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発明の名称 ルーバー
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−132187(P2001−132187A)
公開日 平成13年5月15日(2001.5.15)
出願番号 特願平11−317102
出願日 平成11年11月8日(1999.11.8)
代理人
発明者 谷 井 俊 吾 / 松 村 健一郎
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 長板状をなしかつ裏面から同一側に互いに間隔をおいて設けた長手方向に沿う一方の取付け部および他方の取付け部を具備したルーバーパネルと、ルーバーパネルの一方の取付け部を上側で係止すると共に他方の取付け部を下側で係止してルーバーパネルを躯体柱に左右方向に取り付けるブラケットと、受光面の裏側に基板収納ボックスを具備した太陽電池パネルを備え、ルーバーパネルには一方の取付け部および他方の取付け部の間で開口する貫通孔を設け、太陽電池パネルの基板収納ボックスをルーバーパネルの貫通孔から両取付け部間に突出させて太陽電池パネルをルーバーパネルの表面に装着したことを特徴とするルーバー。
【請求項2】 ルーバーパネルの一方の取付け部を他方の取付け部よりも短くした請求項1に記載のルーバー。
【請求項3】 ルーバーパネルに、太陽電池パネルの上端部と隙間をもって係合する下向きの支持溝および太陽電池パネルを載置する突部をそれぞれ長手方向に沿って設けた請求項1または2に記載のルーバー。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、建物屋上のクーリングタワーやエレベータ棟屋を覆うのに用いられるルーバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記したルーバーとしては、例えば、長板状をなす複数枚のルーバーパネルと、これらのルーバーパネルを躯体柱に適宜角度でかつ適宜間隔をおいてそれぞれ左右方向に取り付けるブラケットを備えたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、太陽電池パネルを屋根や壁に張り付けた住宅が増加傾向にあるが、ビルディングにおいても、年間積算電力量をできるだけ多くするために、日当たりの良い屋上のクーリングタワーやエレベータ棟屋を覆うルーバーに太陽電池パネルを取り付ける試みがなされており、枚数が多くしかも寸法に制約があるルーバーパネルに太陽電池をいかにしてコンパクトに取り付けるかがこれからの課題となっている。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、ルーバーパネルに太陽電池をコンパクトに取り付けることによって、目隠し機能および通風機能を維持しながら体裁を悪化させることなく多くの電力をも得ることができるルーバーを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わるルーバーは、長板状をなしかつ裏面から同一側に互いに間隔をおいて設けた長手方向に沿う一方の取付け部および他方の取付け部を具備したルーバーパネルと、ルーバーパネルの一方の取付け部を上側で係止すると共に他方の取付け部を下側で係止してルーバーパネルを鉛直あるいは斜めの躯体柱に左右方向に取り付けるブラケットと、受光面の裏側に基板収納ボックスを具備した太陽電池パネルを備え、ルーバーパネルには一方の取付け部および他方の取付け部の間で開口する貫通孔を設け、太陽電池パネルの基板収納ボックスをルーバーパネルの貫通孔から両取付け部間に突出させて太陽電池パネルをルーバーパネルの表面に装着した構成としたことを特徴としており、このルーバーの構成を前述した従来の課題を解決するための手段としている。
【0006】本発明の請求項2に係わるルーバーは、ルーバーパネルの一方の取付け部を他方の取付け部よりも短くした構成としている。
【0007】本発明の請求項3に係わるルーバーは、ルーバーパネルに、太陽電池パネルの上端部と隙間をもって係合する下向きの支持溝および太陽電池パネルを載置する突部をそれぞれ長手方向に沿って設けた構成としている。
【0008】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わるルーバーにおいて、太陽電池パネルはその受光面の裏側に位置する基板収納ボックスをルーバーパネルの貫通孔から一方の取付け部および他方の取付け部の間に突出させた状態でルーバーパネルの表面に装着されるので、2個の取付け部に基板収納ボックスとの干渉を避けるための切欠加工などの切削加工を行う必要がない分だけ加工工数の低減が図られると共に、ルーバーパネルに長手方向に並べて配置した太陽電池パネルの基板収納ボックス同士の電気的な接続が簡単になされることとなり、すなわち、ルーバーパネルに対して太陽電池パネルはコンパクトに取り付けられることとなり、したがって、ルーバーパネルを躯体柱に適宜角度でかつ適宜間隔をおいて左右方向に取り付ければ、目隠し機能および通風機能を維持しつつ、そして、体裁を害することなく多くの電力が得られることとなる。
