側にガスケット10が配設されている。
【0008】次に、本実施の形態にかかるパネル体1の施工方法について説明する。ブラケット7の躯体固定部15を躯体5にボルト24を締め付けて固定する。次に、パネル端面を突き合わせてパネル3を並べ、各パネル3の取り付け孔11の周囲において、パネル表面側にパネル表面押え部25を配置し、パネル裏面側にパネル裏面押え部27を配置し、パネル裏面押え部27に固定されているナット部31がパネル3の取り付け孔11内に位置させる。また、パネル裏面押え部27に固定されているボルト34を本体13に挿通させておく。この状態で、ボルト部29をパネル3の表面側から挿通し、ナット部31に螺合させて締め付けて、パネル3を表面押え部25と裏面押え部27とで挟持する。この施工方法においては、ナット部31が取り付け孔11内に隙間32を設けて配置されているので、パネル取り付け孔11内でナット部31をずらすことによって、パネル3の位置ずれがあっても容易に取り付けできる。また、ナット部31をずらしたときにナット部31の周面には軟質部材38が設けられているので、金属部分が直接パネル端面に当接することがなく、パネル3の損傷を防止する。更に、施工後にパネル3が変位しても取り付け孔11内にナット部31の遊び用の隙間32があるので、ナット部31とパネル3とが圧接してパネル3に無理な力がかかり難くく、パネル3の損傷を防止できる。更に、ナット部31がパネル3に当接した場合でもナット部31の周面に設けた軟質部材38がパネル3に弾性を持って当接するので、パネル3の損傷を防止できる。次に、調節部33において、ボルト34に袋ナット40と位置決めナット39とを閉め付けて固定するが、位置決めナット39の螺合量を調整して、ブラケット本体13に対するパネル取り付け部17の前後位置を調整する。これにより、パネル3の厚み方向におけるパネル3どうしのずれを容易に調節できる。また、施工後のメンテナンス等において、一枚のパネル3を交換する場合には、ブラケット7に一緒に固定されている他のパネル3を外すことなく、パネル取り付け部17から雄ねじ部29を緩めて、1枚のパネル3のみを外すことができ、施工やメンテナンスが容易である。尚、本実施の形態では、ブラケット7は、パネル3の角部の突き合わせた部分で4枚のパネル3を躯体5に固定するように、4つのパネル取り付け部17を備えるものの他、符号7bに示すように2つのパネル取り付け部17を備えて、2つのパネル3を躯体5に固定したり、または、一つのパネル取り付け部17を備えて一枚のパネル3を躯体5に固定するものであってもよい。
【0009】本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、パネル3は太陽電池9を挟んだガラスに限らず、太陽電池を設けていないガラスや、窯業製板や金属板であってもよい。また、パネル体1は、庇の屋根に限らず、家屋の屋根や、カーテンウォール等の壁であっても良い。ブラケット7には、パネル取り付け部17をいくつ備えていてもよく、取り付け部の数は限らない。更に、パネル表面押え部25とパネル3との間、及びパネル裏面押え部27とパネル3との間に介在される軟質部材35、36は、各パネル押え部25、27に接着されていることに限らず、パネル3と各パネル押え部25、27との間に介在されていればよく、例えばパネル3に接着されていてもよい。ボルト部29は、市販の頭のついたものに限らず、頭のないものであてもよい。また、ナット部31は、市販の六角のものに限らず、ボルトの雄ネジに螺合する雌ねじが形成されていればよい。
【0010】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ナット部がパネルの取り付け孔の周面に対面する軟質部材を備え、且つ取り付け孔の周面と所定の隙間を設けているので、施工時におけるパネルの面内方向の位置ずれや施工後におけるパネルの面内方向の変位があった場合には、隙間がパネルの位置ずれや変位を吸収する。1枚のパネルは一つのパネル取り付け部に取り付けられるため、一枚ごとに取り付けや交換ができ、施工が容易である。また、ナット部とパネルの取り付け孔の周面との間に所定の隙間を有しているので、パネル取り付け孔に精度が要求されないため、パネルの加工が容易である。 パネル表面押え部とパネルとの間及びパネル裏面押え部とパネルとの間には、軟質部材を介在させているので、施工時や施工後にパネルの厚み方向にパネル間の相対的なずれや変位があっても軟質部材がパネルの変位を吸収できる。




 

 


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