【0009】本発明の請求項2に係わるルーバーでは、ブラケットを介して躯体柱にルーバーパネルを取り付ければ、一方の取付け部と他方の取付け部との長さの違いによって、ルーバーパネルは斜め上向きに取り付けられることとなり、角度調整が不要となる分だけ作業性が向上することとなる。
【0010】本発明の請求項3に係わるルーバーにおいて、ルーバーパネルの支持溝に太陽電池パネルの上端部を嵌めつつ突部に下端部を載せれば、太陽電池パネルを上下のけんどんの要領により装着し得ることとなり、したがって、太陽電池パネルの装着作業性が向上することとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0012】図1および図2は本発明に係わるルーバーの一実施例を示しており、この実施例では、本発明に係わるルーバーが建物屋上のクーリングタワーを覆うルーバーである場合を示す。
【0013】図1に示すように、このルーバー1は、躯体柱Pに溶接により固定した左右方向のアングル材2と、このアングル材2にボルト3およびナット4を介して連結したチャンネル材5と、このチャンネル材5にボルト3およびナット4を介して連結したL字金具6と、このL字金具6に溶接により固定した縦通材7と、長板状をなしかつ裏面(図示右面)から同一側に互いに間隔をおいて立ち上がる長手方向に沿う2本の取付け脚部(取付け部)8a,8bを具備したアルミニウム形材からなる複数枚のルーバーパネル8と、上下方向に適宜間隔をおいて配置した複数枚のルーバーパネル8を縦通材7にボルト9を介してそれぞれ左右方向に取り付けるブラケット10と、受光面11aの裏側に基板収納ボックス11bを具備した複数枚の太陽電池パネル11を備えている。
【0014】ブラケット10は、ルーバーパネル8の2本の取付け脚部8a,8bのうちの一方の取付け脚部8aを上側で係止する係止爪10aを有していると共に、他方の取付け脚部8bを下側で係止する係止爪10bを有しており、このブラケット10により上側で係止される一方の取付け脚部8aを下側で係止される他方の取付け脚部8bよりも短くすることにより、ルーバーパネル8を所定の角度傾斜させた状態で縦通材7に取り付けることができるようにしてある。
【0015】ルーバーパネル8には、複数枚の太陽電池パネル11が長手方向に並べて配置してあって、太陽電池パネル11の各装着部位には、2本の取付け脚部8a,8bの間で開口する貫通孔8cが設けてあり、太陽電池パネル11は、各々の基板収納ボックス11bをルーバーパネル8の貫通孔8cから2本の取付け脚部8a,8b間に突出させた状態でかつ隣接する基板収納ボックス11b同士を電気的に接続させた状態でルーバーパネル8の表面にそれぞれ装着してある。
【0016】この場合、躯体柱Pに左右方向に取り付けたルーバーパネル8の上縁部には、太陽電池パネル11の上端部と隙間をもって係合する下向きの支持溝8dが長手方向に沿って設けてあり、一方、ルーバーパネル8の下縁部には、太陽電池パネル11の下端部を載置する突部8eが長手方向に沿って設けてある。つまり、ルーバーパネル8に対して裏側に基板収納ボックス11bを具備した太陽電池パネル11を上下のけんどんの要領により装着可能としてあり、図2にも示すように、ルーバーパネル8の支持溝8dに上端部を隙間をもってはめ込んだ太陽電池パネル11の下端部を突部8eに載置した状態において、支持溝8dと太陽電池パネル11の上端部との間に硬質ゴム12を支持溝8dの端部から挿入することによって、太陽電池パネル11を固定するようにしている。
【0017】また、ルーバーパネル8の上下の縁部にはそれぞれ丸み8fが付けてあり、これによって、風による音鳴りの発生を少なく抑えると共に意匠性の向上を図るようにしている。
【0018】なお、図1の符号13は上下方向に並ぶ太陽電池パネル11を電気的に接続するケーブル、符号14はルーバーパネル8の小口キャップ、符号15は隣接する太陽電池パネル11,11間に設けた端部押えである。
【0019】上記したルーバー1において、太陽電池パネル11は受光面11aの裏側に位置する各々の基板収納ボックス11bをルーバーパネル8の各貫通孔8cから2本の取付け脚部8a,8b間にそれぞれ突出させた状態でルーバーパネル8の表面に装着されることから、2本の取付け脚部8a,8bに基板収納ボックス11bとの干渉を避けるための切欠加工などの切削加工を行う必要がない分だけ加工工数の低減が図られると共に隣接する太陽電池パネル11の基板収納ボックス11b同士の電気的な接続が簡単になされることとなり、すなわち、ルーバーパネル8に対して太陽電池パネル11がコンパクトに取り付けられることとなり、上記したようにしてルーバーパネル8を躯体柱Pに適宜間隔をおいて左右方向に取り付ければ、目隠し機能および通風機能を維持したうえで、体裁を害することなく多くの電力が得られることとなる。
【0020】また、このルーバー1では、ルーバーパネル8の一方の取付け脚部8aを他方の取付け脚部8bよりも短くしているので、ブラケット10を介して躯体柱Pにルーバーパネル8を取り付けるだけで、ルーバーパネル8は斜め上向きに所定の角度で取り付けられることとなり、角度調整が不要となる分だけ作業性が向上することとなる。
【0021】さらに、このルーバー1において、ルーバーパネル8の上縁部に太陽電池パネル11の上端部と隙間をもって係合する下向きの支持溝8dを長手方向に沿って設けていると共に、下縁部に太陽電池パネル11の下端部を載置する突部8eを長手方向に沿って設けているので、太陽電池パネル11を上下のけんどんの要領により装着し得ることとなり、太陽電池パネル11のルーバーパネル8に対する装着作業性が向上することとなる。
【0022】さらにまた、このルーバー1では、硬質ゴム12によって太陽電池パネル11固定するようにしているので、ルーバーパネル8からの太陽電池パネル11の脱落を阻止し得ると共にがたつきの発生をも回避し得ることとなり、この際、太陽電池パネル11の固定に養生時間が必要な接着剤やシーリング剤を使用しなくても済むので、施工時間の短縮化も図られることとなる。
【0023】加えて、このルーバー1では、ルーバーパネル8の上下の縁部にそれぞれ丸み8fを付けていることから、例え風が強い場合であったとしても、風による音鳴りの発生が少なく抑えられることとなるうえ、意匠性も向上することとなる。
【0024】図3および図4は本発明に係わるルーバーの他の実施例を示しており、図3および図4に示すように、この実施例に係わるルーバー21が先の実施例のルーバー1と異なるところは、ルーバーパネル8に太陽電池パネル11を上下のけんどんにより装着した状態において、上記した支持溝8dおよび意匠性向上のためにルーバーパネル8の下縁部に設けた上向き溝8gと、太陽電池パネル11の上下端部との間にシリコン22を充填した点にあり、他の構成は先の実施例のルーバー1と同じである。
【0025】このルーバー21においても、ルーバーパネル8に太陽電池パネル11がコンパクトに取り付けられるため、目隠し機能および通風機能を維持しながら、体裁を害することなく多くの電力が得られることとなるうえ、組立て作業性の向上,太陽電池パネル11の装着作業性の向上が図られると共に、施工時間の短縮化も図られることとなる。
【0026】そして、このルーバー21では、太陽電池パネル11を装着した状態において、ルーバーパネル8の支持溝8dおよび上向き溝8gと、太陽電池パネル11の上下端部との間にシリコン22を充填しているので、太陽電池パネル11のがたつきが回避されると共に太陽電池パネル11がより一層強固に固定されるうえ、支持溝8dおよび上向き溝8gと、太陽電池パネル11との間に風がほとんど入り込まなくなり、その結果、音鳴りの発生が格段に少なく抑えられることとなる。
【0027】上記した実施例では、本発明に係わるルーバーが建物屋上のクーリングタワーを覆うルーバーである場合を示したが、これに限定されるものではなく、例えば本発明に係わるルーバーをフェンスとして採用することも当然可能である。
【0028】また、上記した実施例では、一方の取付け部および他方の取付け部がいずれも取付け脚部8a,8bである場合を示したが、他の構成として、例えば、取付け部を断面矩形形状をなすものとすることも可能である。
【0029】また、上記したルーバー1,21において、上向き溝8gが太陽電池パネル11の下端部を載置する突部として機能するようにしてもよい。
【0030】さらに、本発明に係わるルーバーの詳細な構成は上記した実施例に限定されるものではなく、他の構成として、例えば、ルーバーパネル8に太陽電池パネル11を装着した状態において、支持溝8dおよび上向き溝8gと太陽電池パネル11の上下端部との間にゴムビードを介在させる構成としてもよく、この場合には、アルミニウム形材からなるルーバーパネルの形状の簡略化がなされることから、コストの低減が図られることとなる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の請求項1に係わるルーバーでは、上記した構成としたから、太陽電池パネルをルーバーパネルにコンパクトに取り付けることができ、したがって、ルーバーパネルを躯体柱に適宜角度でかつ適宜間隔をおいて左右方向に取り付ければ、目隠し機能および通風機能を維持したうえで、体裁を害することなく多くの電力を得ることが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
【0032】本発明の請求項2に係わるルーバーでは、上記した構成としているので、ブラケットを介して躯体柱にルーバーパネルを取り付けるだけで、ルーバーパネルを斜め上向きに取り付けることが可能であり、その結果、角度調整が不要となる分だけ作業性の向上を実現することができるという非常に優れた効果がもたらされる。
【0033】本発明の請求項3に係わるルーバーでは、上記した構成としたため、ルーバーパネルに対する太陽電池パネルの装着作業性の向上をも実現することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。




 

 


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